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2025/04/20 22:16
😍 🌸「千年桜と百年の恋」舞台裏日記 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)おっはるか〜♪ はるるんだよ〜ん! 桜が満開だった4/6(日)、そして咲き終わっていたけどコミュの8周年記念にあわせた4/19(土)。 そんな春の狭間に開催したのが、TRPGシナリオ《千年桜と百年の恋》。 自称、“はるるん史上 最強に純情(ピュア)で綺麗なシナリオ”。 今日はその舞台裏を、ちょっとだけお話しするね。 ◆このシナリオの誕生秘話 きっかけは、「なんか春っぽいシナリオ作りたいな~」という、いつものノリから。 そこから「春=桜」→「桜=花咲かじいさん」と連想が進み…… 「よし、あの“灰をまいたら桜が咲く”名シーンをTRPGでやってみよう!」って思ったんだ。 愛犬の灰じゃスケールがちょっと小さいな? ――よし、竜にしちゃおう!っていう軽い気持ちで作り始めたこのシナリオ… まさか、こんなドラマが生まれるなんてね…… この時点の僕は、まだ何も知らなかったのです(ナレ風)。 ◆“日本昔話”なエッセンスを詰め込んで 構成は意図的に、どこか懐かしい「日本昔話」や「時代劇」の空気を漂わせてます。 ・団子屋でおばあさんとの世間話(→水戸黄門の第1話感) ・いじわるばあさん(メリばぁ)登場 ・山で柴刈り、川で洗濯(→お約束) ・祠の封印が破られ、妖怪騒動へ(→ゲゲゲの鬼太郎) 前半で心をほぐして、後半で情を揺さぶる。 王道だけど、それがいいのよね♪ ◆NPCたちの“心の動機”で動く物語 今回は「お金」より「気持ち」で動いてもらいたくて。 だからNPCたちには、しっかり“心の理由”を用意しました。 ●ニーナ(村長の孫娘) 最初は「わがまま娘?」と思わせといて、じつは…… 「おばあちゃん、自分は竜桜の衣装を着られなかったこと、すごく悔しがってて…… だから私、おばあちゃんの代わりに、この織機で“竜桜の衣装”を作りたいんです」 このセリフが出た瞬間、PLたちの目が変わったのを感じた(笑) あの瞬間が、今回の仕掛けの中でも一番気持ちよかったかも。 ●いじわるばあさん・メリばぁ 「厠なら草むらで足せばよいでな」 「嫌なら帰ればよい。儂は構わんよ」 最初はトゲトゲした態度で出てくるけど…… でもお願いしてくるのは「洗濯」や「薪割り」など、どこかのどかで素朴なことばかり。 そのギャップが、メリばぁの内にある優しさを引き立ててくれるんだ。 そして魔域の中で語られる、若き日の「メリレイア」の姿―― 竜との絆の回想は、僕の十八番。ちょっと泣かせにいってます♡ ◆2回目で追加された“あのシーン” 初回には登場しなかったんだけど、2回目のセッションでは… ニーナ:「……似合いますか?」 「おばあちゃん……見てくれてるよね……?」 このシーン、実はChatGPTとの相談で生まれたんだよね。 僕は最初「メリばぁのエピローグが霞むからなくてもいいかな」と思ってたんだけど―― やってよかった。ほんとによかった。 演じながらちょっと涙ぐんじゃったのは内緒です。 ◆そして…本当にやりたかったシーン メリばぁ:「……百年ぶりじゃ。もう、あいつの姿は思い出せないけど…… この桜は、一生忘れないよ。……咲かせてくれて、ありがとよ」 夜風に舞う花びらが、まるで誰かの返事のように、静かに彼女の肩に落ちた ここに、全ての想いを込めました。 「姿は忘れても、桜は覚えている」 それは300年を生きた彼女だからこそ言える、静かな重み。 竜の返事は言葉じゃなく、花びらで―― “語らないことで語る”、そんな結びにしたかったんです。 ◆プレイヤーからの感想が、宝物 「良き物語をありがとう」 「心が洗われるようでした」 「竜の回想が胸に沁みました」 もちろん、楽しんでもらえるのが一番だけど、 今回のシナリオに限っては、“物語そのもの”が愛されたことが、僕にとって本当に嬉しかったんだ。 最後まで読んでくれて、ありがとう。 この春の物語が、あなたの心にもひとひら、残っていますように。 それじゃ、またいつか――ね。
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2025/04/20 22:16
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