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😊 【シノビガミ】『怪談病棟』感想 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼) コーヒーがないと何も手がつかない羽野です。手近にカフェインがないからアルコールで手を打ってやろう。 さて、先週水曜日に槌ノ島ハリスさんGMの『怪談病棟』を完走いたしました。同卓して頂いた、千歳緑さん、ノラ田さん、kisiさん、ありがとうございました。ちょっと日曜日までに色々あったので感想が本日になってしまいました。座右の銘は「鉄は熱いうちに打て」です!よろしくお願いします! 以下、シナリオのネタバレを含みます。あと視点人物がPL1なんでそのへんの偏りはご容赦ください。 PC1:房前 翔(魔王流・男性) 羽野 PC2:夜帳 紫苑(隠忍の血統・女性) 千歳緑 PC3:撫子 充奈(御釘衆・女性) ノラ田 PC4:白詰 葵(隠忍の血統・女性) kisi (……女性PC、3人とも苗字か名前に花の名前が入ってるじゃないか。たまげたなあ)←今気づいた顔 さて、完走した感想(激ウマギャグ)ですが、最高でした。自分自身、身内卓がクリエイター志向というか、オリシが多い環境だったのでなかなか忍秘伝のシナリオに触れる機会がなかったのも大きいと思います。システム的・あるいは技術的・戦術的な内容については明日の日記で綴るとして、この日記ではRPやフレーバー、雰囲気についての感想に留めておこうかと思います。 まずやっぱですね、各PLさんの用意したキャラのバランスがあったかなと思います。もちろん、あらかじめ【使命】と【秘密】読んだし推奨流派もあったんで、それに合わせてキャラメイクしたと思うんですけど、非常に良いバランスでしたね。RPの掛け合いが最高でした。あと紫苑ちゃん可愛かったね(素) 公式シナリオ自体が作りがシリアスなのもあったんで、GM・PL共に最後までシリアスの骨組みを維持できたのも大きかったでしょう。途中めちゃくちゃ大きい地震があって骨組みの存続が危ぶまれましたけどなんとか耐えましたね。……いや、折れてたかもしれない。まぁでも次のサイクルではちゃんと補修できてたし良い塩梅だったのではないかと。おお神谷茂樹よ、ナース服着せられて尊厳破壊された男に暗殺されるとは情けない。ちなみにダイス目からして房前くんの女装は結構似合ってたらしいです。あと1サイクル目の「草葉の陰」という表現がそのまま伏線になってるとは思いませんでしたね。完全に事故でしょ…… 雑談も和気あいあいとした雰囲気でシナリオの内容にかかわらず卓それ自体が一週間の楽しみでした。 基本的に自分含め4人とも他PCに配慮した動きができてたかなって思いますね。見た感じ、BAD COMMUNICATION はなかったんで(ログを確認しながら)、そう、良い子ちゃん過ぎずかといって我儘も過ぎず3サイクル通して不満のない卓だったかと。GMにも上手い具合にNPCを動かしてもらって感謝です。特に2サイクル目の後半からNPCの【秘密】が明かされていって構図とその厄介さがある程度見えてくるとRPでも協力的に動けてたんじゃないかと思います。表の【使命】も加味したうえでの微妙な距離感ってやつが感じられましたね。 ドラマシーンの個人的ハイライトは、自分がPC1というのもあるんでPC2が自分の【秘密】を明かすシーンなんだけど、良かったですね(語彙力喪失)。あと紫苑ちゃん可愛かったね(2回目)。正直なところ、PCの【秘密】もある程度探っておきたいという欲求はあったんですけど、特殊型とはいえ構図的には明確な対立というのがほぼほぼないのは確定だったんで、「じゃあ残りの手番からしてもっと優先順位が高い行動があるよね」というPLのメタ的な思考がまず一つ。さらに、PC的にも「君の心の内はわからないけど、俺は君を信じるし君に裏切られても後悔はしないよ」というカッコつけをしたかったのももう一つ。正直鞍馬でPC1やるんだからこのくらい熱くてクサいほうが丁度いい。でもその告白はする必要がなくて、途中で遮られて、本当に神懸かり的なタイミングで彼女の告白を受けることになりました。 で、クライマックスフェイズなんですが、やはりと言うべきかボス妖魔が結構強くてですね。データ的な話は次回の日記に回しますが、結局日を跨ぐことになって、その間に作戦を練ってたわけですよ。結構痛いところでこちらの攻撃がスペシャルで回避され、それがなければこの事態は避けられたかもしれません。実際3点ダメージが回避され1点回復ですから収支で4点も損している。しかし、ダイスの女神に恨み言は言ってもGMに恨み言は言えませんからね。ラウンドも6ラウンドまでだし持久戦は望めない。「俺が死ぬしかないじゃない」となるわけです。死亡攻撃をすれば1ラウンドで最大6点削れる。中級妖魔を仕留めるには十分な打点です。クライマックス突入前の「この戦いが終わったら……」はフラグであったか。一応GMに確認して、両想いとなった彼女の使命が、自分が死ぬことで不達成にならないかと訊いてみました。結果大丈夫なようなので死亡攻撃は選択肢に入ります。ただ、死亡攻撃するならばそれなりの理由で死んでおきたいと思うわけなんですよね…… だってですよ?直前に、人のやさしさに触れて幸せになった男が選ばなくてもいい死を選ぶですから「PLがそうしないと勝てないと思ったから」じゃ理由として格好がつかないじゃないですか。せっかく一週間の猶予があるのだから考える時間はあるハズだ。捨て身の特攻としてまず思いつくのはグレンラガンのキタンです。いいね、参考にしよう。やっぱ命を捨ててでも守りたいものがあるもんな。紫苑との付き合いは前回任務も仲間だったという設定で、そこそこプロフィールは知っている仲だ。彼の中で、「たとえ両想いになっても明確な別れは来ること」「もし異界の出入口が閉じられたら寿命が永遠の紫苑はどうなるのか」と命を賭ける理由が生まれたわけです。ただ最期の最期で、自分のことを覚えてほしいのか忘れてほしいのか迷いが生まれますね。簡潔な言葉だけを残して愛用のライターを託すRPはキザで重い。結局のところ、長寿のキャラに「自分のことを覚えておいてほしい」というのはある種、我儘で呪いでもあるわけですから。その後の人生に縛りを与える行為ですよね。そこを消化するのは紫苑ちゃんに丸投げ(オイ 死者の功績点まであげてしまったので、今後継続で使いにくいキャラになっていないかは心配ですが…… 継続してPCを成長させていくのもTRPGの楽しみですからね。 エンディングは死体だったのでRPしてませんけど、なんかこう、リコたちを見送るボンドルド卿みたいな気持ちで非常に満足でした(意味不明)。これが慈愛か…… ともかくお疲れ様です。良いセッションをありがとうございました。 さて、書き終わるまでに私はビールを何本開けたでしょうか?視線を画面から外すとそこに空き缶が……
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