イサエギンさんの過去のタイムライン
2021年12月
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2021/12/28 16:10 [web全体で公開] |
😊 【エクシルディア】異形化の真相を調査せよ:後編【セッション日記】 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)前編の続きです。 *異形のデュラハン* ふと、廊下の向こうからやって来る異形に気付きます。敵は全て前列、デュラハン3体とマンティコア1体です。次々現れる珍しい悪夢を前に興奮を隠せないニアル卿はさておき、これも厄介な相手でした。マンティコアは素早く身を隠すと探索班の背後に忍び寄り、背面攻撃を狙います。そして、デュラハン達は魔法で探索班らに呪いをかけ、一気に理性点を奪いました。理性点は悪夢の変身中に維持コストとして払わなければならないリソースで、これが減少すると強力な変身を解除せざるを得なくなります。もし無理に変身し続けようとすれば、今度はPC達が異形化・ロストしてしまうでしょう。何としても素早く終わらせなければなりませんが、このデュラハン達は回避移動の技能を持っているため、白兵攻撃からある程度逃げ回ることができます。PCが前列に集中した今回の白兵型パーティーからすると、かなり不利な状況でした。 しかし、探索班の後列にはニアル卿がいます。回避移動は魔法による射撃攻撃を防ぐことができないため、ニアル卿は貴重な悪夢が失われることを惜しみつつも、全力でデュラハン達を潰しにかかりました。また、回避移動はラウンドに1度しか使用できないなどいくつかの制限がかけられているため、その隙を突いて他のPC達も何とか攻撃を加えます。特にリザードマンへ変身したコジロウは活躍し、理性点を大きく失いつつも打刀の4回攻撃を浴びせました。マンティコアが背面攻撃に移る前に前列を倒し切ると、隊列崩壊でマンティコアも元の前列へと戻され、その勢いのまま最後は集中攻撃で勝利します。結果的には間に合ったものの、かなり際どい勝負でした。探索班は予めペーネロペーの料理を食べて理性点を補強していましたが、それがなければもっと悪い結果になっていたでしょう。 「変態だ…」 *クライマックス* 戦闘を終えると、探索班は一度休憩に入ります。流石に消耗が激しかったようです。ペーネロペーが作ってきた菓子を皆で食べ、リトはリュートを奏でます。任務の最中ではありますが、ニアル卿も特に反対はしませんでした。これは貴重な癒しの時間になります。 探索を再会すると、廊下の途中に青白い光の壁のようなものが現れ、行く手を遮っています。ニアル卿曰く、これは2人以上の実力ある魔法使いによって構築された「魔法陣」で、解除しなければ通れないということでした。この魔法陣自体は少し時間をかければ何とか処理できたのですが、リトは警戒を強めます。魔法陣がここにあるということは、2人以上の生存者、しかも魔法使いがいることが確定しているとも言えるのです。もちろん生存者は救出すべきですが、何か嫌な予感がしていたリトは、ハーピーに変身した状態で先へ進もうとします。これを見たペーネロペーもレイスに、ゲネラトスもデーモンにそれぞれ変身しました。 部屋の中には、館の主ルペルト卿とその助手達がいます。ニアル卿は彼らに対し、ここで何が起きているのかを問いただします。結論としては、ルペルト卿は意図的に被験者達を異形化させ、その異形達を安全な場所から観察することによって自身の研究を進めていました。彼は変身した人間が異形化するという現象そのものの不自然さを説明した上で、そこに何らかの深い意味がある可能性が高いと結論付け、それを調べるために事件を起こしたのです。そのために被験者達を生贄にした挙句、無関係な民間人を巻き込んでいることをニアル卿は非難しますが、ルペルト卿は耳を貸しません。あまりに身勝手なルペルト卿に対し、コジロウも不快感を露わにします。 しかし、探索班の後方の廊下から数体の異形が迫ってくるのが見えます。ニアル卿は1人で部屋の外へ出るとアラクネーに変身し、蜘蛛の巣の魔法で出入口を封鎖しました。彼はこの異形どもを全て引き受けて、ルペルト卿をPC達に任せるつもりです。護衛対象が勝手に離れてしまいましたが、今はこれしかありません。探索班は目の前の相手に集中します。 「気に入らないでござるな」 *ルペルト卿* こうして戦いは始まりましたが、ニアル卿という貴重な魔法使いがシーンに登場できなかったため、探索班は魔法や悪夢の知識による支援を一切受けられません。しかも部屋は狭く、とてもリトのハーピーが飛べるような状況ではありませんでした。敵は槌を持つ男が前列に2人、後列にローブを着た男が1人、そしてルペルト卿です。相手の戦術自体はオーソドックスなもので、耐久点の高い前列と射撃攻撃を行う後列、といった編成でした。 ここで、この部屋に窓があることに気付いたリトが機転を効かせます。彼は窓を体当たりで思い切り打ち破り、外へと飛び出したのです。その後も屋外を飛び回りながら、窓から見える敵に向けて突撃し、また屋外へ戻るというヒット&アウェイで器用に立ち回りました。流石に攻撃の精度は落ちますが、ハーピーが飛べないよりはずっとましです。ペーネロペーとコジロウも普段通りに前列としての役割を果たし、ゲネラトスは背面移動でルペルト卿達を直接狙います。 一方、ルペルト卿はアラクネーの悪夢に変身して魔法攻撃を仕掛けてきました。彼の放った猛毒の刃はゲネラトスに直撃し、甚大な被害を与えます。耐久点・理性点ともに彼は限界を迎え、ロスト手前、あるいは異形化手前と言ったところまで追い込まれました。それでもゲネラトス自身は一歩も引かずに猛攻を続け、ようやくルペルト卿が倒れます。他の3人の攻撃も間に合い、どうにか最悪の事態は避けることができました。探索班の勝利です。 「 ”屋外” なら飛べるよね?」 全体としてリソースの消耗が大きく、あまり余裕のないシナリオだったと思います。 ペーネロペーの料理の恩恵が大きかったり、リトの作った刀が強力だったりと、支援型PC達が大活躍です。 ニアル卿がかなり濃い人物だったので、会話の方も楽しくできました。 こんな感じで同人システムのオープンキャンペーンをやってます。 一緒に遊んでくれる新規プレイヤーさんを募集中です、途中参加でもよろしければ是非! http://isaegin.com/%e3%82%a4%e3%82%b5%e3%82%a8%e3%82%ae%e3%83%b3%e5%8d%93/ 今年のイサエギン卓は今回でセッション納めになります。 来年もよろしくお願いします。よいお年を!
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2021/12/27 12:44 [web全体で公開] |
😆 【エクシルディア】異形化の真相を調査せよ:前編【セッション日記】 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)イサエギン卓にて開催中の『エクシルディア』オープンキャンペーン、第7話のシナリオは「異形化の真相を調査せよ」。 領内の研究施設にて突如複数体の異形による被害が発生、原因の調査に向かうニアル卿を護衛します。 PCは新エクシルディアからペーネロペー(料理人/レイス)、コジロウ(武者/リザードマン)、リト(銃職人/ハーピー)、ゲネラトス(盗賊/デーモン)の4人が参加しました。 第4話でレイヴン・フォン・アストラスマスター=サウザンドマジックとヒルダが探索班を裏切って脱走したため、パーティーに新たなPCが加入しています。 *ニアル卿* 探索班はベースキャンプで護衛対象のニアル卿と合流します。彼はそれなり以上に有名な大魔術師であり、また発見された悪夢のほとんどを命名している悪夢研究の第一人者です。同時に、悪夢のこととなると目を輝かせながら突然早口になる変態悪夢学者ということも発覚しましたが、悪人ではないように見えます。特に唯一の女性PCであるペーネロペーは、彼のことを直球で気持ち悪がっていました。 ニアル卿は今回の事件について、何が起きたかを確かめるべく自ら調査に乗り出しました。今回の探索班は前線での異形狩りではなく、領内で彼を護衛することが目的となります。一方でニアル卿には、自身もアラクネーの悪夢を持つ大魔術師で、悪夢の知識がもあるため、決して戦いの足手纏いにはならないと意気込んでいました。全ての準備を終え、探索班はベースキャンプを出発します。 「き、気持ち悪い…」 *異形のウィルオウィスプ* 事件の起きたルペルト卿の館へ向かうと、早速近くに潜んでいた異形どもが襲い掛かってきます。ウィルオウィスプが前列に3体、デーモンが後列に2体。探索班の後列にいるニアル卿を数えれば、人数は互角です。デーモンは2体とも銃を装備しており、後列から強力な射撃攻撃を狙ってきます。この攻撃によって、コジロウとペーネロペーは耐久点の半分近くを失いました。前列を全て片付ければデーモンに手が届きますが、その前列にいるウィルオウィスプは近づく者に炎上ダメージを与える悪夢技能を持っています。一見、迂闊には手を出せないという状況です。 しかし、探索班のPC達もここまでの戦いで大きく成長していました。まずウィルオウィスプの炎上ダメージですが、実際にはほとんど影響がありません。ペーネロペー・コジロウ・ゲネラトスはいずれも【技量】が極めて高く、火をつけられても一瞬で消してしまいます。また、ゲネラトスはデーモンに変身した状態で背面移動に成功したため、後列のデーモン達を背後から直接攻撃することができました。レイスに変身したペーネロペーは剣で、コジロウは職人のリトに作ってもらった良質な打刀でそれぞれウィルオウィスプを攻撃し、次々に倒していきます。そしてリトはというと、ハーピーに変身してウィルオウィスプのうち1体を掴み、空中へと連れ去ってしまいました。ウィルオウィスプは必死にもがいて脱出しますが、空中で離れてしまったために落下ダメージを受けることとなり、着地後を剣士達に集中攻撃されます。 ニアル卿はどうでしょうか。彼は最も難易度の高い上級魔法の詠唱に成功し、槍の雨でウィルオウィスプ達に全体攻撃を行います。また、その後も強力な魔法火力で前列のPC達を援護しました。彼も確実に勝利へ貢献したと言えるでしょう。 「あの『筒』は俺がやる」 *探索* ウィルオウィスプ達を倒した直後、ニアル卿はペーネロペーの変身したレイスの美しさと強さについて、やはり早口かつ興奮気味に語り始めます。レイスが比較的発生例の少ない、珍しい部類の悪夢であったことも大きいのでしょう。ついでにペーネロペーをお茶にも誘いましたが、当然のように却下されあえなく撃沈しました。その後、ニアル卿と探索班は館の内部を調査します。コジロウが障害物を片付け、ゲネラトスは敵の気配がないか警戒しつつ先行しました。 探索班は途中で鍵のかかった箱を発見し、これもゲネラトスが解錠の技能によってこじ開けます。中身はなんとミスリル、魔力に反応する性質を持った、装備の材料にもなる貴重な金属です。この館では悪夢や魔法の研究が行われていたため、何かの役に立っていたのかもしれません。ゲネラトスは職人のリトにこれを見せますが、リトは自身で魔力を扱う術を持っていないため、残念ながらミスリルを活かした装備を作れません。これは一旦ゲネラトスが持っておくこととなり、先へ進みます。 「今の僕に扱えるシロモノではないからね…君が持っていた方が良いんじゃないかな」 後編へ続きます。
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2021/12/27 00:22 [web全体で公開] |
新しいセッションを作りました。 イサエギンさんは12月27日22時00分に開始予定の新しいセッション: 【システムなし】【システムなし】うさぎごや【茶番卓】を作りました。 //trpgsession.click/sp/session-detail.php?s=164053215534Isaegintrpg
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2021/12/26 20:41 [web全体で公開] |
🤔 茶番卓やりたくないですか? 自分はやりたいです。やりたいので、試しに自分で建てるかどうか真面目に検討中です。 部屋はユドナリウム用のを作ってあって、概ねとんとろわさびさんのをパクり……もとい参考にしています。 一応別の世界なのでNPCとか場所の雰囲気とか違うっちゃ違います。 年末で皆様お忙しいかとは思いますが、もし集まりそうなら明日の夜辺りでいかがでしょうか。 GMなので自分のPCは多分出しません。ジョンくんもドラカンくんもアニタさんも出ません。 とんとろさんみたいに上手にできるか分かりませんが、よろしくお願いします。
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2021/12/24 01:03 [web全体で公開] |
💀 英語一切分からないのにルルブ買った話 買いましたよ。ヴァンパイア:ザ・マスカレード第5版、英語のPDFです。いや、何やらずっと面白そうだという噂は聞いていました。気になっていたんです。ルルブ買うこと自体が久しぶりなのに、まさか日本語ですらないとは自分でも予想していませんでしたが。 とりあえず翻訳をDeepL先生に頼りながら、のんびり読もうと思ってます。軽くページめくっただけでもうお洒落、楽しみです。遊べる日は来るのかなあ……。
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2021/12/09 04:50 [web全体で公開] |
😆 とんとろわさびさんの茶番卓にまた参加しました (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)『エクシルディアRPG』より翠玉同盟探索班のアニタで参加しました。今回は少人数でアニタさん含めPC2人、それぞれ中世ヨーロッパ風の槍使いと平安時代の弓使い、そしてどちらも女性です。 見てくださいこの投稿時間。22時スタートでもうこんな時間ですが楽しくてあっという間です。さて、アニタさんは前回のドラカンくんと比べるとそこまで警戒心も強くないし、喧嘩はしないかなと思っていたのですが……そこはやはりエクシルディアのキャラクター、戦闘狂としてのダークな一面が垣間見えました。詳細は以下の通りです。 *別次元に飛ばされてもまあまあすんなり受け入れるアニタさん *現代日本的なお部屋の内装や食事が豪華過ぎて驚きを隠せないアニタさん *自動ドアに驚いて咄嗟にデーモンへ変身するアニタさん *食料の堅パンを取り出すも次元の管理者NPCに没収されるアニタさん *もっとおいしいご飯があると聞いて何ら疑いを持たずNPCについていくアニタさん *お好み焼き・もんじゃ焼き・アイスを初めて食べるアニタさん *酒の勢いでもう1人のPCと一緒に次元の管理者NPCを「スメラギス」と命名するアニタさん *ダイス運が良すぎてエール5杯飲んでようやく酔い始めるアニタさん *流れで温泉に連れていかれるアニタさん *一緒に入ってるPCの筋肉量が羨ましいアニタさん *1週間以上風呂に入っていないことをスメラギスに知られて強制的に身体を洗われるアニタさん *被験者という経歴故にその手の扱われ方に慣れてしまっているアニタさん *お風呂上りに浴衣を着せられて瓶牛乳も飲んでみるアニタさん *平和な余り逆に違和感を覚えて戦いが好きな自分のことを思い出すアニタさん *その考えを見抜いたスメラギスに血塗れの槍を見せられて不機嫌になるアニタさん *衝動的に変身してスメラギスに殴りかかるも普通に受け止められて変身解除するアニタさん *楽しんで殺しをする自身の異常性を再認識するアニタさん *でも何だかんだ仲良くなったもう1人のPCにまた会おうと約束するアニタさん 最初は特に問題も起こさないが、後から闇が見え始めるというドラカンくんとは逆のパターンで面白かったです。絶対に争いの起きないとても平和なこの次元で、彼女は自分の恐ろしい本性と向き合うことになりました。それでも暗いままの形で終わらなかったのは、もう1人の参加PCさんがアニタさんの真逆でとても明るい性格だったからで、アニタさん自身もかなり精神的に助けられていた気がします。良い話でした。 同卓した皆さん、ありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。そしてこの記事を読んでいる皆さん、良かったら一緒に遊びましょう。
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2021/12/08 12:46 [web全体で公開] |
😊 【エクシルディア】ゴルドン隊:後編【セッション日記】 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)前編の続きです。 *ゴルドン隊* 探索班が異形狩りを進めていると、剣を持った生存者と出会います。話を聞くと、男が以前ネイドス魔法学校の攻略でPC達と共に戦った、ゴルドン隊の生き残りであることが分かりました。そして、男はゴルドン隊長がホムンクルスとの戦闘で死亡した可能性が高いこと、他に2人の生き残りがいること、その仲間達がゴルドン隊長から預かった重要な資料を持っていることを話します。探索班は生き残りの救出に手を貸すことに決め、隠れ家へと案内されます。 しかし、隠れ家には誰も居ません。残っているのは、隠れ家の外へと続く何人かの血痕だけです。医学の知識を持つセルバンテスは血痕の量や位置などを丁寧に分析し、【知力】テストに成功します。その結果、生き残り達は不意打ちを受けてその場を離れた可能性が高いと判断しました。探索班達が血痕を追って広場に出ると、そこで既に殺された仲間の遺体を1人分発見します。もう1人はどこへ行ったのか、資料は無事なのかということを考え始めたその時、異形どもが奇襲を仕掛けます。 「まさか生き残りが居ったとは…貴重な戦力の回収ができるのは願ったりだ!」 *異形の兵士* クイバーが索敵の技能で気配を察知したため、異形の奇襲攻撃は未然に防ぐことができました。敵はマンドラゴラとレイスが前列に1体ずつ、そしてカーバンクルが後列に3体です。かなり珍しい種類の悪夢が一度に集まっている上に、マンドラゴラは強力な変異形でもあり、探索班は厳しい戦いを予想しました。また、生き残りの兵士によるとカーバンクルのうち1体は異形化してしまった仲間であり、彼を倒して資料を奪還する必要があります。 マンドラゴラは猛毒の棘でガルトーを狙い、状態異常を与えつつ変異技能によって理性点も削ります。加えて3体のカーバンクルはそれぞれ魔法を唱え、後列のガルトーを強制的に前列へ引きずり出しました。そして、レイスは前列へ出てしまったガルトーに強烈な連続攻撃を叩き込みます。ガルトーは最強の悪夢と言われるドラゴンの変身者でもありましたが、変身前を集中的に狙われてしまったことでロスト寸前まで追い込まれ、とても変身している余裕はありません。魔法技能のテストにも何度か失敗し、味方の傷薬による応急処置も間に合っているとは言い難い状況です。クイバーはケンタウロスに、アニタはデーモンの悪夢に変身し、全力て戦いました。 周囲のPC達はガルトーが回復する時間を少しでも稼ごうと、前列から対処します。マンドラゴラは技能こそ強力でしたが耐久点は低く、セルバンテスの攻撃で思いの外簡単に倒すことができました。問題は鎧の悪夢レイスで、こちらは軽減・防御共にかなりの高性能です。そこで、まずガルトーの指示を受けたクイバーが待機して様子を見ます。次に、セルバンテスが構え崩しでレイスの防御を解除し、その後のタイミングを見計らってアニタとクイバーが連続攻撃を加えました。探索班の連携を前にレイスが敗れると、隊列崩壊で3体のカーバンクルが前列に出ます。 しかし、本番はここからでした。カーバンクルは矢の雨による全体魔法攻撃を連打し、ガルトーに容赦なくダメージを与えてきます。この時、ガルトーは重傷状態すら避けなければなりませんでした。エクシルディアでは耐久点が0になったキャラクターが一旦「重傷状態」に移行し、重傷のみでは直ちには死亡することはありません。そして、重傷状態のまま追加のダメージを1点でも受けた場合は死亡、すなわちロストが確定します。通常であればそのはずだったのですが、ガルトーはマンドラゴラの猛毒でターン開始時にダメージを受けることになっていたため、重傷状態のままターンを獲得することは死に等しいのです。そんな限界の状況のガルトーを助けるには、一刻も早くカーバンクルを倒さなければなりません。おまけに、このカーバンクル達は回復で時間稼ぎまで狙ってきます。 それでも、ガルトーの悪運は尽きていませんでした。探索班の攻撃はガルトーが毒に倒れる寸前で間に合い、どうにかカーバンクルを倒して資料を回収したのです。傷薬の数が1個でも足りなければ死んでいた、ホムンクルス以来の緊迫した戦いでした。そして、ガルトーが死にかけたのはこれで3度目です。 「セルバンテス、レイスは俺に任せろ、俺の弓なら装甲野郎でも確実に泡を吹かせてやるよ。」 戦闘難易度が高く探索が控えめ、前回とはゲームバランスが真逆のセッションでした。 また、ガルトーとセルバンテスは強めの悪夢を持っていますが、今回は2人とも使っていません。 敵や環境との相性があるので、常に変身し続けるのが正しいとは限らないということですね。 こんな感じで同人システムのオープンキャンペーンをやってます。 一緒に遊んでくれる新規プレイヤーさんを募集中です、途中参加でもよろしければ是非! http://isaegin.com/%e3%82%a4%e3%82%b5%e3%82%a8%e3%82%ae%e3%83%b3%e5%8d%93/
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2021/12/07 12:36 [web全体で公開] |
😆 【エクシルディア】ゴルドン隊:前編【セッション日記】 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)イサエギン卓にて開催中の『エクシルディア』オープンキャンペーン、第6話のシナリオは「ゴルドン隊」。 安全地帯拡大のため、災厄の主と呼ばれた危険なドラゴンが徘徊するネイドスで異形狩りを進めます。 PCは翠玉同盟からクイバー(狩人/ケンタウロス)、ガルトー(司祭/ドラゴン)、セルバンテス(強盗騎士/ウィルオウィスプ)、アニタ(被験者/デーモン)の4人が参加しました。 時間帯が遅かったため、今回のシナリオは普段よりも短めです。 *異形のサキュバス* ベースキャンプを出てネイドスに到着した探索班は、早速異形と遭遇します。ガルトーが見たところ、敵は前列にデュラハン、後列にサキュバスがそれぞれ2体ずつです。サキュバスは男性に対して有利な悪夢で、所謂デバフや状態異常の類に長けています。今回のパーティーで唯一女性であるアニタは影響を受けませんが、前列かつ男性のセルバンテスはかなり苦戦しました。彼はサキュバスの誘惑でテストにペナルティが発生し、さらには催眠術の魔法で操られ後列のクイバーを攻撃してしまいます。幸いセルバンテスは催眠術にかかるより先にデュラハンを攻撃していたため、両手のガントレットに仕込んだ毒薬は使用済みで効果を失っていました。とはいえ、どれか1つでも順番が違えばクイバーが毒を受けていた可能性は高く、大惨事になりかねない状況だったと言えるでしょう。 一方、セルバンテスの連続攻撃で重傷状態に追い込まれたデュラハンは、仕込んであった猛毒薬によってターン開始時に息絶えます。デュラハンの全滅後は隊列崩壊によって後列のサキュバス達が引きずり出され、ここからPC達の本格的な反撃が始まりました。クイバーが後列から弓矢で、アニタが前列から槍でそれぞれ攻撃し、軽減を持たず耐久点も低いサキュバスを一気に片付けます。セルバンテスにかかった催眠は戦いが終わるまで解けませんでしたが、ガルトーが結界の魔法でクイバーを守り続けていたため、ガントレットで殴り倒される前には間に合いました。 「おちつけ、あれがサキュバスの力だ。騎士サマが操られてるぞ」 *災厄の主* 異形どもを片付けて先へ進む探索班は、上空に巨大な影が現れたことに気付きます。ドラゴン、それも災厄の主です。探索班は見つからないように咄嗟に身を隠そうとしますが、【敏捷】テストに失敗したガルトーとアニタは一歩遅れてしまいます。結局ドラゴンはこちらに気付かなかったものの、2人が理性点を少し失う結果となりました。以前の作戦もそうでしたが、ネイドスの攻略は通常の任務よりも遥かに危険です。戦闘狂のアニタも、流石に戦おうとは思いませんでした。 「いくら私でも、あんなのとはやりあえませんよ」 後編へ続きます。
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2021/12/02 01:06 [web全体で公開] |
😆 とんとろわさびさんの茶番卓に参加しました (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)『エクシルディアRPG』より新エクシルディア探索班のドラカン・アクレオスくんで参加しました。ここの日記では初めて明かしますが、彼はGM管理・半NPC扱いのPCです。 異文化交流、めっちゃ楽しかったです。普段は立場上主役のPCに活躍の場を譲って大人しくしてるんですが、ロールプレイを掘り下げる良い機会になったと思います。エクシルディア自体の設定が陰湿な上、ドラカン自身もかなりダークな内面のキャラクターだったので、最初は警戒しまくって大変でした。しかし、最終的には……。詳細は以下の通りです。 *別次元に飛ばされて混乱&PC・NPC問わずめっちゃ警戒する攻撃的なドラカンくん *毒を疑って食事にも一切手を付けないドラカンくん *自己紹介ターン中にデーモンの悪夢変身とか披露しちゃうドラカンくん *自動ドア等自分の世界との技術の差に驚くドラカンくん *流れで皆と温泉宿に行くドラカンくん *警戒心と温泉への興味とで落ち着かない様子のドラカンくん *怖いのかと煽られて温泉に突撃する下級騎士ドラカンくん *利用料無料と言われても貴族のプライドで金貨を投げるが即返されるドラカンくん *衣服を脱いで風呂に入るという文化にやや抵抗感を抱くドラカンくん *結局変身できるからいいやと思って脱ぐドラカンくん *日本人PCに温泉の使い方やら浴衣の着方やら教わるドラカンくん *任務の疲れからかついつい良い気分で警戒心ゼロになる入浴ドラカンくん *流れで受けた垢すりマッサージで思わず声を上げるドラカンくん *他PCが様子見に来てちょっと恥ずかしくなって口を閉じるけど結局抑えられないドラカンくん *元の世界のことを聞かれ任務の失敗と仲間の裏切りを思い出す(セッション日記:翠の戦士達)ドラカンくん *何だかんだでPC達と打ち解け始めるドラカンくん *超素直にお礼言ったり謝ったり終了間際に別れを惜しみかけたりするドラカンくん 下に行けば行くほど本編のドラカン像とはかけ離れていく気がします。誰だお前。でも災厄のない平和な世界だったらこういう風に過ごしたかったのかなあ、だけど災厄がなければ双子の兄を殺して入れ替わるなんて出来なかったろうしなあ、と色々思うイサエギンでした。 同卓した皆さん、ありがとうございました。最初は警戒ロールで引っ張りまくっちゃいましたね。あと世界観説明もちょっと長かったでしょうか。また機会があればよろしくお願いします。
2021/12/31 01:13
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