終夜 歩(ﾖﾓｽｶﾞﾗ ｱﾕﾑ)（クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート）

《プロフィール》
【職業】俳優(2015俳優) 【性別】男 【年齢】26

【SAN値】　60 / 99

《能力値》
【STR】11 【CON】10 【POW】12 【DEX】15
【APP】19 【SIZ】16 【INT】12 【EDU】14

【アイデア】55 【幸運】60 【知識】70 【DB】+1d4

《戦闘技能》回避 50

《探索技能》応急手当 60 / 聞き耳 70 / 精神分析 66 / 図書館 70 / 目星 70

《行動技能》ナビゲート 1 / 変装 46

《交渉技能》言いくるめ 10 / 信用 35 / 説得 70

《知識技能》芸術:演劇 75 / 心理学 70


【特徴表】
 [方向オンチ]：ナビゲートが初期値1%、以降成長なし
 [親の七光り]：信用+20%
　デメリットを1つ取得、40ポイント獲得

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「海も枯れるまで」
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『HO1が砂浜に打ち上げられているのをHO2が発見した』

 ■HO1:「■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
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 2015俳優 / 特記:APP+1 ファンに対する信用+10

[職業ポイント:EDU*10+APP*10=140+190=330]
 聞き耳45 目星45 変装45 言いくるめ5 説得55 芸術:演劇70 心理学65

[興味ポイント:120+40=160]
 回避20 応急手当30 精神分析65 図書館45

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 有名俳優の父と女優の母をもち兄も俳優という芸能一家に生まれる。
 小学校に上る前から子役として活動し、
 本人の見目のよさや両親の知名度もあり多くの映画やドラマ、CMに出演。
 それなりに世間では名が知られている。
 一見心優しくへらっとしているがかなりの完璧主義で頑固。
 真面目で努力家。


 すきなことは夜の街や海岸沿いを散歩すること。



【---】
 [海も枯れるまで]
 │大良 魚治 /　PL：おそばさん
 │https://trpgsession.click/character-detail.php?c=160406492643osoba1043&s=osoba1043

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【所持品】

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【探索者の履歴】----------------------------------------------------------
「海も枯れるまで」KP:はるcprさん 2020/11/23 10:00~
　ロスト

　これでやっと恩が返せる。

 ◇
[HO2]
 大良 魚治 / PL:おそばさん
　すぐ道に迷ってしまうから、君にまた案内をしてほしい。
　また何か砂浜に打ち上げられてるかも。
　わかめ以外のものがあるといいな。

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　以下秘匿に関する設定
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・どのようなことを期待され、努力していたか
両親が有名な俳優・女優だったことから「演劇への才能と姿勢」を、
人に見られる職業のため「見た目のマネージメント」を、
見た目が見た目なこともあって「それに伴う内面」を期待されて努力していました。

・疲れたきっかけ
そもそも「できて当たり前」という厳しい家庭で弱音を吐けない環境だったこと、誘拐されて歪んでしまった性癖を曝け出す場所がなかったこと、「本当にしたいこと」が「しなきゃいけないこと」のせいでできなかったことから。
小学生の頃からずっと疲れ続けています。

・自分のイメージ
演技がいいのは当然、プライベートでも優しく気配りができ明るく、歌も踊りも何でもできる、趣味はサッカーで運動神経抜群、料理も好き、英語ペラペラ…などなど。完璧人間のイメージです。

・固執している理由
親が「しっかりしなさい」「ちゃんとしなさい」「がんばりなさい」
「お母さんに恥をかかせる子なんていりません」
という感じだったので「自分がいてもいい条件」=「周囲の期待に応えること」でした。
大人になってもそれが抜けません。

・誘拐された時の詳細
11歳の頃に稽古の帰りに誘拐され、5日間知らないお兄さんと過ごしました。
お兄さんは一方的にこちらのことを知っており、彼に「好きだった」「ずっとこうしたかった」みたいなことを言われながら暴力を振るわれたり性的暴行を受けたりしました。
その間「お母さんの言うことをちゃんとできない悪い子だったからこんな目に合うんだろうか」「がんばって良い子になるから誰か助けて」と願い続けていました。
以降人から「好き」「愛してる」と言われると目眩や動機がします。
またこのことで「周囲の期待に応える良い子になること」により強く執着することになります。

・理解者との関係性
21歳の頃悪質なファン/ストーカー（女性）に遭い、帰宅して顔を洗ってるところで襲われそうになる
→お隣の家に助けを求めて匿ってもらう
→トラウマを思い出して震えてるこちらを宥めてもらう
→身の上と胸中を洗いざらいぶちまける
という経緯です。性別は決めてないです。決めたほうがいいでしょうか…
性格はサバサバしていて煙草を吸う。酒とギャンブル大好き。
どうしようもない人種でしたが唯一グチや弱音を吐ける存在になっていきます。
ですが数年経ったとき、借金に苦しんでいた彼はお金欲しさにこちらの過去や性癖を女性誌に売り飛ばし消息を絶ちます。

・周囲の反応
親「ふつうになりなさい」「恥をかかせないで」「変態を治しなさい」「世間様に顔向けできない」
周囲「気持ち悪い」「そっちの路線行くんだ」「可哀想」「異常」

唯一信頼していた人に裏切られ、ああ気持ちの悪い悪い子だったからバチが当たったんだな、何もかも疲れちゃったし死んじゃおうかな、って心情です。





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　手紙の内容
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うおじくんへ

まずはお礼をさせてください。
打ち上げられていた見ず知らずの人間を見つけてくれたこと。お茶をくれて、服を貸してくれたこと。病院まで連れて行ってくれたこと。ご飯を作ってくれたこと。島の人たちを紹介してくれたこと、案内してくれたこと。
そしてなにより、あそこまでの言葉をかけてくれて、救おうとしてくれたこと。僕自身の望みを聞いて、その答えを受け入れてくれたこと。

本当にありがとう。
この一日は本当に夢みたいで、怖いと思うくらいでした。

そして、ごめんなさい。
最初から最後まで貰ってばかりで何も返せないこと。
それどころかこちらのわがままで君を傷つけてしまったこと。
あの場で、真摯に向き合ってくれる君を目の前に、
どうしても嘘をつくことができませんでした。

もしこちらに何かがあったとしても、
それは君のせいじゃないんだってことは覚えておいてくれると嬉しいです。


お父さんと島の人達を大切にしてくださいね。

本当に、お世話になりました。




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　以下の文はKPのはるcprさんが準備してくださったものです。
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死にたくて仕方ない。
だが、何かと理由をつけて今まで生きてきた。

幼い時から、「完璧」でいることを強いられた。
演劇への才能と姿勢、容姿、それに見合う内面。
すべて、出来て当たり前の環境だった。

まるでそれは、大御所俳優の父と、大女優の母、
その二人の素晴らしさを世間にアピールするためだけの生きた道具のようだった。

その期待に応えること。それだけを考えていた。
それ以外に考えることを、許されていなかった。

心は、疲れていた。

そんな中で起こった、誘拐事件。当時11歳で、稽古帰りだった。
知らない男に暴力で押さえこまれ、愛を囁かれながら性的暴行を受け続けた。

この状況は、母親の期待に応えられない自分への罰なのだろうか。
救出されるまでの5日間、何度も願った。
「良い子になるから、誰か、助けて」

大人は、様々な方法で、心身ともに自分を縛る。



愛されることとは、相手の思うままに捧げ続けること。
自らの思考も、身体も、時間も。

今の自分を構成しているものの中に、
自分の意思で選んだものが、いったいどれだけあるのだろうか。

そうして、両親と周囲の大人によって形骸化された『夜終 歩（よもすがら あゆむ）』として、
あなたは完璧な人間を演じ、沢山の人に囲まれつつも、孤独の中で生きてきた。



そんな中、一人の人間が現れた。
面倒な話を、ただただ、聞いてくれる存在。
自分に過度な期待しない、干渉しない、不思議な存在だった。

唯一無二となった理解者は、しかし、
金に困ると、あっさりと週刊誌にあなたを売って、消えた。
過去の記憶と本音。すべて世間に晒された。

人を信じることへの代償は、こんなにも大きい。

期待をするほど、その喪失感が強くなるなんて、分かっていたはずだったのに。
知っていたはずだったのに、忘れていた。自分はまた、間違えた。

心は、疲れていた。

それからあなたは、何度も死のうと様々な方法を試し、死に場所を探していた。

マクロはありません。

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