柏木 カティノ（デッドラインヒーローズ用キャラクターシート）

聖マルグダ女学院に通う高校2年生。
地球育ちだが、カドルトの次元戦士である。

カドルトとはティルトウェイト星系
第5番惑星マカニトの支配種族の自称だ。
彼らの言葉で人間という意味に当たる。

マカニト人は空間に干渉する超能力を
生まれつき備えているが、
戦士の家系の場合はそれが特に強い。

カティノは2歳の時に両親に連れられ
この地球へとやってきた。

母が特殊な病に倒れ、
その治療に地球の環境が適していたためだ。

父ハイヤト・ダイクタは母の療養環境、
つまり地球の平和を守るために
ヒーロー、スターゲートとして戦った。

しかし、治療の甲斐なく母は死んでしまう。

当時カティノは5歳だったが、
父が自暴自棄になりかけていたのを覚えている。

そんな父に転機が訪れる。
地球人の女性と恋に落ちたのだ。
父は再びヒーローとして活躍を始めた。

後に父の恋人、柏木小春は継母となる。
カティノが9歳のときだ。

名前の通り暖かで穏やかな継母に
カティノはよく懐き、
本当の母娘のようになっていった。

カティノ・ダイクタではなく
柏木カティノと名乗っていることからも
仲の良さがうかがえる。

そして、カティノが14歳の時。
つまり3年前に悲劇は起きた。

父が戦いの中で命を落としたのだ。

カティノは復讐心に駆られ力を振るい、
ヴィランを討ち取った。
だが、父が返ってくるわけではない。

以来、復讐の苦さを胸に抱きながらも、
父の愛した地球と継母を護るべく
ヒーローとして戦い続けている。

ヴィランへの憎しみではなく、
力なき人々を救うために。

・次元戦士(イハロン)
　ディメンション・ウォーリア。
　空間を操るマカニト星人の超能力を駆使した
　次元闘法で戦う戦士階級。
　もちろん大母結界の影響を受ける。

・銀河百科事典
　エンサイクロペディア・ギャラクティカ。
　特定宙域の宇宙人が共通で使っている百科事典。
　超能力により脳内で閲覧視聴可能。

・次元跳躍 縮地(マロール)
　ディメンション・ホッパー。
　短距離に限るが自身を転移させる
　イハロンの基本的な戦法。
　大母結界の影響で瞬時とはいかない。

・空間捕獲 顎門(ロカラ)
　ディメンション・テイカー。
　空間そのものを掴み、引き寄せる絶技。
　自分と直に接続していない領域に干渉する技は
　次元闘法の中でもかなり才能を要する。
　大母結界による妨害も激しい。

・限定接続 是空(ロクトフェイト)
　ディメンション・コネクタ。
　一定範囲に宇宙への門を開く奥義。
　大母結界により発動自体が難しい。
　門から溢れ出る真空無重力の宇宙では
　次元闘法の本領が発揮できるだろう。

・空間捕獲 咬魂(ツザリク)
　ディメンション・バイター。
　ディメンション・テイカーの応用技。
　捕えた空間を圧縮して内部を圧潰させる。
　絶技の更に上に位置する滅技であり、
　大母結界の影響下にある
　カティノの技量では一瞬が限界。

・次元断裂 裂雷(ジルワン)
　ディメンション・リッパー。
　自分の周囲の空間を引き千切ることで
　小規模な時空乱流を引き起こす絶技。
　本来は災害クラスの破壊をもたらすが、
　大母結界により大幅に威力が減衰している。