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🤔 「エモい」というものに対する個人的な考察(駄文&長文ゆえ、折り畳み) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) オンセンの日記やTwitterなどで時々、古参のTRPGプレイヤーの方々が「『エモい』というものに対して理解したいから、そういう系のセッションの経験を積みたい」的な書き込みをしてらっしゃるのを見て、「じゃあ、そもそも『エモい』ってなんじゃいな」と思ったので、それに対する個人的考察をダラダラと並べてみる。 詳細なデータなんざあったもんじゃないし個人的な印象論に過ぎないので、「なんか長々と書いてあんな〜」くらいのものなので、間違っていても責任は負わないっす。 まず、「エモい」についてWikipediaやら pixiv百貨やらで検索してみると、『「emotional(感情的)」を由来とした若者言葉。』『「感情的なさま」「情緒的なさま」を表す表現。』『感情が揺さぶられた時や、気持ちをストレートに表現できない時などに用いられる。』と出てくる。 つまり、“エモい作品・展開”というのは“感動モノ”と≒の関係にあると言える。 ただ言うまでもないことだけど、何に対して感動するのかは人それぞれ。加えて同じ作品・展開に対して感じる「エモさ」にも個人差がある。 いわゆる歴代クロスオーバーもの(最近の作品だと「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」)だって、過去の作品に思い入れのある人と新規の人とで感じる「エモいポイント」は共通する部分と異なる部分が出てくる。 じゃあその上で、創作における「エモい作品・展開」とされるもので、一般的なものはなんだろうな。と考えると、SNSなんかでよく目にするのは「切ない系」「ノスタルジー系」、次点で「人の温かみを感じる系」「人間ドラマ系」だと感じた。 それを踏まえるとTRPGにおける一般的な「エモいシナリオ、エモい展開」というのは、これらの要素が含まれるものなんじゃないかな。というのが、自分の「エモい」というものに対する現時点での考えかな。 無論、上記の要素を複数併せ持ったり、それらの要素を引き立てるために対極的な要素が含まれたりしているのは珍しくない。例えば「人の温かみを感じる系」だと、その展開に至らせる過程で人の冷たさ酷薄さを演出したり、PCが遭遇した段階では既に手遅れな状況に陥ってしまったNPCが登場する。みたいな感じ。 ▼追記 あと、この日記書いて思ったのが、言葉遣いや表現やらが変わるだけで、流行というのは数年〜十数年単位でぐるっと回るだけで、ずっと昔からあんまり変化しないものなんだな、と思いました。 なろう系によくある異世界転生やら追放モノ、主人公無双やら最弱とみせかけて最強、果てはキャラクターの能力や技能の数値化だって、歴史を遡れば似たようなものが幾らでも、しかもかなり昔から存在してる訳で。 なので「エモいシナリオを書きたい」と考えらっしゃる古参プレイヤーの方々は、最近の作品を見て流行を取り入れるのも良いけど、若い頃に好きだった作品を改めて見返してみて「上手く言葉にできないけど、このシーンがグッときた!」って展開を、シナリオの舞台に違和感無いように再調整してみるのも良いと思います。
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