セスさんの日記 「[OGL][PathFInder 2e] GameMasterty Guideのお薦め」

セス
セス日記

2020/07/20 19:24

[web全体で公開]
😆 [OGL][PathFInder 2e] GameMasterty Guideのお薦め
 どうも、セスです。

 最初に、去年の2019年8月に無事発売されたPathFinder 2e Core Rule Book、
https://trpgsession.click/sp/comment-detail.php?c=Seth7&i=Seth7_157054120241
と対になる、なんだかんだとやっと、
「今年の2020年3月に発売」
された、
 PathFInder 2e GameMasterty Guide
https://paizo.com/products/btq022c1?Pathfinder-Gamemastery-Guide
「所謂ゲーム マスター=GM用のサプリメント
 GM本」
についての、ご紹介とオススメになります。

 まぁ、遅くなった理由と事情としては、
「全世界的なお籠りモードによる発送と配達の遅れにより、
 実物が入手できたのが先月6月だった」
ことが、この紹介とオススメが遅れた原因ですがw

 つーか、
「メーカー側自体、
 Core Rule Book発売から8ヶ月も遅れて、
 GM本出すな!(走召糸色木亥火暴)」
ですね、正直(さすが同人商業製品!)


 ここから本題ですが、まず全体についての個人的な感想としては、
「現状のTRPG製品のマスター向け商品としては、
 特に所謂、似非中世西洋風ファンタジィーTRPG系製品としては、
 史上最凶=最強(走召糸色木亥火暴)」
でしょうかね(大草原不可避)


 さて、まずは全体構成ですが、以下のように、
「たったの5章構成」
です。

1 Gamemastery Basics  マスタリング全般の基本的ガイド
2 Tools シナリオをゲーム的に構成している各要素=tools作成ガイド
3 Subsystems 実際のセッションをミニゲーム的に遊ぶためのサブシステム作成ガイド
4 Variant Rules オプション ルールガイド
5 NPC Gallery 人間メインのNPCsガイド
巻末はお決まりの用語indexインデックス


 以下、1から5章までの概要を順番に述べますが、ほぼ目次の説明です(走召糸色木亥火暴)


 最初の「1 Gamemastery Basics  マスタリング全般の基本的ガイド」。

 マスタリングmasteringとは、
「広義的にはGame Mater=GMさん達が、
 実際のセッションを円滑に進めるために
 色々と実施する/すべきテクニック全般の事」
で、
「狭義的には、
 そのセッションでのGM裁定」
です。

 定番的な内容ですが、
「どこぞの変なメタ論=それらの実祭での適応と運用には別途労力が必須な内容とかでは無く、
 実際にPathFinder 2eセッションを遊んでいる最中に、
 案外どのGMsさんたちもヤリ忘れている=やってない事について、
(勿論、PLsさんたちもなーーーっ!)
 ほぼそれらのひとつひとつについて、
 短いですが簡単なガイトが書いてあります」
ので、 
「この部分だけでも買って損は無い」
というような内容です。

 以下の12項目。

Running Encounters 遭遇の進め方
Running Exploration 探検の進め方
Running Downtime 一般生活の進め方
Adjudicating Rules ルールの調整
Resolving Problems 諸問題の解決
Narrative Collaboration 物語のコラボレーション
Special Circumstances 特殊なセッションプレイ環境
Rarity in Your Game Core Rulebook 488pの「Rarity and Access sidebar」の使用
Campaign Structure キャンペーン構造
Adventure Design 冒険のデザイン
Encounter Design 遭遇のデザイン
Drawing Maps 地図の製作


 次の「2 Tools シナリオをゲーム的に構成している各要素=tools作成ガイド」。

 世界設定作成からアイテム作成などなど、
「実際のセッションで使用しているほぽすべての対象についての、
 簡単な作成=準備や運用の指針ガイド」
となってます。

 対象としては以下の14項目。

Building Creatures PCs/NPCsクリーチャーの生成
Building Hazards 障害や災害などの生成
Building Items アイテムの生成
Item Quirks アイテムの特殊性
Intelligent Items 知的アイテム
Cursed Items 呪いアイテム
Relics 神性アイテム
Artifacts 人造物=アーティファクト
Gems and Art Objects 宝石と芸術品
Afflictions (心身の)苦悩、 難儀
Building Worlds 世界生成
Nations 国家生成
Settlements 居住地生成
Planes 次元界生成


 そして、第3章の「3 Subsystems」=サブシステム。

 まぁ、TRPGな感じからはちょっと離れますが(走召糸色木亥火暴)

 これこそ、
「今回のGameMasterty Guideの売り!」
でして、どういうものかと言うと、
「実祭のセッションを遊ぶ時に、
 所謂ゲーム内ゲーム=ミニゲーム形式の、
 セッション毎に独立したゲームルールを使用」
して、

Victory Points 何がしかの勝利得点獲得を争うサブシステム
Influence 何がしかの影響力点獲得を争うサブシステム
Research 何がしかの調査や開発などを争うサブシステム
Chases 追跡ゲームのサブシステム
Infiltration 侵入ゲームのサブシステム
Reputation 評判=名声点獲得を争うサブシステム
Duels 決闘ミニゲームのサブシステム
Leadership リーダーシップ獲得を争うサブシステム
Hexploration  六角形=ヘックスマップを使用した地域探検、開発などのミニゲームのサブシステム
Vehicles 乗り物を使用した色々なミニゲームのサブシステム

などを遊ぶ」
という、
「実例として10個のサブシステム」
についての簡単なガイドとなっております。

 この辺のサブシステムは、特に、
「既に2009年からPaizo社から発売されている多数の公式サプリメントなどで、
 実際に広く遊ばれているブツなどの総まとめ」
的なものになってます。


 続けて「4 Variant Rules オプション ルールガイド」。

 これは定番的な選択ルール集で、以下のように基本的な9項目です。

Ability Score 能力値Ability Scores決定の選択ルール
Alignment アライメントの選択ルール
Deep Backgrounds 背景決定の選択ルール
Feats and Features 特技や能力Ablilityの選択ルール
Level 0 Characters 0レベルPCs/NPCs作成の選択ルール
Magic Item 魔法アイテム作成の選択ルール
Proficiency without Level PCレベル依存無しの修練Proficiencyの選択ルール
Skill Points 技能ポイントの選択ルール
Stamina スタミナポイントの選択ルール


 最後に「5 NPC Gallery 人間メインのNPCsガイド」です。

   ここでPathFinder 2eでのNPCsやモンスター=Creaturesについては、
PCs/NPCsにも適応する、
「テンプレートTemplate」
というルールを理解してないと分からないので、まずそのテンプレートの紹介と
なりますが。

PathFinder 2e Lost Omens Character Guideというサプリからの正式採用、
https://trpgsession.click/sp/comment-detail.php?c=Seth7&i=Seth7_157447722996
で、分かりずらいので以下のOGL準拠サイトからの紹介、
https://2e.aonprd.com/Rules.aspx?ID=806
にあるように、
「元のPCs/NPCs/Creaturesのデータに、
 色々な種類のテンブレートを上乗せして、
 色々な種類のPCs/NPCs/Creaturesを
 出来るだけ簡単にデータ表記するよ!」
というルールシステムです。

 話を戻して、NPC Galleryの内容は、
「背景毎の人間のみのサンプルNPCsデータ一形式で記載されており、
 Core Rule BookレベルのNPCsデミヒューマン作成などのは、
 その人間NPCsデータへのテンブレートとして記載されている」
ということて、
「全79NPCsサンプル」
が記載されております。

 つまり、記載されているテンプレートTemplate数は、
ドワーフDwarf
エルフElf
ノームGnome
ゴブリンGoblin
ハーフリングHalfling
の5種類なので、
「79x5=45+350=395NPCs」
ですね。

 なので、
「ほぼ、セッション中に突発的にNPCsが必要となったら、
 その背景のNPCsサンプルデータを参照しながら、
 その場でちょっとセッション内容に合わせて修正しなから、
 セッションで利用できる」
と言うブツになってます。

 但し、
「PCs/NPCsレベルの上下変動は未記載」
なので、以下のような感じで、
「独自に修正していく必要」
があります。

HP per Level
(6/8/10x 1 Race) + (6/8/10 x NPC’s Leves) + (xCON mod. x Level)

Others by Level
https://rpg.stackexchange.com/questions/154891/what-is-the-expected-damage-to-hit-saving-throw-dc-per-level/159251

 勿論、キャラデータを参照+修正して、それを遊べる、
「GMとしての慣れが必須」
ですが(走召糸色木亥火暴)


 と言うことで、
「全項目12+14+10+9+79NPCs=45+395NPCs x 1〜20レベル」
ということで、
「ほぼほぼすべて実際のセッションで利用するものばかりなので、
 PathFinder 2eでGM遊ぶなら必須のブツ」
となってますwww

 つまり、
「下手なTRPG製品本の5冊から10冊分位の情報量」
がありますし、
「キャンペーンセッションの参加者さん達、
 GMとPLsも含めて、
 これだけのブツを実際に遊び使い切れるか!?」
の問題はありますし、お値段が、
https://www.amazon.co.jp/Pathfinder-Rpg-Advanced-Player%C2%92s-Guide/dp/1640782575
ですねぇ・・・

 セス的には、
「去年の2019年12月から現在2020年6月までに、
 ほぼ11回程度実際にセッションで遊んでいる、
 10才児0レベルPCsキャンペーンセッションへ
 様子を見ながら順次投入予定!」
という感じです(走召糸色木亥火暴)


 では最後に、次回からの日記の予定ですが、
「このオンセンSNSでの、
 セス個人的な日記のまとめと振り返りと感想」
などなどを、
「ほぽ10回程度に分けて」
日記投稿する予定です。

 理由は、
「日記書いてる本人が、
 何を書いたのか?
 忘れている(草)」
ためですが。

 本当の振り返りですねw


 でわでわ!
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レスポンス

kangetsu
kangetsuセス

2020/07/20 19:32

[web全体で公開]
> 日記:[OGL][PathFInder 2e] GameMasterty Guideのお薦め

おもしろくってためになる日記ありがとうございます!
そして、これはGMGの実物持ってないとわからないだろうなあと思いましたw
PL用の本じゃないので、読めば強くなる類のデータ集ではないですが、GM用のツールボックスみたいな本ですね。
一般的NPCデータとか、オリジナルシナリオでは使い勝手いいですもんね。

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