左遷さんの日記 「『宍喰家の儀式』感想」

	左遷
	2019/02/17 10:28[web全体で公開]

😶 『宍喰家の儀式』感想
（▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼）2019年2月16日(土)20:00～02:00

システム『シノビガミ』

グリム提督さま主催のセッションに参加させていただきました。


ＰＬ的感想

まず何はともあれ今回の使用構成。
久しぶりに特化型以外を使った気がします。

ハグレモノ　世界忍者連合
《絡繰術》《潜伏術》《腹話術》《分身の術》《結界術》《憑依術》
接近戦攻撃《腹話術》p78
呟鬼《腹話術》改p128
影分身《分身の術》p94
誘導《結界術》p82
望郷p96

神通丸　神通丸　絶対防御/返し/防御低下《絡繰術》


呟鬼をメインに据えた構成。

攻撃の代わりに使用するため、ダメージを与えられず味方に頼りきりになりがちな呟鬼。

そこを極地と強み：返しの絶対防御で補おうというのが狙いです。
呟鬼はファンブルしたという過程を飛ばして逆凪状態にするので、高所は噛み合わない。

極地のお互いにダメージを受ける点を絶対防御で解決。
決着までが長い点も自分の極地ダメージを押し付けることで処理速度を２倍に。
返しの相手に依存する点も、自前で極地という接近戦ダメージ源を用意することで能動的に使用できるようになりました。
呟鬼で逆凪にしてしまえば、ラウンド終了時の絶対防御は奥義破りされずに安心。

返しは間合１と短いですが、間合２の呟鬼さえ当てていければ極地で削っていけるので。
そこは意外と困りません。

影分身は同プロットに他キャラクターがいると使用できない呟鬼のサポート。
同時に相手の攻撃手段が間合２以下なら、極地のターンを稼ぐ閃軌的な運用もできたり。
呟鬼のコストの都合上大抵は４・６、４・５でプロットします。
誘導する場合はコストの関係で、使わない方がいい場面も。

望郷は範囲の広い保険です。
クリティカルヒットを始めとして逆凪中でも使える奥義を強く意識するなら博識の方がいいですかね。
極地ダメージにも対応できることから今回はこちらを取りました。
高プロットに行きがちなため、神通丸が２つ欲しかったのもありまして。
６分の５で頑健と同等以上の働き。

協力型シナリオだとよほど敵の数が多くない限り極地はマイナスに作用しますが。
その場合は水中なり悪天候なりでサポートしていけばいいかと。
ボスが奥義型の場合は上の二つの天候は味方への利が大きいですし。
逆に忍法主体の場合は、閻魔でも持ってない限り呟鬼がかなり仕事をするはずです。

呟鬼で逆凪にさせればラウンド終了時の誘導権を独占できること。
絶対防御を経由することで戦場の極意を無視して極地ダメージを与えられること。
この辺の要素は同系に強め。

また、これは卓の裁定にもよりますが。
自分の攻撃忍法で自分を攻撃、回避判定の放棄が許可されているのならば。
自分で自分に接近戦攻撃→回避判定放棄→返しの絶対防御、で初見は回避判定不可の一撃ができます。
影分身でプロット有利も取りやすいので、場合によってはメイン戦闘でも強いかもですね。
クライマックス戦闘でも接近戦攻撃の指定特技から奥義の指定特技に判定の特技を変えられるので活きる場面もあるかもしれません。

ところでこの構成、同じく攻撃の代わりに使用するのにダメージを与えられない医霊にも応用が利きそうと睨んでいます。
自分で使える機会が巡ってくるのは、果たしていつか定かでないので。
どなたか代わりに使って使用感を教えていただけるとありがたいなーとか。
麝香会を布教してみるテスト。


さて、若干長くなりましたが構成についてはこんな感じで。
ここからは実際のセッションについて。


まず……凄いハンドアウト多いね……凄いハンドアウト多いね！

グリム提督さんのセッション参加は初めてでしたが、難易度ルナティックだなーって。
もちろんシナリオ初回しで、バランス調整が追い付いていない部分もあったのでしょうが。

今回は闇神楽持ちのＰＣさん含め他ＰＣさんが積極的に情報を回してくれたので何とか使命達成できました。
それがなかったら、いやはやどうなっていたことやら……。

ただ誤解しないで欲しいのは、使命達成できてもできなくてもきっと楽しめただろうってことです。
そりゃまあ使命は達成できるに越したことはありません。
シノビガミはそれを目的にするシステムですし。

でも使命達成できなかったからイコールで楽しくないではないです。
少なくとも私は。
そうでないと対立型・バトルロイヤル型・タイプ非公開のシナリオとか参加できませんしね。

なので次にこのシナリオに参加される方が情報型で行かなきゃいけないってことはないですよ。よ。
情報型推奨って書いた結果、４人全員情報型が集まるってのもそれはそれで面白そうではありますが。


しかし難易度高いシナリオ回せる方は尊敬しますね。
私の場合、想定が足りずに事故を起こす以外は基本的に緩めにしがちなので。

最近嬉しいことにシノビガミのＧＭをやってくださる方も増え、多様性が出てきている気がします。
スケジュールの都合とか既知のシナリオとかであんまり参加できてませんが。

私も成長していかないと参加者さんに来ていただくのに苦労しそう。頑張ろう。


今回の個人的嬉しかったこと。
・エセ外国人口調のキャラを連れていったらキャラ被り。
おかげで意気投合までが早くて助かりました。
ユナイテッドを関する国のキャラにした時点で団結する運命は決まっていたのか。

・返しの絶対防御で返されたダメージを更に返しの絶対防御で跳ね返すダメージラリー。
返しの絶対防御とかそう見るものでもないのに、よくもまあこんなことできたなあ。

・中忍頭に届くまで琴線いただけた。
まさか鳥のＰＣでいただけるとは思ってなかったので……。
鳥ＰＣはよく見ている都合上それっぽいロールができたということかな。感謝。


最後になりますが、
素敵なセッションを開催していただいたＧＭ様。
ならびにセッションにご一緒いただいたＰＬの皆様。
本当にありがとうございました！