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💀 TRPGを再びプレイする、その前の自分へ 筆者は既に寝付いている。ねないこだれだ。 と言う受けもしないシャレを何事なく己の字に素通りさせ、今日から仕事の夜勤に備えて無理矢理生活サイクルを夜型に戻している最中だ。 本来はTwitterで暗いツイートをしながら一人ごちる内容ではある。しかし今回は日記に書こう。 と、まぁたカッコつけた変な話を皮切りにするわけですよ、ヤケ酒が入っているだけに。 この先は本当にめんどくさい一人のアラサー(※アラウンド サーティ、約25~34歳の世代を示す略語。)の言葉なので、読んでも筆者の性根が腐った心境しか分からないのは必至だ。 それでも他人の日記を読むのであれば、何より筆者自身の為に本題へ移ろう。 -※- まず、日記を書いて寝落ちをする前に結論から述べてセーブをしよう。 親しき中にも礼儀あり。 礼儀を欠いてしまうからこそ、セッションを行おうと囲む卓は解散してしまうのだ。 ネットの海でぽっと出で見知った方々が相手ならば、尚更である。最低限、挨拶と連絡ぐらいはしよう。 後ね、人のやってみたい事は見守ってみよう。出来た後にどんなイメージで作ったのかを聞いて、余裕があれば『アドバイス程度』にビルドをサポートしてみよう。 -〇- パスファインダーTRPG、と言う超大作が今年日本にコアルールブックが発売されるそうだ。 内容は実に600ページにも渡る大ボリュームとなる。 discordでその情報を提供したある方が、筆者とフレンドのシャコさんを含めた幾数名を誘ってきた。 「パスファインダーTRPG、やりませんか。」 筆者の主観で言うならば、少し強引ではあった。だが同時に挑戦心を掻き立てられた。 ダンジョン&ドラゴンズ、伝説のTRPGの後を継ぐ海を越えた超大作は、一度TRPGを体験した筆者にとっては確かに気になる。 アリアンロッド2Eが忙しいですが、その合間で良ければ、と。 確かに返事を返したし、意欲は欠いているが参加表明を出した。 しかし、肝心のコアルールブックは今現在発売されていない。 GMとなる方より、指定されたWikiとポイント割り振りのWebページを紹介されてキャラクタービルドを行う事となった。 PCを作成するにはこのサイトも参照してくれと、手引き代わりにPCを作る一例が載せられた誰か見知らぬプレイヤーのブログも参照する事となった。 有志の方が日本訳を行ったそのページには、本当に数多くの項目が紹介されていたそれを見ながら、不安半分で筆者はPCを作成する。 後回しにしていただけあって、パーティメンバーの大体の構成は固まっていた。 他のPCの話をすると長くなるのでここでは割愛する。 きっとセッションが上手く行けば、どこかでリプレイか似た何かがネットの隅に上がるのではないだろうか。 結果筆者に残っていたのは後衛の枠。 空いた枠でいいです。とは言う内心、古い言葉で言う『マジックユーザー』を担う事となった。 主要な人物は概ね揃っていたので、それを支える仲間役。 GMが言うには「ウィザード」がオススメだと言う話であったのでウィザードを選択。 -💀- さぁここからが大変だ。 何せこのWiki、そしてパスファインダーTRPGにはキャラクター作成の手引きが一切ない。 「日本語版のルールブックが発売されてないのに卓をやるのか?!」 と、一昔前からコールオブクトゥルフなるメジャー作品のTRPGでも話題になっている事を揚々とやろうとするのだ。量も多い、筆者はアリアンロッド2Eに掛ける時間の比重が長い為、一夜漬けをした頭で無謀にも挑戦した結果知恵熱が出て仕事の休日を費やしてしまった。 そこまでしてやる必要があるのだろうか? 筆者に一つの疑問が生まれる。 キャラクター作成の順序さえ分からないのだ。 GMに聞けば分かる事だが、「あぁではない。こうではない。」 不明点を尋ねてわがまま勝手な話ではあるのだが、 うるさい。 まずは順序立った物を好きにやってみる。別のシステムで言えばソードワールド2.0や、アリアンロッド2Eのルールブックにはしっかりと記述がある為勝手にやれる。 その上で、こんなPCを作ってみたとキャラクターシートを開示し、細かな修正点を他のPLやGMと示し合せて直していく。 それが無い。『今まで通りに上手く事が行かない』事が、筆者にはとてもとてもストレスに感じる。 「どんなウィザードになりたいんですか?」 と、開始時にGMより尋ねられた言葉だ。 筆者の経験上、後衛職と言えば戦闘外を円滑に進める為の存在。街を舞台に相手取ったシナリオたる『シティアドベンチャー』では情報収集の要。ダンジョンを相手取った『ダンジョンハック』では罠解除やエリア警戒の要。 今回はウィザードという事で、そう言った戦闘外を円滑に進める役割を重視しようと思った。 ≪交渉≫。≪はったり≫。そして≪知識≫。 いわば策士や参謀役と言った役割を担うPCを作りたいと、おぼろげなイメージが浮かぶ。 聞くにウィザードとは多くの呪文を行使できるが、一日の使用回数に制限がある。 その為に呪文書を毎日起きたら読む必要があるらしい。 そうか、それは分かった。 そして、ウィザードには多くの呪文から専用秘術なる『得意な』系統(呪文の種類)を選択できる。 専門秘術を選択すると、対立秘術と言う『苦手な』系統を2つ選択する。 対立した系統を行使にするにはペナルティ修正が入るが、それを有り余って専門秘術にはボーナス特性と呪文の追加効果が期待出来る。 なるほど、これはビルドのし甲斐があるとくせ者好きの筆者は睨んだ。 ※1「オススメしません、総合術士※2を選んで下さい。」 ※1原文:『心術は、ゆらぎが激しいけど効果的ではないとはいわないから、止めはするけど(何せいくつかの魔法が苦手になる)強くは止めない』 ※2:専門、対立秘術を選ばないウィザード。特化もしないが数多くある呪文を満遍なく選択し、ペナルティ修正無しに扱える。 本来はGMはテキスト上と、わざわざVCでも言いに来た。筆者の分は他PCの次いでだったんだろうが。 キャラクターを作るにあたって、筆者のこれから作るPCのイメージ像に大きく金槌を撃たれた様な錯覚が起きる。 ありていに言ってしまえばキレそうになった。もう一言二言あったら吼えてただろう。 シャコさんのなだめが入ったなぁなぁ言葉でその場は何とかなったが、かろうじて保っていた興味が排水溝に流れる様な感覚で引いたのだ。 更に筆者の癪に障ったのが以下となる。 テキストであれこれとアドバイスを言っていたGMは、当時VC上で喋りながらPCを作成したりサポートしていたPLに対して、 『挨拶もなく急に入って来ては一方的に話して立ち去って行った』のだ。 「さて、」じゃねえよ。 挨拶しろよ、『初めまして、GMです。』とか、『こんばんわ。』とかせめて言えよ。 一方的に知識ひけらかしてんじゃねえぞ。 人のプレイヤーキャラクター否定してんじゃねえぞ。 無言で帰んなや。 -👿- キャラクターはほぼ出来上がる手前まで行きましたが、多分筆者は近々辞退表明を出します。 『TRPGとは、参加者同士がコミュニケーションをとって物語を作り上げる遊びである。』 アリアンロッド2Eの改訂版R1 14ページの冒頭でも書いてます。 最低限のコミュニケーションも取れないGMに誰が付いていきましょうか。誰が貴重な休日や空き時間を割きましょうか。 ソーシャルゲームやアリアンロッド2Eを初めのTRPG、こっそりやってる書きかけの小説投稿サイト。etc... その時間を潰して、『興味があるから』の一点で進めてきました。が、こうまで礼儀を欠かれると興味も失せます。 所詮はオッサンが一人キレてるだけです。何も説明せず補充要員さえ確保すれば問題ないのでしょう。 筆者はアリアンロッド2E、ソードワールド2.0でGMを何度か経験しています。上記のGMの様に礼儀も欠いた事もあります。 だからこそ、次こそは全員が楽しめる様にと最上の勝利条件へと向かってセッションを次、また次と立てています。 参加して頂いて、PCを作って背景を作って待ってる人の期待を素人なりに応えるべく裏で四苦八苦してます。 本来ならパスファインダーTRPGを誘ってくださったGMにも親身にそうある様にアドバイスをするのが善人だと思う人もいるんでしょう。 そんな時間、これ以上ねぇよ。 -☽- 上弦の月が、もう1時間ちょっともすれば朝に溶ける様です。夏なんですね、朝が早ぇ。 やり場のないフラストレーションを、こうして日記に書けたので 筆者はひとまず寝ます。お休みなさいませ。 起きたら夜勤までセッションのハンドアウトを書こう・・・・。
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