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😶 対岸の火事をただ眺めるだけ(2000文字近くあるので閉じ閉じ) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)・アーティファクト 考古学や古人類学などでは、「人工遺物」のことである。通常は単に「遺物」と呼ばれるが、日本語の「遺物」には、道具などのアーティファクトだけでなく、食べ残しなどの自然遺物も含まれる。「人工遺物」はアーティファクトに限定した間合いに使われる表現である。 自然物に対して、「人の手が加わったもの」という意味合いがある。例えばただの黒曜石の欠片は自然物だが、石器として人が加工していたことが分かった場合にはアーティファクトと呼ばれる。 ファンタジー作品などでは、古代文明の方が現在よりも優れている設定が多い事から、遺物の意味から転じ、高度な技術によって作られた強力な道具(魔法の物品)を指すようになった。 Wikipedia-アーティファクト参照 えぇ、どうも。 現在オンセンで起こっているいわゆる「AF論争」に対し傍観を決め込んでいるアーティファクト使用可卓の嶺上開花でございます。 さて、今回の日記はしょっぱなからWikipediaの引用から始まったわけですけれども。別に出回っているAFに対して難癖をつけようとかそういったものでは無いんですね。 たしかに強力なAFと言うのは存在しております。例えばステータスの底上げだとか技能値の上昇だとか。こういった物はかなり強力ですなぁ。 しかし待ってほしい。と、私は思うわけでございます。本当にそれは「アーティファクト」と呼んでもいい物でしょうか? 冒頭で引用したアーティファクトのページには以下の一文がございます。 その時代にありえない技術や知識によって作られた(と思われる)アーティファクトを「Out of place artifact(s)」、略して「oopart(s)(オーパーツ)」という。 …はい、ではもう一度確認しましょう。 それ、本当にアーティファクトですか? 持っているだけで不思議な力が起こる、結構。でも本当にそれは本当にAFによるものですか? だって考えてみてください。AFとて所詮は「モノ」です。つまりはその「モノ」の人知の及ばない不思議な力によってあなたの身に何かしらの影響が出ているというわけです。 それが何かしらの機械であれば百歩ほどゆすれば理解できるでしょう。 しかしソレは何の機械でもないただの「モノ」です。つまりはそれは「アーティファクト」という存在ではなく「オーパーツ」と呼ばれるものでは無いのでしょうか? まぁ実際にクトゥルフのアーティファクトetcに電気銃とか蛇人間の某だとかが記載されており、それが「アーティファクト」と位置づけされている。それならまぁしゃあないかなとは思うでしょう。 しかしいずれのアーティファクトもすべて「道具」の様な記載でありどれもこれも「使用」することによってその異常性を発揮します。 持つだけで効果の発揮するAFは存在していない。つまりそれは「アーティファクト」ではなく「オーパーツ」では? さてさて、ここまでかなり喧嘩腰でうだうだと私の物のとらえ方を説明してきましたが、では「嶺上開花にとってAFとはなんぞや」と聞かれたら。私はいつもただ一言、こう答えております。 「聖遺物」と。 聖遺物とはその人が生前使用していた物品の事を指します。 そう、アーティファクトだって元は誰かが使用していたものなのですよ。 持っているだけでその人のことを思い出すことができる。それがあるだけでその人が生きていた証になる。そう言った物品こそが「アーティファクトである」と私は定義付けます。 これを前提にすればシナリオ終了時に渡されるAFと言うのは「非日常的な、一般的な人生からは逸脱した恐怖体験ではあったが、そういったものがこの世界には潜んでいる。そのことを忘れてはいけない」という意味合いで渡されるものだと勝手に思っております。 だがしかし、せっかく渡されたもの、使ってみたいというのはわかります。しかしそんなものを使用してしまうとシナリオが崩壊してしまうから使用できない。 だからこそ私の卓ではAFの使用を許可しておるのです。 そんなスタンスだからこそ、「AFなんてそのAFの作者がAFだっつったんだったらAFなんでしょ?」の精神で生きておるのです。 ですので今回の出来事に関しては「私はこう思っとるよ。思ってるだけだけど」ということでせいぜい対岸の火事をぼんやりと眺めておきます。 ではではまたどこかでお会いできましたらその際はよしなに!
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