左遷さんの日記 「『新忍杯Bブロック予選』感想」

左遷
左遷日記

2022/09/22 12:52

[web全体で公開]
😶 『新忍杯Bブロック予選』感想
2022年9月20日(火)21:00~23:30

システム『シノビガミ』
使用元シナリオなし

GM的感想
ついに本戦が始まった大会・新忍杯!
PLさんの日程の都合でAブロックより早く、Bブロックが開幕戦となります!

BブロックのBはバトルのB、ビギナーのBということで新人忍者が戦う大会の初戦としては相応しい幕開けかもですね?


この試合の参加選手は以下の4名。

前夜祭の模擬戦で自身を倒した麻宮選手にリベンジを誓う、彼方選手!

未来を視る力に慢心せず、対戦相手の情報を事前に読み込む星野選手!

トレーニングのため会場に前乗りし、気合も変装もたっぷりな麻宮選手!

内気でも得意分野は早口で喋る、分析もたくさん話してくれた久礼選手!

構成情報などは抽選会感想(下記URL)にて書いたので、今回は省略。
//trpgsession.click/sp/comment-detail.php?c=sa1000&i=sa1000_166345408152


さて試合は1ラウンド目から麻宮選手が命中判定スペシャルを叩きだすホットスタート!
(この人前夜祭でも命中スペシャルで相手二人倒してるんだよなあ……)

あわやいきなり脱落者発生か!? と思われましたが、ダメージ増加ダイスロールは控えめ。
狙った星野選手の生命力をそれなり削るに留まります。


同時にその隣では彼方選手と久礼選手、同じ忍法《対空千手砲》を持つ者同士の撃ち合いが発生!!

この予選は1人だけが優勝者となる決勝と異なり最大2人が勝ち上がれるルール。
つまり堅実な予選突破だけを考えるなら、より攻撃を当てやすく、倒しやすい相手を狙うのが最適と言えます。
しかしシノビガミのシステム上、同じ忍法使いということはその攻撃を躱されやすいということ。

そこから導き出されるこの二人の行動は、決勝進出を見据えより厄介な相手を予選のうちに倒しておこうとするもの!

大会への参加理由もそれぞれ、勝って本当に強い自分になりたい彼方選手、勝って自分の強さに自信を持ちたい久礼選手。
両者ともに、楽な道を進んでも願いを叶えることには繋がらないというキャラクターの思いが伝わってくるようですね!


続く2ラウンド目もその思いを強くするかのように、彼方選手が完全成功の効果を持つ奥義を開放!
先程攻撃を当てられた久礼選手相手に、確定スペシャルとなった攻撃をお返しします!

久礼選手も負けじとこのラウンドも攻撃を当て返しますが……忘れてはいけません。

この試合は二人だけが戦っているのではないということを!

麻宮選手は全体攻撃忍法《螺旋陣》で、星野選手も同じく全体に作用する火力上昇忍法《三千大戦世界》で!
二人の撃ち合いに介入し、自分の勝ち抜けを狙います!

奥義の力で生命力の回復や、忍具の獲得といったアドバンテージを得たものの、攻撃を多く当てられてしまい彼方選手は苦しい展開……!


そして3ラウンド目、高速機動のリスクによって彼方選手は体勢を崩してしまいます!
このままでは致命の一撃は避けられず、脱落必至の状況……!
起死回生の一手として、奥義を使用して星野選手を狙撃!

しかし星野選手はこの奥義を破る!

ここで彼方選手は多くの参加者を驚かせる初期忍具、二枚の遁甲符を使用!
星野選手は合わせて三度の判定を成功させなければならなくなりました!

が!

彼方選手の奥義《御業 写し身》は最強のシノビガミの力を限定的に扱うというもの……。
相対する星野選手にはシノビガミという超存在を過去に目撃したという背景があります。

設定の力か、過去の経験を活かし星野選手はこの三度の判定をすべて成功!


渾身の一撃を躱された隙が見逃されることもなく、ここで久礼選手に攻撃を受け彼方選手は惜しくも脱落。
決勝のチケットは星野選手、麻宮選手、久礼選手の中の二人へと絞られました。

そして、隙を見逃さなかったのは久礼選手だけではありません。
彼方選手の奥義を何とか退けた星野選手へ、今度は麻宮選手の奥義が襲います!

麻宮選手の奥義《模倣する貉》はその変装術によって対象の術者になり切り、再現した術で攻撃するというもの。
限定的な再現という意味では彼方選手に続き、似た奥義とも呼べるでしょう。

……そう、彼方選手に続き。
どこまで未来を読んでいたのか、ここで星野選手の奥義《先見の明》が輝きます!

自身の奥義を他人の奥義の無効化として使えるようになる仕掛け、滅びが施されたこの奥義で互いの奥義は相殺!
白熱の3ラウンド目を終え、試合はようやく4ラウンド目へと移ります!


さあ4ラウンド目、暗殺者としての血が弱った獲物を見逃さなかったのか。
はたまた、ここまでの展開で星野選手を予選で倒しておかなければいけないと判断したのか。

ここでただ一人奥義を隠していた久礼選手も、ついにその力を白日の下に晒しました。

急所を見抜き攻撃する暗殺術、《久礼式暗殺術》!
星野選手も当然、再び自身の奥義で相殺を狙います!

急所を見抜く眼力と、未来を視る先見の明……!
この目の勝負を制したのは、回想シーンを使用し出目に修正をつけた久礼選手!
《見敵術》を代用することで、《千里眼の術》の判定に成功し星野選手に一撃を通しました!


三人から狙われつつも、何とか生き残ったもののもはや星野選手の体は限界だったようで……。
戦意はあれども、5ラウンド目麻宮選手の手によって引導を渡され試合脱落。

決勝進出者は麻宮・久礼選手両名となりました。


……という感じで、Bブロック予選でした!

改めて感想で書き起こすとかなりアツい試合やってますね!?
抽選会感想での心配は何だったのかというレベル。

試合参加者以外でも、同戦法使いの雪辱を晴らすべく戦意を燃やす見学者さんがいたり。
ブロック超えた横の繋がりは、作れたらいいなって色々工夫しているのでそういうのGMとして嬉しいですね!

組み分け抽選会とか、見学者功績点とか、この感想日記とかも。
折角同じ企画に参加したのに、敗退した関係でまったく絡みがなく終わってしまうPCさんとかやっぱり勿体ないと思っちゃうので。

次のAブロック予選は日程調整の都合で10月7日と遠めなのですが……。
そちらでも、今回のようにいいセッションができたらなと思います!


今回のセッション一句
みんなして 殺意が高い 随分と


最後になりますが、
マカロンさま
くずもっちーさま
genshi-1368さま
赤茄子さま
プレイヤーとしてのご参加ありがとうございました!

もちろん見学者としてご参加いただいたみなさまもありがとうございます!
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