温森おかゆ(まんじゅう)さんの日記 「TRPGプレイヤーとしての必須事項」

温森おかゆ(まんじゅう)
温森おかゆ(まんじゅう)日記

2023/12/02 18:07

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😶 TRPGプレイヤーとしての必須事項
 これは良く勘違いをされがちなのだが、TRPGのオンラインセッションをするからには絵が描けないといけないとか、シナリオを作れないといけないとか、GMが上手にできなければいけないとか……そういった強迫観念じみた先入観をボヤく方をたびたび見かけるが、私に言わせてみればそんな法はない。

 ルールブックにも欠片も書いていないことをわざわざ増やす必要はないと思っている。
 正直な話、私だってオンラインセッションをやる上でココフォリア部屋の準備をするときに、前景と背景の画像を切り替えて多少見た目は整えているけれど、それすらメンドクサイ。せいぜいココフォリアのデフォコマが背景と同化しないように多少色のあるバックグラウンドカラーにしているつもりであるだけで、手軽に没入感を増すことができる便利な機能とはいえ、面倒くささが先に立つことはある。このあたり、性格なのであろう。ソロで仮回ししている時なんか背景は固定でやっているくらいである。
 これを苦もなくできる人に関しては感嘆を禁じ得ない……さて。

 TRPGをプレイするうえで、最低限必要なことは大抵、ルールブックにすべて書いてあると言ってよい。
 モノによってはマナーにまで手を広げて説明してくれているものもある。
 今回はせいぜいそう言った枠が大して関係のない幅広い範囲で、TRPGをプレイするにあたってプレイヤーに必要な素質、要素をまとめていこうと思っている。
 ……これをまとめると「これは…職場で必要なスキルだな?」と思わないでもない。なので要するに、いち社会人、あるいは未来のいち社会人として必要なスキルと大体同じであると思っていただいて構わない。

◆レスポンスの速さ
 日程調整、キャラクターシートの確認、セッション中の対話、相談。
 セッション内外で必ず発生する、プレイヤー同士の会話。これにはなるべく迅速に反応できるようにしておくことが望ましい。なにも日常のビジネス関係のメール返信を後回しにして、TRPG関係の相談にこまめに参加できるようにしろとは言わない。ただし、億劫だからと放置して3日4日放置するのはいただけない。

◆礼儀
 まず他者への思いやりの前に立つのが礼儀である。形式的なものであれ、マナーが守れていれば大抵の小さな問題は起こらないものだ。オンラインセッションでは、年齢も住所も名前も顔も分からない相手同士とセッションを行う場合が多い。そこには年功序列といったものは仮にしか存在しない。
 相手がいかに若く見えようとも、礼儀を忘れてはいけない。相手といかに親しくなろうとも、相手を尊重し続けることができれば、思いやりが先に立たずとも、とりあえず小さな地雷をいちいち踏み抜くことは少ないはずだ。

◆おもいやり
 もはや飽きるほどに言い続けるが、TRPGの一番重要かつ一番むずかしい点として、他者への思いやりを持ってプレイすることがあげられる。これはTRPGのルールブックにも、マナーとしてそれぞれシステムごとに違う形で説明されていることもあるが、「自分がされて嫌なことは人にもするな」とか、「相手が嫌がることをするな」といったごくごく基本的な共感力、思いやりがなくては、TRPGは成り立たない。
 相手に負担をかけて当然のような顔をしていては遊び相手もゲームも長くは続かない。実のところ、この要素をクリアできる人間というのはそうそう出会えるものではないため、出会えた場合はその人をいかに大事にするかがキモでもある。

◆シナリオ通りに回すだけでいい
 プレイヤーの突然の突飛な提案をすんなり飲んで、その場でシナリオを調整し、スマートにいなす……そんなゲームマスタースキルは憧れるものだが、できなかったからといって何を困ることがあろうか。

◆シナリオは作れなくてもいい、作ったとしてハイクオリティである必要はない
 よほどマイナーなシステムでもなければ、ある程度のシステムはネット上にいくらでも同人シナリオがあるはずだ。TRPGとはそういうもので、ネットが普及した現代、昔よりも個人の作ったシナリオの共有がやりやすくなっている。
 いち個人が、公式シナリオをやり尽くした末になんとか頭をひねってシナリオを作り出す……そんな時代ではなくなったのである。少し探せばどこかの誰かが書いたハイクオリティなシナリオがネットに投稿されている……それを一つ一つ丁寧に回す。それだけで十分ではないか。
 自分の考えたオリジナルシナリオを作っても良い。ただ、そこで「クオリティが高くなくてはならない」と思っていると筆が止まるか、努力の結果があらぬ方向に向かってしまって逆に不完全燃焼を起こすのでお勧めはしない。

◆絵は描けなくていい
 TRPGはもともと、人と人が道具や筆記用具を持ち寄ってプレイするオフラインセッションの形式から始まったゲームである。小道具として実際の地図や、マメな人はNPCのビジュアルを見せてくることもあるが、大抵オフラインセッションでいちいちA4用紙に印刷したNPCの自作画像、背景画像なんぞを用意してくれる人は少ない。そんなことをしていたらコストも時間も労力もかかる。
 絵が描けるというのは非凡な才能だが、そんなものを持っていないと参加できない高尚な趣味でもない。
 自作画というのは所詮自己満足の範囲であるから、どうせできなくたっていい。世の中にはAI作画やらPicrewやら、いくらでも無料で立ち絵素材を作る方法はあるのだ。
 ……欲を言うとココフォリアの黒いデフォルトコマでは背景に溶け込んでしまうので、最悪白無地にキャラの名前だけ書いてる素材でもはっつけて頂けたら助かる。私はその程度に考えている。
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レスポンス

しょうけい
しょうけい温森おかゆ(まんじゅう)

2023/12/02 22:10

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> 日記:TRPGプレイヤーとしての必須事項
大変勉強になります!内容をいつでも振り返れるようにコメント残させていただきました。
れすぽん
れすぽん温森おかゆ(まんじゅう)

2023/12/02 20:10

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> 日記:TRPGプレイヤーとしての必須事項
小まめに連絡を返してくれる方は本当にありがたいですね~
誘って全然返答なくて、やきもきしている間に流れてしまったり、そう言うのを防げるだけでもありがたいです

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