追加背景:考古学者&人類学者

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登録日:2022/01/04 18:53最終更新日:2022/01/19 10:56

この項目ではふたつの追加背景、考古学者と人類学者を扱います。

付録A:キャラクターの背景
 プレイヤーはキャラクターの作成時に以下の背景を選択できる。
 これらの背景は、なじみの薄い文化や失われた文明を、発見または探検するキャラクターやキャンペーンに向いている。

●考古学者
 考古学者は、没落し失われて久しい過去の文化を知るため、骨や廃墟、現存する芸術品や墓所を、といった遺産を研究する。
 この学問に志す者は遼遙の地へおもむき、崩れかけた都市、失われた地下迷宮に踏み入り、諸王と高僧と、破局のさまを語る財宝を求めて土を掘り返す。

技能習熟:生存、歴史
道具修熟:地図作成もしくは航海道具
言語:任意の言語ひとつ
装備:木製の地図・巻物入れ(中には特定の廃墟またはダンジョンのありかを示す地図が入っている)
投光式ランタン
つるはし
旅人の服一着
シャベル
ふたり用テント
発掘現場で手に入れたこまごまとした品物
ポーチ(二十五Gp入り)

土堀り
 冒険者になる前の若い頃、君はもっぱら土を掘り返し、墓所や廃墟から大した価値のない品々を盗掘することに血道をあげていた。
発見物のいくつかはなんとか売れ、しかるべき冒険用装備を買い整えるのに役立った。
 だが、もっとも大きいのは、自分にとって大きな思い入れのある品物を手に入れたことだ。
 何を持っているかは『思い入れのある品物』表をロールあるいは、選択すること。

 思い入れのある品(1d8)
1.十フィートの棒
2.かなてこ
3.帽子
4.投光式ランタン
5.メダル
6.シャベル
7.大金槌
8.ウィップ

特徴:歴史知識
 君がダンジョンや廃墟に入ったとき、その本来の目的を正しく見極め、建造者がドワーフ、エルフ、ヒューマン、ユアンティ(蛇人間)か、あるいはその他の既知の種族であるかを見て取ることが出来る。
 くわえて君は、百年以上前の芸術品の金銭的価値を判別できる。

おすすめの人間像
 未探検の廃墟やダンジョンの誘惑に耐えられる考古学者はまれである。
 その廃墟やダンジョンが伝説の源になっていたり、ウィザードや将軍や、王族の宝物や遺物を秘めているとウワサされていたりすれば、なおさらそうである。
 考古学者のうち、あるものは富と名声を求めて発掘に従事する。またある者は、過去に光をあてることや、世界有数の秘宝がふさわしからぬ者の手に落ちることを防ぐことをおのれの天命と心得ている。
 動機こそ違え、考古学者はみな、議論好きな歴史家の性質と、宝探しのならず者の独立独歩の勇気を兼ね備えている。

人格的特徴(1d8)
1.面白いパズルや謎が好きだ。
2.モリネズミのように小さなものをため込んで離さない性癖がある。
3.金よりも名声が大事だ。
4.死人のものを盗むのに一片のためらいもない。
5.文明の中心地にいるより、ほこりまみれの古い墓にいるほうがいい。
6.罠は怖くないしイラつきもしない。罠をうっかり作動させるバカどもは怖いしイラつく。
7.失敗することはあっても、諦めることはない。
8.人は私を学者と思うかもしれないが、私は楽しい喧嘩が好きだ。この拳は殴るためにある。

尊ぶもの(1d6)
1.保存:その宝物は博物館にあるべきだ(善)。
2.欲望:タダで命は賭けない。何か見返りが要る(属性問わず)。
3.スリル中毒:死のあぎとから、ギリギリで逃れるのは何よりぞくぞくする(混沌)。
4.尊厳:死者とその所有物を扱うには尊敬をもってせねばならない(秩序)。
5.不死:私の探検はすべて、永遠の生命の秘密を求める計画の一環だ(属性問わず)。
6.危険:大発見には大危険が伴う。当然のことだ(属性問わず)。

関わり深いもの(1d6)
1.子供のころから、ひとつの失われた都市の物語を聞いて育った。その都を見出し、秘密をさぐり、歴史に名を残したい。
2.探検に出て行方知れずになった、師匠を探しあてたい。
3.私には仲のいいライバルがいる。だが、頂点に立つ者は、常にひとり。それは私だと必ず示して見せる。
4.芸術品その他の品物が、歴史的重要性があったり、独特のものだったりするなら、人には売らない。
5.考古学探検に金を出してくれる裕福な後援者がおり、その後援者をひそかに愛している。
6.特定の大学、博物館、図書館に名誉をもたらしたい。

弱み(1d6)
1.内心、とある野生動物がコワくて仕方ない。しかもこの家業をしていると、しょっちゅうそいつに出くわす。
2.部屋に入ったなら、隠し扉を探さずに出ていくことはできない。
3.ダンジョンや廃墟を探検していないと、いらいらして、じっとしていられなくなる。
4.私には友や家族に割く時間などない。起きている時は、いつも次の探検のことを考え、次の探検の準備をしている。
5.右へ行くか、左に行くかを迷ったら必ず左へ行く。
6.あかりのない真っ暗闇の中でないと眠れない。


付録A:キャラクターの背景
 プレイヤーはキャラクターの作成時に以下の背景を選択できる。
 これらの背景は、なじみの薄い文化や失われた文明を、発見または探検するキャラクターやキャンペーンに向いている。

●人類学者
 君はいつも他の文化に心を惹かれてきた。
 大昔の失われた土地の原始的なものから、近代文明のものまで、あらゆる文化に、だ。
 他の文化の習俗や法律や儀式や信仰や言語や芸術を学ぶ過程で、君はさまざまな部族や帝国や、その他の社会構造が、どのように勃興し、没落していったのかを知った。
 君はこの知識を書物や巻物のみで得たのではなく、むしろ実地の観察で──ずっと遠くの集落を訪れ、土地の歴史や習慣を学ぶことで得た。

技能習熟:看破、宗教
言語:任意ふたつ
装備品:革表紙の日記
インクのつぼ
羽ペン
旅人の服一着
いわくありげなこまごました品物ひとつ
ポーチ(10Gp入り)

文化的カメレオン
 成人してから冒険の生活に入るまでに、君はしばらく故郷を離れ、同族から程遠い人々の間で暮らしてきた。
 君はその異郷の文化を理解し、人々は君を仲間として扱うようになった。
 ある文化は他の文化よりも、大きな影響を君に及ぼし、君の信念や習慣を形作った。
 君がどんな種族の文化に適応したかを、選択するか、適応した文化表でロールして、決定すること。

適応した文化表(1d8)
1.アーラコクラ(鳥人)
2.ドワーフ
3.エルフ
4.ゴブリン
5.ハーフリング
6.ヒューマン
7.リザードフォーク(蜥蜴人)
8.オーク

特徴:言語の達人
 君は自分の知っている言語を一切話さない人型生物とも意思を疎通できる。
 それにはまず、その人型生物同士がやりとりするさまを一日以上観察せねばならない。
 そうすれば君はいくつかの重要な語、表現。身振りを理解し、初歩的な意思疎通が可能になる。

おすすめの人物像
 人類学者は産まれた社会を離れ、世界のほかのところでは人々はどんなふうに生き、どんなふうに暮らしているかを見届けようとする。
 他の種族や、他の文明がどうして生き残ったか、どうして滅びたかを見極めようとする。
 ある者は知的好奇心で動き、またある者は未知の民族や失われた部族や古代帝国崩壊の真の要因を見出して、名をあげ、世に認められようとする。

人格的特徴(1d6)
1.自分とは似ても似つかぬ者たち(異種族を含む)と、一緒にいるのが好きだ。
2.土地土地の独自の習俗や礼儀作法を見るとすごく多弁になる。
3.他人のことにクチバシをはさむより、観察するほうが性に合う。
4.暴力的な者たちに混じって生きてきたせいか暴力には慣れた。
5.新しい文化を発見し、滅びた文化の秘密をあばくためなら、五体も命も惜しくはない。
6.新しい集落にはじめて着いたら、その習俗を学び尽くさずにはおかない。

尊ぶもの(1d6)
1.発見:私は、必ずあの失われた文化を、誰より先に発見して見せる(属性問わず)。
2.不介入:他の文化の事柄に介入すべきではない。たとえその文化が助けを求めていても(秩序)。
3.知識:われわれは、他の種族や文化を理解することによって、はじめて自分自身を理解出来る(属性問わず)。
4.力:世の人は、しっかりした導きを求めている。私は人々を導くためにできるだけのことをしよう(秩序)。
5.保護:私は絶滅に瀕する社会を救うために、あらゆる手を尽くさねばならぬ(善)。
6.無関心:生は無常である。人はいずれ死ぬ、人々を救うこと何の意味があろう(混沌)。

関わり深いもの(1d6)
1.師匠からは伝承と智慧を記した日記を授かった。これを失えば死んだも同然だ。
2.むかし、原始的な部族/氏族同士の人々の間で暮らしたことがある。いつか戻って彼らが今はどうしているかを確かめたい。
3.むかし、私が親しくしていた孤立した社会の者たちを悲劇が襲った、私は彼らの名を残したい。
4.特定の人型生物の文化に心ひかれ、もっともっと学びたいと思っている。
5.滅んだ氏族、部族、王国、帝国の復讐を果たそうとしている。
6.自分の持っているひとつの品物は、失われて久しい、ひとつの社会を発見する鍵だと思っている。

弱み(1d6)
1.小舟に乗ると船酔いする。
2.人と友達になるのが苦手で、よく独り言を言っている。
3.自分は他の文化に属する人々よりも賢く、彼らに教えるべき事がたくさんあると思っている。
4.ゴブリン、リザードフォーク、オーク等の間で暮らしていた結果、不快な習俗を身につけた。
5.万事にグチが多い。
6.原始的な仮面を被っており、決して脱がない。
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nal
6. nal
2022/01/04 19:00
人類学者3
弱み(1d6)
1.小舟に乗ると船酔いする。
2.人と友達になるのが苦手で、よく独り言を言っている。
3.自分は他の文化に属する人々よりも賢く、彼らに教えるべき事がたくさんあると思っている。
4.ゴブリン、リザードフォーク、オーク等の間で暮らしていた結果、不快な習俗を身につけた。
5.万事にグチが多い。
6.原始的な仮面を被っており、決して脱がない。
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nal
5. nal
2022/01/04 18:59
人類学者2
おすすめの人物像
 人類学者は産まれた社会を離れ、世界のほかのところでは人々はどんなふうに生き、どんなふうに暮らしているかを見届けようとする。
 他の種族や、他の文明がどうして生き残ったか、どうして滅びたかを見極めようとする。
 ある者は知的好奇心で動き、またある者は未知の民族や失われた部族や古代帝国崩壊の真の要因を見出して、名をあげ、世に認められようとする。

人格的特徴(1d6)
1.自分とは似ても似つかぬ者たち(異種族を含む)と、一緒にいるのが好きだ。
2.土地土地の独自の習俗や礼儀作法を見るとすごく多弁になる。
3.他人のことにクチバシをはさむより、観察するほうが性に合う。
4.暴力的な者たちに混じって生きてきたせいか暴力には慣れた。
5.新しい文化を発見し、滅びた文化の秘密をあばくためなら、五体も命も惜しくはない。
6.新しい集落にはじめて着いたら、その習俗を学び尽くさずにはおかない。

尊ぶもの(1d6)
1.発見:私は、必ずあの失われた文化を、誰より先に発見して見せる(属性問わず)。
2.不介入:他の文化の事柄に介入すべきではない。たとえその文化が助けを求めていても(秩序)。
3.知識:われわれは、他の種族や文化を理解することによって、はじめて自分自身を理解出来る(属性問わず)。
4.力:世の人は、しっかりした導きを求めている。私は人々を導くためにできるだけのことをしよう(秩序)。
5.保護:私は絶滅に瀕する社会を救うために、あらゆる手を尽くさねばならぬ(善)。
6.無関心:生は無常である。人はいずれ死ぬ、人々を救うこと何の意味があろう(混沌)。

関わり深いもの(1d6)
1.師匠からは伝承と智慧を記した日記を授かった。これを失えば死んだも同然だ。
2.むかし、原始的な部族/氏族同士の人々の間で暮らしたことがある。いつか戻って彼らが今はどうしているかを確かめたい。
3.むかし、私が親しくしていた孤立した社会の者たちを悲劇が襲った、私は彼らの名を残したい。
4.特定の人型生物の文化に心ひかれ、もっともっと学びたいと思っている。
5.滅んだ氏族、部族、王国、帝国の復讐を果たそうとしている。
6.自分の持っているひとつの品物は、失われて久しい、ひとつの社会を発見する鍵だと思っている。
いいね! いいね!1
nal
4. nal
2022/01/04 18:58
人類学者1
 プレイヤーはキャラクターの作成時に以下の背景を選択できる。
 これらの背景は、なじみの薄い文化や失われた文明を、発見または探検するキャラクターやキャンペーンに向いている。

●人類学者
 君はいつも他の文化に心を惹かれてきた。
 大昔の失われた土地の原始的なものから、近代文明のものまで、あらゆる文化に、だ。
 他の文化の習俗や法律や儀式や信仰や言語や芸術を学ぶ過程で、君はさまざまな部族や帝国や、その他の社会構造が、どのように勃興し、没落していったのかを知った。
 君はこの知識を書物や巻物のみで得たのではなく、むしろ実地の観察で──ずっと遠くの集落を訪れ、土地の歴史や習慣を学ぶことで得た。

技能習熟:看破、宗教
言語:任意ふたつ
装備品:革表紙の日記、インクのつぼ、羽ペン、旅人の服一着、いわくありげなこまごました品物ひとつ、ポーチ(10Gp入り)

文化的カメレオン
 成人してから冒険の生活に入るまでに、君はしばらく故郷を離れ、同族から程遠い人々の間で暮らしてきた。
 君はその異郷の文化を理解し、人々は君を仲間として扱うようになった。
 ある文化は他の文化よりも、大きな影響を君に及ぼし、君の信念や習慣を形作った。
 君がどんな種族の文化に適応したかを、選択するか、適応した文化表でロールして、決定すること。

適応した文化表(1d8)
1.アーラコクラ(鳥人)
2.ドワーフ
3.エルフ
4.ゴブリン
5.ハーフリング
6.ヒューマン
7.リザードフォーク(蜥蜴人)
8.オーク

特徴:言語の達人
 君は自分の知っている言語を一切話さない人型生物とも意思を疎通できる。
 それにはまず、その人型生物同士がやりとりするさまを一日以上観察せねばならない。
 そうすれば君はいくつかの重要な語、表現。身振りを理解し、初歩的な意思疎通が可能になる。
いいね! いいね!1
nal
3. nal
2022/01/04 18:57
考古学者承前2
弱み(1d6)
1.内心、とある野生動物がコワくて仕方ない。しかもこの家業をしていると、しょっちゅうそいつに出くわす。
2.部屋に入ったなら、隠し扉を探さずに出ていくことはできない。
3.ダンジョンや廃墟を探検していないと、いらいらして、じっとしていられなくなる。
4.私には友や家族に割く時間などない。起きている時は、いつも次の探検のことを考え、次の探検の準備をしている。
5.右へ行くか、左に行くかを迷ったら必ず左へ行く。
6.あかりのない真っ暗闇の中でないと眠れない。
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nal
2. nal
2022/01/04 18:56
考古学者承前1
おすすめの人間像
 未探検の廃墟やダンジョンの誘惑に耐えられる考古学者はまれである。
 その廃墟やダンジョンが伝説の源になっていたり、ウィザードや将軍や、王族の宝物や遺物を秘めているとウワサされていたりすれば、なおさらそうである。
 考古学者のうち、あるものは富と名声を求めて発掘に従事する。またある者は、過去に光をあてることや、世界有数の秘宝がふさわしからぬ者の手に落ちることを防ぐことをおのれの天命と心得ている。
 動機こそ違え、考古学者はみな、議論好きな歴史家の性質と、宝探しのならず者の独立独歩の勇気を兼ね備えている。

人格的特徴(1d8)
1.面白いパズルや謎が好きだ。
2.モリネズミのように小さなものをため込んで離さない性癖がある。
3.金よりも名声が大事だ。
4.死人のものを盗むのに一片のためらいもない。
5.文明の中心地にいるより、ほこりまみれの古い墓にいるほうがいい。
6.罠は怖くないしイラつきもしない。罠をうっかり作動させるバカどもは怖いしイラつく。
7.失敗することはあっても、諦めることはない。
8.人は私を学者と思うかもしれないが、私は楽しい喧嘩が好きだ。この拳は殴るためにある。

尊ぶもの(1d6)
1.保存:その宝物は博物館にあるべきだ(善)。
2.欲望:タダで命は賭けない。何か見返りが要る(属性問わず)。
3.スリル中毒:死のあぎとから、ギリギリで逃れるのは何よりぞくぞくする(混沌)。
4.尊厳:死者とその所有物を扱うには尊敬をもってせねばならない(秩序)。
5.不死:私の探検はすべて、永遠の生命の秘密を求める計画の一環だ(属性問わず)。
6.危険:大発見には大危険が伴う。当然のことだ(属性問わず)。

関わり深いもの(1d6)
1.子供のころから、ひとつの失われた都市の物語を聞いて育った。その都を見出し、秘密をさぐり、歴史に名を残したい。
2.探検に出て行方知れずになった、師匠を探しあてたい。
3.私には仲のいいライバルがいる。だが、頂点に立つ者は、常にひとり。それは私だと必ず示して見せる。
4.芸術品その他の品物が、歴史的重要性があったり、独特のものだったりするなら、人には売らない。
5.考古学探検に金を出してくれる裕福な後援者がおり、その後援者をひそかに愛している。
6.特定の大学、博物館、図書館に名誉をもたらしたい。
いいね! いいね!1
nal
1. nal
2022/01/04 18:55
付録A:キャラクターの背景
 プレイヤーはキャラクターの作成時に以下の背景を選択できる。
 これらの背景は、なじみの薄い文化や失われた文明を、発見または探検するキャラクターやキャンペーンに向いている。

●考古学者
 考古学者は、没落し失われて久しい過去の文化を知るため、骨や廃墟、現存する芸術品や墓所を、といった遺産を研究する。
 この学問に志す者は遼遙の地へおもむき、崩れかけた都市、失われた地下迷宮に踏み入り、諸王と高僧と、破局のさまを語る財宝を求めて土を掘り返す。

技能習熟:生存、歴史
道具修熟:地図作成もしくは航海道具
言語:任意の言語ひとつ
装備:木製の地図・巻物入れ(中には特定の廃墟またはダンジョンのありかを示す地図が入っている)投光式ランタン。つるはし、旅人の服一着、シャベル、ふたり用マント、発掘現場で手に入れたこまごまとした品物、ポーチ(二十五Gp入り)

土堀り
 冒険者になる前の若い頃、君はもっぱら土を掘り返し、墓所や廃墟から大した価値のない品々を盗掘することに血道をあげていた。
発見物のいくつかはなんとか売れ、しかるべき冒険用装備を買い整えるのに役立った。
 だが、もっとも大きいのは、自分にとって大きな思い入れのある品物を手に入れたことだ。
 何を持っているかは『思い入れのある品物』表をロールあるいは、選択すること。

 思い入れのある品(1d8)
1.十フィートの棒
2.かなてこ
3.帽子
4.投光式ランタン
5.メダル
6.シャベル
7.大金槌
8.ウィップ

特徴:歴史知識
 君がダンジョンや廃墟に入ったとき、その本来の目的を正しく見極め、建造者がドワーフ、エルフ、ヒューマン、ユアンティ(蛇人間)か、あるいはその他の既知の種族であるかを見て取ることが出来る。
 くわえて君は、百年以上前の芸術品の金銭的価値を判別できる。
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System Reference Document 5.1 Copyright 2016, Wizards of the Coast, Inc.; Authors Mike Mearls, Jeremy Crawford, Chris Perkins, Rodney Thompson, Peter Lee, James Wyatt, Robert J. Schwalb, Bruce R. Cordell, Chris Sims, and Steve Townshend, based on original material by E. Gary Gygax and Dave Arneson.