ポール・ブリッツさんの日記
ポール・ブリッツさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
ポール・ブリッツ | |
2022/07/14 13:29[web全体で公開] |
ポール・ブリッツ | |
2022/07/14 01:04[web全体で公開] |
😶 ほんとに配ってるのよ ブックウォーカーが1000円のクーポンを配っているのは本当でした。 https://bookwalker.jp/select/1655/?acode=jXhZYDSe ルルブなしのみなさん、大至急ブックウォーカーに登録してクーポンを取り、現代ものが好きならダブルクロス3rdの基本ルルブ1を、ファンタジーが好きならソード・ワールド2.5の基本ルルブ1を買ってください。クーポンを使えば無料で手に入ります。そのくらいはできるでしょうルルブなしのみなさん! え? クトゥルフじゃなけりゃTRPGじゃない? ほほう……。そこへなおれ斬ってくれるわ~~~~~~~!
ポール・ブリッツ | |
2022/07/10 20:58[web全体で公開] |
😶 今晩はEテレ見ながらシナリオまとめよう ふむ。ジョコヴィッチ対キリオスか。キリオス初優勝できるかなあ。テニスはさっぱりわからないが……。 (以下見ながら思ったことをつらつらと) 小学生の時ファミコンのテニスゲームで同級生にボロ負けしてから敬して遠ざけてきたが見てると意外と面白いなテニス。 プロを育成するのかオリンピックに出すのか知らんがあんなスポーツを小中学生にやらせるのは児童虐待と違うか、くらいに走り回るゲームだなあ。自分には敏捷度も体力度も器用度もどの面から見ても無理なゲームだ。 炎天下、あんなスピードで詰将棋やるようなゲームをする人間、超人としか思えん。 布石とか組み立てとかって大事だなあ。 チャレンジとかするくらいなら審判の代わりにコンピュータがやればいいような気もするがそんなこと言っちゃいけないんだろうなあ。 いい対応です、ってあんな対応できるだけで世界びっくり人間ショーだと思うんだけど。 髭面のおっさん二人が炎天下に走り回っているのを見ると「さわやかさ」なんてみじんもないな。 白い服着てやるボクシングって感じだなあ。どちらかというと。 球の速度が速すぎてどこに落ちたから得点なのかがよくわからん。ミスしたな、と思ったほうに得点が入って「え?」とかなってしまうのは初心者にはストレスかも。 剣道の試合でもチャレンジとかあったらいいのに、とか思うだけでも反逆とみなされるのかなあ。 こんな激しいゲームを炎天下の日本の日中にやるとか言われたら、そりゃー選手も怒るよなあ。 「必殺技」はそれほど重要じゃなくて布石と組み立てによる作戦が重要なゲームなのか。最初のセットは相手にスタミナを使わせるだけ使わせるための捨てセットだった、とかいう戦略的配慮だとかだったらあまりに奥が深すぎてなんともいえん。 ジョコヴィッチ強すぎだろあんた……。キリオスもがんばったんだけど、うーむ、動きが硬かったかもな、序盤……。
ポール・ブリッツ | |
2022/07/09 02:41[web全体で公開] |
😶 じわじわとくるけれど このだいたいにおいて平和な日本であるわけがない、と思っていた白昼のテロ事件のニュース。夜中になってきてダメージが効いてきて、心の中がものすごい虚無感で支配されている。 そんな状態で、TRPGファンの自分が、TRPGファンとして、TRPGのこのサイトで何ができるか、しなければならないかを考えた。 結論は簡単だった。TRPGファンである自分は、普通にTRPGの卓に参加して、普通にTRPGをすればいいのだ。底なしの虚無に支配されるよりは、やりたい卓をやったほうがはるかにマシというものだからだ。 である以上、わたしは今日の昼卓に参加するし、明後日の主催しているGM卓やCP卓も、普通に開催し、普通にプレイする。どれだけ無法な暴力があったとしても、それがわたしから楽しみを奪うことをわたしは許さないのだ。 そう考えて、ようやく布団に入って眠る気になってきた。われながらめんどくさい男である。
ポール・ブリッツ | |
2022/07/03 21:10[web全体で公開] |
😶 TRPGと警察と TRPGをやるうえで、警察組織というのはある意味頭の痛い存在かもしれない。ファンタジーRPGならまだしも、現代以降の世界でプレイするゲームはたいへんである。 例えばクトゥルフだが、1920年代以前のゲームであれば、警察は探索者の邪魔しかしない組織だから、犯罪行為が行われたとかあればまず「逃げる」ことを考えて何の問題もない。80年代でもまあ逃げるだろう。しかし、町中に防犯カメラがあって、鑑識能力も過去とは段違いの2000年代日本では、「とりあえず逃げる」ことに無条件のリアリティが付与しきれないのも事実であり、その場合はむしろ警察組織とはある程度の協力を条件に、こちらの行動については見逃してもらえるよう、警察内部の人間や弁護士などを通じて取引を持ち掛けるべきではないか、とも思えるのも事実である。「どうせバレる」のであったら、証拠隠滅の小細工などしないほうが心証もよいだろうからだ。PCがそうした警察に影響を与えることもできる大組織とコネがある場合などは特にである。 SFTRPGの「トラベラー」などではもっとその要素は大になるだろう。なにしろ、PCには「自分が何の容疑で警察に追われているのかも法律が違いすぎてよくわからない」ことがしょっちゅうあるゲームでもあるし。人を殺して警察に追われて、捕まった時の罰則が交通違反の反則金程度だった、ならばブラックな笑い話ですむが、交通違反をして警察に追われて、捕まった時の罰則が死刑、などという場合は、パーティ全員に累が及ぶことを回避するためにも、まずすることは警察に出頭して弁護士をつけてもらうことではないか、という状況にだってなるのだ。むろんそれとは逆の場合もあるが。 警察を基本的に無能な組織にするという手法もあるが、無能すぎて「やるべきことを全くやってない」組織にしてしまうと、それはそれでリアリティというものがなくなってしまうし、バランスの面で難しい問題だな、とも思う。レイモンド・チャンドラーは某作家の名作といわれている長編ミステリに対して、「どんな無能な警察でもその場で死体の歯型を取り、歯医者をまわってたちまちのうちに死体の身元を特定するだろう」といちゃもんをつけたことがあるが、まあそのミステリでそれをやられると話が第一章で終わってしまう、ということでもあるし、うーん、警察、どう処理するのが一番スマートなのだろうか。科学捜査技術、あまりにも進歩しすぎたきらいがあるからなあ……。
ポール・ブリッツ | |
2022/07/03 20:35[web全体で公開] |
😶 生まれて初めてダブルクロスをプレイ 最後の最後まで意外な展開が待っていてとても面白かったが、ルールの理解がいまいちどころかいま三くらいの程度でゲームに臨んだため、「ここのルールはそう読むのであったか」みたいな気づきにプレイ中何度も遭遇して、ゲームをやるというよりは半分ルールに振り回された感じであったのもいとあわれなるおすがたなり、というか、先達はあらまほしきことなり、というか、でしょっぱいデビュー戦となった(^^;) 同卓の皆さんご迷惑をおかけしました。 脳筋のキュマイラはダメージがいっぱい出て楽しかったなあ。やっぱり初心者プレイヤーは脳筋キャラやるのが一番かもしれない。殴ってればドラマになるので(そうか?(^^;))
ポール・ブリッツ | |
2022/07/02 21:25[web全体で公開] |
😶 大学の学部でファンタジーTRPGのキャラを考えると ファイターは「法学部」だな……とにかくどんなところにもっていっても潰しがきく。で、シーフが「文学部」かな。役に立たないように見えて、実はいないと困る存在だが、やっぱり役には立たない。魔術師は「理工学部」かな。独自の世界でがんばってくださいって感じで。僧侶は医学部というよりはむしろ「教育学部」な気がする。縁の下の力持ちというか、「教師のバトン」であれだけ過酷だと言われているところに飛び込んでいくというのはやっぱり崇高な使命感がないとできることじゃない。などとアホなことを考えながらTRPGからも現実逃避。水曜日までにキャラ作成が超めんどくさいシステムでNPCのデータを組まないとセッションに間に合わんのだ……。
ポール・ブリッツ | |
2022/07/02 20:56[web全体で公開] |
😶 明日は生まれて初めてのダブクロで楽しみなのだが 頭の中で「Reckless Fire」をガンガンに鳴らしながらキャラを作っていたのだが、よく考えるとあのアニメももう二十年も前の作品なのか……うーむ、ほんと年は取りたくないものよのう(^^;)
ポール・ブリッツ | |
2022/06/29 17:39[web全体で公開] |
😶 些細なことについて 「些細なことについていつまでもこだわって質問を続け議論をストップさせる人」と「些細なことについてはそれが些細なものだからという理由でいかなる質問も無視して議論を先に進める人」とでは、いずれも議論の相手としてはそうとうに問題ありだが、どちらを支持するかというと自分は明らかに前者である。人間の歴史上、些細なことを無視したせいでとんでもない惨状をきたした例がどれほどあるかを考えたら、納得いくまで議論するしかないではないか……と言いきれれば話は早いのだが、ことが「卓の最中」のときにルールの解釈をめぐって前者の対応に当たる羽目になると卓がとんでもない惨状をきたすので、そういう非常時には後者を支持することにならざるを得ない。ほんと、ゴールデンルールというか「絶対に正しい単一の原則」は、あったとしてもたどり着くのは至難の業である……。
ポール・ブリッツ | |
2022/06/22 22:33[web全体で公開] |
😶 昭和は遠くなりにけり ストリテラの「勇者一行裏腹心中@魔王城」をプレイした。ストリテラは初プレイだったが、とてもプレイしやすい好ゲームで、とても面白かった。キーワードを投げるのは快感だし、RPも脳味噌の普段使わない部分を使ってとてもスリリングだった。 ちなみに、天界に帰って読みかけのミステリの続きを読むことだけを考えている天使のキャラをやったのだが、面白がって名前を「ゼック・イーサーン」とつけた。 その反応について多くは語るまい。さらば新井素子。さらば80年代。さらば中学時代にこんな性癖にしたSF……。
ポール・ブリッツ | |
2022/06/22 13:01[web全体で公開] |
😶 「水竜湖の暗黒城」PL募集します アドバンスド・ファンタズム・アドベンチャーのルールで、公式シナリオ「水竜湖の暗黒城」をプレイしたいと思います。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=165474507561pb100 ルルブをお持ちの方で参加にためらいのない勇者を募集します……。
ポール・ブリッツ | |
2022/06/20 19:52[web全体で公開] |
😶 ルルブに金を払いたくないという人のいいぶんを考えてみる このSNSに忘れたころにわいてくる、「ルルブなしでもTRPGしていいよね」派の意見について、非難ばかりしているようでもなんだなあ、ここはひとつ方法的に「擁護」することにして、その過程でどこがまずいのかが逆説的に現れてくるんじゃないか、と考えてみたのだが、想像以上にでかいテーマだったことに気づいてすでに撤退準備にかかっている。 ルルブなしプレイ擁護派の主張を自分なりに明確にしてみると、「ルルブがない状態でプレイしたい」のではなく、「ルルブはあったほうがいいのは当然として、ルルブに代金を払いたくない」ということではないか、と考えるわけではあるが、なぜ「ルルブに代金を払いたくない」という考えに至るかといえば、「ビンボーだからだ」ということになるだろう。金が湯水のように使えたら、ルルブを買わない、という発想自体が生まれないからだ。 ということになると、こういうことになるのではないか。「貧しいがゆえに、人類の持つ「知識」に対してアクセスできない、というのは公正なことなのか」……こう考えただけで、自分としては扱う問題の大きさに脳味噌が腸捻転を起こしかねないのであるが、頑張って続ける。 公正なことだ、と考えるのが、前に日記で取り上げてみんなからボロクソに言われた「リバタリアン」の思考である。「知識を持つ側が、知識にこれこれの値段をつけてアクセスを許可しているのだから、それを払ってでもアクセスしたいと考える人間は払ってアクセスすればいいし、それに見合うだけの価値はないと判断するのなら払わなければいいだけだ」という発想。誰だったっけか、マイケル・ジョーダンの試合を見るのにひとり1万ドルの値段をつけても、観客が納得して1万ドルを払って観戦するんだったら何の問題もない、というたとえ話をやってたな。 でもそれでいいのか、という地点から批判するのがロールズであり、その哲学に基づいてこの問題を考えるとこうなる。いっさいのしがらみや社会的立場とは無縁になるヴェールをかぶせ、自分がどのような社会的立場であるかわからない状態で合理的な判断をさせれば、「TRPGをプレイしたいと考えるもののうち一番貧しいものが必要最低限のルルブを買うことができるような値段設定をするべきだ」という発想に行きつくだろう、ってことだが……これもうまくいきそうにない。「TRPGプレイヤーで最も貧しいもの」って誰で、収入いくらだ、「必要最低限のルルブ」ってなんだ、そして「そのルルブの値段」っていくらなんだ、ということになるからだ。ほんとに「お金がなくてCoCのルルブが買えない」TRPGを切実に求めている層に対して(小学生だろうか……)、そういう層でも買えるだけの値段をつければデザイナーが貧窮で倒れてしまうし、これとは逆の発想で「最も貧しいデザイナーが何とか生活できるだけの値段設定に」とか考えたら、これはこれで問題噴出である。 アダム・スミスみたいに「需要と供給」のバランスが自然に取れるんだから市場に任せておけばいい、という発想がうまくいかないことも、「TRPGのルール」みたいな「知的財産」であれば当然のことで、駿河屋とかアマゾンとかで絶版TRPGのルルブがどれだけプレミアがついているかを考えればおわかりいただけるであろう。貧しい人間が「黄昏の天使」をプレイしようとすると目の玉が飛び出ることになるのだ。 「わかった! もう、税金払っているならだれでもアクセスしていいよ」っていう発想のもとに作られるのが「公共図書館」である。なのだが……図書館をバリバリに利用しまくっている自分が言うのもなんだけど、「公共図書館」、いまや「無料貸本屋」みたいな扱いになっていて、行政すらも無料貸本屋のノリでカフェスペースを作ったりブック●フに運営を任せていたりする始末である。もし、そんな無料貸本屋がTRPGのルルブをじゃんじゃん貸し出ししてくれればわたしは喜んで日参するが、幸か不幸か、TRPGのルルブやゲームブックといったものは公共図書館の扱う範囲のものではないらしく、公共図書館によってTRPGデザイナーの懐が脅かされる事態にはなっていないようだ。 「公共図書館」で何が悪いのだ、悪いのは「コピー」する行為なのだから、「コピー」に厳罰を科して図書館はどんどん貧しいもののためにルルブを貸し出せばいい、という発想もうまくいかないことは、この手の問題について昔から格闘を続けてきた音楽業界がよく知っていることである。規制をかけてコピーを押しとどめるにはあまりにもコピーの手段は簡単になりすぎた。JASRACは心ある人たちからも毀誉褒貶はなはだしいし、映画泥棒は跳梁跋扈するし、自分も曲聞きたいときはYOUTUBEでタダで聞くし……。それに、いくらコピーで規制をかけようとも、TRPGのルール、「暗記」してしまえばそれまでのものなのである。 考えれば考えるほど「貧しいがゆえにアクセスできてしかるべき存在が知識にアクセスできない」という問題の困難さと、現実に起こっている事例に脳細胞がドツボにはまっていく一方である。考えているうちに今日GMするセッションまでのこり10分になってしまった。うぬれうぬれ。 尻尾を巻いて退散する次第である。
ポール・ブリッツ | |
2022/06/19 00:33[web全体で公開] |
😶 2年2か月続いたロングキャンペーンが終わった 波乱万丈な冒険を生き延び、いまはマラソンを完走した後のような快い満足感。 さて、あとは自分の主催している現在2年1か月続いている公式キャンペーンシナリオのほうだなあ。がんばろ……。
ポール・ブリッツ | |
2022/06/15 19:59[web全体で公開] |
😶 うーむ…… とりあえず後学のために一度やっておきたいゲームではあるけど、 「ありがちなファンタジー世界で亜流の聖闘士みたいなキャラクターを作り、ザツなルールで冒険するTRPGやりませんか」 っていったら、来るべき人も来ないよなあ……。 どうしよう「アップルベーシック 光と闇のレジェンド」……。 とりあえず後学のために一度やっておきたいゲームではあるけど、 「奇をてらったような判定システムで、ゲームの専門家からことごとく否定的な評価をもらっているTRPGやりませんか」 っていったら、来るべき人も来ないよなあ……。 どうしよう「フォーリナー」……。 とりあえず後学のために(以下延々)
ポール・ブリッツ | |
2022/06/04 23:29[web全体で公開] |
😶 ゲームは一日一時間と昔のえらい人が言ってたが あれって正しいのかもしれない。 考えを変えてみると、「一週間に3時間半のセッション2回」ということであり、そのくらいが体を壊さない「ほどほど」ってやつだよなあ、と……。
ポール・ブリッツ | |
2022/06/04 21:25[web全体で公開] |
😶 気持ちはわかるがどうすればよかったんだという自戒を込めて書くが TRPGというゲームは、強烈に忙しい人や毎日に疲れている人が体に鞭打つようにして無理やり時間を作って遊ぶタイプのゲームではない、ということは、もうちょっと周知されてもいいと思った……。
ポール・ブリッツ | |
2022/06/03 20:19[web全体で公開] |
😶 なんとなく気になったこと 某氏から「丸い卵も切りようで四角」という言葉をいただき、「物事も言いようによっては円満にもなるし角も立つ。である以上、自分の発言した物事の正当性に対しては周囲の反応などに左右されずに自信を持つこと」を説いた言葉だと理解していたが、もしかしたら違うのかもしれない。とはいえ、違うとしたら、間違っているのは世の中のほうだろう、としか思えないので今日も超どマイナーTRPGのルルブをひとり読むのであった。オチはない。
ポール・ブリッツ | |
2022/06/01 20:17[web全体で公開] |
😶 「.hack//無限増殖」を立ててみて思ったよしなしごと そのコンパクトさとシンプルさに興味を持ち、怖いもの見たさと温故知新精神から、半分「ギャグ」で立ててみた、冒険企画局のマイナーTRPG「.hack//無限増殖」だが、オンセンとオンセン外での感想を聞くと、意外なことに「けっこう評判が良かった」のには驚いた。戦闘の際にもやることは1d6を振ってからスキルの使用と不使用を決めるだけという超大雑把なシステムなのに、やっているとけっこう面白いのだ。今でいう「エモさ」とは全く逆のベクトルに全振りしているみたいなゲームなのになぜなのだろう。 その理由を考えてみたが、やはりメインとなるダンジョンアタックのシステムが「ボードゲームとしてバランスがいい」ことに尽きるだろう。種田山頭火の俳句ではないが「分け入っても分け入っても魔法陣」な、ものすごく単調なダンジョンなのだが、完全ランダムで出てくるモンスターが完全ランダムなるがゆえに「予想の斜め上」な展開を用意してくれ、そこを持てる力とパーティ皆の相互協力で乗り切っていくのがけっこう達成感を感じさせてくれるのだ。さらに、モンスターは完全ランダムだから、展開次第では「こんな浅い階層にどうしてあんな強力なモンスターが」というネットゲーム題材アニメでお約束のシーンとなり、それがいいスリルになっている。バランスは考えられているが絶対安全なダンジョンではないのだ。 そんなネットゲームで「ゲーム内の役割設定しかないアバター」を現実世界で操るPLたち、がプレイヤーの立場なので、勝手なことをしゃべりながら「ゲームに熱中しているプレイヤーをRPする」というこのゲームでしかできないねじくれた楽しみもまた格別である。「ネットでは14歳中学生のふりをしてゲームをしているが現実世界では明日待っている仕事にやる前から疲れ切ってビールをあおっている中年小学校教師」なんていうキャラクターをリアルな存在としてプレイできるのはこのゲームくらいではないのか。(できたところでしかたない、というのはおいておく) 慣れるとテキセでもワンゲーム1時間かからないでプレイできるというのも突発卓には向いている、という意見もあった。そういう話をしていると2003年に雑誌に付録という形で掲載されたまま製品化もされずにお蔵入りしたことは非常に惜しいような気になってきた。 冒険企画局様にはネットかなにかで7ページしかないルールを無料公開してほしいところだが……ダメだろうなあ……角川様の「.hack」がらみのゲームだから、権利関係が非常に難しいだろうからなあ……。
ポール・ブリッツ | |
2022/05/19 17:05[web全体で公開] |
😶 あまりにもブロックやミュートが当たり前の文化になったせいか知らないが 現代人にとって「断交」はもはや暴力とはみなされていないのかもしれない。 暴力ではないのだから、断交の可能性をちらつかせて交渉事を有利に運ぶ行為も、「暴力」でもなければ「威迫」でもないのだ。 その可能性に気づき、骨の髄からゾーッとした。そのうち話し合いをやるためにはまず兵隊を集めるところから始まる時代に戻るのかもしれない。