雪代 壬生(ゆきしろ みお)(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート)
本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION
りちゃが作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。
雪代 壬生(ゆきしろ みお)の詳細
ID: 167534548041richad5
キャラ情報 NPC使用不可
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TRPGの種別:
クトゥルフ神話TRPG
キャラクター名:
雪代 壬生(ゆきしろ みお)
:
7 / 7
:
16 / 16
外部URL:
メモ:
詳細A:
《プロフィール》 【職業】 学生(ルルブの古物研究家ベース) 【性別】 女 【年齢】 10 【出身】 【学校・学位】 【精神的な障害】 【SAN値】 現在 / 最大 80 / 89 【STR】 10 【APP】 10 【SAN】 80 【CON】 6 【SIZ】 7 【幸運】 80 【POW】 16 【INT】 11 【アイデア】 55 【DEX】 12 【EDU】 21 【知識】 105 【H P】 7 【M P】 16 【ダメージボーナス】 ±0 【職業技能ポイント】 420 【個人的な興味による技能ポイント】 110 《戦闘技能》 ☐回避 24% ☐マーシャルアーツ 1% ☐こぶし 50% ☐キック 25% ☐頭突き 10% ☐組み付き 25% ☐拳銃 20% ☐投擲 25% ☐マシンガン 15% ☐サブマシンガン 15% ☐ライフル 25% ☐ショットガン 30% 《探索技能》 ☑目星 80% ☑聞き耳 45% ☐応急手当 30% ☐追跡 10% ☐隠れる 10% ☐忍び歩き 10% ☐隠す 15% ☐写真術 10% ☑図書館 80% ☐登攀 40% ☐鍵開け 1% ☐精神分析 1% 《行動技能》 ☐水泳 25% ☐運転: 20% ☐電気修理 10% ☐操縦: 1% ☐跳躍 25% ☑ナビゲート:ミラノ 15% ☐機械修理 20% ☑製作:瞼の裏 80% ☐乗馬 5% ☐重機械操作 1% ☐変装 1% 《交渉技能》 ☐母国語 99% ☐信用 15% ☐説得 15% ☐言いくるめ 5% ☑値切り 51% ☑その他の言語:イタリア語 80% 《知識技能》 ☑歴史 80% ☐クトゥルフ神話 10% ☐オカルト 5% ☑コンピューター 6% ☐経理 10% ☐電子工学 1% ☑天文学 7% ☐物理学 1% ☐化学 1% ☐考古学 1% ☐心理学 5% ☐法律 5% ☑人類学 80% ☐生物学 1% ☐薬学 1% ☐地質学 1% ☐博物学 10% ☑芸術:絵画 50% ☐医学 5%
詳細B:
{武器} キック 1D6+DB タッチ 1回 - 組み付き 特殊 タッチ 1回 - こぶし 1D3+DB タッチ 1回 - 頭突き 1D4+DB タッチ 1回 - {所持品} 【現金】 【預金/借金】 {パーソナルデータ} 【収入】 【個人資産】 【不動産】 【住所】 【家族&友人】 【狂気の症状】 【負傷】 【傷跡など】 【読んだクトゥルフ神話の魔導書】 【アーティファクト】 【学んだ呪術】 【遭遇した超自然の存在】 【探索者の履歴】 小学2年生。 物怖じしない明るい性格。 子供らしく外遊びも好きだけれど、図鑑や画集を眺めるのも好き。 時々、目をつぶってぼんやりしている。 物心つく前から施設で育った。名前は町長の命名。 花より動物が好きで、特にうさぎが好き。 理由は図鑑でうさぎは子育てをしないという話を読んだため。 服装はおさがりのため、大き目で地味。 最近の趣味は、絵を描くこと。 夜明け空が一番好きでときどきこっそり起きだして描いている。 本当は人物画を描きたいけれどまだうまくいったことがない。 一人称:わたし(Io) 二人称:あなた、〇〇さん 好きなもの:絵、夜明け空、うさぎ、人参、こんにゃく、アイスクリーム 苦手なもの:鬼、おばけ
詳細C:
顔も名前も知らない母に憧れている。 白昼夢だろうか、ときおり頭痛と共に浮かぶ男女の姿。 あれはきっと自分の両親なのだろうと思った。 そうなると、幸せそうに自分の生を願っただろう二人がどこへ行ってしまったのかということになってしまうのだけれど、それでも少なくとも自分が望まれてこの世に生を受けたのだと、そう思えた。 二人の顔も、服装も体格も、我に返ると靄のように散り散りになっていってしまったけれど、瞼を閉じると彼女の顔が浮かぶような気がした。 わたしの幼少期はそんなふうだった。 そんなわたしも小学校にあがるころには、自分で本を読むようになった。 学校の図書室の本はまだ難しいものが多かったけれど、施設には何冊か図鑑や画集があって、そういったものを眺めるのが好きだった。 他の子たちとの順番もあったから、いつでも借りられるわけではなかったから、お気に入りの絵は穴が空くほど見入っていて、瞼を閉じるとその裏に思い描けるようになっていた。 中でも、わたしはある画集の中で見つけた女性の肖像画にひどく心を惹かれた。 それはピエロ デル ポッライオーロ「若い女性の肖像画」という女の人の絵だった。 描かれているのがどんな人なのかもわからなかったけれど何故か、自分の母はこんな風なんじゃないかという考えに憑りつかれていた。 髪の色も、生きた時代も全く違う、だからそんなことはありえないとは幼心にわかっていたけれど、それでもそんな愚にもつかない想像に胸を躍らせていたものだった。 その絵は、ミラノの「ポルディ ペッツォーリ美術館」にあるらしかった。 それからわたしは学校の勉強とは別に、独りで特別の勉強することにした。 イタリア語、歴史、そして絵画のことを。 そうして、いつの日か大きくなったら本物のあの絵を見に行くんだ、と心に決めたのだった。 寂しい気持ちになったときは、その夢がわたしを支えてくれた。 【個別時の技能】 Ccb<=45 目星 Ccb<=50 聞き耳 Ccb<=30 図書館 Ccb<=30 応急手当 Ccb<=24 回避 Ccb<=40 隠れる Ccb<=30 忍び歩き Ccb<=50 登攀 Ccb<=25 製作:瞼の裏 Ccb<=10 値切り Ccb<=36 ほかの言語:イタリア語 Ccb<=25 歴史 Ccb<=20 芸術:絵画 EDU:4→21 「ブレラ美術館」 カラバッジョ、ラファエロ、マンテーニャ、ティントレット、ピエロ デッラ フランチェスカ、ルーベンス、カナレット、ハイエツ 「ポルディ・ペッツォーリ美術館」 「レオナルドダヴィンチ科学技術博物館」 「スフォルツェスコ城博物館」 ミケランジェロの遺作、ロンダニー二のピエタ 「ポルディ ペッツォーリ美術館」 ピエロ デル ポッライオーロ「若い女性の肖像画」 イタリア語: Ritratto di giovane dama なんとなく書きながら聴いてた曲:「ノーチラス」ヨルシカあの静かな世界でわたしはずっと、愛について考えていた。 愛だけがわたしを慰め、足を動かしてくれるものだった。 ただ一人取り残されたわたしは、瞼の裏にそれを見て、心のうちにそれを問いかけた。 ある時には、わたしはミラノの「母」を想った。 穏やかな眼差しにうっすらと浮かんだ笑み、透き通ったつややかな髪。 白昼夢の残滓を重ねながらわたしが最初に瞼に焼き付けた彼女を、わたしがまともなうちにひと目見たいという想いは、一度失敗してからというもの日増しに大きくなっていた。 その街への正しい方角と、それを知る方法を探し続けた。 親指と人差指で六分儀を作ると、夜空に浮かんだ星々はわたしに方角を教えてくれたけれど、いちどそれらが雲空に差し掛かってしまうと光明は厚く隠されてしまって、二度とわたしに微笑んではくれなかった。 いつか地球儀で見た、こことミラノは繋がっているという感覚だけが、膿疲れて磨り減っていく気持ちを諦めから遠ざけてくれた。 ある時には、わたしは新田さんと千春さんを想った。 あんな風なお別れになってしまったけれど、二人のこともわたしはどうしても嫌いにはなれなかった。 半年間、わたしは二人が当たり前のように与えてくれた世界の広さを、家族の温もりを、到底忘れることができなかった。二人はわたしが物心ついてからずっと押し殺していた寂しさを、優しく包んで温めてくれた。 そして、二人の言動が、二人が残した手記が、わたしは確かに二人に愛されていたのだと、あれが二人の愛だったのだと、どうしようもなく伝えてきた。たとえ彼らの思想がわたしには理解できなくても。 目を瞑ってそうしようと思えば二人はいつでもわたしに優しく微笑みかけてくれたし、肩や膝に残る鈍い疼きは二人が確かに居たという証のように思えた。 ある時には、わたしは施設のみんなを想った。 わたしは何度か施設にも足を運んだ。 けれどいつでも、いつまでも先生たちも、親友も、年少の子たちも庭の花々も、静かに眠り続けていた。 目は開かず、口元も胸も、脈動も肌のぬくもりさえも、息を潜め続けていた。 ただいま、と口にすることを忘れがちになった頃、わたしは熱というものが分子の運動であり、この世界ではそれすら凍りついてしまっているのだということを実感した。 ただ一人わたしだけを残して。 町のあちこちで0時を越えることなく動かなくなってしまった時計を見るうちに、時計というものは、触れることのできない時間というものに区切りを作るためにあるのだと思い至った。 わたしにとってその本質は、ラジオ番組の時間を知るためでも、教室まで駆けて行くのに必要な時間を計るためでもなく、今日と明日を、今年と来年を、今世紀と来世紀を分けることだった。 その予兆を心に抱かせ続けるために、わたしはわたしの鼓動の間隔を頼りに時間を区切り続けた。 そのようにして、わたしはずっと、愛について考えていた。 愛は、慈しみであり、感謝であり、祈りであり、道標であり、温もりであり、そして時間であると、わたしは知った。 わたしは、寂寞と無彩と静寂の支配する百年の孤独の中で、たくさんの本からそういった愛の形を学んだ。 愛を交わすための言葉たち、愛のもたらす仕草や表情、人類が有史以来受け継いできたその連鎖を。 そして今、こうして懐かしい世界に戻ってきたわたしは、数え切れないほどの愛に涙し、目眩した。 そして、そんな美しく愛に溢れたこの世界でだからこそ、わたしはそこにないものの輪郭を以前よりはっきり捉えることになった。 あの人は言った。 地中海、美術館、大時計――そこにわたしの秘密のヒントがあると。 それならわたしはやっぱり確かめなくてはいけない。 わたしをずっと呼んでいた、ミラノ、その場所で。 わたしに注がれてきた愛のその出発点と、わたしが愛の篝火を継ぐべきわたしの旅路のその先を。
マクロ:
マクロ名|実行コマンド
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