ED/ 雪
狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱本編[web全体で公開] 3 | |
登録日:2021/02/23 09:28最終更新日:2021/02/23 09:28 |
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コメント一覧
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5. フリア | |
2021/02/24 21:23 |
繕 「………大丈夫。もう大丈夫だ」 その感覚に少し心地よさを覚えながら緩く微笑む。その双眸は透き通っており、成すべきことがなんなのか、明確にみえた顔つきをしていた。 そうして小さく呟きながら前を向き直すと、懐からタバコを取り出し口に咥え、火を灯す 「安心しろひばり。お前の言っていた通り、俺は強い。居なくても1人でなんとかできる。立派な大人だ」 はっきりとそう宣言するように最後に慰霊碑を軽く叩いて歩き出す。せめて助けてくれた人の分、誰かを助け切るまで繕が戦うのをやめることはないだろう ーーーーそれはそうとして歩きタバコはマナー違反です。ちゃんと決められたところで吸いましょう
4. 狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱 | |
2021/02/24 20:36 |
あの時と大きく変わってしまった背丈。 その肩に、ちらほらと雪が降り始めます。 やわらかなそれは、錯覚かもしれませんが、あなたを優しく包み込んでいくような気がしました。 言葉はなくとも、なにか、レネゲイドよりふしぎな、人間特有の感情。 あなたは仕事を成し遂げたのです。 あなたはここで立ち止まって、戦いから身を引いてもいいし。 また、戦いの中に身を投じてもいい。
3. フリア | |
2021/02/23 12:06 |
繕 「……もっと早く来なきゃ行けなかったよなぁ」 苦笑しながらこういう時は花でも持ってくべきか?という安直な考えから購入した花束をそっと置く。 もしも仲間達が生きていれば、と反応を考える。 隊長ならば、遅れまくったことについて軽く叱ってくれるだろう。当時は鬱陶しかったが、今考えれば自分の家族なんぞより余程親身になってくれるいい人だった。 先輩ならば、んなもんより酒寄越せと喚くだろう。平時はダメ人間の見本のような人たちだったが、戦いとなれば冷静に戦場を分析し冷静な判断で戦いを進めてくれた。間違いなくあの人たちがいなければ俺は此処に入れなかっただろう。 そして雲雀は………まぁ素直に受け取りそうか?改めて考えるとそこまで知らなかったんだなと思い至る 「戦いの報告しに来たよ、みんな。すげぇ大変だったんだけどさ、やっと、やっと終わったんだ」 慰霊碑を撫でながらぽつりぽつりと言葉を紡ぐ。10年間、壊れた自分を繕い続けて生きてきた、英雄と囃し立てられた『少年』。それもようやく終わりを迎え、過去を終わらせ『大人』となった
2. フリア | |
2021/02/23 11:49 |
10年間。ただの1度もこの街に足を運ぶことはなかった 俺が全てを失った土地。俺が俺で亡くなった土地。 ーーーーーいや、違う。ずっと逃げていたんだ。街を見てあの時のことを思い出すことを、居もしない幻影に責められるのを、ただただ恐れていた それでも、ようやく前を向けた。あの時散らせることとなった仲間の命は無駄ではなかったのだと、その報告をするため慰霊碑の前にやってきた
1. 狂瀾怒涛チャイナ幼女朱朱 | |
2021/02/23 09:30 |
戦闘が終わり、日常が戻りました。 力を取り戻したあなたには多くの依頼が舞い込んできます。 あなたがそれを受けるかどうかは分かりませんが、その依頼の一つにあなたは惹かれました。 その任務の舞台は、10年前焼け野原になり、復興の最中にある、とある町。 かつて、あなたがひばりと共に戦い、彼女が眠った地です。 戦いの前、あなたは10年前の大火災の慰霊碑の前に立っています。 ということで登場どぞー。演出はまかせた
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