本篇 その4
あるにゃん(arthnyan)本編[web全体で公開] 0 | |
登録日:2024/11/14 18:18最終更新日:2024/11/14 18:18 |
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77. あるにゃん(arthnyan) | |
2024/11/30 00:12 |
では、あなたたちは上階層に住む者たちの好奇な視線を集めながら、紅薔薇の館へと足を進める。 途中、あなたたちの財宝を奪おうとした蛮族もいたが、あなたたちの首に記された紋様を見るや否や、顔色を変え、踵を返して退散していく。 ――そうして、特に障害もなく。あなたたちは紅薔薇の館へと帰還することができた。 館の前には、見覚えのある謎の侍女が、ひっそりと立っており、あなたたちを迎え入れた。 侍女は、あなたたちを一目確認すると、恭しく一礼した。 侍女「……無事の帰還、お慶び申し上げます。手早い仕事に、ベール様も喜ばれることでしょう」 (表情に変化はなかったが、声音はどこか仄暗い喜びを帯びていた。 交わす言葉も少ないまま、侍女の案内に従うと。 あなたたちは館の一室で、どこか人形染みた侍女の群れに、武装解除(強制)される。 取り上げられた武器防具は、どうやら案内された一室で丁寧に保管されるようだ。 抵抗しようとしても、あちらこちら四方八方から、わちゃわちゃと人形侍女の手が伸びてきて、解除(強制)されてしまった。 なお、武装解除とは別に、持ち帰ってきた財宝一式は、案内した侍女が回収し、ベールに見聞してもらう。ということらしい。 武装解除されたあなたたちは、男女別に分けられると、一部の空間に温水が張られた部屋へと放り込まれる。 そこに待ち受けていたのは、あなたたちを頭の天辺から足先まで、磨き上げるように洗おうと用意万端で待ち受ける。人形侍女たちであった。 あなたたちがそこで洗われたのか、それとも自らの手で汚れを落としたのかどうかは……それぞれによる、かもしれない。 (エンディング前半はここで終わります。 (詰め込んだところもあるので、ここまでで応答RPとかあったらどーぞ (エンディング後半ではベールとやり取りして、報酬の相談とかになります
72. あるにゃん(arthnyan) | |
2024/11/28 08:45 |
それでは、以上を持ちまして、ランダムイベントを終了します。 あなたたちの行いが、彼女たちを救う善行となるか、それとも……。 それは、運命の導きだけが知っていることかもしれない。 5日目を終了します(保存食を一日分消費してください)(5/10) 6日目となります! 現在、あなたたちがいる場所は上階層です。 >紅薔薇の館に帰還する。(エンディングへ) >少しうろつく(探索判定、聞き込み判定で13。前者でどこかの状況が、後者で人の状況がわかる) >その辺の蛮族に喧嘩を売る or わざと隙を見せて獲物を誘う(戦闘になります) >その他(提案があれば、GMが勘案します) >ALL どうしますか?
71. えるむ | |
2024/11/26 20:19 |
【ヘルタ】 アビーさんに頭を下げられると、虚を突かれたようにしばらく硬直します。 いつも通りの調子に戻ったら、その背中に届かないくらいの小さな声で、目を伏せながら一人言葉を漏らします。 「……違う。もっともっと、できたことは、あったはず」 「私はただ、自分自身の罪悪感を、無力感を紛らすために、やっただけ……」 アビーさんの言葉に救いを感じてしまった自分を戒めるように、奥歯を噛みしめています。 そのまま、皆さんの最後尾について歩きます。
70. アイン | |
2024/11/26 12:59 |
【アビー】 では、ヘルタが立ち去ろうとした先には、アビーが立ってました。 アビーは、物言わぬ表情で数秒ほどじっとヘルタを見下ろした後、口を開きます。 「…見てたぞ、先の行動。」 「お前は、私のような奴にはできない、自分にできる範囲のことを、アイツらにしてくれたんだよな。」 そういうと、なんと上位蛮族である彼女は、ただの人間であるはずの彼女に、頭を下げます。 「…すまなかったな。其方の行動に、感謝を。」 それだけ伝えると頭を上げ、いつもの調子に戻ります。 「うし!帰ったらヘルタの好きそうな酒が何か探さねぇとなぁ!甘めの吞みやすいやつ、なんかあったかなぁ…」
69. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2024/11/26 08:31 |
【ギルベルト】 その反応に一瞬眉をひそめますが、突き返されたものは受け取ります 「――万が一があった場合、その時は素直に乞うんだな」 「帰りを急ぐぞ。採取した以上、〈天秤草〉にもタイムリミットはあるだろうからな」
67. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2024/11/25 18:17 |
【ギルベルト】 「下手に同情はしないことだ。人族であるなら、生き残る道を模索することを忘れるなよ」 そう言ってヘルタさんに消費した分の保存食四日分を投げ渡します 「まだ使いの途中なのだ。食料が足りず飢え死ぬことは避けてもらいたいところだな」
65. 伊吹 | |
2024/11/25 02:26 |
【ルダイリエ・スカレシア】 「…………」 一時しのぎにしかなりませんが、ヘルタ様は救う道を選ぶのですね。 それもまた人の道でしょうか。ですがここでなくとも少々、優しすぎる気もします。 前世の記憶によれば、根本的な変化がない限り弱者は弱者のまま死んでいくようですし。 ともあれ数日、生き延びた先で少女たちにその変化がないとも限りませんが。
62. あるにゃん(arthnyan) | |
2024/11/24 20:35 |
では、そう言って、立ち去ろうとするのであれば……。 やつれた少女「え、あ……ま、まって。まって、くださっ、あ!」 突然言い渡された事実に呆然としている間に、保存食を手渡されたうえで立ち去られようとしたので、少女は慌てて声をかけようとするが、姿勢が悪かったのか、その場ですてんと転んでしまった。 やつれた少女「まって・・・待ってよぉ……」(転んだまま、ぐすぐすと泣きそうだ 虚ろな目をした少女「おねーちゃん……? どうしたの? いたいの?」(恐る恐る、といった具合で、よたよたと歩いて、姉の元へ縋りついた。 あなたの後ろで、すすり泣く声が聞こえてくる…… あなたは、弱者の泣き言に対し、一言いい残してもいいし、所詮その程度では生きていけまい……と、自身と仲間のために前を向いて、歩き出してもいいだろう。 >>>どんな選択をするにせよ、その選択でこのイベントは終了する<<< >ヘルタ(他のPCが見ていた、という具合で他のPCでもOK) どうしますか?
61. えるむ | |
2024/11/24 14:56 |
【ヘルタ】 「こっちへ」と、二人の手を引いて人混みから離れた場所に連れて行きます。 周りから視線があまり向けられていないのを確認してから。 「食料を盗もうとして、蛮族に捕まったから」 「だから、多分もう戻って来ない」 淡々と、事実だけを伝えます。 「そのお爺さんは、捕まるその時まで、子供たちを案じてた」 「だからどうか、その思いを無駄にしないであげて、ほしい」 バルバロス携帯品セットに、4日分(2人×2日)分の保存食を入れて手渡します。 「……ごめんよ、それじゃあ」 それだけ言い残して、立ち去ろうと思います。
60. あるにゃん(arthnyan) | |
2024/11/23 18:34 |
では、ヘルタの言葉を聞いて、やつれた少女は足を引きずって、あなたに縋る。 やつれた少女「……! あ、あの。おじいちゃんを、知ってるん。です、か……?! 戻らないって、どういう……?」 目が虚ろな少女「おじーちゃん、どこぉ……?」 やつれた少女は、あなたたちが最後の希望だと言わんばかりのように弱弱しくも、必死に、ひしと、ヘルタの裾を掴んでいる。 目が虚ろな少女と、ヘルタの目が合った……ような気がするし、気のせいかもしえれない。 間違いなく、老人の末路を教えれば、少女の心はへし折れるだろう。 その後は、あなたたちが気にすることではないかもしれないし、あなたたちが利用しようとするならば、心折れた少女は何にでも利用できるだろう。 目が虚ろな少女は、そもそも自意識が薄いようなので、やつれた少女の心をへし折れば、そのまま従うだろう。 あなたたちは、残酷な真実を叩きつけて、少女の心をへし折ってもいいし、甘い嘘(しんじつ)を教えて、僅かにあるかもしれない希望を持たせてもいいだろう。 >ALL(ヘルタ) どうする? (GMより)どれだけ相談してもいいし、どれだけ悩んでもいいので、自分が納得するRPをしていただければと思います(心よりの笑顔
58. えるむ | |
2024/11/23 14:20 |
【ヘルタ】 もしこれまでの戦利品等を持ち歩いていたなら、それらをルダイリエさんに預けて、すたすたと彼女らに近づいていきます。 目線をあわせてから、声をかけましょう。 「おじいさんを、探しているの?」 「……探しているのが、私の見た人なら。もう帰っては来ないと思う」
本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。