個人的に見た映画の感想(ただし、数十年前に見た映画などもあるので記憶を頼りに書く)

エミリオ(ハウスルール投函者)
エミリオ(ハウスルール投函者)スレッド種別B[web全体で公開] 押されたいいね! 2
登録日:2024/10/31 17:49最終更新日:2024/10/31 17:49

私が個人的に見た映画の感想を投函していく。例によって変な物好き、更にそれ以外にも、内容が一般受けしない代物などもあるので、こちらで書く
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エミリオ(ハウスルール投函者)
2. エミリオ(ハウスルール投函者)
2024/10/31 18:19
ESの感想2(長いので、続き)

話しが脱線したが、映画の感想に戻ろう

看守側が暴走してから、囚人側の主人公たちは、その後暴行や虐待を受け続けながら牢獄ですごすことになる。が、看守側にも良心を持っていた人物がいて、主人公たちの参上を憐れんで、手助けしたり、励ましたり…といった立場をとることになる。(その後、囚人側を助けたという事で裏切り者扱いされ、囚人送りになったが、映画後半の研究所の暴動騒ぎの際、脱走して、看守役の一人に全力で逆襲していた。その際、駆け付けたのは主人公の彼女だが)
更に、看守側の一人が悪乗りして牢獄内でパレードの曲を流した際、「お前たちはナチの秘密警察だ!ゲシュタポだ!」(だったと思う)と叫んでいたが、看守側は笑うだけで、全く意に介していなかった
後半の冒頭、いきなり朝たたき起こされる主人公、見るとこわもての男が、この異常状態に全く動じていない
主人公の誰だ?という問いに対し
「俺はドイツ空軍の少佐だ。極限状態における集団心理の変化による影響が如何なる事を起こすかを調べろと身分を偽って潜入調査してこいと命令され、実験に潜り込んだ」
軍人だけに、この異常状態に他の囚人と違い、顔色一つすら変えなかった。以降、彼とは奇妙な協力関係となる。
実験の日が終わりに近づいて来ていた。女性研究員が、彼は増長しています。実験を中止してください。にもかかわらず、所長は、研究成果の取材に応じるだけで、全く聞きはしない
ついに女性研究員すら囚人にされてしまい、そこで乱暴されそうになった時、主人公たちがすきを見て仲間の囚人と共に暴動を開始した!逆襲される看守たち、次々と牢獄は壊され、最後に暴走していた看守役の男を取り押さえた時…
「もう、実験は終わりだ」
その後、暴走の主犯格の男は本当の警察によって御用、最後は朝日の昇る川辺を恋人と平和に過ごす主人公であった

以上が内容となる

これを見てもわかる通り、ロールプレイには諸刃の剣があるという事と、完全に制御できるようにならないとな。という事が分かる

最後に、映画の冒頭からエンディングも曲は同じだが、あちらのヘヴィネス系バンドの歪んだ重低音と、獄中に閉じ込められた人物の叫び声のようなボーカルの曲が後味の悪さを残す映画であった

この映画の感想は1年前に上げようと思ったが、控えていた。自戒も含めて今回上げさせていただいた
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エミリオ(ハウスルール投函者)
1. エミリオ(ハウスルール投函者)
2024/10/31 18:23
昔(数十年前)見た映画の感想
ES(2000年ドイツ映画)ネタバレ有り

先週、見た映画の感想を投函すると宣言したのと、最近とある場所で、ロールプレイが美味い事をやたらひけらかすような者と遭遇したので、おい、待てよというのもあるのと、こうなったらいかんな。という自戒用も含めて投函する

ジャーナリストの主人公が、懸賞金 10万マルク(確か、当時のレンタルビデオ、この当時はまだDVDではなくビデオテープで映画などがレンタルされていたのだ。ではこのキャッチコピーが書かれていた。異様に衝撃的なキャッチコピーだが)に乗って、応募したのは、大学の地下室で、刑務所を模した場所で囚人役と看守役に分かれて役割に沿って生活して、どのような心理的変化が起きるかを調べたい。という実験だった

応募にやってきたのは、ジャーナリストの主人公含め、出自も職業も別々の他人だった。初めは、なあなあでやっていた主人公達だったが、主人公が参加者の一人をからかう用な真似をしたために看守役の一人が暴走、やがて他の看守仲間もそれに悪乗りして徐々に囚人側への暴行がエスカレート、実験が危険と研究員が進言したにもかかわらず、所長は自分の研究成果に酔いしれるだけで、騒動の危険さを把握していなかった…

この映画が何を言わんとしている事は、最近別所でやたら、ロールプレイが下手な奴はとか演技が上手い人は素晴らしいとか、役者気取りでふんぞり返っているGMが目についたので、スタンフォード監獄実験の事とかを知らんのか?(上手くなりたいとか言ってる奴がいるが、本を自分より多く読んでいるのかね?とか本を読んでるならどうしてその危険性を知らんのだ?)と感じたので、今回、演技が上手くなることは大事かもしれんが、役者として、完全に制御を失わないように、しっかりコントロールしながらやるのが大事だろ。と感じたのと、自分はこの映画や監獄実験の悪ガキ共(映画は実験の参加者は社会人だが、現実の事件は大学の悪ガキ共がエスカレートしたのが原因だった)のようにならんよう制御せんとな…と心に決めた次第である(と言っても、私は、白状するがここでは過去2回反撃したことがあり、現在戻ってきて3回目、という不手際をしでかしたり、演出と称して、無茶な真似をしたことがGMの時あったので、あれ以降は、穏健なマスタリングやシナリオ作成に切り替えた次第である 続く
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