肉祭ポメタロスさんの日記 「雑記」

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肉祭ポメタロス
肉祭ポメタロス日記
2017/11/30 13:19[web全体で公開]
😶 雑記
「極めて生命に対する侮辱を感じます」で有名な宮崎駿さんのドキュメンタリ映像がある。

どういうものかというと、とあるクリエイターが痛覚を消したAIがどのような動きをするかという実験をし、結果としてAIが頭を足のようにして歩く動画を作成したというもの。

その動画に対し宮崎さんは、単純に動きを見て障害を持つ友人を思い出して不快だという気持ちを、痛覚のない存在を実験的に人が作ったという発想から生命への侮辱を感じて憤りを、抱いた心のままクリエイターに感情をぶつけた。極めつけに「(これを産んで)どこへ辿り着きたいんですか」という話となり、年若いクリエイターが「人間が描くように絵を描く機械を作りたい」と答えてしまい、このことで宮崎駿さんは呆れと絶望を感じる。
そういった流れの映像だ。

映像に対する賛否両論はさておいて、ふと思い出した。
オンセンにあまり人口がいなかった頃、自分は日記で「セッションしてくれるAIが欲しい」みたいな事を書いていた。たまたま映像を昨日みて、記憶から掘り起こされた。

今思うと、「セッションしてくれるAIが欲しい」なんて、とてつもなく冒涜的な言葉だと思う。人の言葉や思考によって発展してきたTRPGに対しての敬意がそこにはない。
例えば人工知能でなく人工人格を持ってして、かの存在を人と連なるものと認識しての「TRPGをしたい」というならばさておき、ただ自分が満足したいだけであり、それならばRPGをやれよという話だ。
よくあんな記事を書いて罵倒されなかったものだなぁと思う。もしかしたら罵倒はせずとも、「こいつ嫌い」とは思われたかもしれないと、反省した。

また、「どこに辿り着きたいんですか」という言葉では、これからのシナリオ作りの目標をある程度見定めないといけないのかなと思った。
今は「楽しんでもらえるシナリオを」という気持ちが1番で、そこに自身のアイディアや好み、情念を盛り込むようにして作っている。クリエイターでもなんでもないけど、いつか「辿り着くべき場所」を明確にしなければならないのかなと考える。
「辿り着くべき場所があります」というシナリオのほうが楽しそうだと思うから。
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レスポンス

nushitron
nushitron肉祭ポメタロス
2017/11/30 20:06[web全体で公開]
お初お目にかかります、肉祭さん。ぬしトロンと申します。
日記を拝見致しまして、なにやら言葉にできない感銘の意が胸から溢れ出しそうな心地になってございます。
当方も未熟ではありますが、CoCをメインにキーパーを担い、自作シナリオを回す手前。
セッション中は常に自分のエゴと向き合っているような感覚さえ覚えるのです。
「どこに辿り着きたいですか?」この質問の重みが、ずしりと重くのしかかってきそうです。
TRPGプレイヤーとしての姿勢を改めて自己に問う、良き機会が得られました。
この縁と、肉祭さんに感謝いたします。

性分とはいえ、重苦しい喋り方で申し訳ございません。平にお詫び申し上げます。
おーじ
おーじ肉祭ポメタロス
2017/11/30 13:43[web全体で公開]
> 日記:雑記
お話を聞いてみて実際に見てみました。僕はどうしてこういうことになったのかといういきさつがわからないので、なんでこれがこうなったのかわかりません。ただ 自分のものを見てもらいたかったそういう気持ちで作ったのでしょうか?原点となる部分が知りたいところではございます。それによって答えが変わるかもしれません。ただ・・・不愉快と発した 宮崎監督もまた生命というものに対し私たちが思う以上に考えているのでしょう。それは作品に命を作ってきた彼のみが持つ考えなのだと思います。そして セッションも同じではないでしょうかと考えました。「何処にたどり着きたいですか?」
それは僕に向けられているように思えました。そのシナリオはどう? なにしたいの? 何処へたどり着きたい?
そう 見透かされてる気がしました。この話を教えてくれた肉祭さんに感謝を。また一つ考えることが増えました。

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