フォレストさんの過去のタイムライン

2024年06月

フォレスト
フォレストぱむだ
2024/06/14 15:06[web全体で公開]
> 日記:海外の推理シナリオが

 初めましてぱむださん。フォレストと申します。

 これはアイデアというわけではないのですが……。
 ホームレスって聞くと力のない老人のイメージですが、実はアメリカとかのホームレスは退役軍人とかが多いので若くてムキムキだったりします。一家四人とか割と余裕で行けちゃいます。

 戦闘技術を磨いた兵士が30代くらいに除隊して、しかし本国で仕事が見つけられずホームレスになるのはアメリカの社会問題です(少し古い情報かもしれませんが、ホームレスの四人に一人が退役軍人だそうです)。退役軍人は信用がなくて家を貸してもらえないことも多い上に、高卒ではやれる仕事も少ないからどうしようもないらしいですね。当然凶悪犯罪も多くなるのでアメリカでホームレスが嫌われる一因でもあります。

 祖国のために戦って、帰ってきたら嫌われ者。悲しい話です。

 これについては古い映画ですが“ランボー”(1作目)がこのテーマで作られています。
 ベトナム戦争から帰ってきた主人公ランボーはアメリカに帰ってくるとホームレスになってしまい、アメリカ全土で厄介者扱いされてとある町の警察に無実の罪で不当に逮捕されます。そして迫害に耐えかねた主人公は警察を逆に皆殺しにするというアクション映画です。ミステリの参考になるかはわかりませんが個人的にこの映画は好きなのでお勧めさせていただきます。

 おそらくその海外の推理小説も社会背景的にホームレスがたくましいイメージを持っているのかもしれません。
 とはいえ『犯人はマッチョなホームレス』ではミステリ要素の欠片もないので、この情報も参考までにどうぞ。

 ぱむださんのたのしいクリエイティブライフに幸あれ!
フォレスト
フォレストセス・メイソン(CoC7PC名)
2024/06/10 09:21[web全体で公開]
 コメントありがとうございます。

 セス・メイソンさんの認識に間違いございません。とても正しいですしこのような認識が広く知られてほしいと思います。

 ですが悲しいことに、セスさんのように[仕方ない]とか[納得してようやく]のように余裕のある他者理解ができる人物ばかりでは無いと言うのが現状です。
 自分の卓では何度かありました。自分は大抵の[困ったちゃん]に対しても楽しく遊んでもらえるよう最善を尽くすことができますが、そんなRPが同卓した他のPLの方からすれば激怒するに値するような事件がいくつか。

 TRPGは複数人で遊ぶものですので自分だけが心の余裕を持っているだけでは足りません。世界観のルールが噛み合うPLたちのマッチングをマネジメントする必要があります。

 組織心理学の用語になりますが、まだ経験の浅く、とにかく自分をカッコよく見せたい【テイカー】1人に対して、セスさんのように余裕があって他の人に優しくできる人【ギバー】が複数人必要になります。
 このメンバーの中に、やられたらやり返す【マッチャー】が1人でも入ってしまうと戦争勃発です。

 経験の浅い人が経験を詰んで成長するのは未来の話なので、それまで人間関係のすれ違いで怪我しないよう環境を整えなければなりません。喧嘩しちゃう人に対して喧嘩しないでほしいと言うことは、多大なストレスを我慢しろと言っているようなものですから解決になりませんでした。

 今回の日記が経験が足りない人を糾弾するような内容になってしまっていたことは深く謝罪します。困ったちゃんという表現もよろしくなかったですね。

 世の中にセスさんのような方がもっと増えてほしいのですが、心の余裕がある【ギバー】は体感で二割くらいにしかおりません。
 本当に最近の世の中は求められる人間性のハードルが高くなりすぎて余裕が感じられないのが悲しいです。

 助言一つで人間改善されるならそれでいいのですが、現実に成長で必要なのは良い環境と時間なのでまるで受け入れ先が足りません。
 自分にできることは自分の手の届く範囲で良い環境を作ることと、良い環境とマッチングできることが増えるのを祈ることだけです。


 成長できるいい環境、増えて欲しいですね。
 今回のセスさんのコメント、ありがとうございました。
セス・メイソン(CoC7PC名)
セス・メイソン(CoC7PC名)フォレスト
2024/06/10 07:49[web全体で公開]
> 日記:最高のTRPG仲間を作るやり方
長文コメント失礼します。
オフセ仲間が忙しいから参加している人は稀で、
その時点で欲求が暴発するのは仕方ないと思います。
私含め一人称では独りでオンセンを訪れる人は多いのではないでしょうか。
そこで馴染もうと真似したり、割り切って自キャラ優先するのは仕方ない認識です。
自キャラのRPで手一杯な中、レギュレーションや他キャラを気にするには余裕が必要です。
余裕にはセッションあるいは人生経験を積むのが一番ですがその前に追求される人が増えている感覚を受けます。
経験不足の人が統制のもとで学ぶ機会を失っている上で糾弾は酷というものです。
社会経験(学生や無職、一般社員、管理者、社長や役員、退職層など)や人生経験(男性・女性、親や子供、収入の高低など)などの指標が隠されながら集まっている現状、ぶつかりながら、「あなたは〇〇でしたか。」と納得してようやく『気が合う』のかなと。

あと単純に遊ぶTRPGを見直せば解決するRPも多いのでルルブ無の範囲でできることの選定が一番の壁ですが、様々なTRPGの体験卓は大事だと思います。
フォレスト
フォレスト聖岳生馬
2024/06/09 23:06[web全体で公開]
 返信ありがとうございます。

 たしかに孤独感の説明には[孤立]と言った単語を用いた方がわかりやすかったもしれません。

 ここで自分が言いたかったことは、例えば今自分自身の状況として【忙しくて卓も立てれず延々とKPレスシナリオばかり自作していて[孤立]しているともいえるが、誰とも会話していない現状でも[孤独感]は感じていない】といった心理的な状況だったわけです。
 物理的な[孤立]と心理的な[孤独感]は別物として存在できるという説明の為に、“お一人様”という例えは確かにイメージしにくいものでしたね。

 ご指摘ありがとうございました。
聖岳生馬
聖岳生馬フォレスト
2024/06/09 22:46[web全体で公開]
> 日記:最高のTRPG仲間を作るやり方

[集団から切り離されている感]の時の孤独を、「孤立」という用語で説明した方が分かりやすい方もいるかもしれず。
フォレスト
フォレスト日記
2024/06/09 22:25[web全体で公開]
😶 最高のTRPG仲間を作るやり方
 人が孤独感を感じるタイミングは、どんな時か
 結論からいえば[自分とは違う世界観の人間に囲まれている時]です。

 以外とお一人様というだけでは孤独とはいえず、[集団から切り離されている感]が強くないと孤独とは呼べないのです。

 TRPGをやっていて苛立ちを覚えた時、その苛立ちの本質は孤独に対する恐怖、[違う世界観に対する怒り]なのです。

 『TRPGの参加者はみんな同じルールブックの世界観を共有しているのだから、孤独は発生しないのでは無いか』、という疑念が生まれるかもしれません。

 これから説明する世界観とはルールブックのことではなく、一人一人が持つルールのことです。
 しかもそのルールは一つではありません。[全体としての世界観]や[集団としての世界観]、[個人としての世界観]など様々あります。
 

 では、わかりやすく現実に置き換えて説明しましょう。

 リアル世界の公式ルールブックといえば、言わずと知れた【六法全書】です。この【六法全書】を[全体としての世界観]とします。
 ところが世の中には[法定速度はプラス10キロメートルまでならセーフ]みたいな【卓ルール】が存在します。公式ルールを完璧に守る必要があるのは法廷の中だけで、警察ですら【卓ルール】が蔓延っています。
 この【卓ルール】が[集団としての世界観]になります。

 皆様ご存知の通り、【卓ルール】は公式ルールより上位のルールなのです。

 これは会社に例えると実感しやすいでしょう。よく新入社員が孤独感を感じてしまう原因もこれです。
 法律という基本的な法治国家のルールを教えられた後、【卓ルール】の横行する部族社会にぶち込まれるわけですから。『うちの会社では不正は一個までならセーフ』とかいきなり言われても納得できるものではありません。

結論その①
【卓ルール(集団としての世界観)】は極端になると新規を遠ざけてしまいます。身内限定ルールばかりやり過ぎると[大企業病]になることをお忘れ無く。


 ですがここで問題なのは、果たして[大企業病]が悪いことなのか。

 [大企業病]は古参幹部が会社の発展を妨げている状態。つまり、その古参グループにとって最も居心地のいい環境にしすぎたせいで生まれた停滞現象です。

 しかし居心地のいい環境そのものは悪いものではありません。むしろ自分とマッチングする居心地のいい環境を見つけるのは誰にとっても目標でしょう。
 その居心地のいい環境に入り込む余地が無くなるのが問題なのです。

 ここで発生したのがマッチングの問題です。
 企業で言うならば、『自分の才能を活かしたい新人』vs『みんなで協力して無難にいい商品を作ってほしい管理職』。TRPGならば『かっこよく神話生物を倒したいPL』vs『神話生物に喧嘩を売るなと思っているKP』といった具合ですね。

 『自分の才能を活かしたい』『かっこよく神話生物を倒したい』といった、そうなりたい自分像[個人の世界観]は、『協力して無難にいい商品を作ってほしい』『神話生物に喧嘩を売るな』といった[集団の世界観]のさらに上位のルールとなります。

 例えば困ったちゃんが発生するのは[個人の世界観]でやりたいことが[集団の世界観]に当てはめると“違法行為”になってしまった場合でしょう。
 困ったちゃん視点では自分のやりたいことが“合法”となる[集団の世界観]のグループを探しているわけですが、“合法”と判断できなければその時点でマッチング失敗です。

結論その②
 個人のやりたいこと[個人の世界観]>集団のルール[集団の世界観]>法律や公式ルール[全体の世界観]。となるのが人間の心理。
 なので理想は、個人のやりたいこと=集団のルール≧法律や公式ルールとなっていることである。
 

 ではどうすればそのような理想に持っていけるのか?

 まず前提として、[個人の世界観]は[集合の世界観]より上位の欲求であることを忘れてはなりません。
 [集合の世界観]ばかり優先するとシンプルに“楽しい”という気持ちそのものが減衰します。かといって[個人の世界観]ばかり優先するとまとまりがなくなって、我慢しなければいけない、割りを食う人間がどこかに発生します。

 つまりはグループのルールと個人のやりたい事が噛み合わなければなりません。

 ここでよくある失敗は、グループのルールと噛み合わない個人をリストラしていけば、自然とグループとマッチングした人材だけが残る。なんて考えてしまうことです。

 会社の社長や鯖主の視点だと一見うまく行きます。チームの困ったちゃんを追い出すわけですから。
 ところがこれが大間違い。[集団の世界観]にそぐわない人間をチームから追い出すと、残ったメンバーは[集団の世界観]からはみ出さないよう[個人の世界観]を我慢するようになります。

 心理的安全性を失った大企業がイエスマンばかりになる原因ですね。

 そうなると一番やりたいことである[個人の世界観]を我慢するようになるので、熱意が消えてイノベーション(革新的な進化)も起こらなくなります。
 一番わかりやすいのがジブリ作品でしょう。宮崎駿監督の作風を至上のものとしてスタッフの誰もが[個人の世界観]を我慢するようになった結果、ものの見事にイノベーションは起こらなくなりました。

 TRPGの場合だと当たり障りのないセッションになってシンプルにつまらなくなります。それは嫌ですよね。

 では困ったちゃんがいても受け入れるべきなのか?

 これも違います。デメリットはやはりデメリットです。

 答えは【一度組織を解体して、共通の世界観(目的意識)を持ったメンバーだけで再結成】することです。


結論その③
 ルールに従わせるのではなく、そのルールが好きなメンバーだけで再結成しろ。


 ……と、ここまではKPや鯖主視点でのお話。

 ではPLの『どうやったら自分とマッチングするグループを見つけられるの?』、と言う疑問もあることでしょう。

 結論その④
 数をこなせ。もしくは自分で作れ。

 乱暴なようですが結局これが最適解です。
 色々とその理由も説明出来ますが、まず友達を作るのに理由を考えること自体がそもそもナンセンスなので説明もしません。(あと文字数も足りません。もし友達の作り方がわからない時は、友達を作るプロである“子犬”に学びましょう)


 例外的に『一度心を病んだので友達を作れる気がしません。でもTRPGやりたいです』。という方もいらっしゃることでしょう。

 その意欲はとても素晴らしいです。TRPGをやりたいと思っている段階で心の傷にかさぶたが出来ているかのような治りかけなのです。TRPGはグループセラピーのような効果もあるのでまさにうってつけかもしれません。

 しかしそれは[応急手当]技能のようなものです。しかも誰もが専門家では無いので、初期値の[応急手当]を振ってもらって治してもらうような賭けのような行為です。

結論その⑤
メンタルが弱った時、まずはプロに[医学]と[応急手当]を振ってもらいましょう。その後は数をこなしましょう。セッションはガチャなのでいつかは当たります。


 いかがでしたでしょうか?
 この方法論がTRPG(の運営)に役に立ちそうならば幸いです。役に立ちそうに無いと思われるならばそれはもっと素晴らしいことなので拍手させてください。

 TRPGやる時間なさすぎて方法論をダラダラと書き連ねてしまいました。
 そんな駄文を最後まで読んでくださったあなたに謝辞を。

 ここにいるみんなに良きTRPGライフがあらんことを!
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