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🤔 シナリオ作りのことで思い出した話(相変わらず長い話なので格納 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)GWの連休ということで日記にも卓の感想やらなにやらが多くなって大変喜ばしいことと思われます(・ω・) さて、そういった状況を横目に見つつ、そういえば・・・と思い起した話がひとつございまして。 どんなにTRPGが好きな人でも余暇時間をそれだけで過ごしてるわけではなく 他に様々な趣味を持ち、そこから着想を得てシナリオを書いたりセッションの際に ネタをぶちかまs・・・もとい、その演技の参考・ヒントになさるというのは 恐らくは考えるまでもないことだと思われます。 ゲームでも映像作品でも読書でも、極端な話、日常のちょっとした場面にも シナリオの種になり得る出来事というのは転がっていると考えまして。 今回(GWの忙しさから半ば現実逃避する形で)ふと考えたのが 「ヒントはどこにでも転がっている。では、それを活かすためにはどうしたらいいか」 という点でした。 もちろん、一番明快な、そして多くの人に肯定されるであろう答えは恐らく 「(それこそ、一見してTRPGに無関係なものでもいいので)色々なものを見る」 なのではないか、と考えましたが・・・一方でこのような疑問も得ました。 ”見聞きするのはいいけれど、ただそれだけでいいのだろうか?” 実のところを言うとそれはそれで悪い話ではないと思うのです。 聞き流していたこと、適当に見ていたことが後々になって 「そういえば、前にこんなことがあったな」 と思い起こすきっかけになることもあるくらいですし。 或いは”人間万事塞翁が馬”という故事成語もございます。 世の中何が幸いするか(あるいは災いするか)わからない、という経験は TRPGプレイヤーの皆様ならば思うところがあるんじゃないかな、と思います(・ω・) しかし、ここで一歩踏み込んで。 ただ何となく、で見るのもいいですがやっぱり時間には限りがあるので じゃあ、もう少しいろいろ考えてみようか、となると少し話が変わると思うのです。 ある人がインプット(=入力。この場合は見たり聞いたりすることで情報を得ること、とでも言いましょうか) ならびにアウトプットの重要性を説いていたのを拝見した覚えがありますが 具体的にはその受け取った情報をどう処理するか・・・ 言い換えれば見聞きしたものをどう受け入れるか、という点について考えてみました。 ・・・さて、それについては色々な考え方もありますが とりあえず思うところは、何でも色々見てみるのはいいけど やっぱり興味が薄い・好ましくと感じられないものを無理して見る、というのは・・・ もちろん、それはそれで得られるものはあります。 自分が何が好きで何が嫌いかを知る・・・言い方を変えれば何が得意で何が不得意かを知る、ということなので 決して意味のない行動ではないと思うのです。・・・なんだったら評判のよろしくない作品を見て 反面教師にする、という学習方法もなくはないです。 ・・・ただ、それはいくらなんでも気の滅入る話なわけで(・ω・; そういう意味では内省・・・「今、自分が欲しいと思ってるものが何か」 「自分が面白い・良いと感じるものは何か」 ・・・それを改めて考えてみるというのが最初のステップとしてはいいんじゃないかなと思います。 まぁ、当然と言えば当然の話ではありますが急がば回れ、ということで(・ω・; さて、それを再確認したうえで、今度は”見聞きしたものの中で、何が一番大切なのかを考える。” 先に書いた通り、見聞きしたものをそのまま流して見るというのは必ずしも悪いことではないのですが やっぱり、要点整理・・・”見たものの中で何が特に印象に残ったか” ”どこが一番興味を引いたか”というのはかなり重要度が高いことだと思います。 過去に見た話としてはCAPC〇Mというメーカーさんのあるゲームの開発秘話をモチーフにした漫画・・・ 正式なタイトルは忘れたので仮に「岩男を作った人たち」という名で呼ぶとしましょう(・ω・) (伏字と仮名の隠蔽力がゴールデン・ウィークを満喫してやがりますがそこは気にせず☆) その登場人物に、仮名:稲シップさんという方がおりまして(・ω・) 彼はゲームの開発中、来る日も来る日も作ってるゲームとは別のゲームをプレイしていたそうです。 その奇行(?)に疑問を持った主人公でしたが、事情を聞いてみると プレイしてるゲームの面白いと思った場面を何度も何度も繰り返し(それこそ手の皮がすりむけるくらい) プレイすることで「その面白いと感じた場面の何が面白いのかを徹底的に分析していた」 というエピソードがあったのです。 面白い・良いと感じるものが何かを見定めることができたなら それがどうして面白いのかをよく考える。 思うにこれはTRPGのシナリオ作成においても役立つ話ではないだろうか。 と、思います。(その実現のためのハードルの高低はともかくとして) 少し外れますが、このような話もあります。 「人は見聞きしたことを完全に忘れるということは恐らくない。けれど、年月を重ねるにつれ その記憶を思い出すのが難しくなるのだ。ちょうど、引き出しのどこにそれを入れたか思い出せなくなるように。」 「そのこと(=忘却)を完全にどうにかする、というのはちょっと難しいが(予防策はいくつかあるかもしれないけれど) 別の観点で言えることがあるとすれば、大切なことは”見聞きしたという事実”ではなく ”その時、どう思ったのか”ではないかと私は考えている」 もちろん、何が面白いのかよく考えた後は、果たしてそれがどのくらい多くの人に 賛同・共感してもらえるか。(TRPGで言うならばそれが同卓の人にも面白いと思ってもらえそうかどうか) これをよく検証・考察する必要がありそうですがそこはまた複雑なのでまた別の話にするとして。 この意見が正しいかどうかは別として(というか反証反論は山ほどあると思います) とりあえずインプット(入力)とその要点整理の重要性・・・何が大切なことなのかよく考える、ということの 一例としては的外れではない・・・と思いたい(・ω・; まぁ、今更な事この上ないですけどネ☆ さて・・・完璧に余談になりますが”面白いこととは何か”という問題に対し、このような参考事例がありました。 ”人生で楽しいことは、違法であるか、反道徳的であるか、太りやすい。” 恐らくはご存知の方も多い”マーフィーの法則”の一つです。 面白いこと=楽しいこと・・・と単純に結び付けていいかどうかはひとまず別として 両者は非常に近い位置にあります。そう考えると何とも皮肉な話ですネ☆ もちろん、人生において違法あるいは反道徳的であること”しか”楽しいことがない、というわけでは 決してないのでそこは誤解なきよう(・ω・;あくまでそうであることが多い、というだけです。 ただ、一方でこう考えるとTRPGにおいて突拍子もなさすぎることをする人の心理”だけ”は 推測することができます。・・・決して賛同できるものではないですが。 さて、さてさて(・ω・) 件の”人生で楽しいことは、違法であるか、反道徳的であるか、太りやすい。” という言葉を変な形で実感したお話がございまして。 あるゲームにて、身長30mほどの巨体の女の子がいます。 初めは(その力を恐れた者によって)ある場所に閉じ込められていました。 そのせいか、初めは「愛してほしい」と訴えかけるばかりで・・・ まるで泣くことしか知らない赤子のようにただただそれだけを訴えてました。 彼女を連れ出すことができた主人公に、女の子はようやく一つの夢を言葉にしてくれました。 「可愛いお嫁さんになりたい」 体は大きいけれど、その心は小さな子供そのものであったのでしょう。 さて、少し時は流れ。 色々なものを見聞きすることで、女の子は少しだけ成長しました。 ちょうど、赤子が最初は自分のことしか知らなくても 成長するにつれ少しづつ他者を知っていくように。 女の子が興味を持ったのは大きな怪獣が出てくる特撮映画の本でした。 ・・・冷静に考えるとなんでそんなもの見せたのかという気がしなくもないですが(・ω・; 恐らくは自身の30mという巨体と巨大怪獣に何かのシンパシーを感じたのかもしれません。 そうして彼女は(最初の「可愛いお嫁さんになる」という夢をあきらめたわけではありませんが) 別の夢を持ち、あこがれるようになったのです。 保護者の観点で見ればきっと、これは喜ばしいことであると言えましょう。 何であれ、夢・・・というか願いを持つというのはいいことです。 それが本当に実現可能なのか、実現のためにどうすればいいのか。 或いはもし、不運にも諦めざるを得ないとしても、それを「選択する」という経験は 大切なことであることは疑いようがありません。 (これに関して言えばTRPGのシナリオにも同じことが言えると思います) 何より、私見を言えば子供が”初めから望みを持とうとしない”なんて状況は 悪い冗談にすらならない忌避すべき事態であると考えます。 なので、多少の欲張りも必ずしも悪い話ではないと思います。 ・・・と、思うのですが(・ω・; さて、ここで特撮映画の本を見た女の子が抱いた夢の内容を見てみましょう。 「お城をかっこよく壊すこと」 ・・・・・・(・ω・) 今一度、マーフィーの法則について引用いたします。 ”人生で楽しいことは、違法であるか、反道徳的であるか、太りやすい。” 子供というのはこういうところに素直なもので(・ω・; なんでよりによってそれを選んじゃったのか、と言いたくなるとんでもないことを選んでくれてますネ☆ もしも私がこの女の子の保護者の立場なら、このように考えるかもしれません。 この夢の実現は経済的・道徳的・地理的など様々な事情から実現が難しい。 しかも「かっこよく壊す」ということはただ壊すだけではないので 彼女が満足するまで(かっこよくできた、と感じるまで)何度でも続く恐れがある。 それが実現を非常に困難なものにしているし、本来なら諭すべきことではある。 ・・・あるのですが。 しかし性質の悪いことに(・ω・) 一方で、こうも思います。 「それはそれとしてそれが実現したらどうなるか見てみたい(・ω・)」 (もちろん、その結果として他者に甚大な被害を与えることは望みませんが 仮にそのお城をセットなどで代用するとして。) 絶対すごい絵面になると思うのです。 見たい。すっごい見たい・・・と思います。ええ、はい。 ・・・ヴァカですね私。これでもかってほどヴァカですネ☆ うわぁいコンチクショウ☆ さて、無茶にもほどがある与太話ではありましたが この日記をご覧の皆様は(あらゆる意味で)無理・無茶はなさらぬようお気をつけて(・ω・)
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