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😶 イモータルのコンバート 「恐怖の島」続編savage tideを翻訳していて、前回の恐竜ハンター卓の時にその導入プロットを取り入れてみた。 大元が手書き手紙イラスト形式ハンドアウトなので、OCRつかっても誤字だらけで使い物にならなかったので、これはスルーしようかなーともおもっていたのだが、どうせ翻訳するならやっちまえ!って事で目視&手打ちで英文を書き起こし、それを翻訳サイトに流し込んでなんとか形にしたので年初の卓に間に合った。 そこでちと困った事が。 savage tideは3.5版用なのでペイロアというイモータル名がその手紙の中で出てくる。 ところがCD&Dミスタラ世界にはペイロアはいない。 なので同じ太陽神ということでイクシオンの名前を使う事にした。 イクシオンは元々複数の呼び名を持つ古い神なので、こじつけの違和感も少なくできたように自分としては思う。 僧侶、クレリックというクラスがあるRPGは数多なものの、 世界観設定の中で「神」というものをどう設定するか側をそんなに数居ても使いようねえよ!って位に深堀りしてあるのと、さらりと流してあるものに分かれると思う。 ガイギャックスは書籍で「信仰とRPは無関係」ってわざわざ書いた位には D&Dは悪魔信仰ゲームだのとカルトから根拠ゼロな差別の誹謗中朝を受けて大問題になった。 ガイギャックス!ガイギャックス!のパロディを産んだくらいだし。 http://gameparty.game.coocan.jp/3rd/3rd01.htm その差別と偏見があったせいでアメリカの図書館にはD&Dは殆ど蔵書されていないそうだ。 「リアル信仰とゲームは別物」ってアタリマエの事を記載しなければいけない位には現代も魔女狩りが継続してる世の中だって話で。 ガイギャックスは神々ってのを最初は深堀するつもりは全くなくて北欧神話やギリシャ神話、蛮人コナンの崇めるクロムとかテキトーに皆やってたんだけど、そのうち設定を欲しがるPLが出て来たので、 棍棒の暴力で非信者に信仰を広める聖人と、原理主義的狂信ってジョークの2柱を最初に出した。 その後、モンスターデータとしても5頭龍神テイアマットやダークエルフの蜘蛛女神ロルスが生まれ、 ガイギャックス自身のキャンペーンワールドであるグレイホークには数十の神が溢れかえり、その中にペイロアもあった。 ところがTSRがガイギャックスを追い出した挙句に経営傾いてWoCに買われ、版権の関係もあって公式キャンペーンワールドのメインは思惑もあってフォーゴトンレルムにシフト。ペイロアはグレイホークからそのままフォーゴトンレルにも存在する形になった。 ペイロアは上級神格で善の太陽神。慈悲を持ちつつ悪には容赦ない(特にアンデッド)。 https://hobbyjapan.co.jp/dd_old/news/cd/0306_01.htm AD&Dの頃は独自創作した世界観以外に現実世界の神話の神々もデータ化されてて、シヴァもスサノオもアマテラスもティアマットに並んでSTRが幾つとか書いてある。 http://www.rpgnow.com/browse.php?keywords=Legends%20Lore&test_epoch=0&page=1 CD&Dの場合はPCがイモータル、いうなれば神みたいな存在にクエストを乗り超えていくとなれてしまうので、その点は他の版よりも複雑だ。 例えば3版系列で神と戦うとかは何レベルのキャラだろうが正気の沙汰でないパワーバランス設定になったが、 CD&Dの黒箱に至れば、ボス敵に邪なイモータル=デーモンが出てくる公式シナリオもある。(私のPCも何回か闘った事がある。) デーモン・ロードのオルクスとデモゴルゴンはOD&D時代から長いライバル関係のまま存在し続けている。 http://blog.livedoor.jp/infinit_region/archives/8324427.html 3rdの頃のデーモンたちは大人の事情で影を潜めていた。 カルトどもがD&Dと悪魔の関係とかをこじつけない様に。 (自由の国とか言ってるが、アメコミも一時期には吸血鬼や狼男を出すだけで青少年に悪影響とか言われて出せなかったような検閲時代もついこの間まであるわけで。) が!ここで個人的に思うのは「流石にそろそろ設定が多すぎて辟易!」って事である。 数十年もD&Dを続けてきた側はそういう設定がってのは積み重ねで知ってるので「今回はこう変わったか」だろうけど、 デーモンの説明概要文ですら下記みたいに長いと、ビギナーは読む気も起きないと思うんだよなー。 http://www.hobbyjapan.co.jp/dd_old/news/demon/ そんな感じでCD&D用にどうするかってのは色々と悩みもあるものの、持ってて良かったWoIって事で、こじつけるなり、独自設定するなりでなんとか変換してみようと思う。 というかモンスター1つとってもデータ変換面倒なんだよなー。 AD&DとCD&Dは上位下位との互換性を考えられてたのに、 d20になった段で判定方法が大変更で整理された一方で、 以降はあまりにも煩雑さが増したっていうのもデータ量からして一目瞭然にあるので。 だって戦闘の為に出てくるだけの敵データがCD&Dでは2行で済んでた事に、 何で個別に丸々1ぺージも必要なんだよ!って。(すっとばして翻訳しないで済んでるけど) 戦闘重視設計にしたことで逆に煩雑でプレイ時間かかるシステムになった事も明白。 タイトな時代やオンセを考えた場合は升目が幾つ移動、遮蔽が如何のってシステムの方が不向きだよなー。 5eで抽象戦闘も可能と大きく先祖がえりしたのも、そういう配慮があったのではと思う。 翻訳に残すページも少なくなったから、恐竜ハンター2が終わった後に、続けてやろうか迷い処。 というのも、イモータルを絡める事ができるなら、 先に「イモータルの怒り パート2」ともつなげることができるかな?とか。
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