オーウェン・フィッシャー（バタフライスピンRPG用キャラクターシート）

ブオーノ
男
23歳
隻腕/幻肢痛

出張回数:3
うさぎごや:3

リチャード・ギャング。リチャード・フィッシャーが1869年に結成した、小さいが息の長いギャング団だ。弱者からは奪わないことを信条とする、言わば義賊だった。1872年4月11日、ボスの息子オーウェン・フィッシャーが産まれた。

1892年7月、彼が20歳を迎えた年に事件は起きた。当時付き合いかけていたガールフレンドにちょっかいを出す酔っ払いの男達に対し、同じく酔っていたオーウェンは激昂しリボルバーで彼ら全員を射殺。正当防衛とはならず、現場も酒場であったため大勢の目撃者がいた。結局、リチャード・ギャングは彼の恩赦ために多額の賄賂を用意しなければならなくなり、さらには殺された男の入っていたギャングとの抗争にも発展する。アメリカ西部自体が文明化の波に押され、インディゴ・ステートのギャング全体が追い詰められていた時期にも重なった。抗争には勝利したが、オーウェンは自責の念から家族も同然のギャングを抜け、力を使い果たしたリチャード・ギャングもその後程なくして解散となった。

1895年、オーウェンはギャングで銃を扱っていた経験を活かし、一人前の賞金稼ぎに成長していた。若きガンマンは弱者のために戦った父の教えを守り、かつての家族達との再会を夢見て、あてのない旅を続ける。

「待ちな。いくら何でも舐め過ぎだぜ」

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