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2019/07/30 22:47
😊 [アリアンロッドRPG2Eセッション感想]幽霊少女の願い事 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)今回はエンディングフェイズの感想と当オープンキャンペーンの総括にございますっ 転送のための魔法陣によって拠点へと戻り、拠点の主から「おかえり」の一言で出迎えられた私達。 私:「無事に戻りました・・・うん、みんな無事でよかった・・・」 シーフさん:「なんか色々大変だったねー」 ・・・相手の攻撃の大半を凌いだのがシーフさんだけにその一言も納得です(・ω・; バードさん:「ただいま戻りました。そうですね・・・うんうん」燃えていたような気もするけど GMさん:「見たところ、特に問題なさそ……クマが焦げてる…!!!」 メイジさん:「気のせいです」 即 答(・ω・) くまさん:「ぐすん....」「やけ酒クマぁああああ!」 シーフさん:「えぇ、お酒はしばらくいいかなぁ」 私:「はは・・・すごかったですからね・・・」 グランフェルデンの異変の原因だったり引火したり消化したりお酒のにおいがひどかったりと散々でした(・ω・; メイジさん:「でも宝玉手に入れたよ」 私:「ええ、皆よく頑張ってくれました」 GMさん:「これで3つの宝玉が手に入ったな。あと大体半分か」 実際のところ、遡ってド〇ゴンレーダーを手に入れた時の魔族の話を思い起こすと あの宝玉は「むかーしむかしに妖魔王が神に対抗するために作った?ぽい?」 と言っていたことを思い出します。 ・・・さて、揃ったとして本当に願いが叶うような代物なのか。 或いはド〇ゴンボールのアニメでは願いをかなえ続けた結果、マイナスエネルギーが溜まり それが未曽有の危機をもたらした、なんて話もあります。 ・・・怪奇小説として名高く、後年に多くの作品でリスペクトされる”猿の手”のような とんでもない代物じゃないといいけれど・・・。 などと、思索する私を他所に、拠点の主から本日の晩御飯としてお寿司が振舞われました。 バードさんの第一声、「OSUSHI!」が何とも印象的です☆ 続く、あわびと本マグロもあるという言葉には 先刻までやけ酒をあおっていたくまさんも「....じゅる」と意欲的☆ 「いっただきまーす」と、メイジさんが手を付けようとしたところで そのポケットから何か紙が落ちた、というGMさんの描写。 それを拾い上げた拠点の主がその内容を読み上げようとするところで GMさんにリアルでのちょっとしたアクシデントが発生、離席と相成りました。 その間、私たちは思い思いにお寿司を前に話し始めたわけですが・・・。 バードさん:「へへ・・・お寿司、お寿司」少しずつ寿司が消えてゆく 私:「のどに詰まらせないようにね(・ω・;」 ええ、はい。忠告のつもりで言ってみた言葉ですが、しっかりと拾っていただけました(・ω・) バードさん:「——!−−ッ!」じたばた 一見するとわさびが効きすぎたようにも見えましたが、のどに詰まらせたようですネ☆ 私:「ああ、言わんこっちゃない・・・」(飲み物を渡します くまさん:「お茶飲むクマぁ」 バードさん:「(ごくごくごく)ふはぁー・・・ありがとうございます」 これで一安心と思うと共に、改めて思ったことを伝えます。 「改めまして、皆さん無事でいてくれてありがとうございます。此度の成功は皆の頑張りがあったからのことで・・・」 本当に、心の底からこう思ったのです。戦う以上は負傷などは避けられないと言っても過言ではない。 確かにそれは当たり前のことですがそれでも一方で無事でいてくれたことがなにより嬉しかったのです。 もちろん、ゲーム的な視点で見ればアコライト(=回復担当)がヒールで手一杯になるくらいの方が良いとも言えますが 一方でPCとしての視点で見るならば”治療技術とは出番がないに越したことはない技術の一つである” ・・・と、考えます。健康に過ごせるのが一番ですからネ☆ さて、そんな中・・・くまさんが空の酒瓶を見つめています。 私は最初、お代わりが欲しいのかと思って酒瓶を手渡しましたが・・・ バードさん:アレェ シーフさん:「ま、そんな堅苦しいのはいいのいいの、楽しかったしね……ん、どうかした?」 バードさん:「ふりゃにゃらら・・・世界が回る~」ぷしゅー・・・と蒸気を出してますね。 酩酊状態になった。お寿司は守られた! くまさん:「ま、まぁ水みたいなものだクマぁ」 メイジさん:「しっかりしてー」 大 惨 事(・ω・) シーフさん:「こうしてみると確かにエクスマキナだねー」湯気を見て面白そうに 私:・・・酔っ払いってヒールで何とかなるんだろうか(・ω・;(処方としてはキュアのような気がするけど メイジさん:状態異常じゃないかなぁ 私:ですよネ(・ω・; シーフさん:ヒールだと逆に活性化するかもしれない 私:まぁ、それなら出番がなかったセラピストガーデン(リラックス効果)で応急処置ってことにしておこう・・・(・ω・) バードさん:優しい まさかこんな形で出番を迎えるとは思いませんでした☆ バードさんを介抱しつつ、メイジさんのポケットから落ちた紙の内容についてなんだろうね?と話してみたり。 酔いが少し落ち着いたバードさんが私(=PCのラーラ)に泣きついてきたり。 (CHOICE[笑い上戸,泣き上戸]) → 泣き上戸という結果を受けてのことでした(・ω・; くまさん:泣くか笑うかしかなかった件 バードさん:泣くか笑うかが分かりやすいと思ったので・・・ 私:よしよし・・・と頭をなでたり背中をさすったりして耳を傾けることにします(・ω・) バードさん:包容力がすごい・・・ 私:まぁ、医療関係者の手伝いしてた+自身も生きてる人に相応に親切でありたいと願ってるから・・・w そんなやり取りをしていたあたりで、GMさんがアクシデントから復帰。 メモが「君の師匠は今ログレスにいるようだ。頑張って探したまえ。あと今度デートしよう。 迷探偵より」 という内容であったことを読み上げてくれました。 メイジさん:「師匠ー、そんなとこに」(どこだかよくわからないけど) GMさん:隣の国だよ! メイジさん:そうなんだ 一応、基本ルールブック1のp296から始まるエリンディル西方概要で記述はありますが 該当地域が出るリプレイやサプリを読まないとわかりづらいと思いました(・ω・; シーフさん:「師匠探しているの……?」 メイジさん:うん。ただしよく忘れるのです。なので「師匠を探しつつ(?)」と?つき と、キャラクターシートに書かれている設定について話してくれました。 ・・・メイジさんの外見から察するに、その師匠と言うと・・・ バッドエンド救済コーナーと称して道場を開いたりジャガーなのに虎だったり ファンからも”そこまでにしておけよF村”と諫められるあの人が脳裏をよぎりましたが その真相はメイジさんのみぞ知る、ということにしておきましょう(・ω・) 私:「今はとりあえず食べて英気を養って。それから探しに行ってみましょうっ」 GMさん:そんなこんなで!きみたちは!おいしいおすしを!満喫するのでした! と言った形でセッションは閉幕。時刻を見ると深夜1時50分過ぎと言う大変な時間になっておりました(・ω・; それから後日、配布された成長点を用いてのキャラ成長。 例えば、このPC・・・ラーラにもう出番がなくても、スキルの習得・成長には大切な意味があります。 一つは、キュアの習得。必ずしも扱う機会が多いスキルではありませんが 思えば去年、オンセンで初めてセッションに参加した時に、最後まで取るかどうか悩んだスキルでした。 今度は、バードさんが酔っ払っても大丈夫なように☆ 次が、シェイクガーデンのスキルレベル上昇。 今回のセッションでは一度しか使えなかったシェイクガーデンですが、もう1レベルあったなら 最後まで援護できた(=もう一度使えた)という思いがあります。 くまさんが最後に繰り出した爆熱くまさんフィンガー(今勝手に命名)を必中にできたかな、と。 そして最後に習得したのはクラッシュガーデン。 あの忘れ得ぬ戦い、かつて在りし運命の相手。素敵なパンプキンの妖精さんの得意技 パンプキン・ボムのもととなったスキルです。・・・例え使う機会がなくても それでも、ガーデナーである限り欲しかったスキルです。 思えばこのオープンキャンペーン、4回のセッションで私(=PL)の願い・・・ ガーデナーとしてやりたかった事・・・かつて戦った妖精さんの技を模倣することは叶いました。 (同時に、模倣だけではなく自身で考え習得したものも含め) PCであるラーラの願いはどうだったか。 「と言っても、私はみんなの手伝いだね。 ・・・死んでいるものが生きているものの願いを阻害するのは、本当は良くないもの」 好奇心から始まったラーラの旅路、好奇心でしかなかった願いがなかった幽霊少女は 出会った人々を助け、自分の目が届く範囲で見届けるという願いを手にしました。 自分はもう死んでいるけれど、それは悲観に値せず。 ”生きている人と少し違った視点がある”というだけのこと。 思えば、願いが叶う宝玉を探す旅にありながら願いを持たず ただ気に入った人がいて力になろうとだけ望んだ。 (もちろん、誰かの願いをかなえるということは別の誰かの願いをかなえる機会を失う。 と言うことも十分にあり得る、と言う話でもありますが。) 言葉にしてしまえばただそれだけの話ではありますが。 我ながら何ともあっさりした話だとも思います(・ω・; 振り返ってみると 1話で会ったシーフさんは「秘宝には興味がないが…ここまで来たんだ、助太刀くらいはしよう」と。 メイジさんは(秘宝そのものではないけれど)”目を輝かせながら「ああっ、こんなところにも叡智の結晶が!」 とかいいながら解析”していたりと、知的好奇心からの行動であったように見えます。 2話で会ったシーフさんはそのものわかりやすく勝ち組貴族を目指して。 メイジさんは里にあった書に書かれていたあるものを探しに。 3話で会ったシーフさんは記憶を失いながらもあてのない旅路の道中でした。 狐のメイジさんは自由と享楽の日々(ルビ:おさけとばくち)のために。 そして今回共に戦った皆様は・・・ シーフさんは見知らぬ土地、見たことのないものへの興味から。 メイジさんは失踪した師匠を探して。 くまさんは着ぐるみのチャックを直すために(なお修理後(・ω・) バードさんは・・・”毎日高級料理をフルコースでいただくんじゃあ” ・・・最後の方が色々おかしな方向になっておりますが、そこはともかく☆ でもまぁ、秘宝に願うことが例えばわかりやすく一攫千金(=それを以てぐうたら生活や 酒と博打の生活を望んだとしても) それは紛れもなくより良く(良いと感じられるように)生きたい、という願いには違いないと思います。 「私たちは私たちにとっての幸せを願いますよ」とはバードさんの言。 そこには間違いはないと思います。(物は言いよう、と言う言葉はともかく☆) もちろん、あくせく真面目に生きるということが悪いとは言いません。 けれど・・・忙しすぎる生というのは激しく燃える炎と同じ。 ともすればあっという間に燃え尽きてしまいます。 緩やかに生きていくこともきっと、間違いではないと思います。 (・・・勿論、間違ってる部分もあります☆ で、あれば。 ラーラにとってはこの旅路はかけがえのないものであると言えます。 同時に、PLである私はこんな風にも思います。 ある物語の、人に寄り添うことを願った人ならざる少女はこう言いました。 ”同じ生命(もの)にはなれなくても、支え合えるものになりたくて” 奇しくも、幽霊であるラーラはこの言葉を少しは実践できた気がするのです。 数奇な縁とでも言いましょうか。 (或いは大げさに過ぎると言えるかもしれません。 それでも、私達(=PL・PC)はこう言えます。 「楽しかった」或いは「良い旅路だった」と。 ・・・この言葉を持ちまして、セッション感想の締めくくりとさせていただきます。 この日記をお読みいただけた皆様にも幸運がありますように。
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