最近のおすすめ作品!(ネタバレある無し書いてね)part4

Kei
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登録日:2024/02/03 20:53最終更新日:2024/02/03 20:53

今日は何を観ましたか?
素敵だった映画についてどしどし投稿くださいまし。
これから見る人のためにネタバレの有無は記載してくださいねっ。

あなたのハートには、何が残りましたか?
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コメント一覧

Kei
37. Kei
2024/05/26 19:21
バティモン5、見てまいりましたのでネタバレちょっとありで。ええ、またも社会派っぽい映画ですわよ。
舞台はパリの郊外で、貧しい移民が住む古い団地と、それを取り壊そうとする行政のお話です。何も解決せずどこにも着地せず誰も幸せになりませんが、どちらの立場も象徴している団地が夜の街に建っているというラストカットには物語としての納得感を感じてしまったのですわ。
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Kei
36. Kei
2024/05/26 19:23
関心領域、見てまいりましたのでネタバレなしで。
アウシュビッツ収容所の隣(ほんとうに壁一つを隔てた隣)で優雅な暮らしをする家族のお話というか、父親はアウシュビッツの所長で壁の向こうで何が行われているかを知っているし、壁の向こうからは不穏な音がたくさん聞こえてくるのですが、それが普通になってしまっているというお話かしら。この映画の主人公とも言えるルドルフ・フェルディナント・ヘスは実在の人物で、戦犯として処刑される前に「私は命令を受けた。だから実行しなければならなかった」と書いていますが、まさにその通りの感じなのかしら。というかここに善悪という感じがしない、というか悪いと思ってない感がすごくて。もちろんこのテクストだけを読めば、悪いって簡単に言えるのかもしれませんけれど。あからさまに残酷な描写とかは一切なく、壁の向こう側が映し出されることもなく、善悪ではなくただひたすらに醜悪で、音響が秀逸で、とにかく音の良い劇場で見るのをお勧めしますわ。
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Kei
35. Kei
2024/05/30 03:11
デデデデ後章、わたくしも見て参りましたのでネタバレなし、もとい、ちょっとネタバレあり、もとい、ネタバレありで。わたくしはこのエントリを投稿するか迷っていたのですが、wpeke 様が書かれたので、この際えいっと。
デデデデは前章がとても気に入って、遅ればせながら原作全巻をポチりましたし、その原作は前章に相当する部分で止めることができず最後まで一気読みしてしまいましたし、楽しみにしていたのですわよ。劇場版ではエンディングが違うことは事前に予告されておりましたし、それも楽しみでしたの。
それで。
劇場版の着地点は理解できますし、面白くないのかと問われれば面白いと存じます。けれど正直な感想として、原作未読の方が楽しかっただろうなというか……。前章で広げた風呂敷は回収されますし、お話としても着地しています。

これより先はネタバレが含まれます。

これはわたくしが原作の欠点と感じた部分でもあるのですが、何よりも前章にあった情緒が欠けてしまっているし、物語がどこかに遠くにスリップしてしまう感じと言ったらいいかしら。前章のカメラの視点はフォーカスがきちっと当たっていたのに、後章はゆるいパンフォーカスになってしまったと言ったらいいかしら。120分に収めた結果主人公の物語から離れてしまったし、非日常の側が優位になるというカタルシスも失ってしまったという印象がありますの。けれど、このハッピーと言うにはビターなエンドの形というのは、悪くないというか良かったですわよ。

ここから先はすーぱー超ネタバレです。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション、というタイトル。
デーモンが何を指しているかというと門出で、門出が死んでしまう世界を捨てるお話。
その部分が薄味すぎるというか、それでも門出を選ぶおんたんの動機が分からないというかとってつけた感がしてしまい、その辺りの無理さ加減というか、前章と比較するなら、情緒のなさがね。公開を遅らせて何カットか追加すれば良かったのに、などと思ってしまうのですわ。原作はこのタイトルにももっと考察の余地があって楽しかったのですけれど。
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wpeke
34. wpeke
2024/05/25 21:17
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』後章(2024年)ネタバレちょいあり
後編 なんと初日にみてきました!
結果 登場人物たちにほとんど共感できないし、結局おもしろさもわからない作品でした。
原作も全部読んで、『ぶん投げエンドやん。打ち切られたか』 と思ったので、映画後編で、なんらかの解答が示されるか と思ったのですが、『無難にまとめたな』 という印象でした。 じゃ キライか というと不思議にキライではないです。でも映画って、「なんじゃこりゃ」という感想を抱いて、モヤモヤさせてくれる作品のほうが実はあとを引くんですよね。ただ、もうこの作品(映画・原作とも)に対して、自分は感受性が衰えてしまってるのかも とか考えさせられました(涙 
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wpeke
33. wpeke
2024/05/25 20:58
『碁盤斬り』(2024)
職場が異動になり全然余裕がなくなったこともあって、遊ぶゲームもほんとに興味があるものに絞ろう と思う今日このごろ。 その中でも応援したいのが『時代劇』(和風ファンタジー) ということで『時代劇』映画についてはちょい甘めになりますw この作品 時代劇 ながら あんまり剣劇(チャンバラ)シーンは出てこず、そのかわり囲碁の対局が緊張感を持って描かれております。 原作が『落語』ということもあってか、メインの話もわかりやすく、さらに出演陣も安定した役者さん揃いで、いい映画だなぁ という時間を過ごさせていただきました。 いまは『将軍』もヒットしてるし、日本人のほうが逆に自分たちの文化を軽んじてるんじゃないかな なんて気がします。 近年は『藤枝梅安』よかったし、今年は『八犬伝』もあるし、『時代劇』 応援する人が増えたらいいなぁ。 
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WAST@ルセラフィム推し
32. WAST@ルセラフィム推し
2024/05/19 17:51
巨星墜つ
いささか旧聞に属しますが
ロジャー・コーマン御大がついに・・・
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Kei
31. Kei
2024/05/19 16:49
ソイレント・グリーン、デジタルリマスターで見てまいりましたのでネタバレちょっとありで。
期待通りのディストピアごはん映画でしたかしら。原作未読ですが映画のお話自体はシンプルですし、現代ともなれば十分に予想通りのお話でさえあるのですが、翻って TRPG のストーリーはこれくらいのがちょうどいいと思ったりしましたの。最近長い映画が多い中100分弱はあっという間ですし、これがほんとうの「見ろ!人がゴミのようだ!」
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Kei
30. Kei
2024/05/11 23:00
バジュランギおじさんと小さな迷子、リバイバル上映で見てまいりましたのでネタバレなしで。
とっても良かったのですわ。インド映画としてはダンス成分は薄めかしら? とも思うのですが、インドとパキスタンの関係や宗教の違いも要素として取り入れつつ、トラブル続きの道中にご都合な展開にハッピーエンド、こういうのがいいんですわ。音楽もとても良かったですし、シャヒーダがかわいいですし、ココロが助かりましたの。ラーマ神万歳。
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Kei
29. Kei
2024/05/03 17:57
人間の境界、見てまいりましたのでネタバレなしで。
GWを激重映画でスタートしましたが、折り返しも激重映画になりました。難民をテーマにしていて、ドキュメンタリータッチではありますが事実を元にしたドラマなのかしら? 難民問題についてはこれまで深く考えることもありませんでしたし、現在進行形のEU難民問題についても実質何も知らなかったのですけれど、ベラルーシはEUに対する攻撃として難民を利用し、自国経由で難民をポーランドひいてはEU圏に送り込もうとし、対するポーランド政府は2021年にベラルーシとの国境に非常事態宣言を発令、難民は強制的にベラルーシに送還、医師やジャーナリスト、人道支援団体の立ち入りも禁止。結果として難民は暴力的に国境を行き来させられることに……。
見る前から予想していましたが、またも途中でこれ以上見たくないってなりましたわ。
けれど、こういった映画が撮られることにはたいへんに意味がありますし、TRPG でだって、こういったテーマを取り上げることにも意味があるのじゃないかしら。
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Kei
28. Kei
2024/04/28 01:04
マリウポリの20日間、見てまいりましたのでネタバレなしで。
この報道は2023年のピューリツァ賞を受賞していますし、色々な映画祭や映画賞でもドキュメンタリー賞を総ナメしていて、観る前からどんな映画かは分かって観たのですけれど、途中何度ももうこれ以上見たくないと思いましたし、これを書いている時点でも暗澹たる気持ちを引きずっています。
わたくしの卓では注意を要するテーマを扱うことも多く、もちろんその中には戦争テーマもございます。それが人間の営みの一部ですから。だけど現実の方が常に想像よりも悲惨で、こんな風に人間が何者なのかを知るのは本当に嫌ってなりましたわ。
こんな映画が二度と作られないといいと心底思いますけれど、これまでにこういった映画はありましたし、これが最後でもないでしょう。けれどそれゆえに、多くの方に届くといいですわ。
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