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2018/07/31 04:09
😶 公式設定がブレブレだと CD&Dクイーンズ・ハーベスト第2部のオンセ終了。 PLさん方が探索エリアを割り切りつつ要所を抑える判断が冴えて、約3時間半でMAP2枚を攻略して御宝を収穫。 クリア後のダンジョン本体も報酬にしたので、次は念入りに掃討? というか報酬に関しては現地調達分だけが記述されてて、 偉そうに出てくるNPC領主が何を報酬に払うか書いてないんだよねこれ…。 英雄がミッションに成功した日を祝日にするとか、祝賀会開くとか。 そういうのPCのレベルアップとかに全く関係ない! なので城をプレゼントとかは全て俺のアドリブ。 そして英語版の方は世界観説明をしてあるサプリのGAZ買ってねって広告でオシマイになるんだけど、 そのGAZ1でカラメイコス大公国の資料を読むと、公式設定がブレブレだとバレバレになるんだよなー。 B12モジュール「クイーンズ・ハーベスト」パート1の依頼主がPTに回収してもらったアイテムでデズモンド・ケルビン2世男爵の娘に求婚するって書いてあるんだけど、 GAZ1側にはデズモンド・ケルビン2世男爵は大公の娘に求婚してて、政略を考えてる設定とあるんですわ。 なのに娘がいるって事は結婚歴あるってことだよね? 奥さんと離婚したとか、死別したとか一切書いてないけど、そういう事なの? そしてAD&D資料に歴史的には続くんだけど、そっちだと娘の存在自体が消失しちゃってるんだけど…。 このB12がCD&D赤箱モジュールの最終作でアメリカ本土の側でなくUK側が書いてる。 インチキ実験でケンブリッジや学界を追われたオカルテイストのCarl Sargentが作者なんだけど お前、GAZ1をちゃんと読んでねえだろ! それどころかCarl Sargentが編集つとめてるPC2 Top BAlistaだと「Baron Stefan Karameikos」とまで書いてあって、 お前、カラメイコス「大公国」なのを知らないとか、青箱ですら遊んだことねえだろ!って感じ。 この後、クロスメディア展開をしようとしたThe Penhaligon Trilogy(邦訳版は竜剣物語)の設定もボロボロらしいし。 竜剣物語の作者はD.J. Heinrich https://www.goodreads.com/author/show/479429.D_J_Heinrich マンガ実写版の出来が散々で駄作量産する為に製作費使ってんのか?って状態と同じで、 原作を知らないし敬意もない奴が仕事として引き受けて、それで金稼ごうとか、絶対にやめさせろと。 俺は文庫版が出た段では電撃文庫のCD&D関連をPLとして遊びはしたものの買いあさらなかったのは新和版を既に持ってた事もあったけど、既に他のTRPGが大量に出てきてる中だったので、他の作品に小遣い使ってたってのもあるが。 そもそもD&DってのはDMがそれぞれ自分のキャンペーンワールドを持っている位でアタリマエだった。 CD&Dも青箱以前は公式世界観設定はユルユル。 でもGAZを出して設定を色々公式がやりだしで、おかげで窮屈な思いをするDMも増えてきた。 しかも、その設定がザルで穴だらけなのは、空想の余地を残す的な意図したものでなくて、 公式設定考えている連中が連携もとれておらず矛盾だらけのデタラメな上に、他の作家の設定には敬意を払わずに、俺が俺がで滅茶苦茶にした面が多く、GAZを経由してAD&Dへといういう誘導も空しくCD&Dは投げやりな作家モドキどもに荒らされる一途をたどる。 まあどんな商用シリーズ作品てのも酷いから末期を迎えるし、末期になれば酷さが増す。 日本で新和がCD&Dを発売した1985年の翌年1986年10月には、TRPGの父の一人であるガイギャックスはTSR社を追い出されていたわけだし。 TRPGのソースブックはあくまで参考資料で卓のGMが弄っても卓内キャンペーンワールドなら、逆にPCの行動によってもどうとでも変わるものだと俺はおもうんだけど、 公式側がデタラメ極まりない事をやって、そんな品質の低いものを金をとって売りつけるとかやってれば、そりゃあ衰退もするし、企業も潰れるわなーと。 個人的に後期作品って本来はこなれてる所があっていい筈なのに、シナリオやデータ記法も禄に統一されてないし、 黎明期のは試行錯誤しながらも、遊んでいる側が驚いたり感心したりするようなアイデイアが初期作品の方が多い気がするんだよね。 邦訳文庫版の方は説明用の図表とか、敵やお宝の一覧を末尾につけてページ稼いだりしてたりもしてるんだけど、 多分に新和時代のB2やB3をやってたDMと違って、文庫版から始めて、初めて手に取る公式シナリオがB10以降だった世代の人たちは大変だったろうなあと今更ながら。 私の後輩たちは赤箱が既に中古以外では手に入らなかったので、そういう点ではルルブ側は重宝してた様子だけど、 シナリオについては私がDMを数年かやって回していた新和モジュールキャンペーンの方が好評だった。 文庫販は本来の英文モジュールには含まれていないGAZ1の内容をほぼ書籍の半分のボリュームを使ってバラバラにねじ込んでいるんだけど、この構成もミスタラが好きな俺でも流石に首を傾げた。 シナリオで世界観を語る事はPCの知る知識=PL知識的にスムーズなので、むしろ良い事だと個人的には思うのだが、 クロスメディアでリプレイだのオリジナル小説を出したかった事情なのか、ワールドガイド単品だと売れ行きがみたいな考えだったのかどうかは知らないが、シナリオ末尾にワールドガイドを、しかも分割してバラバラに記載するって構成は、ハッキリと言ってしまうと、参照しづらすぎて「酷い」と思う。 そして、その設定内容に矛盾があって(文庫版はなんとか整合性を持たせようと苦労しているであろう改変箇所も読み取れるのだが)、 そのデタラメ公式設定を作った連中の尻拭いを金を払って買ったDM側が負担として負うってのはあり得ない。 でも、もう結構にキャンペーンとして長い距離を走ってしまってるから、 もうDMやPCの世界になってるので、このまま突っ走る。 あと自分が世界設定資料を買わなかったのはPLとしてネタバレをつまんないと思ったのと、 (PLとして一通り遊んだ後に楽しいシナリオだけDM提供していたかったし。) CD&Dで俺のPCは「世界征服」を狙っていたので、NPCの名前が大量に掲載されてても、 偉ぶった領主NPCなんてのは倒して身ぐるみはぎとって経験値に替えるモンスターとあんまり変わらない価値しか俺にとってはなかったんだよねW どうせ倒すか軍門に下すだけって扱いでW
2018/07/31 19:48
> 日記:公式設定がブレブレだと 楽しんでる裏ではそんなバラバラのパズルを組み立ててるような状況になってたのか・・・毎回お疲れ様です。 城のほうはシナリオフックとしても使えるでしょうし、重い&大きいものを保管しておける場所があるっていうだけでも (貰った側としては)有用だと思ってます。
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2018/07/31 04:09
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