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🤔 クトゥルフ神話における、キャラシート 昼ごろに投降した日記の評判がよかったので。今度はキャラクターを作る上での私の経験をまとめてみました。 ・もっとも表現しやすいのは自己投射キャラクターである。己とは現代日本に生きる人物であり、生きていくうえで何がダメで何が良いかの判別がつきやすく、また人生経験からロールプレイに深みを出せるところにある。もしキャラクター製作に迷いが出たら、そうしたキャラクターを作るのも手である。何か自分に特殊な能力はあるか?答えは無いと答えるのが大半のはずだ。だからこそ、ロールプレイでキャラクターを立てる努力が実に着くはずだ。 ・特殊な職業を題材にしたキャラクターを作るのであれば、その事象を調べると良い。007のようなスパイが現実世界に居るかどうかはわからないが、諜報と言った仕事をする人物らは確実に存在する。だからこそ、そうした人物らが関わった事象を研究するべきなのだ。ネット世界には多くの情報が流れているし、またドキュメンタリーに近い戦争物の映画などは、そうした観点からすればリアリティを学べるはずだ。 ・架空の世界やフィクション物のキャラクターを作るならば、妥協と譲れない部分を分ける事が必要である。007を例題に出すならば、火器技能に操縦技能、また交渉技能など幅広い面で高水準を求める必要があるだろうが、クトゥルフ神話TRPGでそうしたキャラクターを作るのは難しい。007は劇中で拳銃をよく使うのだから、拳銃技能は高くてもいい。だが、マシンガンやライフルは果たしてそうだろうか?と、そうした妥協点を作る必要がある。所謂ダウングレードをしなければならないのだ。もしそれが嫌ならば、作るのを諦めると良い。 ・自分が演じれるものは何かを、あらかじめ理解しておいた方が良い。機械の事を何も知らない人物がメカニックの職業を取り、果たしてリアリティのあるロールプレイが出来るだろうか?銃火器の事を何も知らない人物が、火器等の扱いをわかっているのだろうか?と、そうしたロールプレイを行う際の問題を解消するところにもある。身の丈に合ったキャラクターを作る事こそ、ロールプレイに深みを与えていく。だが、キャラクターの想像は自由だ。演じれる自身があるならば、作ってしまっても構わない。そこから調べていくのも手だし、使用して初めて、成功か失敗を体感できるだろう。 ・私が良く行う、身内の卓では能力値の値が、この現実世界においてどれほどの物かを解りやすくしている部分もある。たとえば技能値60は、それを職業の根幹としてやっていける値であり、技能値90ともなれば100年に一度の逸材か、はたまた天才か。そうした位置づけにある。つまり何が言いたいのかと言うと、高校生や大学生が日本刀や拳銃の値をそれほどまで高める事は出来ないと言いたいのだ。そうした若者は精々70%ほどが限界だろう。だがそのキャラクターが全国大会で上位を常にキープできたり、生きるための術に学んだ技能なら、納得できる説明の元、初めて許されるはずだ。 ・作成したキャラクターには、深い愛情を持って接してやるべきだが、同時に厳しい試練も与えるべきだろう。これは探索者の志に書くべきことだったが、クトゥルフ神話TRPGはロストと言う概念が必ずしも存在する。私もこれまで30を超えるキャラクターを製作してきたが、多くはロストしてしまっている。だが、その全ては、私が下手だったからロストしてしまったわけではないのだ。愛情ある故に厳しい試練を与え、乗り越えさせようと努力した結果である。中には自殺したキャラもいたし、多くを生かし個を死なすロールが必要なときもあった。だがそうした決断をするのも私たちプレイヤー自身であり、納得できる死を与えたからである。私が言いたいのは、ロストの恐怖を与えつつ、懸命に生きるキャラロールをできるキャラクターを作ってほしい所にある。それができ、生き残ればそのキャラクターは、英雄に成るかもしれない。 以上です。
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