タナカエサルさんの日記 「SW2.5 平和回」

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タナカエサル
タナカエサル日記
2020/06/13 10:39[web全体で公開]
😊 SW2.5 平和回
戦闘こそキッチリ入っていたものの、昨日経験したピクニック回は実に平和だった。
冒険者が殺意の波動に目覚めたりゴブリンを締めたりもしたが平和といったら平和なのだ。

冒険者稼業でシリアス過ぎる状況に巻き込まれてしまった冒険者は、
気分転換にピクニックに行く事にしたとの事。
我が女性PCは仲間用の普通の弁当と、ミサイル級片思いの相手に送る胃袋破壊弁当を携えて向かう事にした。
皆さんの動機は休憩だが、私のPCの目的は(逃げた)恋人の捜索でもあったからだ。

キャンプ地を暗殺に適した木の上・・・ではなく、
休むのに適した川辺に設置した一同はGMに展開をブン投げられる事になった。
こういう時、案外にPLは困惑するものである。
PLは状況判断は慣れているが、状況を作り慣れていない人が多い。
ここはCOCでKPし慣れている吾輩がなんかした方が良いだろうと勝手に判断した吾輩は
昼飯RPよりも食材調達イベントを発生させる事を提案した。
結論から言えば、この判断は良くも悪くもあった。
恐らくはRPだけで展開を軽く進める程度の物をガッツリイベントさせてしまったため
割と時間を食ってしまったのである。

色々な経緯があり、各々は食材を調達勝負をする事にした。
貢献度で競い合い、勝者を決めるといったイベントだ。勝者の決定方法は知らん。
リカントの弓の名手は、弓で見事な雉を狩ってみせ、
ルーンフォークのグラップラーは薬味や調味料を調達
ナイトメアのプリーストは種類豊かな野菜を見つけ出してみせた。
食材の被りを避け、美味しそうな食材を調達して見せた素晴らしいチームワークであった。
吾輩のPCはというと、イノシシと相撲を取っていたが。
香り豊かな肉野菜スープとイノシシの丸焼きを作った我々は、それぞれの健闘を称えあった。
提案した本人が勝負を仕掛けた事を忘れているが、まぁそんな事は良いのだ。
仲良くなれるのが一番なのだ。 ウンウン

程よく会話をしていた頃、一匹の動物が無警戒に歩いて来た。
どうやら腹を空かせているらしいが、この時無害そうな動物に吾輩は困惑していた。
このSWという世界において、動物は敵という側面を持つ。
実際遭遇した動物も、敵としてのデータが存在する敵側の存在ではあった。
例えこの場の情けで飯を与えても、いずれ敵側に立つ確率が高い。
現実で野生動物に遭遇した場合を含めて考えて、吾輩は渡すと発言する事ができなかった。

優柔不断な吾輩は周囲の判断を待つ事にしたが、
割と皆様はすぐにこの動物に飯を分けてやると判断なさっていた。
人か動物の差はあれど、困っているモノを助ける精神が当然のようにあったのである。
ちょっぴり自分の狭量にショボンとしながら、皆様の素直な優しさにほっこりした吾輩であった。

時は若干過ぎ、この動物の後をつけてみる事にした我々だが、
このすぐ後に、ショッキングな場面に遭遇する事になる。
鬼の姿をしたゴブリンと、その強化形態のゴブリンがその動物を食べていたのだ。
ほっこりしていた空気から一転、その命が奪われたという・・・

この瞬間、冒険者は殺意の波動に目覚めた。

サツイノハドーに目覚めた冒険者は、やべー勢いで攻撃していた。
真っ当な感情を持っていた皆様は、ゴブリン(仮)を滅殺なさる気でマンマンであられた。
プリーストが全力でブン殴って来るレベルである。なお吾輩だけ攻撃は一度も命中しなかった。カナチイ
流れでその動物の親と一触即発の場面になったが、実は生きていた動物が止めてくれた。
安心した仲間さん達と、複雑な思いを抱える吾輩を置いて、その動物らはその場を去ったのだった。

その後、美味しいおやつを食べたり、何気にヤバいダンゴムシと死闘を繰り広げたりしたが、
吾輩にとって印象深かったのはその後に現れたゴブリン(匪賊)であった。
人の姿をしていても、精神が穢れていればゴブリンなのである。多分。

なんとそのゴブリン、吾輩のPCが愛してボコボコにしたいとやまないお方と会った事があるのだと言う。
無論速攻で問いただし、持っていたマイハニーのブローチは強奪して装備した。
どうやらそのゴブリン(人間の匪賊)曰く、1年前にこのブローチをマイハニーからスリで奪ったのだとか。
ナニソレ絶許
吾輩のPCは頭蓋骨にアイアンクローをした後、ちょっとした交渉とお願いをして全てを吐かせた。
ゴブリンだから敵用の言語しか話せない筈なのだが、細かい事は気にしなくて良いのだ。
その結果、一度行った事のある館にその手がかりがあるかもしれないとか・・・
その館とは、我がPCがマイホームにしようと思っていたボロ過ぎて一度諦めていた(事故どころではない)物件である。
やはりあそこはマイハニーとのスイートマイホームだったのかもしれない。
念押ししてゴブリンにお願いをしてマイハニーの元に案内をさせようとしたが、どうやら知らない様子で
ガチでビビっておられたし、多分嘘では無い様子だった。
嘘だったら約束通りにするだけだが、その通りなら我が愛すべき(哀れな犠牲者たる)マイハニーの大きな手掛かりだ。
マイハニーからスリを働いたゴブリンをタダで生かしておくつもりは無かったが、
皆様は生かして国に届けようと情け深い提案をなさっておられた。
やはり皆様は情け深いお方である。 吾輩はその提案にのり、ゴブリン(犠牲者)は無事に国に捕まる事になった。

色々あったが、やはりマイハニーの情報を得られたのは大きい。
見つけ出してボコボコにして告白し、結婚するのが我がPCが冒険者になった理由なのだから
何が何でも見つけ出し、その手がかりとマイハニーは一切逃さないつもりで臨まねばなるまい。

今回のセッションを経て吾輩は、友との親交を深める大事さと、皆様の優しさ。
そして、情報を持っているゴブリンは絶対に逃さんという真理への理解を深めたのだった。
待っていろマイハニー、すぐにシバきに行くからな!
・・・あれ、平和回だったっけコレ
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