【スタリィドール】新作TRPGスタリィドール「狩りの国」の内容

　新作TRPG！　遊んでみましょうよ！
　みんなでるるぶ片手にあーだこーだ言いながらの卓です。遊び方は、遊びながら覚えるぜ！でいきましょう。こんなゆるい雰囲気、今のうちしか許されませんよ！
　さあ、今こそ、宝石の瞳に映る、幻想の世界へ！

【ゲームの概要】
　人形たちは夢を見ている。主人と共に日々を歩み、いつしか本物の人間となれる瞬間を。
　しかし、陰ではそんな彼らを「悪い子」にするべく、悪魔の手先が動いていた。
　はたして人形たちは、大切なお友達を助け出すことができるのか？

【レギュレーション】
・基本るるぶ所持。
・テキストセッションです。
　会場は、ココフォリアを予定しております。応相談。
・前後二回になるかな～と思います。
　第二回は一週間後、5/15土予定です。

【シナリオの概要】
・サンプルシナリオ「狩りの国」
　推奨レベル1～2，プラネタリウムカード不使用
　推奨所属組織、「魔術師の庭」

　星人形たちは、夢を見ます。
　ここはどこかの御屋敷の寝室。
「……別に取り上げなくたっていいじゃないか。……あれはオレの大切なものなのに」
　ひとりの星人形が、枕に顔をうずめて呟きました。
「ええ、全くその通り。私が取り返さなければどうなっていたか」
　狐の頭をした悪魔が、ベッドに腰かけながら、おもちゃの猟銃を差し出します。星人形は驚いて猟銃を受け取り、愛用のそれを抱きしめました。もう決して手放すまいというように。
「しかし、いま取り返しても、またいつか取り上げられてしまうだろうね。
　君には似合わない、そんな乱暴なものはやめなさい、と……」
「……お前に何がわかるんだ」
　星人形は怒ったように言い返します。
「君は素晴らしい銃の名手だ。それだけに、実に悔しい話だね」
　悪魔は淡々と言いました。
「なあ、大人は身勝手さ……目の前のことが、なんにも見えてやしないのさ。
　私は君にぴったりの場所を知ってるよ。どれだけ銃を撃っても、怒られない、取り上げられない素晴らしい世界を……。
　何て言うのか知りたいかい？」
　悪魔の言葉に、星人形はやがて、ゆっくりと頷きました……。

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