レクリス・オーリンさんの日記
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日記一覧
レクリス・オーリン | |
2019/04/01 00:19[web全体で公開] |
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レクリス・オーリン | |
2019/03/31 15:56[web全体で公開] |
🤔 初心者さん云々の話を聞いて思い返してみる。(特に理由もなく格納) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)日記で初心者さんに対しての様々なアドバイス、或いは初心者さんのお悩みなどなど お目にかかることがありましてふと思ったことをつらつらと。 こちらのSNSの”100の質問”Q4にもございますが 初めてTRPGをやった時どう思ったか・・・という部分に着目しまして、思ったのです。 初心者さんに対し、今の自分からあれやこれやと言うよりも 初めて卓に参加した時どう思ったか、どのようなことをした(あるいはしでかした)のか。 こういった経験談を話してみる、という方向性の方がマシなことが言えるのでは?と思ったのです。 それで、自分のTRPG初プレイ…もう少し掘り下げてみるとTRPGに触れた・親しんだきっかけは何だったか。 それを思い起こしてみました。 実のことを言うと、こちらのSNSで卓へ参加申請する時は…ええ、はい(・ω・; 参加申請するまでは大変緊張しました。お恥ずかしい限りですが何度か 募集ページを見ては悩み、踏ん切りがつかないので少し時間をおいてもう一度ページを見て悩み… こういったことを繰り返していたものです。(その癖は割と今も変わってなかったりします) 初心者の皆様がおおよそ悩むであろう様々な技術不足、自身のコミュ力の不足など 問題は山ほどありましたが、初心者である旨を参加時のコメントに書くことと その直前に頂いた助言「足りない部分は勇気で補え」に従うことにしました。 なお勇気を変な方向に発揮した結果… GMさん:ギルド名を決定しておいてください。 私:”暴走☆フレンズ”でどうでしょう。 同卓なされた方:じゃあそれで。 \やっちまったZE☆/ トンチキにもほどがある…とか思ってたら(・ω・; 私:羊はいませんかー?毛刈り手伝いますよー、と言ってみます。 GMさん:じゃあいます。 私:Oh☆ GMさん:体長2.7m、巨大な2本の角と強靭な四肢を持った羊が。 同卓なされた方:それ羊じゃねぇ!? \うわぁい☆/ 割と軽率にとんでもないノリになってました(・ω・)YES☆フリーダム☆ おかげさまでいい具合に緊張感は消し飛びました。 ・・・と、気合の入った脱線をブチかましましたがとどのつまり。 この時のシステム…アリアンロッドをやりたい。という欲と 持ち前のトンチキムーヴでだいたいどうにか乗り切ったという感じです。 ・・・と、このように私の当SNSでの初TRPGは冷静に考えると初心者さんに対して 何の参考にもならないというか色々おかしい内容なのでもう少し遡って TRPGに触れるきっかけについて鑑みてみることにしました。 もっとも最初に触れたのはその昔あったウィザードリィのTRPGやソードワールド(無印)のリプレイ… もう少し年を重ねてから読んだフォーチュンクエストTRPGやロードス島戦記などのリプレイ それと、当時はもうカードゲーム雑誌となっていた(実際、カードゲームの情報目当てで買っていた) ゲームぎゃざ(旧名:TRPGマガジン。現在は廃刊)などのコラムでTRPGに触れる機会があり、 興味を持って熟読していたのが最初の契機であると思ってよさそうです。 ・・・今でも雑誌に載っていたプレイ体験談の中にあったものをいくつか思い出せます。 思い出せるもの1 宝を守るゴーレム:「答えよ、勇気とは何か」 PC:「教えてやろう、勇気とはヒットポイントだ。これが下層定理が上層定理を支配すると言うんだ」 ゴーレム:「貴様らは生かして帰さん」(即答) この後、命からがらゴーレムを倒し、宝を手にしたPC達でしたが、PLさんがシナリオを見せてもらうと 本来、このゴーレムはこの問いにどう答えても「良し」と通してくれるはずでした。 このことについてGMさんはこう答えました。 「俺も、勇気とはHPだ。までなら黙って通した」 思い出せるもの2 (ウィザードリィTRPGにて、迷宮もそろそろ最下層という場面で) PLさん:ねぇGM、そろそろなんか強い武器出してよ。 GMさん:…後悔しないね? (その後、作中で最強武器の一角を占めるといっても過言ではないだろうムラマサを ”装備した”敵と遭遇、阿鼻叫喚の地獄絵図の果てに何とか勝利し、それを獲得したPC達 流石に消耗が著しいので迷宮脱出の魔法を使いたいという旨をGMさんに伝えた) GMさん:え?もう帰るの?次はカシナートの剣(これまた作中でも屈指の強さを誇る武器)を持った グレーターデーモンを出そうと思ったんだけど…(無対策だと高レベルのPCでも簡単に死にます) これはひどい(・ω・)こ れ は ひ ど い。 他にもロードス島戦記のリプレイにおけるやりとりで… GMさんの演じるホブゴブリンとPCのドワーフのやり取りにて。 GMさん「こんなところにのさばっているとは片腹痛いの正露丸」 PCさん「ホブゴブリンにいわれるとは、これは心外の胃腸薬」 ・・・これも大概ですねコンチクショウ☆ とまぁ、今にして思うとさすがにふざけすぎるのも如何なものか、という思いもなくはないですが 事前に様々な書籍を読み漁ったり、ルールブックに目を通したり。 何でもないことでも積み重なれば変なところでその経験が生きたりすることもあるのかな、と思います。 (…逆も然り、と言えなくもないですが(・ω・; コミュ力の不足に関しては 私の場合は活舌の悪さなどの諸々の問題が気にならないテキセ(テキストセッション)だったのも うまく補えていたのかな、という気がします。 オフセ(オフラインセッション)やボイセ(ボイスセッション)にもそれぞれ良いところがあるので 自分に合ったものを選べる・・・といいですね(・ω・; あとはまぁ、どうやっても。どんなに最善を尽くしてもどうにもならないことや 後になって考えてみれば「こうすればよかったのかもしれない」という後悔だけは尽きないと思います。 でもまぁ、それは…それだけはセッション経験回数が豊富なベテランプレイヤーでも ふとした時に出てくるものなのかな、と思っています。 (実際、以前見たときはツイッターにTRPGしくじり先生、というハッシュタグで PLさん・GMさんの教訓に満ちた失敗談が投稿されていたようです) 長くなりましたが、最後に私見というか蛇足を。 セッション参加に二の足を踏み、躊躇うということ。 例えばその理由が”自信がない”と感じるということは 換言すれば自身の能力に不安がある、ということなのかもしれません。 或いは人に迷惑をかけてしまうのではないか、という不安があるとも言えます。 しかしそれは、裏を返せば具体的には例示できずとも”自身の欠点の存在を理解できている”とも 言えるのではないか、と私は考えます。 然らば、その欠点の解消のために”どうすればいいのか”を考えるきっかけにもなり得る、と言ってもいいでしょう。 それはおそらく、セッションをより楽しむためにはどうすればいいか、にも通じる思考であるとも思います。 あくまで私見ですがその考えができる、ということそれ自体がセッションを楽しむ才能である と言ってもいいのではないか、と言えなくもない…気がします。多分(・ω・) ・・・大げさに過ぎる気もしますがそこはともかく(・ω・; まぁ、こんな御大層なことを言わずとも「ゲームなのだから気楽に楽しめばいい」と言ってしまえば それまでではありますが…まぁ、うん。 あとは、もしも良縁あってよい卓に恵まれたとして。 そしてTRPGを続けていこう、と思うのならば。 ある人はこう言います。 ”所詮は遊び、その通りだ。だからこそ人は夢中になれる。好きだからこそ本気になれる” またある人はこう言います。 Therefore love moderately: long love doth so; ”ほどほどに愛しなさい。永続きする愛とはそういうものだ” どちらを良しとするか。それはきっと、各々が己の心に従って決めるものなのでしょう。
レクリス・オーリン | |
2019/03/12 23:11[web全体で公開] |
🤔 そういえば、シナリオ作りに関して問われたこと(長いので格納 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)目薬さしたら悶絶する今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか(・ω・) さて、以前TRPGのシナリオ作りに関してこのような質問を受けたことがあります。 「シナリオ作るとき、どこに力入れます?」 私はその時には「基本的には良くも悪くも与太話に全力投球しがちです(・ω・; 一番好きなのは戦闘だけどテキセだとどうしても時間的に回数は多くできないので そこに至るまでどうやって印象深い場面を作るか、とかを追求したらこうなりました」 と返答するにとどめました。 実際のところ、シナリオを作る際に大切だと感じた(=力を入れるべき)点は二点 自身のモチベーションのための「自身がやりたいこと、作りたいもの」 もう一つは(シナリオ作成=自分がGMをやるという意味なので)卓自体を成立させるための「しなければならないこと」 当然ですが前者がなければシナリオを作る意味そのものを大きく減衰させることになり、 後者を考えるのは時に気の重い話になりますが、一方で必要不可欠なことでもあります。 どんなシナリオを作って、何をしたいのか。それをPLの皆様に伝えるというのは 互いに嫌な思いをしないために大切なことではあります。 とはいえ、後者に関してはあらゆる意味で難しく、考えすぎると気が重い話なので今は少し脇に置いておくとして。 此度は前者…自身がやりたいことを如何様にして形にするか。 シナリオの作り方について改めて考えてみることにしました。 …といっても、実のところ私がシナリオを作ろうと考える場合 大体の場合、アリアンロッドRPG(次いで、ソードワールドRPG2.5)でのシナリオを想定することになります。 そしてありがたいことにアリアンロッドRPGには”シーン制”という制度が採用されているため とりあえずやりたいシーン、面白そうな仕掛けを普段からいくつか考えておいて そこから逆算して今回書くシナリオの舞台に合ったシーンを見繕えばいい、という 大変、無茶苦茶な作り方をしてたりします。 …当然ではありますがシーン同士をつなげる以上、そこに矛盾や不整合が生じないよう しっかりと全体を見直す必要もありますけどね(・ω・; さて、その上で今回、シナリオを大雑把にとりとめもなく書いてみることにしました。 まず、事の発端になる「やりたいこと」を考える。 今回私は、季節ネタで一つシナリオを作りたいと思いました…流石に、近日に控えるホワイトデーを ネタにするのは無理なので来月の季節ネタ…イースターに着目してみました。 とはいえ、これは「復活祭」の名を見ればわかる通り、宗教行事としての面が強いので そのままモチーフにするのはちょっと無理があります。なので今回は「卵と兎」にテーマを絞ってみました。 さて、アリアンロッドにおいて卵と言われて私が思いついたのは ルールブック2、p.243に記載されている”エッグゴーレム”でした。 フレーバーでは「卵を媒体に作られたゴーレムで誰が何のために作ったのかわからない」とまで書かれ 挙句の果てにスリップ(転倒)を受けると戦闘不能を通り越して一発で死亡するという 腹筋粉砕枠にもほどがあるステキゴーレムです(・ω・) そしてアリアンロッドとは関係がないですが、ウサギといえば… ゲームや映画では割と有名な…そしてその語源を遡ればかの有名な童話にまで遡るトンデモウサギがいます。 その名も”ヴォーパルバニー”。恐らくはこの首狩り兎の名をご存知の方は少なくないと思います。 とはいえ流石に首狩りをそのままネタにするとエグいのでそこは改変してマイルドにするとして… …などと考えつつ、この二つを主題にして話を作ることにしました。 まぁ、これが最初の”やりたいこと”という感じになります。 …でまぁ、実際にシナリオの大雑把な背景・目的を作った結果… 酷い合体事故が起きました。 シナリオ名:毛刈りウサギと卵の遺跡 ある遺跡から発掘され、考古学者に保管されていたエッグゴーレム。 しかしてある日見てみるとそのエッグゴーレムが砕けており、 その中から一匹の兎が発見される。初めはどこからか紛れ込んだ兎が エッグゴーレムを割ってしまったのか?と考えたが そのような形跡は一切なく、どう考えてもそのエッグゴーレムから出てきたとしか思えない。 胎生のはずの兎が卵から生まれてくるとでも言うのだろうか? また、それ以外にも不可解な点があり、兎にあるまじき鋭い爪が隠れていたり 二本足で歩いたりする…この謎を解明すべく行動しようとした考古学者だったが、 彼はその兎の最初の犠牲者となった。首をはねられはしなかったものの 彼の側頭部の頭髪は一瞬にして刈り取られ、哀れモヒカンと化したのである。(・ω・) その後、兎は市街へと逃走…犠牲者を増やしていった。 ある者は頭髪を全て刈り取られ無毛に。 またある者は何をどうやったのか一瞬にして弁髪に。 あるいは毛を刈ろうとしてヅr…ウィッグを装着していることが露見したりなど 市街は大混乱の様相を呈しました。 衛兵達はすばしっこく、気配を消すのがうまいこの兎にだいぶ手を焼かされましたが なんとか取り押さえることに成功します。 しかし、この大混乱に乗じたのか町の近隣で妖魔の行動が活性化。 衛兵たちはそちらへの対応に追われ、そのどさくさで毛刈り兎は逃げ出してしまいます。 そしてそんな中、考古学者によって衝撃の事実が明らかになりました。 これまで、あまりにも話が突飛すぎるため創作だろうと思われていた 毛刈り兎に関する蔵書からこのような情報が得られました。 ”かの毛刈り兎は、古代にとある実験によって生まれた怪物である。 曰く、頭髪が失われることで発生する嘆きのエネルギーを吸収することで 成長・進化し、最終的に首狩り兎へと進化を遂げるだろう。 そうなれば、見た目には野ウサギと大きな差はなく、 それゆえに高い隠密性を持つ最悪の暗殺者となり、人々を混乱に陥れるだろう。 …そしてその兎を保育・休眠させていたのがあの遺跡にあるエッグゴーレムである” モヒカn…考古学者は戦慄しました。サンプルとして持ち帰ったエッグゴーレムは一体だけだったが 遺跡に保管されているエッグゴーレムは相当量存在しているはずだ、と。 あるいは仮定として、今回の混乱に乗じた妖魔の襲撃も”全て計画されていたものだとしたら” 考古学者は大急ぎで文献を漁り、対策を探しました。 その結果、かつて遺跡で見つけた際あまりにも突飛すぎることから持て余していた ”聖なるパイナップル”が毛刈り兎への対策として作られた爆弾(手榴弾)であることが判明します。 今ならまだ、目覚める前の毛刈り兎達をこれで一網打尽にできるかもしれない。 しかし、遺跡の近くには妖魔が多数確認されており、衛兵達はその対応で手一杯。 そこで、考古学者は冒険者に依頼することにしたのです。 衛兵達が妖魔を引き付けている間に遺跡へ潜入、エッグゴーレム達を爆破し これ以上、毛刈り兎が現れないようにしてほしい。 そしてもし、遺跡内で毛刈り兎と遭遇したら今度は仕留めてほしい、と。 …うん、その。なんというか自分で書いといてなんですが ど う し て こ う な っ た(・ω・) ちなみに、補足として 遺跡自体の爆破・破壊そのものを行わず敢えて潜入という形をとる理由としては 1.こういった事態の再発に備えて当面の危機が去ったら遺跡を再調査したいという思惑がある。 2.通常の爆破や攻撃ではエッグゴーレムが防壁となり、結果として毛刈り兎を目覚めさせる羽目になる。 そのために、特殊な爆弾である”聖なるパイナップル”が必要になる などの理由があれば矛盾は少ない…はず(・ω・; なのですがこのシナリオ、それ以外にもいろいろ問題があって(・ω・; 1.そもそも人の身体的特徴(ハg…無毛とか)をネタにするのはいかがなものか。 2.正体が怪物とはいえ小動物の見た目をしたものと敵対、あるいは害する必要がある、 ってPLさんによってはかなりつらいものがあるのでは? 3.というか事の発端から書いたけど、募集するときにシナリオ情報をしっかりまとめるのに苦労しそう。 4.イ ー ス タ ー 関 係 ね ぇ(・ω・; などの問題があります(・ω・; これらの問題を修正できるのであればそこから先は”セッションをどのくらいの時間にしたいか”を考え ・舞台となる遺跡のマップを作る(具体的にはいくつくらいのシーンがあるのか考え、 それが不自然にならないようにする) ・何レベルくらいのPCを想定してエネミーを用意するか考える 短い時間でのセッション、と考えるなら部屋数は少なく。(=道中の脇道が軒並み瓦礫で閉ざされていて、 進むために必要な瓦礫をどかす時間が非常にかかるため脱線できない、とか そもそも遺跡の規模そのものが小さい、などの構造的な事情を作る) エッグゴーレム自体は単なる舞台装置のようなものなので、毛刈り兎がどんな能力を持っているか、 あるいは別の敵を用意するにしてもどんなものがよいか、を考える。 それに付随して必要なNPC(今回の場合は考古学者)がどんな態度で冒険者と接するのか、などを 考える…という手順になりそうです。 …そして余裕があればなんで「ピンポイントで頭髪を失った時の嘆きをエネルギーにしようと思ったのか」 などの理由付けなども掘り下げることになりそうですネ(・ω・) (それを実際にPL・PCに話す機会があるかどうかは別として) ……なんでこんなヴァカな話を考えたんだ私(・ω・;
レクリス・オーリン | |
2019/03/11 02:09[web全体で公開] |
🤔 TRPGにおける”説得・交渉”というものについてつらつらと(相変わらず長いので格納 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)杉花粉のおかげでいい具合にくたばりかけておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか(・ω・) さて、そんなしょうもない話はともかくとして、ある場所(当然、ここではないです)で 恐らくはGMさんのものであろう説得ロールについての話を耳にしました。 詳細は当事者でない私には多くは語れませんが、それはそれとして そも”説得”とはどんなものなのかを考えてみることにしました。 辞書での記述に倣うのであれば「よく話して、相手に納得させること」 「コミュニケーションによって受け手の理性や感情に働きかけ、相手の自発性を尊重しながら 送り手の意図する方向に受け手の意見、態度、行動を変化させること。」 という意味合いになるようです。 (厳密には報酬や制裁といった措置を直接取引材料にする場合は”推奨”や”強制”になるので また違ったものになりますがそれらの可能性を暗示したうえで説得が試みられる場合もあるようです) それを踏まえた上でいろいろ考えると… ・そも、なぜ説得を行うのか。 相手に考え・意見を変えてほしい、ということは「そうすることで自身・自陣になんらかのメリットがある。 (あるいは、何らかのデメリットを回避したい)」という意図がある、というのが合理的な理由だと思います。 もちろん、奇特な例としてはPLの視点で見た場合、会話を通じてGMさん(が演じるNPC)とのやりとりを 面白がるという例もあり得そうです。 (ただしこれは、GMさんに対して負担を強いる恐れがあり、同卓の方を退屈させる恐れがあります…) もう少し具体例を言うと「無用な消耗を避ける為の戦闘回避」「NPCに対して同行を要求したり、味方…とまでは いかずとも、敵とみなされないようにしたい。(あるいは、そのNPCが持っている情報を聞き出したい)」など。 中には、女神転生というゲームのように会話そのものが非常に面白おかしなことになっているケースもあります。 そのゲームでは悪魔(敵)と会話・交渉することで自陣に引き込んだりアイテムをもらったりするわけですが… とりわけ面白かったのは真・女神転生TRPGをプレイした方によるこの記述でした。 「妖精って連中はとにかく面白いことが好きだ。連中との交渉は”会話戦闘”と揶揄されるほどでな。 アイツらと渡り合いたいなら壊れたヘッドフォンを拾ったときにとっさにそれを頭にのせて (耳に見立てて)”やぁ、ボクミッ●ー”とかやらかせるくらいの根性が要る」 ハハッ! 気合の入ったチキンレースを見た気はしましたが確かにこれくらいトンチキなことができるなら その交渉は面白恐ろしいことになりそうな気がします(・ω・) ただし、これらはGMさんや同卓なさった方々の考え方次第な上に、場合によっては非常に大きな負担をかけるので 本当にやっていいのかどうか慎重に、かつ冷静に考え、相談することを強く推奨します。 ・具体的な説得のプロセスや考え方について、私の意見・考え方。 1.何はなくとも1番最初に考えるのは”現在、説得あるいは交渉を行っていいのかどうか。” これをよく考え、判断する必要があると思います。 具体的にはGMさんが戦闘を行う(あるいはPCに逃げてほしいと考えている)場面であると定義している場合、 それに反して説得・交渉での解決を試みるというのは基本的には下策であると考えます。 まぁ、そういった場合は大抵において会話・交渉そのものが不可能な状況になっているケースが多いので (例:こちらを敵視し、臨戦態勢をとっている=興奮状態であるため会話はまず成立しない。 そもそも敵対種族であると定義されているため対話そのものが現実的ではない、など) そう判断に迷うことはないと思います(・ω・; 逆に、出てきた相手が中立種族だったり、ある程度警戒こそすれ敵対の意思がないと判断でき得る場合、 あるいは場合によっては交渉の余地がある、と判断できる場合。もっともっと単純にセッション時間的に 少し急いだほうがいい、という場合であれば時間のかかる戦闘よりも交渉・説得が役立つ場合がある…と私は考えます。 まぁ、私情を言えば私は(一部ゲームシステムを除いて)戦闘そのものは好ましく思っていますが、 だからといって会う相手に片っ端から強硬な手段・態度をとるのは愚行でしかない…という考えもあります(・ω・; 2.いざ説得や交渉を行う場合、まず何から始めるか。 説得・交渉を行う道理があると判断できたのであれば、まずGMにそれを行いたい旨を伝えるのが先決と思われます。 その際に”どのような交渉を行いたいのか”あるいは”どのような交渉を行うのが適切か”を考え、 説明するのが肝要であると考えます。…当たり前のことですね(・ω・; PCが言語で説得を行えるのかどうか、あるいはそれが無理でも身振り手振りなどで意思疎通が可能かどうか。 それらを判断し、裁定を仰ぐ必要があると思います。 そして、首尾よくいった場合の交渉の手段も様々で ・威圧、恫喝、脅迫といった強硬な姿勢を取ることでこちらの要求を通す”強制” ・相手の心理状態や抱えている問題を察知し、それに対し意見や懐柔策を提示する”説得” ・報酬や利益を提示することで解決を図る”取引” …まぁ、3番目の内容的には2番目を包括している気はしますがそこはともかく(・ω・; 私がぱっと考え付くのはこんな感じです。 実際のところ、私は1番目の”強制”という手段を用いることはあまり良いとは思いません。 自身のキャラに能力があり”力こそがすべてである”と考える種族に対しては効果的かもしれませんが…。 一方で威嚇や威圧に恐怖した結果、逃げ道を失って追い詰められたと判断して 「死に物狂いでこちらに襲い掛かってくる」という最悪の結果を招きかねない、という危惧があるからです。 「窮鼠猫を噛む」「窮寇は追うなかれ」「獣窮まれば即ち噛む」などの言葉がその類例ですね。 あるいは、現実に存在する蜂などの昆虫がわかりやすい例ですが その一匹をしとめるだけでいいのであれば容易いが、猛毒を持っていたり、 その亡骸から発せられる匂いなどの物質が仲間を呼ぶという、などという厄介なケースもありえます。 こういったリスクも十分考えうるので一見して有利でも油断はしないように。 個人的にはそういう心構え・自戒として強硬な手段はあまり好ましくないと考えます。 2・3番目の説得・取引。これは言語が通じる…かつGMさんが応じてくれるのであれば いろんな状況で使えると思います。 まず最初に、相手がどのような心理状況なのか、もし警戒されているのであればその警戒を解くにはどうしたらいいか。 要するに、これから対話する相手に信用してもらうことから始める必要があります。 交渉のテーブルについてもらわないことには何も始まらない、ってことですね。 …”相手の立場に立って考える”能力を要求されるので相手を選ぶ気はします(・ω・; (とりわけ”人間に理解できないもの”を主題として取り扱うことが多いCoCとの相性は最悪ですね) ただし、相手を味方につけたり、シナリオ攻略のヒントが得られる可能性もあることを考えると 実利という面においてやってみる価値はあるとも思います。 相手の心理状態や重んじるもの、つまり相手への理解。 それを踏まえて自分が提示できる手段が何なのか考えてみる。 (というと大げさですが実際のところ、礼節をしっかりわきまえて話すだけでも案外効果はあるのかも。) …そう考えると説得・交渉ロール(具体的にどのような態度で相手と交渉しているかを明示する)というのは 何も特別な技術・知識を以て行うものというのではなく、TRPGをやる上での 当然の気遣いや場の空気を読むという行動の延長線上にあるものでしかないのかもしれません(・ω・; ちなみに、相手に対して有効な交渉・説得というのは実に多種多様だと思います。 自身のキャラや交渉する相手の年齢や立場などを加味すると一見して奇特な手段も ”GMさんがそれを納得してくれるのでさえあれば”有効になりえるのでしょう。 その納得を得るために、時に知恵を絞り、時には相手の情に訴え、あるいは何らかの取引材料を用いる。 場合によってはハッタリを利かせる、なんて手もありますね。 回りくどい手ではありますが時にはそういう手を考えてみるのも悪くはないと思います。 もちろん、大前提としてGMさん・同卓の方に負担・迷惑をかけないことが一番大切です。 こういった回りくどい手を好ましく思うかどうかはまったく別の話。 説得してみたはいいが時間がかかりすぎた、なんてケースも十分あり得ますからね(ノω・; そして、こうして行った説得・交渉ロールはあくまでもPL側が提示できる提案の一つであり 実際の問題解決にはGMさんが該当すると判断した能力値や技能を用いたダイスロールになると思います。 (例:アリアンロッドRPGであれば精神や知力でのダイスロール。 CoCであればそのもの信用や説得、あるいは言いくるめという技能があります) 説得・交渉ロール(PC発言)を行ったから判定が免除されたり、 有利な補正がもらえることを期待するのではなく、あくまでもその手段を取ることで ”該当のダイスロールを行う権利を得ることができる”ことを目指す…と考えたほうが無難そうですね。 …間違っても「説得ロールをしたから補正ください」などとPL側から要求してはいけないと思います。 あくまでもGMさんが納得するかどうか。言い換えればGMさんの厚意に委ねるべき事柄です。(・ω・; と、これらはNPCに対する説得ロールについての考え方、という感じです。 何度でも言いますがくれぐれも同卓の方やGMさんの負担にはならないように かつ、GMさんの裁定には従うよう申し上げます(・ω・; 余談ですが、無理に気の利いたPC発言をしようとしなくても ”なるべく穏やかに話しかけます”とか”こういった根拠を以て説得してみます”みたいな PL発言でも十分納得してもらえると思います。(場合によってはそちらの方がわかりやすいと思います) 余談ですが、他PC・PLに”NPCにではなくPCを相手に”説得を要求された場合はどうするか。 …個人的には前述の通り、説得って結構手間のかかる行動です(・ω・; それを他人に要求するというのは”あまり良いとは言い難い”…と思います。 話はそれましたが、なんでこんな回りくどいことを改めて書き連ねたのか(・ω・; 自分が参加したセッションを振り返ってみて、かつて私は”力を比べ技の限りを尽くし、全力を以て戦うこと” それを表現できる戦闘というものは好きである、と主張してきましたがその一方で 戦闘そのものに対して自分がどう向き合えばいいのか。 …かなり矛盾は生じる気もしますが、戦闘を通して相手に対する理解や敬意を示すことだってできる。 ひょっとして私が本当に求めてるものって戦うことそのものというよりもむしろ、 戦った相手に対して(できれば互いに)敬意を示すことなのか?と思い当たる節があったので 戦闘による問題解決だけではなく、対話や交渉による問題解決についても考えを巡らせて見た次第にございます。 ある意味ではこういった交渉も”武力ではなく知恵を絞っての戦い(試合)である”とも言えそうですし。 戦闘民族というか脳筋にもほどがある発想ですし、TRPGにそれが必要かどうかはわからないですけどネ(ノω・; そしてもう深夜2時。思うことはまだありますが「もう寝なさい」と自分に言い聞かせることにしました(・ω・;
レクリス・オーリン | |
2019/02/25 03:18[web全体で公開] |
🤔 前から少し考えていたことをつらつらと(長いので閉じます) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)以前こちらで100の質問を見た時に興味を持ち、何とはなしに思索していたことがあったのですが、 ちょっと気になる日記があったので(直接は関係ないにしても)それに触発されて文章にしてみようと思いました。 100の質問の項目、Q.10に「TRPGの熟練者の基準は何か」というものがあります。 この回答の中に非常に興味を持ったものがございまして。 熟練者の基準とは「見せ場を譲り合えること」と言った趣旨の返答がありました。 それについてはなるほど、とは思いましたが一方で、 見せ場を譲り合うとは具体的にどういったことを意味するのか、を考えると 非常に長い間、思索に耽ることになったのです。 思うに、自分ひとりで見せ場を独占したり、或いはべらべらと喋ったりせず 時と場合に応じて他のPLさんにネタを振る・・・とでも言いましょうか そういう気づかいができるPLさんのことを指し示しているのだと思います。 そう考えると、(TRPGのPLを役者・俳優に例える、というのは本来良い事ではないのですが) ”優れた主演俳優であること”を心掛けるよりも、”優れた助演俳優”であることを心掛けたほうが良さそう ・・・と比喩することができると思えます。・・・思うのですが、それを実践するとなるとこれまた難しい(・ω・;) ”良かれと思ってネタを振ったらかえって負担をかけたり困惑させたりしてしまった” ”予想以上に出目がよかったなどの理由で、結果として次の人の手番(見せ場となり得る場面)が来る前に 問題を解決してしまった”など、気を遣ったつもりが結果として逆効果になった・・・そんな例も少なくはないと思います。 ええ、はい。少なくはないと思います(・ω・;)(自分の胸に手を当てて反省中) 一方で・・・ここ最近書いた卓の感想を書いている最中に思いましたが ”どうしても逃したくない好機(見せ場)が被っちゃった場合どうしたものか”という悩みもあります。 やっぱりTRPGをやる以上”楽しい”という感情はとても大切なものなわけで。 そうすると、その楽しみの追求故に”ここだけはどうしても、自分の手で成し遂げたい” と言う場面が出てくるのは避けづらい問題だとも思うのです。 ・・・具体的には”またとないほどの好機、これ以上ないほど楽しい瞬間。ここで燃えずして何とするか” と嬉々としてノリノリでぶちかました攻撃がそのまま敵のボスを撃破した結果、 そのまま戦闘が終わって後に続く味方が消化不良になりました、なんていう例がありましてですね。 ・・・ええ、はい。私 の 事 で す(・ω・;面目次第もございませんorz この場合はあくまでルールに則った行動順に、するべきことをした結果の事故だとは思いたいのですが 一方で、見せ場を奪った・・・とみなされても仕方ない部分はあると思います。(・ω・; こういった例を鑑みるに、参加者の皆さんがどのような見せ場が欲しいのか、どう接したら話しやすいのか。 それを見る目を養うこと、そして実践する事の難しさと言うものを痛感する事でもありました。 まぁ、それはきっと、自分の楽しみと他の方々の楽しみの兼ね合い、 それらをどのようにバランスを取るかと言う問題であり ひとりでは成しえないことである(=だからこそ相談すべきである) という結論に落ち着きそうですけどね(・ω・; とりわけ、私が書く楽しかったセッションでの感想は 見た人によっては”ノリと勢いに任せて楽しむあまり、身勝手な振舞いをしてる”と見なされる恐れもあります。 無論、私としては”同卓の人のことを考えてなかったわけではない。”とも主張することもできます。 (実際に、その主張を是としてもらえるかは見ていただいた方や参加者の皆様に委ねるとして) その他に、GMさんに対しての接し方についても考えたことを。 シナリオが楽しいのであればそれを遠慮することなく示し 出てきたNPCに好意を抱いたならそれを示す。(示し方はたくさんあるけれど) 後は、セッション中にGMさんの笑いが取れたなら言うことなし。 (具体例として妖怪いちたりないを召喚してGMさんの笑いを取ったことは誇っていい話だと思います(・ω・) ・・・私見ではまぁ、そう言ったことがGMさんの楽しみの一つになり得るのかな?と考えました。 ・・・ただ、この意見を是とするか非とするか。 その答えは多分、人によって大きく分かれるのかなぁ、と思うのです。 さて、色々考え、書き連ねてはみましたがこういった問題や悩みに自分がそれなりに正しい答えを出せているかどうか。 (人間なので絶対に正しいと言える答えを示すことは不可能である、としても) これは常に、と言ってもいいほど過言ではないほど自問し続ける必要がありそうだな、と思いました。 まぁ、難しく考え過ぎないほうがいい時もあったりしますがそこはそれ、ということで(・ω・; とりあえず時計を見たら惨事・・・もとい三時過ぎ。思うことはたくさんありますが 「もう寝なさい」と自分に言い聞かせることにしました(・ω・)
レクリス・オーリン | |
2019/02/21 22:06[web全体で公開] |
😊 [アリアンロッド2e]1日遅れて(新サプリネタバレあり (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)先日発売のサプリ、レガシーデータブックがようやく届いたのでざっと流し読みしてみました。 とりあえず目玉のレガシークラス・・・追加された一般スキルを取得することで 対応メインクラスのサポートクラスとしてクラスチェンジできる模様。 と言っても、例によって例の如くGMさんの裁量次第ですが(・ω・; ルール変更でムーブアクションとマイナーアクションの間に レガシーアクションが追加されてるので単純にできることが増えた、と言う印象です。 逆に言えば、そのレガシーアクションを使う強敵も出てくるということも意味してますが(・ω・; ちなみにレガシークラス関係以外にも(役立つかはともかく)一般スキルが7つほど追加されてたり マジックアイテムのデータなんかもそこそこ追加されてるようです。 ・・・(・ω・)個人的には1シナリオ一回だけ、白兵攻撃を射程20m、光属性魔法ダメージにすることができる ゴーレムソードが目を引きました。(装備可能レベル15とか言ってますけどネ☆) ・・・仕方ないのです。ゴーレムビームは浪漫ですから(・ω・) ギルドサポートもいくつかあって、何気にギルドハウスに錬金術製のジュークボックスを設置したり リラクゼーショングッズ(沈むほど柔らかいソファ・・・俗にいう人をダメにするソファーですね)などなど 少し表現の幅が広がりそうなものもちらほらと(・ω・) 後は世界観設定として港町ヒルベニアとその地下にある古代遺跡のことが載っていたり、 それに伴ってエネミーデータ、シナリオフックなどもありました。 ・・・そしてその収録エネミーと言えば(・ω・) 人が乗り込めるタイプのゴーレム・・・しかも戦闘中の搭乗・離脱が不可能という”荷役ゴーレム” どう見てもAIB〇です、本当にありがとうございましたな”ドッグゴーレム” 四本腕のついた大きなル〇バ的な存在、”クリンアップゴーレム” (しかもその強力洗浄は10D+100と言うとてつもないダメージ) そして極めつけはゴーレムなのになぜか分類:人間。 その外見はどう見ても絵描き歌のコックさん。 その名も”巨大ゴーレム”(・ω・) ”頭のコック帽からミサイル、口から炎、目からビームと多彩な飛び道具を持ち、 更にはヘラは白兵用の武器、フライパンは盾として使いこなす” ・・・浪漫溢れる腹筋ブレイカーですねコンチクショウ☆ いつものようにゴーレムが豊作でしたが他にもエネミーと言う意味ではギルマン海賊団やら ちょっとしたイベントとしてはワンダリング屋台(ラーメンの屋台)などなど、色々妙なものがありました(・ω・) レガシークラス関連としては 目を引いたのが妖精との契約者”コントラクター”(アコライト系の対応レガシークラス)と 精霊剣を使う魔法使い”ウォーロック”(メイジ対応レガシークラス)でしょうか。 既存サポートクラスのイリュージョニストも射程距離の都合、中~近距離向けと言えなくもないですが それとはまた違った感じになるウォーロックと、妖精たちについてのちょっとした掘り下げになった (特に、ディナシーについてはあまり情報を得られなかったのでありがたい) コントラクターは興味深いものでした。 ・・・それとは別に(・ω・) シーフ系列のレガシークラス”フォーチュネイト”が使うアルカナム(=タロットカードのようなもの)。 これの絵柄が収録されているのですが、その中には七大神や精霊王、サモナーにとっては馴染み深い 動物の王達の姿が描かれていました。恐らく、それらは作中の人々が考える・描く姿なので ある程度デフォルメはされていると思いますが・・・ ・背中の文様以外普通の蜘蛛にしか見えない”小さき蟲の王アラクネ” ・タイトルにもなってる”銀の輪の女王アリアンロッド” など印象深いものもいくつか・・・でも一番ツッコミ入れたかったのは・・・ やはり”太陽の神にして神々の王アーケンラーヴ”の姿でした。 剣を持ち、甲冑を身にまとった青年、という感じの外見ですが・・・ ・作中設定での”粛清”の首謀者である。 ・その粛清、とはメタ的に言うと版上げの事である。 つまり、アーケンラーヴとは著者の菊池たけs・・・ いえ、何でもないです(・ω・) 他にも、収録されているシナリオではジャック・オー・ランタンのなぞなぞがあったり (=どんな喋り方をするのかの参考になりました)色々印象深いものでした。 正直、実際に手に取るまでは大きくは期待してなかったのと、 レガシークラスは超高レベル帯向けだろうなぁ・・・と思ってたので (単発シナリオでは使いにくそうだけど)思ったよりかは面白い内容でした。 流石にパーフェクトスキルガイドやパーフェクトアイテムガイド、エクスパンション・ブックと言った 鉄板と言ってもいいほどの品物と比べると強くお勧めできるものと言う感じはありませんが コアなファンにはよさそうな一品です。 何より、ですね(・ω・) その後書きに個人的にはとても大きな朗報がありました。 ”新版エネミーガイドについても編集さんの営業努力の末、リリースにこじつけることができそうである”とのこと。 やったぜ(・ω・) や っ た ぜ (・ω・) まぁ、実際に出版されるのがいつになるかと考えると、年単位で後になりそうな気はしますが 是非ともほしいと思っていた一冊が出てくるのは嬉しい限りです(・ω・)
レクリス・オーリン | |
2019/02/18 21:57[web全体で公開] |
😆 [アリアンロッド2e]久々のセッション感想6(どう見ても長すぎるので格納) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)先日に引き続きクライマックスフェイズの感想です。 さて、アコライトさんの手当てのおかげで無事戦線復帰し、2ラウンド目へ突入した次第にございます。 私「向こうの妨害もこれでおしまい、後は一矢報いられるといいけれど・・・」 下手をすればその一矢が本セッション最後の一発になり得るだろう・・・そう予感していた私ですが・・・ ケーキの妖精さん:「優しくしてね」 ・・・ええ、はい(・ω・;この時はまだ残りHPはわかりませんでしたが 先のラウンドでのウォーリアさんの一撃を鑑みるとそう言いたくなる気持ちも察せます。 とはいえ、私の攻撃がケーキの妖精さんに向けられることはなかったわけですがそれはともかく(・ω・; ・・・この後、アコライトさんの提案で、ギルドサポート:陣形を用いての全員突撃。 こうすることでアコライトさんの用いるスキル:タクティクスの効果が全員にかかります。 同時に、次に受けるであろう攻撃に備えてのギルドサポート:蘇生(HP回復) そしてウォーリアさんの「たぶん限界突破も使いドコ~次の避けないと死ぬし」と言う 言葉通り、ギルドサポート:限界突破(=判定+1d、与ダメージ+2d)の大判振舞です。 チューシさん:ぎゅーいーん GMさん:ぎゅーいーん (・ω・)・・・素晴らしい連係です。素晴らしい連係です。 ・・・さて、私は、と言うと。限界突破までもらって、意気揚々としていました。 陣形での移動の際、ちょうどパンプキンの妖精さんの目の前のマスが空いてたので そこへ移動・・・期せずして正面から相対するという形になりました。 さて、私はこの時、とある物語の・・・ある人物の言葉を思い起こしました。 ”我が怨敵。我が憎悪。我が運命よ。どうか見届けてほしい。 この僅かな時間が、私に与えられた物語。 この僅かな、されど、あまりにも愛おしい時間が、自分に与えられた本当の生だ。” それに倣うのならば。 このたったひと時が私(PL)の望んでやまなかった舞台。 私の好敵、愛しき妖精。私(PC・・・リズ・リル)の、運命。 だから、私たち(PLとPC)は眼前のパンプキンの妖精にこう呼びかけました。 私:「さて、パンプキンちゃん。もう少し付き合っていただきますよー☆」 パンプキン:「ふふん、一回ばたんきゅーしたやつが何をえらそーに!」 もっともな返答ですネ☆ ・・・さて、これまではパンプキンの妖精さんに対してはさん付けでしたが、ここではちゃん付け。 我が事ながら浮かれているというかなんというか・・・まぁ、それはさておき(・ω・; 好敵手の前に立ち、意気込む私はさておき、先のラウンドでは”手加減せずにいかせてもらう”と宣言した チューシさんがその技の限りを尽くしていました。 (セットアップフェイズにて、スキル:ファストイートを用いて) チューシさん:達人のムニエルを使用!(攻撃のダメージに+5) チューシさん:もぐもぐ チューシさん:すべての食材に感謝! そして手番ではスキル:フードファイトを用いて・・・ 「今度は碧星のデザート!火炎豆腐で口の中が燃え盛るところから涼やかな果物を添えた杏仁豆腐を提供しよう!」 更には前回のラウンドでは使わなかったフェンサー1と言うスキルも用いての全力の範囲攻撃です。 チューシさん:「美味しくいただくがいい」涼やかな後味を提供しつつ ・・・全力の攻撃ですね(・ω・) かくして、ケーキ・ホールの守りをものともせず、92(20軽減されているので実際には72)ものダメージ。 「あらら、やられちゃったわぁ」の言葉と共にケーキの妖精さんが倒れました。 ・・・これでもう、軽減もありません。私としては、ただあるべき全力をぶつけるだけです。 この時の私は、本当にテンションが上がりっぱなしでうまい言い回しが思いつかないほどでした。 なので、一言だけ。 私:「さて、パンプキンちゃん、借りたものをお返しいたしますね☆」 冷静に考えると意味が伝わりづらい言葉になりましたが、”借りを返す”という意気込みを言葉にして。 ”憎しみのためではなく、示すための戦いである。” ある物語の登場人物の言葉ですが、この時の自分の心境を何よりも雄弁に語ってくれました。 ・・・切り札を以てなお、倒せなかったとして・・・その後、倒れることになったとしても。 ・・・敗れるとしても、その時はあなた(パンプキンの妖精さん)が その勝利を誇るに足る者でありたいから。 或いは、一度は倒れた弱き者である私が強き者であるあなたに、 自らの心の全てを以て肉迫し得ることを示したいから。 ・・・その為に、私たちは此処に立ちました。 燃え立つ心。闘志。愛おしく感じる心。望んでやまなかった舞台に立てた喜び。 何もかも全てをリゼントメント・・・感情の高まりを魔力に転化するこのスキルに託して。 ・・・ギルドサポート:限界突破・・・己の限界以上の力をも引き出して。 諸々全てのスキルを乗せ、全力を以て自らの好敵手、愛しき妖精に挑みました。 リゼントメントを乗せたスキルがイメージビースト(幻術の獣)だったので (セッション中は言葉にはしませんでしたが) ・・・燃え立つ心を乗せ、燃え盛る不死鳥が飛翔しました。 そのダメージは15D6+84→55+84=139。 先のラウンドウォーリアさんの攻撃と比べれば威力の低い攻撃ではありますが、出目としては充分。 ・・・自らの心を形として示したその結果は・・・。 「ぐわー!」と言う声と共に倒れるパンプキンの妖精さん。 一番最初に「え”」と驚きの声を上げたのはウォーリアさんでした。 次いで「おお」と歓声(?)を上げてくれたのはアコライトさん。 私自身もずいぶん驚きはしましたが、無事に借りは返せた形と相成りました。 私:「これで、一勝一敗。あなたとの戦いは手打ちです、ね☆」 なるべく冷静さを保っている振りはしましたがその時の心境は言わずもがな、です。 GMさんの話によると(ウォーリアさんの意外とやわかった、と言う言葉に対し) このレベル帯だと普通はボス1取り巻き2~3、ボスはHP700くらいなんですが3人なので3等分してみました★ とのことでした。お菓子ばっかりの食生活で不摂生が祟ったのかと思いましたがそうでもなかったようです(・ω・) さて、何はともあれ後は残るチョコレートの妖精さん。満を持してのウォーリアさんの出番・・・のはずでしたが。 チョコレート「ふ…パンプキンがやられたようだな…」 ケーキ:「くくく…やつは3人の中でも最強…」 私:「これはひどい☆」 チョコレート:「というわけで降参!降参です!」 と、チョコレートの妖精さんの降参でもってこの戦いの幕は降りました。 ・・・雑談タブでの ウォーリアさんの「消化不良なのー」の言葉と共に繰り出されていた 21D6+13+90→ 75+13+90 →=178のダメージロールを見ると 降参は賢明な判断に見えました(・ω・; 改めて、ここで戦いは終わりました。で、あれば闘志はもう必要なく。 私は第一声で「大丈夫ー?立てるー?」と、カボチャの妖精さんを気遣ってました。 そしてドロップ品決定ロール。「くそぅ、僕が負けるとは…」 「ほらもってけー!」というパンプキンの妖精さんの声に対し、 チューシさんのPL発言・・・”では採取のクリスタルつきのナイフを構えて私が振りましょう”という言葉。 ・・・最後の最後まで多芸な御仁です(・ω・) パンプキンの妖精さんからは、カボチャパン(10万G) ケーキの妖精さんからはショートケーキ(8万G) チョコレートの妖精さんからは板チョコ(3万G) アコライトさんの「全部美味しそうですね」というブレない一言と チューシさん「君たちに大事なことを教えよう」 「この素晴らしいパティシエ能力を生かして、甘味を売れば。窃盗などせずとも食っていけるだろう」 と言う言葉には思わず「ご も っ と も」と返したものです。(・ω・; ちなみに当の妖精さんたちの反応は、と言うと パンプキン:「な、なんだってー!」 チョコレート:「めんどい」 ケーキ:「うーん、まぁその通りよねぇ」 と、らしいと言えばらしい気もする三者三様の返答でした。 チューシさんの「今回は盗まれたものが戻れば良しとしよう。これ以上は折檻はしない」と言う言葉の後。 私たち(PL・PC共に)は妖精さんたちにこう伝えました。 私:「これを。・・・まぁ、何の返礼にもならないかもだけど。」 (ランチボックスから、果実を取り出してパンプキンちゃんたち三人に差し出してみます) 私:「事件よりも何よりも、あなたたちに会えた幸運に何よりの喜びを。 ・・・粗品だけど、受け取ってくださいまし」(優しく笑います) メイジ、或いはイリュージョニストとしては戦闘の際、その魔術を以て心を形にしました。 今度は、偽らざる心を魔術ではなく素朴な果物と言葉・・・そして笑顔で形にしてみたのです。 その心が届いたのか・・・パンプキンの妖精さんは「…まぁ許してやろう」と。 チョコレートの妖精さんは「チョコつけよう」と何とも言えない調子でしたが。 その様子を見たチューシさんは「反省したのならばとっておきのデザートでも振る舞おう」と控えめに笑っていました。 そして、エンディングフェイズ。 さて、お砂糖やらなにやら取り戻した甲斐あってお菓子を扱うお店はその機能を取り戻しました。 「ああ・・・そうだった」と、オープニングフェイズで出会った妖精さんを思い出したチューシさん。 ほっぺたにご飯つぶをつけながら現れた妖精さんの「あ、終わりました?」と言う問いに気前よく 「ああ、助かった。これから祭りで打ち上げだ。君にもご馳走しよう」 と、答えるチューシさん。その言葉に「わぁい」と喜んでいた妖精さん。 私:「是非とも振舞ってあげてくださいまし・・・あはは、さっそく食べていたみたい」(楽しげに笑います) チューシさん:「では我々も食事にしよう。食は人が良くなると書く。食は笑顔の源だ」 アコライトさん:「ええ、いっぱい食べたいです!」 かくして、此度のシナリオは幕を下ろしました。 ここから、GMさんのお話で・・・クライマックスフェイズで戦った3人の妖精さんたちのスキルの効果は それぞれガーデナーのスキルのみで構成されている、と言う話も聞けました。 (アコライトさんはそれに気づいていたようです。) ・・・ガーデナーのキャラを作りたくなった決定的瞬間でした(・ω・) ・・・ついプレイに熱が入って時間をオーバーしてしまったり、 それを忘れてエンディングで妖精のところに遊びに行きたい、と言ってしまって窘められたり。 挙句に(GMさん個人のどどんとふサーバーだったので)プレイ後の後始末で自分のキャラの立ち絵画像を 削除するのを忘れたりとか・・・その辺りは海より深く反省するとして(ノω・; ・・・あと、意図せずクライマックスでのウォーリアさんの出番を奪ってしまう形になってしまい、 申し訳なくも思いますが・・・その辺りはGMさんの「今度開く卓で絶望に落としてあげよう…( ˘ω˘ )」 と言う言葉を聞き、ウォーリアさんにはいつかこれ以上の大舞台に恵まれるであろうと信じ その未来に願いを託してみることにしました(・ω・) ・・・名残は尽きないほどでしたけれど・・・それでも、どんな物語にも終幕は訪れるもの。 最後に、この言葉を以て(私にとっての)このセッションを締めくくることしました。 ”GMさんへ、言いそびれてました。とても、楽しかったです!” ・・・これを持ちましてセッション感想・・・12日から始まって本日に終わり、 文字数にして27000字超にもなった長い感想文も御終いにございます。 プレイ中はテンションが上がりすぎて言葉に出来ないほど楽しみましたが こうして後日に感想と言う形で見直すことで、ようやく言葉にできた気がします。 ・・・本当に、楽しいセッションでした。 お読みになってくださった皆様にも幸運がありますように。
レクリス・オーリン | |
2019/02/17 22:48[web全体で公開] |
😆 [アリアンロッド2e]久々のセッション感想5(なんでこんなにってくらい長いので格納) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)さて、先日の日記ではクライマックスフェイズへと突入し、チューシさんの火炎のごとき麻婆豆腐と 私・・・リズ・リルの一世一代の手品が炸裂するも、ケーキの妖精さんの見事なケーキ・ホールが軽減する、という 冷静に考えると字面がおかしいですが、それはそれとして火花散る熱戦が繰り広げられました。 続いて行動したのは当のケーキの妖精さん。スキル:ケーキ・デコレーションによって 自陣の与えるダメージを+15しています。そして手番が終了し、 当メンバー中、もっとも攻撃力の高いウォーリアさんの出番です。 ケーキ・ホールによるダメージ軽減が厳しい、と言う意見を聞き、気合を入れています。 ウォーリアさん:んじゃ最初の犠牲者はケーキだね~、かくごしろけーきー ・・・気合を入れていますネ(・ω・)ウォーリアさんのサブクラスであるルイネーターはかなり特殊で EPという独自のポイントを消費して使えるスキルがいくつかあります。 このEPが0になると邪悪化(NPC化)するというリスキーな代物ですがその分効果は抜群。 ミアズマバスター・・・瘴気を自らの力に変換するルイネーターの技。 そして、さらにはウォーリアのシナリオ1回のスキルであるヴォルテクスアタックをも乗せ、 更にはスラッシュブロウ(素早い攻撃を何度も繰り出すというもの)をも使った 掛け値なしの強烈な一撃が炸裂、しかも、軽減しようと繰り出されたケーキ・ホールに対し、 「すまんが早めに落ちてもらう」というチューシさんの声と共に繰り出されるインタラプト(打消し)まで 繰り出されるというすさまじい山場だったのですが・・・。 ケーキの妖精さん「ぐふ…ふふ、少しだけ足りなかったようね…」 16d6=40+13+70+30=153・・・と素晴らしいダメージが出ていましたが あと少し、出目が振るわなかったのか・・・本人の言葉通り、本当にあと少しだけ足りなかったようです。 (この後のラウンドで聞いたのですが、この時の残りHPは6だったそうです) ケーキの妖精さん「やっぱりイチゴよりモンブラン派の方が多いのかしら・・・」 私:「チーズケーキ派かもしれないのです」 ・・・割と丈夫ですね、この妖精さん(・ω・) 続いて行動したのはチョコレートの妖精さん。戦闘前は「どっちでもいいよ~」と軽い調子でしたが スキル:チョコ・ブレードを構え、1d6+10の攻撃力増加・・・出目1と言うすさまじい現場を目にしましたが それはともかく、チョコレートの妖精さんが、ウォーリアさんめがけて斬りかかります。 4d6+32=9+32=41と結構な攻撃が飛んできましたが・・・ ここで、アコライトさんのダメージ軽減魔法:プロテクションの出番です。 戦闘前にスキル:ハンズオブライトを用いてその効果を+1dしているのもあって 6d6+16=20+16→36とかなりの軽減。その甲斐あって見事ノーダメージです。 チューシさんの「弾き返した!」並びに私の「お見事☆」と言う歓声に 「ふっふっふ、簡単には通しませんよ」と頼もしく笑うアコライトさん。 ウォーリアさんはここまでの順調すぎるくらい順調な様子に あれ?この子たちボスではないのでは?(´・ω・`)と、疑問を持たれたようです。 ここまではさしたる被害がないため、アコライトさんは一旦待機。 そしてようやく、攻撃面においては一番の大物であろうパンプキンの妖精さんの出番です。 ご丁寧に、直前にチョコレートの妖精さんがチョコ・シェイクと言うスキルで こちらに状態異常:スタン(回避時-1d)を与えてきた始末。 「いっくぞぉ!」と意気揚々とするパンプキンの妖精さんを前に 私(PL発言):気にしてることを言っちゃった上に魔女っぽい衣装が被ってる私が大ピンチ☆ 私(PC発言):「さて、お手並み拝見、かしら」と、順調にフラグを立てまくる私。 そして、パンプキンの妖精さんの攻撃が繰り出されます。 パンプキン・クラッシュボム。後述のパンプキンボムを2回行うというもので 当のパンプキンボムは、というと・・・射程:視界 対象:範囲(選択)という広範囲。 命中そのものは4d6+5で15と低めの値で済みましたが、 これまでに使われたケーキ・タワーとチョコ・シェイクの二つでこちらの回避判定は-2d6。 チューシさん以外は固定値のみで回避しなければならないという非常に厳しい局面です。 当のチューシさんはフェンサー2と言うスキルで回避判定を+2d6し、マイナス分を相殺。 更に、スキル使用回数残り二回のケーキ・クリームも飛んできました。この時はその技の応酬に 目を見張ったものですが・・・冷静に考えてみますと、ですね(・ω・; チューシさんの素の回避値は3d6+15。ここに、セットアップフェイズで食べていた疾風麺の効果で+2。 仮に、フェンサー2を使わなくても固定値だけで回避できたのでは?と気づいたのは この感想を書いてる真っ最中でした(・ω・; そして、チューシさんに続け、とばかりに私もフェイト2点と、デコイ・イメージ・・・ ”幻で本来の位置とは別のところにいるように見せかけるスキル”で、これによって 回避判定を敏捷の値ではなく精神の値で代用することができます。 これで、2d6+10での回避判定です。パンプキンの命中値は15。決して分の悪い勝負ではありません。 上手く回避して「ばかめ!そっちは残像だ!!」とかやる予定だったのです(・ω・) しかし、ダイスの神様はよくよくこの愚か者をお気に召したようです(・ω・) そしてここで、改めて私がパンプキンの妖精さん相手に立てたフラグを振り返ってみましょう。 1.登場して即、気にしていることを言う。 2.クリティカルを叩き出して一世一代の芸にして、GMさんのご厚意でクリティカル分の振り忘れを 取り戻すことに成功するという稀にみる好フォローに調子づく。 3.「さて、お手並み拝見と行こうかしら」とうっかり余裕の発言をぶちかます(・ω・) ええ、はい。フラグはしっかりと立っていますネ☆ そしてこの回避判定のダイスロールで、私はそのフラグを完璧に回収しました(・ω・; TRPGプレイヤーの皆様ならば恐らくは馴染み深いであろうあの妖怪を召喚してしまったのです。 2D6+10= 4+10→14 GMさん:これにはおもわずGMもにっこり チューシさん:いちたりないさん! アコライトさん:1足りない 妖怪いちたりない。ここに降臨でございます。 やったぜ(・ω・)や っ ち ま っ た ぜ☆ 私:「ばかめ、そっちが本体だ! げふっ☆」 ええ、はい。最高においしい瞬間でした。この時ほどダイスの神様に愛されてると感じた瞬間はありません(・ω・) しかも、あろうことか更にダメージロール直前、パンプキン・ブーストという 5d6もの攻撃力増加スキルまで繰り出される始末(・ω・) 12d6+31=81の貫通(防御無視)ダメージというとんでもない爆弾が炸裂したのです(・ω・) 幸い、ウォーリアさんはオープニングフェイズでもらっていたアイテムで事なきを得て、 アコライトさんは自身のプロテクションで何とか耐えきりました。 (それでも、62→15というかなりのHP減少だったので見ているこちらも肝を冷やしましたが) ちなみに私は、というと・・・HP54(本来は53ですがオープニングフェイズで+1)しかないので 私:「たはは・・・格好つけておいてこの有様です・・・」ばたっ カボチャの妖精さん:「ははは!やっぱり僕ってすごい!」 ・・・と言う具合に当然のように倒れました。これはこれでネタとしておいしいのですが さて、残った皆様にとっての問題はこの後。諸々のブーストスキルの都合、先ほどよりは威力が低いとはいえ、 もう一度飛んできたパンプキン・ボムをどう凌ぐか。今度は4d6+5で20と先ほどと比べ命中が高い模様。 チューシさんは再びのフェンサー2使用でうまく回避していましたが ウォーリアさんは軽減スキル:ミアズマフィールド、アコライトさんは ダメージ無効スキル:アフェクションで難を逃れていました。 そして、待機していたアコライトさんの出番、戦闘不能になっていた私を ファーストエイドで回復しようとしてくれたのですが・・・。 GMさんの”ここだ”の一声と共に、絶妙なタイミングで放たれる妨害スキル:ケーキ・クリーム・・・最後の一回です。 チューシさんの「っく、いやらしいことをw」の一言が的を射てますね。 妨害を受けるも、アコライトさんはフェイト2点使用を以て無事成功させてくれました。 私:「たはは・・・お手数をおかけしました・・・」 アコライトさん:「ふう、よかったです」 チューシさん:「見た目はアレだが、なかなかに強力だな」 アコライトさん:「ですね、かなりきつい」 パンプキン:「油断するほーが悪いんだ!」 チョコレート:「そーだそーだ!?」 チューシさん「ああ、肝に銘じておこう。悪いが手加減せずにいかせてもらう」 改めて、決意を新たにするチューシさん。そして私は、と言うと・・・ (雑談タブにて) GMさん:誰だこの子達がボスじゃないとかいった奴!出てきなさい! 私:普通にボスだと思ってました・・・w GMさん:どうだ強いだろう( ˘ω˘ ) 他の方々の感想はともかく、私個人の心情を言えばGMさんの言葉には同意です。 (何しろ鮮やかなくらいフラグ回収してますしネ☆) 私を撃破した時のパンプキンの妖精さんのしたり顔が愛らしいとも思います。 一方で、私は・・・この時は言葉にはできませんでしたが こうして振り返った時、実感できた事があります。 ・・・かつて私は日記にこう書いた事がありました。 (リプレイでの戦闘について)割とGMも本気で戦っているように見える時があります。 上手く攻撃をしのがれたり、逆にしのぎきれなかったことを悔しがったり。 ・・・最初に抱いた印象よりはずっと楽しそう、というか・・・ 少なくとも、これなら私は心の底から喜んで楽しめる、と思いました。 (戦闘について)技、或いは力の限りを尽くし目いっぱい戦う、と言うことは好ましく思います。 ・・・PLとして言うならそれを表現できる戦闘には憧れがあります。 期せずして、私は望んでやまなかった戦い、憧れた舞台に立っていたことを自覚できました。 そして、私が次のラウンドで撃つべきもの、それはこれ以上ないほどの今の私の心を示してくれるスキルでした。 リゼントメント。シナリオ一度限りのスキルであり、”感情の高まりを魔力に転化し、魔術の威力を増加させるスキル” 本来、セッション中冷静さを欠くのは良いとは言えないことですが それでも、この時ばかりは心が燃え立つのを抑えきれなかったです。 もちろん、そこにあるのはPLとしては望んでやまなかった舞台に立てたことへの喜びであり、 PCにとっては愛らしき好敵、パンプキンの妖精さんへの敬意と親愛。 もし、もう一度パンプキン・ボムが来てしまえば少なくとも私は耐えることはできないでしょう。 その前に、とリゼントメントを用いても、それで倒せるかどうかもわかりません。 それでもきっと、私たち(PC・PL)にとっては勝敗すら問題ではなかったのだと思います。 この時は言葉にできないほど楽しみ、熱くなりすぎていましたが・・・ ふと、かつて私が耳にしたある激励(要約ではありますが)を想起しました。 「お前たちがまだ諦めないと言うのなら、愚かしくも力の限り叫ぶがいい! ”希望に満ちた戦いは、ここからだ”と!」 セッション中の言葉こそ、これまで通り 「はーい、というわけでHP1でかむばっくです。不死鳥の如く、です。鳥系ベスティアだけに!(飛べないけど)」 という調子ではありましたが・・・ ・・・希望を胸に、私(リズ・リル)は立ち上がりました。 そして戦いの場に舞い戻ったのです、飛べない鳥のベスティアであっても、その心は不死鳥の如く。 と、こう熱くなりすぎたところで気づけば4900字オーバー。 続きは後日、ということで(ノω・;
レクリス・オーリン | |
2019/02/16 22:41[web全体で公開] |
😆 [アリアンロッド2e]久々のセッション感想4(これでもかというほど長いので格納) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)先々日の日記ではとうとうミドルフェイズを終え、クライマックスフェイズへと移行しました。 GMさん:君たちが門に鍵を刺すと、鍵がはずれ、門が開きました。奥にはお菓子の家の窓から 君たちに気付いた妖精が3匹出てきます。 そのナレーションの後、元気よく名乗り上げて来ましたるは今回シナリオのボス三人。 真っ先に名乗りを上げたのはミドルフェイズ・左のスポンジロードの先にいた子と同一であろう、チョコレートの妖精。 手品の観客にして、その後撤退の際に思いっきり鍵を落としたという何とも言えない有様が印象的でした。 次いでどこか間延びした口調で名乗り上げたのは・・・恐らくは先ほどチューシさんの料理と鍵(とお菓子)を 交換してくれたケーキの妖精。穏やかな語りが印象的でした。 そして、此度のシナリオのお菓子泥棒の犯人・・・パンプキンの妖精。チョコレートとケーキの妖精から 既に話を聞いていたらしく、「僕が集めたお菓子を奪いにきたんだな!」と臨戦態勢です。 チューシさんはそれに対し、自らの名を名乗った後、 「それが正当な取引のもとに譲渡されたなら文句はない」と至極真っ当な発言をしています。 ・・・なのですが(・ω・)その一方で私は、と言うと。 私:「一人だけお野菜さんなのです!!」 パンプキンの妖精さん:「僕が気にしていることを!!」 ・・・ええ、はい。初っ端から話の腰をへし折りに行ってました。これはひどい(・ω・)これはひどい。 そして何よりも、これがこの後の戦闘における強烈なフラグになっているわけですがそれはまだ後の話。 思いっきり話の腰を折ってごめんなさい、と言う顔をする私を他所に、チューシさんの言葉は続きます。 「だが、窃盗というのはいただけない」 アコライトさんも「ええ、ちゃんと買ってください」と真っ当に注意をするのですが・・・ パンプキンの妖精さん:「お金などない!」 私:「わぁい☆素寒貧仲間ですネ☆」(キャラ作成時にいろいろ奮発したので所持金少なめ) ウォーリアさん:「働くの~」 このザマである(・ω・)このザマである。トンチキにも程がありますネ☆ 「だからこっちのお菓子で我慢しなさいって言ったのにねぇ…」と困ったような顔をするケーキの妖精さん。 「あたしは食べられるならなんでもいーけど」と冷静(?)なチョコレートの妖精さん。 さて、さすがにいつまでもポケポケした事しか言ってないのもどうかと思ったので 「確かに色んな生き物が自然から取って行ってるから(取って行ったことに関しては)ある意味 言えた口ではないけどそれはそれとして。」 「取って行くなら取り返されることもあるのが自然の掟。妖精さんもそれは例外ではなさそうですよ?」 と、動物らしい見解を言ってみました。 その言葉はどうあれ、ケーキの妖精さんはパンプキンの妖精さんに取って行ったものを返すよう促しますが・・・ パンプキンの妖精さん:「えー、ただ返すのは嫌だ…あ、そうだ!僕たちと勝負しろ!」 と、返答してくれました。・・・その時私は(もう食べちゃった分も多そう)などと言ってましたが(・ω・; 「・・・勝負?」「勝負ですか?」と訝しむチューシさん、アコライトさんに対し パンプキンの妖精さんは「僕たちに勝ったら返してやろう!」と宣言します。 「あ、負けても返させるわぁ」というケーキの妖精さんのフォロー付きで(・ω・) 大変わかりやすい流れですネ☆ チョコレートの妖精さんの「どっちでもいーよー」という声はともかく、 私:「食後の運動がしたい、って意味にもなりそうなのです」 ウォーリアさん:「暴れたいなら付き合うの~」 アコライトさん:「それで絶対にかえしてくれるならばいいでしょう」 と、乗り気です。・・・そして何より、もっと乗り気な方が一人。 チューシさんが「良かろう・・・ただしこちらからもひとつ条件を」と提案を始めます。 チューシさん:「お菓子だけで偏った栄養を正すべく! 一日三食一週間!私の提案した献立で生活してもらう。パンプキンにはな」 私:「そこなの!?・・・いやまぁ、らしいといえばらしいけど☆」 チューシさん:「人はカロリーにて生きるにあらず!妖精も同じだ!」 どこまでもオカンですねこの人(・ω・) 最初こそ、「えー!」と不満げなパンプキンさんでしたが チョコレートさんの「勝てばいーのです」と言う言葉や 私の「逆に考えましょう。・・・色んなものが食べられる、と」(全力の言いくるめ ・・・こういった発言に言いくるめられ・・・げふげふ、納得できたのか提案は通してもらえた様子。 ついでに言うと・・・ 私:「このオカn・・・お兄さん、料理のレパートリーが無駄に豊富で地味に手習いのハードルを上げてるので 飽きないと思いますよ」(嘘は言ってないはず アコライトさん:「そうですよ。美味しい物もたべれますよ」 クライマックスフェイズだというのにこのノリです(・ω・)そしてようやく戦闘が始まりました。 事前のGMさんの話では1時間半はかかる見通しだった強敵ボス戦ですが・・・ セットアップフェイズから、さっそく緊張感が消し飛ぶ絵面が展開されました(・ω・) チューシさん:(スキル:ファストイートの効果で)セットアップで熱々の麺を一気食い!しっかり噛むことも忘れない! 私:戦闘開始直前にラーメンもきゅもきゅしてる絵面は酷いものがある予感。 そして繰り出されるケーキ妖精さんのスキル、ケーキ・タワー。容赦なくこちらの回避を-1dしてくれました。 私:「・・・なるほどね、これは甘党には厳しい仕打ち☆」 チューシさん:「っく・・・見事なケーキを崩す訳にはいかない」回避がにぶるーw ノリの良さが大概なことになってますネ☆ 更に繰り出されるチョコレート妖精さんのスキル、チョコ・フォンデュ。相手の攻撃ダメージ+2d。 私:「なるほど、料理人はこっちだけじゃなかった、と。」 チューシさん:「パティシエの妖精か、後でレシピを聞こう」 本当、ブレませんネ☆ そんなこんなでかなり厄介な効果が展開されてるのに 緊張感どこいった的な絵面が展開されていましたが、ここでアコライトさんのエネミー識別と 行動値(行動順番を決定する値)を上げる”タクティクス”が発動。 次いで、ウォーリアさんがギルドスキルである”陣形”を用い、一気に接敵します。 (ちなみに、もしこれが無かったら妖精さん三体がばらけてしまい、範囲攻撃がうまく当たらなくなるところでした) そしてセットアップ最後は、パンプキンの妖精の出番。パンプキン・アイと言うスキルを用いて 命中を1d増加させてきます。・・・先ほどのケーキ・タワーと合わせて相当厄介な様相です。 私:「良い目をしてるのね。」(感心したように言ってみます GMさん:パンプキンの目の部分がピカーと光ります ・・・絵面は割とひどかったようです(・ω・) それはともかく1ラウンド目の始まりです。 一番手はチューシさんの出番です。その手番の間、私はパンプキンの妖精さんに向けて 「さっきは気にしていることを言ってごめんなさい、代わりに私の番ではとっておきの手品をお見せしますね☆」 と、微妙に謝ってるのか煽ってるのかよくわからない発言をぶちかまして 更にフラグが立ってた気がしますがそこはさておき(・ω・) そして、チューシさんの鮮やかなまでの料理アタックが炸裂しました。 フードファイト、と言うスキルで火炎豆腐を消費して攻撃力を上げ、 (曰く「まずは甘さに慣れた舌に火炎の如き麻婆豆腐をお見舞いしよう」) 更に、ブレイククロスと言うスキルで狩猟用の短剣を消費して攻撃力をさらに増加。 そしてワイドアタック(範囲攻撃)でもって攻撃したのです。 しかもその命中判定は幸先よくクリティカル。 チューシさん:二刀流、そして見えない腕の4本のナイフで攻撃しつつ、そして激辛マーボーをお口へ! 炸裂してますネ(・ω・)炸裂してますネ☆ダメージロールでの出目こそ3d6で8と奮いませんでしたが 固定値は裏切らない、とばかりに合計71点のダメージが襲い掛かります。 しかし、ケーキの妖精さんも大したもので。それに対してケーキ・ホール・・・ダメージ軽減:場面(選択)スキルで それを軽減。5d6+10=20+10と結構な出目による軽減を見せてくれます。 チョコレートの妖精さん:「うーん、過激ねぇ」はふはふ チューシさん:「辛さは甘みを増幅させる。食べ合わせは・・・まぁ、この際些事だ」 開幕からすさまじいぶつかり合いになっているにも拘らずまったくブレませんネ(・ω・) 続きましては私の手番、ここに来るまでも大概テンション上がりまくりでおかしくなっていましたが 今まさに撃ってみたかったシナリオ一度きりの切り札が打てる、と完璧に舞い上がっていました(・ω・) その切り札・・・スキルの名は、クリエイト・フィールド。効果そのものは対象:単体のスキルを範囲(場面)に変える と言う効果ですが、そのフレーバーテキストには”周囲全体を覆うほどの巨大な幻覚を作り出すスキル”とあります。 ・・・すなわち、ですね(・ω・)それはもう盛大に盛って良いというわけです、ええ、はい。 しかも、魔力の瞬間強化を行うスキル、ブーストマジックやマジックフォージと言ったものも添えて。 テンション上がりすぎて相手の回避が2d6+5とそれほど高くないにも拘らず (=こちらの命中の固定値が14なので相手の妨害スキルがあって2dになったとしてもファンブルまたは 相手側クリティカルでもない限り確実に命中する) ただ、外したくない、という一心でフェイト1点使用して命中に1d追加して打ち込みました。 その様子を意外に(或いは面白く)思ったのか、GMさんがふむ、と言う言葉と共に 3回限りのスキルであるケーキ・クリーム(判定-1d)での妨害を行いました。 クリームが頭の上にぽとり、と落ちるという状況でしたが「わぁお、お見事☆」 と笑う程度で、リズ・リル(PC)は大きくは動じません。 「さぁ、皆様お立合い☆手品師の一世一代の芸にございます!」 甘党のPCでしたが、それ以上に芸の披露への集中力が勝ったようです。 妨害で1d減少してなお、命中判定3d6。そしてその出目が2・6・6。 チューシさんに続いてのクリティカル。一世一代の芸の言葉に恥じぬものとなりました。 ダメージこそ13d+14で58、それに対しケーキホールでの軽減が28だったので 先のチューシさんには及びませんでしたが・・・ 周囲を覆う幻術の内容は、大きなマンモスやドードー鳥の大群。アリアンロッドの世界ではどうかはわかりませんが 現実では今やその姿を見ることがない動物達の咆哮が響き渡りました。 (空飛ぶ大クジラも考えましたが手品師・魔術師のダブルミーニングでタロットカードのマジシャン・・・ 始まり、と原始・原初をかけてマンモスを選びました。ドードー鳥の方は自身が”飛べない鳥”のベスティアなので) そして(・ω・) チューシさん(PL発言):あ、クリティカル分増やしてます? 私:あ(←素で忘れていました) チューシさん:私は忘れてました(告白 GMさん:じゃあ二人ともふってw 思わぬフォローができたようです。此度の卓でのダイスの神様は私の様な愚か者がよほど好きなようですネ☆ かくして、「珍しさだけならお墨付きだけど気に入っていただけたかしら・・・☆」 と、予告通りのとっておきの手品を披露した次第でした。 チューシさんの「っく、ケーキの軽減がなかなかに厄介だな」の発言通りではありますがそこはそれ(・ω・; 出だしとしてはかなりの好調であった、と言えましょう。 ・・・そして私はこの時は気づきませんでしたが、恐らくはそれもまた、盛大なフラグだった気がします。 この次がケーキの妖精さんと満を持してのウォーリアさんの手番と相成るわけですが・・・ この時点で既に4,900字オーバー。例によって例の如く続きはまた後日に。 クライマックスフェイズだけで何字になるのだろうと言う気がしてきました(・ω・;
レクリス・オーリン | |
2019/02/14 23:56[web全体で公開] |
😆 [アリアンロッド2e]久々のセッション感想3(やっぱり長いので格納) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)先日の日記ではミドルフェイズ・・・お菓子でできてる世界にてポメロが食べられそうになったりしたわけですが その紆余曲折を経て、左右にあるケーキのスポンジで出来た道(以下、スポンジ・ロード)のうち、 左の方へ向かった・・・と言うところまで書いたわけですが・・・そしてそこには・・・。 GMさん:そこら中にお菓子があり、妖精たちがポメロと一緒に仲良くお菓子を食べています。もぐもぐ 私:「うらやま・・・もとい平和そうだね。」 GMさん:平和そうですね。 ある意味、予想はしてましたがご覧の有様でした(・ω・) 雑談タブでのGMさんの話から鑑みるに、クライマックスフェイズ(=つまり、ボス戦)での戦闘時間が 長引くことを想定して、このミドルフェイズはそれほど長くはかからない予定・・・だったようです。 ということは、ミドルフェイズでは比較的時間がかかる戦闘はないと考えたほうが自然なようです。 さて、こんな平和そうな感じなのでチューシさんが普通に話しかけ・・・というか聞き込みしてみたところ 妖精たち:「もぐもぐ…?」 妖精たち:「もぐもーぐ、もぐもぐ」もぐもぐ 私:「食べるのに夢中なご様子。ま、仕方ないかも」 GMさん:君たちが頑張って聞き取ると「なにかようです?」と言ってるようだ アコライトさん:(お菓子おいしそうです) ある意味大変もっともな内心の声が聞こえてきましたが(・ω・) ここで得られた情報は前回の推測・・・鍵のかかったお菓子の家が今回の事件の犯人の住処であること、 その扉を開ける為の鍵があるのがこの先と、反対側のスポンジ・ロードの先であることがわかりました。 その情報提供に、チューシさんが礼を言った直後・・・。 妖精たち:「もぐもぐ」(・ω・)ノシ 私:「またねー♪」とぶんぶんと手を振って挨拶します アコライトさん:「ありがとうございます」ぺこり チューシさん:では小さく手を振ろう と、思い思いのリアクションをしてる中… ウォーリアさん:「みんな食べてるだけなの~」 ナ イ ス ツ ッ コ ミ。 危うく吹き出すところでした(・ω・) そして食べてるだけ、と言えばこの先も大概だったのです。 GMさん:チョコレート色の服装の妖精が「ポメロ印の袋」から砂糖をお菓子にかけて食べています。 チューシさん「・・・糖分が過多すぎる!」 アコライトさん「おいしそうですね……」 ウォーリアさん「虫歯になるの~」 三者三様に素晴らしいツッコミと言うか感想が飛び交ってますね(・ω・) なお、私はそれを聞きながら堂々とその妖精に挨拶しましたが・・・ ちょうど、その妖精が持っているポメロ印の袋が盗まれた砂糖の袋だったというオチ。 思いっきり早まった行動をしてるというか気が抜けたことをしてますね、私。(・ω・; 返してほしい、という言葉に対しての妖精の反応は「やだぷー!」というものでした。 それに対してのチューシさんと私で反応はそれぞれ違いまして(・ω・) チューシさんは無言で両手に短剣を持ち、構えようとしました。 そして私は、と言うと・・・(・ω・) 私:んー、それなら・・・GM、幻術使って手品ってやって大丈夫です? 私:ううんと、実は私が手品師でお菓子を食べてる子向けにサービスでショーをやってます、って 言いくるめてみる手を考えてみました(イリュージョニスト式ダイナミックうそつき) ・・・これまでの様相から察するに、ここにいる妖精達のメンタル面は私がイメージする妖精のそれと そんなに変わらないという印象がありました。有体に言えば無邪気な子供のソレです。 で、あれば面白い余興には興味を持つかもしれない、という考えが働きました。 そうとなればイリュージョニストの腕の見せ所です。 幻術と言うと創作で悪役の使う精神攻撃とされがちですが、 時に人をもてなし、驚きを提供する娯楽でもあるのです。 だからこそ私は(実用性を放り投げてまで)イリュージョニストを選びました。 その真価を見せるところですね。 私:イメージビースト(本来は、幻の獣で相手に恐怖を与える、と言う魔術)を逆に使って 小動物をぽこぽこ出して面白おかしく演出してみようかな、と(・ω・) ・・・スキルのフレーバーテキストを読み込んで悪知恵を働かせた酷い言いくるめですネ☆ また、私(のPC)はリアリスティック・イメージと言うスキルも同時に持っています。 本来は、植物や機械と言った幻術が効かない相手にも効くようになるスキルなのですが ”あなたの作り出す幻は、もはや現実であることを示すスキル。”とのテキストがあり。 これならば、ちょっとやそっとではバレそうもない、と言う説得力(ルビ:こじつけ)もあります(・ω・) 流石にこれを拡大解釈しすぎるのは良い事ではないですが、こういった場であれば効果覿面・・・だと思います。 ・・・実際には精神による対決判定になりましたが、どのみち妖精(NPC側)がクリティカル(6ゾロ)を出すか 私がファンブルするか以外では失敗のしようがない状況でした。 「手品すごい!」という妖精さんの反応に対し、私もノリノリで 「YES☆あいあむけもけもふれーんず☆」と言いながらハトやらリスやら幻術でさぱさぱと出します☆ などと返しておりましたが・・・さて(・ω・)この時点ではまだ私が手品師であることを信じ込ませただけにすぎません。 そして私が言いくるめた内容はお菓子を食べてる子向けにサービスでショーをやってます、というもの。 妖精:「あ、でも”お菓子を食べてる子”なんだ。じゃあ食べなきゃ!」と、砂糖をお菓子にかけようとします。 と、GMさんも大変楽しそうにリアクションをしてくれました。 「待て待て待て!」と慌てるチューシさんを他所にここで私はさらに悪知恵・・・もといアイディアを発揮します(・ω・) 私:「さて、ここでちょっとさーびすたーいむ☆」と注意をひきつけます 妖精:「なになに?」 私:「そのお砂糖袋と交換でもっとすごい手品見せるよー☆」とノリノリで声をかけてみます もちろん、大成功(・ω・)ちなみにすごい手品、とはこれまでの小動物だけではなく より大きな鳥やユニコーンのような幻想動物を見せたり、習得しているウォーター・スピアと言う魔術を 応用して(実際、イメージマジックと言うスキルで魔術を幻術にすることができます) 虹を見せたりとより派手なものを見せるという芸当でした。 余談ですが端的に言うと虹は水・・・と言うか水滴に対して太陽光(白色光)が当たることで起きる現象。 ならば、ウォーター・スピアで出した水に幻術で光を当てたら虹になる、という考えです。 大雑把にもほどがありますネ☆ さて、そんなこんなで砂糖を奪取された妖精さん。その後、鍵についての質問を受けて 我に返って「しまった!お砂糖を取られた!」と言い出しました(・ω・) 取ったというか元々お菓子屋さんのものですがそこはともかく。 あくまで手品と交換で受け取ったものなので「交換!交換です!!」とツッコミ入れましたが それがチューシさんに一つ、いいアイディアを閃かせることになった模様(・ω・) そしてそれは、反対側のスポンジ・ロードの先で発揮されることになりました。 ちなみに鍵自体はその妖精さんが「1対4では勝ち目がない」と逃げ出した時に ついでに落としていくという何とも言えない形で入手と相成りました。 ウォーリアさん:「あの妖精さんも食べられそうだったの~」 私:「チョコ色の服ってだけだからどうだろう・・・」 という物騒極まりないやりとりがあったことも追記しておきます(・ω・) そして反対側のスポンジ・ロード。 こちらも道がお菓子でできてるだけあって、道が食べられておりところどころに穴が開いてます。 通るのに敏捷判定・難易度13(敏捷+2d6で13以上必要。)という難所になっていました。 しかも、失敗時のダメージは4d6の貫通(防御無視)ダメージ。 チューシさんはサブクラs・・・げふげふ、メインクラスがシーフだけあって敏捷は高く、問題なく通り抜けます。 ウォーリアさんは出目が5・6と大変高かったので何とか突破できました。 そして私とアコライトさんは当然のごとく失敗。 と言っても、私はかなり運がよかったらしくダメージロールが1・2・2・2=7で済みました。 名馬に乗っている(アイテムとして存在してる)という身なので「私より鏡栗毛(馬の名前)の方が被害大きそう」 ということにしておきましたが・・・大変だったのはアコライトさんの方です。 3・4・5・6と見事に並んで合計18点のダメージ。チューシさんが思わず”大きいねぇ!?” とリアクションしてしまうのも無理のない話でした(・ω・; 流石に無視できるダメージ量ではなかったのでチューシさんのクリエイトフーズ(料理作成)スキルで 作られた”炎の湯豆腐”(至近範囲のキャラのHPを3d6回復)をもきゅもきゅすることで回復しました。 ついでにしれっと混ざってもぐもぐしてた妖精さんにこの先の様子を聞いて先に進むことに。 私「誰かがいる、と分かっただけでも収穫かな・・・(妖精さんに向けて)食べ過ぎでおなか壊さないようにね」 妖精:「はぁい」 チューシさん:「なるべくバランスよく食事をするように、あとちゃんと歯は磨くように」 妖精:「おかんー」 妖精:「ばいばーい」(・ω・)ノシ ・・・とうとう、妖精さんにまでチューシさんのオカン属性が知れ渡ってしまいました(・ω・) まぁ、知れたからと言ってどうと言うこともないですけどネ☆ そして進んだ先ではケーキ帽を被った妖精が「アヴァロンポメロ印の袋」からクッキーを取り出し、 周囲の生クリームにつけて食べています。・・・とのことでした。 私:あヴぁろんぽめぽめー♪ GMさん:(君たちが最初にクッキーを買ったお店の袋のマークだ) ウォーリアさん:「あの妖精さんもおいしそうなの~」 私:「はーい、妖精さんをダイレクトにかじるのはやめておこうねー☆」 緊張感/zero(・ω・) そして今回は、チューシさんが先ほど閃いたアイディア・・・料理と交換という手で 無事にクッキーの袋ともう一つの鍵を得ることができました。 チューシさん:「・・・では」すっと、碧星のデザートを差し出しましょう チューシさん:「ここは焼き菓子が多い、果実をメインにしたデザートで舌をさっぱりさせれば より甘みを味わうことができるだろう」 チューシさん本人曰く、あなたはチューシさん?と言う問いに「手習い程度だがね」とのことです。 ・・・手習いの意味を辞書で引きたくなりました(・ω・) そんなこんなで鍵が揃い、先ほど通った穴だらけの難所を通ってお菓子の家へ向かうのですが・・・。 帰り道は道が治っていました(判定は免除してもらえました) チューシさん「自然に道が直っている・・・勝手にお菓子が補充されるのか・・・」 ウォーリアさん「不思議なの~」 チューシさん:「まぁもしそうだとしたら、私も考えを改めねばな。このお菓子を作っているものがいるなら、 食べてもらうのは嬉しかろう」 私「あるいは、この光景自体が夢見た景色なのかも。・・・とはいえ、そのための手段が盗難というのは 看過しづらいお話・・・のはず」 チューシさん「ああ、きっちり話をつけに行こう」 そうして、扉の鍵を開けクライマックスフェイズへ突入しました。 ・・・余談ですが今日はバレンタイン、なので、それらしい表現をするなら。 その扉の先に待ち受けていた相手について、リズ・リル(私のPC)はこう述懐します。 ”きっとあの子は、私の運命の相手だったのかも”・・・と。 そして既に4800字オーバー(・ω・) 次回はクライマックスフェイズでのことを書いていきたいと思います。 ・・・バレンタインデーが終わる前に何とかこの日記を書き終えられてよかった(・ω・;