ワイルドライフ&アーティザン4 錬金術師・あるいは科学者・学者ルール PLは薬品などを調合する錬金術師、あるいは様々な素材を駆使して便利な物品を製造し販売する科学者や魔導員の学者として生活することが出来る。ここでは錬金術師と科学者について解説する 1.錬金術師(呪医) ポーションやその他もろもろの製作を行うのが錬金術師だが、まず重視される技能は 科学(薬学)(植物学)、自然、医学 といった技能が重視されることとなる。それぞれ 科学(薬学)(植物学)は対応する薬品に関する知識、並びに各種素材の薬効や特性を知り尽くすための知識 自然は素材の栽培方法、並びに効果的な収穫方法や、素材に関する効果的な取り扱い 医学は作成する薬品が悪いほうに作用しないよう効率的な調合法法、並びに新しい薬品の作成法を考案する などといった具合に、生かされることとなる これら知識により考案されたポーションは、市場に出荷する事となるが、材料に余裕があったら自分用にいく つか制作してストックしておくこともOKである (要GMと相談) また、作成されたポーションなどは、当然のことながら通常のポーションより効果が高く、それらを魔導員の 学会に提出して利益を得ることも可能である (報酬はポーションの原価+200~500GD) 他にも、呪医として、病人の治療を行うことになる。治療法は医術所を買って病気に関する知識を取得する必要があり、これは薬品などによる内科的治療やメスを駆使した外科的治療法なども含まれており、病気に関する知識をしっかり身に着けているほど多くの病気に対処できる 身に着けた病気に関する知識は冒険の軌跡に記録しておくこと 2.科学者 様々な素材を調達し、それを設計図などを用いて新しい文物に作り替える。あるいは、文物に符術を行い利益 を上げる職業である 重視される技能は 科学(機械工学など)・兵器整備・製作・電気修理 といった技能が重視されることとなる 科学は言うまでもなく科学者の最も重要な技能である。この知識がないと文物の製造に大いにハンデを受ける ことになるだろう 兵器整備と電気修理は文物に符術を行う、あるいは作成した文物の整備などに使用される (客から修理依頼が来た時にこの技能で対応しなければならない) 制作は新たな制作物を編み出す際の知識となる。あるいは、どれだけの制作物が作れるか?などを表す技能と なる (いくら科学的知識などがあっても実際の制作関連の知識や技能がおろそかではなまくら物しか作れないだろ う) 3.魔導員の学者 魔導員で教えられている各学派・学問、その研究者、あるいは教育者として教壇に立つ者達、それが魔導員の 学者である 重視される技能は 科学(全般、どの技能でもよい)・医学・魔導・考古学・心理学・人類学・言語学 といった学問系技能全般となっている 持っている学問系技能に応じて、研究並びに教鞭をとることとなり 技能によって、雇われる(あるいはヘッドハントされる)教育機関が異なる 当然、技能が低いと給料が安い場所しか働けず、対応技能が高いと給料が高い教育機関で働けるという事であ る また、対応技能の研究中、1d100対技能判定が行われることがあり、判定に勝利すると新しい現象並びに 学術が思いつくこととなり、これを論文にして発表して、報酬をもらうことが出来る。報酬については、重要 度によって支払われる報酬が異なり、大体相場は1500~15000GDの間となっている これは、研究室だけでなく、実地調査(セッション)でも報酬で手に入れることが出来る (手に入れた新しい論文や学問はキャラクターシートのこれまでの冒険の軌跡に記入する事) 4.新たな設計図の入手並びに取引 錬金術師並びに科学者は文物の製造で社会の歯車を回しているので当然、設計図なども重要となり、これらを 自ら冒険に出て入手するかもしくは市場で取引して手に入れなくてはいけない 自ら冒険に出る際はPTに同行を申し出る(セッションに参加する) で冒険中、ダンジョンの最深部や未到達の地などで発見されることとなる (要するにセッション中の宝箱など) 逆に市場にて入手する場合は、こちらもセッション参加となるが、戦闘無しの日常系セッションにて、商人と の取引で入手する事となる (ただし、設計書は高額ではある) 交渉して安く売ってもらうなどもできるが、その場合は1d100話術判定や1d100強弁判定が必要とな る (当然勝利すれば安く売ってもらえ、失敗すれば更に高く吹っ掛けられるのは言うまでもない) 5.学派の論争について 時に、ライバルの研究者が率いる学者連中が魔導員に集団で乗り込んできて論戦を吹っかけてきたり、言いが かりをつけて論文を取り下げるよう挑んでくる。アーティファクトを隠してないか倉庫を探しに来る (この場合、戦士団課程のほぼチンピラ連中を引き連れて、魔導員の正門に殴りこんでくる) などの襲撃があるだろう PT側は、ライバル側の猛攻をPT全員でもって耐えきる必要がある (もちろん魔導員側も総員迎え出て応戦するが) 6・論戦を仕掛けられた場合 PT側は、ライバル側の論戦を、論戦で応戦して、見事相手を打ち負かす必要がある この戦いは、HPなどは同じだが、戦闘で使用するのが話術や尋問、強弁や言語学・共通語といった戦闘に用 いる技能が近接戦闘などではなく、文字通り論争合戦(単に強弁・言いくるめ・おちょくり合戦とも言う) で相手を見事言い負かす戦いとなる。PLは日ごろのRPの上手さを駆使して、見事相手側の論戦に勝利しよ う 7・アーティファクトがないか殴り込みをかけられた場合 この場合は、普通に戦闘となる。PTは協力してライバル魔導員の戦士団連中を倒して丁重にお帰り頂こう
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