松永 和秀(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート) 夏風が作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。
松永 和秀の詳細
キャラクター情報 NPCでの使用は不可
TRPGの種別:
クトゥルフ神話TRPG
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キャラクター名:
松永 和秀
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外部URL:
https://iachara.com/char/1134764/view
メモ:
詳細A:
まつなが かずひで
警視庁特殊犯罪捜査零課、通称松永班のチーフ。
冷静でやや酷薄なところもある人物だが、それは表面的なもので、付き合いが長ければ意外と人情味があることがわかる。
罪を憎んで人を憎まずと言うが、犯罪者への目は厳しく、やむにやまれぬ事情で望まずに罪を犯したのでない限り、静かに怒りを向ける。
犯罪でさえなければ不道徳を容認する心は持っており、推定無罪の原則によりグレーゾーンについては判断を差し控える。
趣味は骨董品の蒐集。特に茶器が好みで、自分で茶を点てないにも関わらず、名品を揃えている。
実は今は亡き両親が資産家であったため、その遺産はかなりの額に登る。
働かなくとも暮らしていけるのだが、趣味の骨董蒐集を除けば刑事としての使命感から仕事一筋である。
彼の骨董趣味を知らない者は(部下たちですらそうだ)酒もタバコもやらず恋人も作らない仕事人間だと思っているだろう。
なお、お酒は特に好まないというだけで飲めないわけではない。
健康には人一倍気を使っていて、病気が原因で犯罪者を追えないようなことがあってはならないと常々言っている。
詳細Bは、『庭師は何を口遊む』の秘匿に触れるため閲覧注意。
詳細B:
(▼ ネタバレを含む内容を開く ▼)
相模原と焼き物の工房を共に調査した時、彼女の素朴な疑問、「どうして焼くとこんな色に?」「この窯の形が不思議」といった問いに松永は詳細に回答した。妙に詳しいことに興味を持った相模原は素直に質問をし、仕事一辺倒に見えた松永の骨董趣味のことを知る。「興味があるなら骨董市を見に行かないか?」この誘いを機に、ふたりの距離は徐々に縮まっていく。
骨董市で目を輝かせながら説明をする松永の姿を見て以来、相模原の彼を見る目は変わった。激務の中でふたりの休暇が重なることはそう多くない。しかし、骨董市以来、タイミングが合う度にふたりで出掛けるようになった。
骨董市、骨董屋、古物交換会、そして名品の所蔵された美術館。美術館で萩焼の茶碗を気に入った相模原に松永は言う。「お気に入りの萩焼を持っているが、見に来るか?」
松永邸で相模原は彼のプライベートを目にすることになる。意外に思ったこともあれば、やはりと思うこともあった。刑事としての仮面を脱いだ松永を見て、相模原は恋を自覚した。松永の方はというと、趣味の話のできる心を許せる相手ができたことが嬉しくて饒舌になっていた。相模原の心の変化までは見抜けなかったようだ。
ある時、捜査の都合でふたりは佐賀へ飛んだ。用件は早めに終わり、せっかくなので名産である焼き物を見て回ることに。工房で見掛けた夫婦茶碗を相模原は欲しがる。可愛らしい絵付けのされたそれは、松永の目から見ても品のいい優品だった。太鼓判を押すと、相模原は嬉しそうにそれを購入した。
仕事ではあるが、この小旅行でふたりの距離は更に縮まった。いつも骨董巡りに付き合わせていた松永は、相模原の行きたい場所にも行こうと提案する。この時にはもう、松永の方も自分の気持ちが恋であると自覚しつつあった。
最初に相模原が松永を誘ったのは水族館だった。ふたりはそこでお揃いのキーホルダーを購入する。照れる松永を相模原が押し切った形だ。この件によって、松永は相模原が自分に強い好意を抱いていると確信する。
ある日、相模原がお気に入りのネックレスを紛失するという事件が起きた。高いものではなかったが、捜査スイッチの入った松永は相模原に質問を繰り返し、電車の中で落としたのだと当たりを付けた。「それじゃあ見つからないですね」残念そうに言う相模原に「捜査は足でするものだ」と松永は答えた。
松永は警察の遺失物管理に当たり、鉄道会社に問い合わせ、駅ビルの管理会社にも確認をした。捜査は難航、迷宮入りは確実だ。そこで、松永は相模原の写真に写ったネックレスに着目する。ブランドと商品名を特定したならすることはひとつだ。ショップに赴き、新品を購入した。
箱から出し、適度に汚して偽装すると、翌日何食わぬ顔で見つけたと言って相模原に渡したのだ。喜ぶ相模原だったが、自分のために探してくれた松永を想いながらネックレスを眺めていて気付いてしまう。ついていたがはずの小さな傷が無いことに。彼女は真相にたどり着いた。ただ、知ってしまったことを松永には告げなかった。単なるお気に入りのネックレスはかけがえのない大切なネックレスになった。
後日、浮ついた気持ちのまま職務に当たることが無いよう、松永は決意を胸に、相模原に告げた。「結婚を前提にお付き合いをしてください」と。相模原は、明日お返事しますと答えた。そうして翌日、佐賀で買った夫婦茶碗の一方を松永に贈った。告白に肯定の返事をしたのだ。
恋人同士になったふたりだが、職場では上司と部下の関係を崩さなかった。真面目なふたりが公私混同をしなかったことは、結果的に仲間たちに恋仲を隠すことに繋がった。そういうつもりではなかったが、言い出す機会は来なかった。
こんな思い出がある。相模原の希望でプラネタリウムを観に行った時、松永はつい「ふたりの愛の星を探そう」などとキザなセリフを口走ってしまう。自分で言っておいて耳まで真っ赤になった。この件を相模原は事あるごとに囁やき、松永のレアな照れ顔を堪能するようになる。
こうして、忙しい中で逢瀬を重ね、ゼクシィを買ってふたりで読んだ数日後――庭師が現れた……。
詳細C:
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マクロ:
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チャットパレット:
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タグ:
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転送:
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キャラクターID: 1629989424089ashel9
❓キャラクターシートの転送方法
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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
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