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2025/05/13 11:15
😍 【セッション日記】“勝利の女神”トゥーリと愉快な仲間たち✨ (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)――黄金の祝杯亭・第7話/仲良しCP第二陣より 2025年5月10日(土)、「黄金の祝杯亭」第7話にルミナで参加してきました! 今回のテーマはズバリ――“戦場に咲く女神”と“ファミリーの絆”! 舞台は蛮族との決戦前夜。敵の野営地をぶち抜くか、忍び込むか、それとも……踊るのか!? --- ◆ロールで進め、物語の鍵は“空気作り”! 前話の大手柄のおかげで、今回は“作戦の選択権”が与えられていた。 指揮官の語り口も、なかなかに熱かった。 > 「君たちは第一部隊にふさわしい。敵の本丸をたたく主力部隊だ。 危険もあるが、最も“花形”だ」 うん、最も花形(=死亡フラグ)ってやつね? わかる。 提示された選択肢は以下の3つ: 1. スナイパーを排除してから詩編を使用し、ラスボスへ突入(消耗少なめ) 2. 隠密でラスボス直行、途中カットで天幕チョッキン(やや無茶) 3. 初手から詩編を使用して正面突破(雑な勇気コース) 冷静に考えれば、1か2が順当。 でも――冒険者レベル7になれるのは、ルート3だけ。 ……僕、レベル7になりたかったんだよね(笑)。 けれど、うちの子たちはみんなちゃんとしてる。 特にトゥーリは理性的で慎重な子。 無策に突っ込むルート3には、当然ながら警戒していた。 > 「普通にやると2かなぁという気持ち。でもどうしても3に行きたいなら、全員が同意するような“空気”をロールで作ってみてほしい」 「3の問題点は、さすがに無策感がすごくて不自然なとこ」 じゃあ、どうするか? 選ばせる“空気”をつくるしかない。 それが、姉としてできること。 そして、プレイヤーとしての覚悟。 だから――言ったの。 > 「トゥーリ…いまこそ…この部隊の神になりなさい!」 「戦場にはね…勝利の女神が必要なの…」 僕の中でふと浮かんだのは、ドラクロワの『民衆を率いる自由の女神』。 あるいは、かつて貧民街CPでギルマス・カナエが演説した、あの最終決戦の記憶。 > 「これはもう、私たちだけの戦いじゃない」 「この部隊全体が、ファミリーよ」 物語を動かす瞬間って、ロールプレイから生まれる。 他人を動かすんじゃない。“共鳴”と“説得”と、空気の流れをつくってこそ、シーンは真に動き出す。 僕は託した。「ここから先は、あなたがこの舞台の主役よ」って。 本人が「女神なんて無理だよ」って戸惑っていても、その背中を押すのが姉の仕事。 そして――舞台の上に立った彼女は、本当に“勝利の女神”になった。 --- ◆“守りの詩編”と、詩う少女の覚悟 「守りの詩編」。 それはただの範囲バフアイテムじゃない。 使用者の位置が敵に晒され、蛮族やアンデッドに最優先で狙われるという代償がある。 つまりこのアイテムは、「自分が囮になる」と宣言するようなもの。 そしてその役目を担うことになったのが、トゥーリだった。 戦場で、高台に立ち、詩を読み上げる。 ただでさえシャイな彼女が、“女神”呼ばわりされて、しかも全軍の前でスピーチ。 そりゃ、混乱もするし、動揺もする。 でも――逃げなかった。 震えながらでも、前を向いた。 > 「私には、お母さんがいます。友達もいます。お姉ちゃんもいます。 私は……みんなを守りたいんです!!」 このセリフ、正直、胸に刺さった。 勝利のための演説じゃない。守りたい人がいるからこその叫び。 自己犠牲でも、ヒロイズムでもなく、純粋な決意。 彼女の声に呼応するように、兵士たちの士気が爆発的に上がる。 剣の恩寵が発動し、戦場全体に熱が走った。 でも、いちばんすごかったのは、あの場にいた全員が“本気”になったことだったと思う。 彼女の手を握ったのは、ルミナ。 その周りには、仲間たち――クリフ、エリアデール、指揮官、兵士たち…… この戦場にいる全員の気持ちが、ひとつになった瞬間だった。 TRPGって、こういうドラマが自然発生するからやめられない。 ただのアイテムだった“詩編”が、戦場を繋ぐ希望の光になる。 それをリアルタイムで共有できるのが、この遊びの奇跡だと思う。 --- ◆次回、いよいよ最終決戦へ! このあとに戦闘が行われたけれど、今回の主役はもう間違いなく―― “勝利の女神”トゥーリ。 そして、その物語を引き出した姉・ルミナ。 姉妹の絆と、チームの空気がひとつになって動いた、最高のセッションでした! 次回は、いよいよ敵将との最終決戦。 斬り返しⅡを覚えたルミナの活躍にも、乞うご期待!
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2025/05/13 11:15
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