アネッサ・アレキサンドライト(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

りみたろうが作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。

アネッサ・アレキサンドライトの詳細

ID: 161918017851akinoanri

キャラ情報  NPC使用不可


アネッサ・アレキサンドライト

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TRPGの種別:

クトゥルフ神話TRPG


キャラクター名:

アネッサ・アレキサンドライト


HP

13 / 13


MP

16 / 16



メモ:

基本NPC

詳細A:

《プロフィール》
【職業】 劇団『一夜』の団長兼脚本家兼舞台演出担当(ディレッタント) 【性別】 女 【年齢】 23 
【出身】 東京都 【学校・学位】 天王寺大学卒業 
【精神的な障害】 なし 

【SAN値】 現在 / 最大
80 / 99

【STR】 11 【APP】 12 【SAN】 80
【CON】 10 【SIZ】 15 【幸運】 80
【POW】 16 【INT】 18 【アイデア】 90
【DEX】 16 【EDU】 16 【知識】 80
【H P】 13 【M P】 16 【ダメージボーナス】 +1D4

【職業技能ポイント】 320
【個人的な興味による技能ポイント】 180

《戦闘技能》
☐回避     32% ☐マーシャルアーツ  1%
☐こぶし    50% ☐キック    25%
☐頭突き    10% ☐組み付き   25%
☑拳銃     80% ☐投擲     25%
☐マシンガン  15% ☐サブマシンガン 15%
☐ライフル   25% ☐ショットガン 30%

《探索技能》
☑目星     70% ☑聞き耳    70%
☑応急手当   70% ☐追跡     10%
☐隠れる    10% ☐忍び歩き   10%
☐隠す     15% ☐写真術    10%
☑図書館    75% ☐登攀     40%
☐鍵開け     1% ☑精神分析   51%

《行動技能》
☐水泳     25% ☑運転:自動車 75%
☐電気修理   10% ☐操縦:     1%
☐跳躍     25% ☐ナビゲート  10%
☐機械修理   20% ☐製作:     5%
☐乗馬      5% ☐重機械操作   1%
☐変装      1% 

《交渉技能》
☐母国語    80% ☐信用     15%
☐説得     15% ☐言いくるめ   5%
☐値切り     5% ☑ドイツ語   80%

《知識技能》
☐歴史     20% ☐クトゥルフ神話  0%
☐オカルト    5% ☐コンピューター  1%
☐経理     10% ☐電子工学    1%
☐天文学     1% ☐物理学     1%
☐化学      1% ☐考古学     1%
☐心理学     5% ☑法律      6%
☐人類学     1% ☐生物学     1%
☐薬学      1% ☐地質学     1%
☐博物学    10% ☑芸術:演劇  80%
☐医学      5% 

詳細B:

{武器}
キック 1D6+DB タッチ 1回 -
組み付き 特殊 タッチ 1回 -
こぶし 1D3+DB タッチ 1回 -
頭突き 1D4+DB タッチ 1回 -


{所持品}
スマホ
財布(現金+クレジットカード)
拳銃(グロッグ17)
拳銃の弾(リロード用)
ペン
メモ帳


【現金】 20000 【預金/借金】 10000000000

{パーソナルデータ}
【キャラクター概要】
 東京都江東区に劇場を持つ小さな劇団『一夜』の団長兼脚本家兼舞台演出担当。
 万能型の天才であり、習いさえすればありとあらゆる物事を人並み以上にこなせる(さすがに体を鍛えていないので体術は厳しいが)。
 豪快な性格で、相手が好きな人間だろうと嫌いな人間だろうと態度を変えることはない。良くも悪くも万人を平等に扱う。
 ――特にお気に入りである、極一部の人間を除いてだが。

【好きなもの】
動物、変人、化け物じみた身体能力を持つ人物、赤色、果物、栄養食品

【嫌いなもの】
人間、自分の家族と親戚、苦い食べ物

【誕生日】
1月10日

【身長】
173cm

【利き手】
両利き

【趣味】
読書、ネットサーフィン

【収入】
劇団「一夜」(不定期公演)
※親戚から援助を受けているので働く必要がない

【住所】
東京のどこか

【家族&友人】
父、母の3人家族
親戚がドイツに大勢いるが、お互いに嫌っているため滅多に関わらない
東雲薺と蓮は実家が隣なので幼馴染

【狂気の症状】

【負傷】

【傷痕など】

【読んだクトゥルフ神話の魔導書】

【アーティファクト】

【学んだ呪術】

【遭遇した超自然の存在】

【探索者の履歴】

詳細C:

 東京都江東区に劇場を持つ小さな劇団『一夜』の団長兼脚本家兼舞台演出担当。
 大学に在学している頃に劇団「一夜」を創設し、自身が気に入った人物をスカウトして現在の団員を集めた。
 以降は気が向くままに台本を作り、完成したらメンバーに配って練習を始めるという完全フリーダムでやっている。不定期公演なのはこれが理由。
 台本を作成しているが、創作が好きなわけではないらしい。だからといって演劇が好きなわけでもないらしい。
 じゃあなんで劇団を作った。
 誰もが一度は問いかけるが、「なんとなく」としか答えない。訳がわからないよ。
 このため掴み所がない、飄々とした人物として周囲には認知されている。
 そんな彼女だが、作成した台本は意外にも好評だ。

 人間は愚かで、争いが絶えない世界は醜くい。
 だが、決してそれだけではない。
 人間は、世界は――美しいのだ。

 そう訴えかける彼女の物語に心を揺さぶられ、熱烈なファンになる者は少なくない。むしろ多い。
 だが、劇団「一夜」は“売れない”劇団だ。
 熱烈なファンを持つにも関わらず有名ではなく、口コミも少ない。チケットが完売することは滅多にない。
 その様子はまるで、誰かが意図的に“売れないように”操作しているかのようだ。
 団員は不思議そうにしているが、彼女は「こればっかりはしょーがない」と笑い、新しい台本を作る。
 その出だしは気に入ってるのか、毎回同じものだ。

『これは、一夜限りの素敵な夢』
『他の誰でもない、あなたに捧げる物語――』

--------------------

 そんな彼女だが、実はマフィアに所属している。否、所属させられている。
 ドイツに存在するマフィア『アレキサンドライト』。
 それは血族のみで構成された特殊なマフィアグループで、赤い髪と緑の瞳を持つ本家の者を党首にして活動している。

 ――そう、赤い髪と緑の瞳。
 彼女の特徴と一致している。

 だが、彼女は本家の者ではない。分家の中でもさらなる分家、かなり血が薄れた分家の出身だ。本来は茶色の髪に青い瞳の人間が生まれる家だ。
 しかし、彼女は異なる髪と瞳の色を持って生まれた。

 赤い髪と、緑の瞳。
 それは血筋を重んじるアレキサンドライト家では特別な意味を持つ。
 アレキサンドライト本家の証。
 そして――次期党首の資格。

 本家に不満があったのか、あるいは単純に己の地位を上げたかったのか。分家たちは次期党首の資格を持つ彼女を見逃さなかった。彼女を利用しようとした。物心つく前から分刻みのスケジュールを作り、党首に相応しい教育を徹底的に行った。
 幸か不幸か。彼女は天才であり、教わったことは全て人並み以上にこなしてみせた。彼女の成長に分家は歓喜し、さらなる期待を寄せた。同時に油断していた。この子なら必ず次期党首になるだろう、と。

 ゆえに、分家は気づかなかった。
 教育と教育の隙間時間、休み時間に彼女が外に出て、近所の子どもたちと触れ合い、世界を知り――自身の環境が異常だと気づいたことに。

 異常だと気づいた彼女は、まだ小さな子どもながらも抗議した。
 みんなが私にしてることはおかしい。
 私は、子どもは――人は、もっと自由であるべきだ。

 彼女の抗議を分家たちは聞かず、反抗期かと呆れただけだった。
 それでも彼女は懸命に何度も訴えた。私も他の子たちみたいに遊びたい。勉強なんてしたくない。朝から夕方までずっと遊びたい。
 小さな子どもの訴えを聞く者はおらず、彼女は教育に縛られて育った。

 そしてある日、彼女は不意に気づいた。
 自分はただの道具として扱われているのだ、と。

 己の訴えが聞き流される理由に納得した彼女の心は、やがて“死んでいった”。
 人間に効率的な苦痛を与える方法。無様に命乞いさせる、あるいは自ら絶命を望ませるための方法。聞くのも見るのも嫌なそれらを教わっても何も思わず、何も感じず、淡々とこなすようになった。
 ただ、己の欲望のために他人を利用する醜い人間が嫌いになった。
 人間という生物に絶望した。

 激しい雨の日だった。
 高校生になった彼女は増水した川に飛び込み、己の命を絶とうと考えた。理由は単純で、大嫌いな人間に利用され続ける人生に耐えられなくなったからだ。人生が息苦しくて、今すぐにでも楽になりたいと思ったからだ。
 苦しみの果てにある救いに、彼女は旅立とうとした。できなかった。阻まれたのだ。
 美しい青年だった。
 見た目ではなく心が美しい、けれど平凡な青年だった。
 彼は見ず知らずの他人である彼女の行為を必死に阻み、引き止め、叫んだ。
 生きるのを諦めちゃだめだ、と。
 諦めたら何もかも終わりなんだ、と。
 生きてればやり直すチャンスは必ず巡ってくる。君の息苦しい環境もいつかは変わる。君が望み、そのために動けば絶対に変えられる!

「だからっ、生きるのを諦めちゃだめだッ!」

 彼女は呆然と彼を見た。彼の言葉が妙に頭に残って、なんとなくうなずいた。彼は嬉しそうに、心の底から安心したように笑い、彼女の頭をなでた。

「よかった」

 その笑みは普通のものだ。
 その笑みに何か特別なものがあるわけではない。
 それなのに、なぜだろう。
 とても綺麗なものに見えた。

 以来、彼女は変わった。彼の言葉通り、己の環境を変えるために動いた。簡単なものだった。
 彼女は一人で本家に向かい、長年党首の座を争っている“兄”と契約を交わした。
 彼女が党首候補から下りる代わり、一生困らない程度の資金援助を受けるという契約だ。
 それだけで彼女は自由を得られた。
 一生纏わりついてくると思っていた分家たちは、あっという間に彼女から離れていった。両親も離れていった。彼女は一人になった。寂しいとは全く思わなかった。むしろ清々しい気持ちだった。
 分家から解放された彼女は特になりたいことが浮かばず、何をすればいいのかと一時期悩んだが――決めた。

 あの豪雨の日。
 彼女を助けてくれた青年。
 大好きな野球ではなく演劇の道を選んだ、美しい心の彼のためになることをしよう、と。

マクロ:

マクロ名|実行コマンド

SANチェック|1d100<=#SAN SANチェック

応急手当|1d100<=#応急手当 応急手当

医学|1d100<=#医学 医学

回復量|1d3 回復量

精神分析|1d100<=#精神分析 精神分析

聞き耳|1d100<=#聞き耳 聞き耳

鍵開け|1d100<=#鍵開け 鍵開け

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目星|1d100<=#目星 目星

言いくるめ|1d100<=#言いくるめ 言いくるめ

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クトゥルフ神話|1d100<=#クトゥルフ神話 クトゥルフ神話

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マーシャルアーツ|1d100<=#マーシャルアーツ マーシャルアーツ


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