佐野 優希 -ｻﾉ ﾕｳｷ-（クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート）

《プロフィール》
【職業】 保健室の先生(看護師ベース) 【性別】 男 【年齢】 27 
【出身】 日本 【学校・学位】 大卒 
【精神的な障害】  

【SAN値】 現在 / 最大
62 / 98

【STR】 9 【APP】 16 【SAN】 75
【CON】 11 【SIZ】 13 【幸運】 75
【POW】 15 【INT】 14 【アイデア】 70
【DEX】 15 【EDU】 19 【知識】 95
【H P】 12 【M P】 15 【ダメージボーナス】 ±0

【職業技能ポイント】 380
【個人的な興味による技能ポイント】 140

《戦闘技能》
☑回避 56%  □キック 25%  □マーシャルアーツ 1%  
□投擲 25%  □こぶし 50%  □マシンガン 15%  
□拳銃 20%  □頭突き 10%  □サブマシンガン 15%  
□組み付き 25%  □ライフル 25%  □ショットガン 30%  

《探索技能》
☑目星 80%  ☑聞き耳 80%  ☑応急手当 80%  
□追跡 10%  □隠れる 10%  □忍び歩き 10%  
☑隠す 45%  □写真術 10%  ☑図書館 80%  
□登攀 40%  □鍵開け 1%  ☑精神分析 80%  

《行動技能》
□水泳 25%  □電気修理 10%  □運転: 20%  
□跳躍 25%  □機械修理 20%  □操縦: 1%  
□乗馬 5%  □ナビゲート 10%  □製作: 5%  
□変装 1%  □重機械操作 1%  

《交渉技能》
□母国語:日本語 95%  □信用 15%  ☑説得 70%  
□言いくるめ 5%  □値切り 5%  

《知識技能》
□クトゥルフ神話 1%  □歴史 20%  □オカルト 5%  
□コンピューター 1%  □経理 10%  □電子工学 1%  
□天文学 1%  □物理学 1%  □化学 1%  
□考古学 1%  ☑心理学 80%  □法律 5%  
□人類学 1%  ☑生物学 22%  ☑薬学 70%  
□地質学 1%  □博物学 10%  □医学 5%  
□芸術:少女漫画 17%  

{武器}
キック 1D6+DB タッチ 1回 -
組み付き 特殊 タッチ 1回 -
こぶし 1D3+DB タッチ 1回 -
頭突き 1D4+DB タッチ 1回 -


{所持品}



【現金】  【預金／借金】 

{パーソナルデータ}
【収入】  【個人資産】

【不動産】  【住所】

【家族＆友人】

【狂気の症状】

【負傷】

【傷跡など】

【読んだクトゥルフ神話の魔導書】

【アーティファクト】

【学んだ呪術】

【遭遇した超自然の存在】
ココペリ

【探索者の履歴】
ソープスクール クリア
REDLINE-DEADLINE クリア

まだ優希が幼かった頃、母が父のギャンブル依存性や酒癖の悪さから来るDV(酔いが適度に冷めると「ごめんね?痛かったよね?でもこれも君の為なんだよ?」等とぬかす奴)に耐えかね、家を出ていき、しばらくした頃に離婚した。
その後は、そんな最悪な父側の方へと引き取られ、悲痛な毎日を過ごす事となる。もともと大人しい性格の子供だったため、父からの誹謗中傷、DVに対してなんの抵抗をすることもできずにいたのだ。
しかし、優希は耐えられた。耐えられたのだ。いつも彼の胸の中には一冊の本が握りしめられていたのだから。

それは、両親が離婚して間もない頃、父からのDVが優希にされ始めた時期の事だった。当然のように身体中が痣だらけで、学校に行かせては貰えなく、父も昼間はギャンブルに明け暮れていたため、なにか食べるものはないかと家の中を探し回っていた時、押し入れの奥に一つの大きなケースを見つけた。きっと今はもういない母が置き忘れていったものだろう。そこには沢山の少女漫画がはいっていたのだ。
優希はそれを一冊手にとった。
それはとても面白い長編作品の少女漫画で空腹も忘れて父が帰るまでの間読みふけった。とても感動した。世の中にはこんなにもキラキラとした世界があるのだと。初めて知る事がたくさんあってとてもウキウキした。こんな感情は初めてだった。
それからは、夜になるとケースを押し入れに隠しDVを受け、朝になると少女漫画を読みふける。そんな日々がずっと続いた。
そしてしばらくした頃、父もバレないDVの仕方を覚えたのか、次第に学校に通えるようになっていた。
学校に通い出してからは、「男なのに少女漫画なんて読んでキメェ〜」などという言葉なんかには耳も傾けず、図書室中の少女漫画や恋愛小説を読みあさった。そこにはやっぱり自分の知らないキラキラした世界が沢山広がっていて本を読んでいる間だけは自分事を周りの事を忘れられた。愛されているように感じられた。いや、いつか誰かをこんなふうに愛して、いつか誰かにこんなふうに愛されたいと感じていたのだった。


中学1年生の夏、父が死んだ。酔っ払って道路に飛び出し車に引かれたのだそうだ。
それからは元母親と連絡もとれず、父方の親戚を転々とすることとなる。
親戚といっても父はかなり評判が悪かったため、その子供ということもありどの家でも歓迎、愛されることは決してなかった。


高校に上がった頃、自分もとうとう高校生になり少女漫画みたいな恋愛ができると思っていた。ゆえにそれに期待し周りに積極的に話かけるようになった。ヒーローになれる条件をみたす為に。
だが、現実はどうだろう。中学まで周りと一切口をきいていなかった存在が突然、まるで人が変わったかのように明るい、満面の笑みで話かけてきたのだ。それは周りにとって恐怖の対象でしかなかった。周りは彼を避けるようになったのだ。
そして気づいてしまった。自分にはあのキラキラした世界を作ることは不可能なのだと。今まで自分がしてきた事のせいで、いつの間にか何にもなれなくなっていたのだと。

それからは、また今までと変わらない生活を送るが、周りのキラキラを見つけ、興味を持つようにもなる。そして次第に、自分が無理だとしてもこのキラキラは見続けたいと思いはじめ、学校の先生になる事を決めた。幸いなことに応急手当などについては知識が豊富だったため、保険の先生になる事にしたのだ。もしかしたらー、という感情も無かったわけではないが。


大学に入ってからは、周りに彼を知っているものも少なく、初めての友達というものもでき、趣味は変わらないものの明るい性格へと変わっていった。いや、本当は、何もなければ彼は大人しかったとしても、そんな明るい性格だったのかもしれない。


今では、念願叶い中学校で保健室先生として働いている。

性格としては、大人しい感じではあるものの明るく、どこか若く男子高校生らしい性格。とても生徒思いの先生でノリが良く、生徒にもフレンドリーに接する為、生徒人気は高い。
たま〜にドジな部分もあり、いじられキャラかもしれない。
保健室に少女漫画を無断で持ち込み隠している事は、生徒の中でも有名な話。

大学を卒業し、独り立ちすると同時に苗字を変えている。
旧姓:愛泉(あいずみ)

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