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2025/05/09 10:31
😆 【SW2.5】🌲GM日誌:クレメリアCP番外編『焚火』 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)――物語の“間”に灯る、小さな炎と大きな心 ● セッション概要 半年間にわたって続いたキャンペーン『クレメリアCP』。 その物語の一区切りを経て、番外編として実施されたのがこの『焚火』です。 今回はハリィさんからバトンを受けて、僕(アリアPL)が初めてGMを担当。 アリアはそのままプレイヤーキャラとして参加しつつ、セッションの進行も兼任しました。 パーティはアリア、フランネ、レプティア、カイラスというおなじみの4人に、元ギルド職員だったNPC「ル・ララ」がPCとして加わり、5人のパーティが再集結。 次なる舞台・ヨシノ村を目指す、小さな物語が幕を開けました。 ● シナリオの目的 「大事件」は起きない。 その代わりに、再会した仲間たちが“今の自分たち”を見つめなおし、関係性をあらためて確かめ合えるような旅にしたかった。 だからこそ、タイトルは『焚火』。 焚火の灯りに照らされて語られるのは──過去、現在、そしてこれからのこと。 このセッションは、“冒険の余白”を大切にする、「心のメンテナンス」のようなエピソードでした。 🔥 焚火シーン:心に火を灯す語らいの場 今回のセッション最大の見どころは、やはり“焚火の語り合い”。 ・アリア:冒険者への憧れと、仲間への感謝。 ・レプティア:救った少年の笑顔という、光であり影でもある記憶。 ・フランネ:旅と出会いの奇跡を、明るくも胸を打つ語りで。 ・ル・ララ:過去を語らずとも、「今が大切」と言い切る潔さと包容力。 ・カイラス:一本のメガネを軸に、自身の変遷と“ここにいる意味”を語る構成美。 誰の言葉も、これまでの旅の時間をにじませていた。 そして最後にアリアが言った「また大切なものができちゃったな…」という一言が、すべてを包みこんでくれた。 このシーンは、「事件」ではなく「絆」が主役。 TRPGだからこそできる、“語り合うだけで深まる物語”の価値を、改めて実感させてくれる時間になりました。 🧺 印象深いシーンたち ● 洗濯物を干すル・ララ PLの「リアル洗濯」を、「風の妖精が干してくれた」に変換する柔軟なRP展開。 パーティ全体が即座に乗ってくれたことで、“暮らしの延長にある冒険”という空気が見事に生まれた。 ● 猪暴走!ティアの見事な射撃 「ライダー技能ないティアがライダー判定を要求される」即興のズレを、 シューター技能に差し替えてその場で処理。 結果としてA5級特産ウインナーを獲得。グダグダ感込みで、なんともTRPGらしい味わいに。 ● バブリー戦闘&グレネードランチャー 本来は撃てないはずのフランネが、「これ一回やってみたかったんだよね!」と魔晶石を10点パリーン! 豪快に放ったグレネードランチャーが戦場を彩る。 ル・ララ曰く「バブル時代を思い出すわ」。 もはやパーティ名「バブリーズ」待ったなし。 ● カイラス先生、伝説の1ゾロ 腕輪を割って弱点突破 → フォースで見事に命中 → からの1ゾロ炸裂で1000Gが霧散。 「先生らしい!」という仲間たちの笑いとフォローが、最高に温かくて好きな場面。 ● 王道のフィニッシュ:5人の“信頼”がつないだ一撃 戦闘の終盤──仲間たちの連携が一つに重なり、ついにララの魔法が敵に止めを刺す。 1.アリアの《パラライズミスト》+《全力攻撃》で敵の回避を下げ、先陣を切る。 2.続くフランネが魔剣を投擲。 3.レプティアのクリティカル・バレットが敵を追い詰め、 4.カイラスの魔法も命中し、HPをあとわずかに削る。 5.そして最後──ル・ララの《ファイアボルト》が炸裂。 「では、私は……ファイアボルトを!!」 ➤ 突破 → ダメージ → 撃破! 追加戦士が止めを刺すという、王道かつ熱い展開。 しかもこの場面には、アリアの「それじゃ…僕が切り開く!」から始まり、「あとは任せたよ!」で仲間に託す、まさに“主人公ムーブ”が添えられていた。 自画自賛だけど──こういうの、やっぱり好きなんだ。 ひとりじゃ勝てなくても、みんなとなら届く。 それが『焚火』という旅の、最高のフィナーレだった。 🌸 総評:これは“番外編”じゃない、“もうひとつの本編”だ 激闘がなくても、大切なことは語れる。 “焚火”というモチーフに込めた思いが、そのまま伝わってきたセッションでした。 ・一人ひとりが、キャラらしさをそのまま表現していたこと ・新PC・ル・ララがしっかり物語に馴染み、存在感を放ったこと ・アリア(GM兼任)が、自然に“仲間の1人”として場を支えられたこと すべてがうまく噛み合って、本当に、しみじみと嬉しい時間になりました。 🌸 次回予告 『千年桜と百年の恋』 幻の竜桜と、百年前の“春の約束”。 この旅の続きは、心の物語が咲き誇る抒情詩へ。 仲間たちは春を抱いて、もう一度──旅に出る。
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2025/05/09 10:31
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