木の葉さんの日記 「木の葉式RPのススメ ①感情の優先度は言葉の優先度」

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木の葉
木の葉日記
2020/02/09 00:40[web全体で公開]
😆 木の葉式RPのススメ ①感情の優先度は言葉の優先度
という事で始まりました(唐突

久しぶりに、自分の中でRPで気を付けている事を整理したいなぁと思い、だったら折角なのでテクニックを共有出来たらと思って文章化してみようかと…。
①としましたが、続くかどうかは解りません!(ぉぃ

で、本題。
皆さんキャラクターの演じ分けの際に、口調は意識すると思います。
「~だぜ」とか「~なのだ」とか、或いは一人称の「俺」とか「私」ですね。

こういった物は、キャラクターのシンボライズとしてとても有用ですが、それはあくまでもシンボル、地図記号の様なもので、それが一体どういう存在なのかまでを表す事は出来ないのです。

そこで、キャラクター性をより深く出す為に、個人的に気を付けているテクニックの一つとして「感情の優先度」というのがあります。

例えば、あるミッションを成功させると大金が手に入ると聞いたあるキャラクターが
「ほんと!?すごい!」
と反応したとします。

これを感情にざっくり置き換えると
「ほんと!?(疑い)すごい!(喜び)」
となります。

このキャラクターは、まず疑問の感情が先に来るのですね。

では、今度はそのキャラクターが、何か悲惨な事件を目にしたとします。
それに対して
「え?うそ?それって酷すぎるよ…。…絶対に許せない」
と反応したとしましょう。

これも、感情にざっくり置き換えると
「え?うそ?(疑い)それって酷すぎるよ…。(哀しみ)…絶対に許せない(怒り)」
となり、このキャラクターの中では 疑い>哀しみ>怒り という感情の優先度がある事になります。

さらに、強敵を倒した時に
「や、やった…?…ごめんね、でも仕方なかったの…。…でも、…やったんだ!私達!」
「…でも、やっぱり悔しいよ。もっと力があれば、もっと沢山の人を救えたのに…」
と反応したとします。
同様に置き換えると、
「や、やった…?(疑い)…ごめんね、でも仕方なかったの…。(哀しみ)…でも、…やったんだ!私達!(喜び)」
「…でも、やっぱり悔しいよ。もっと力があれば、もっと沢山の人を救えたのに…(怒り)」
となり、総合すれば

 疑い>哀しみ>喜び>怒り

の様な優先度がさらに浮かび上がって来ます。
このキャラクターは、基本的にはこういう優先度で心が動くという事です。

”基本的には”と書いたのは実は非常に大事で、その瞬間の最大感情が大きくなれば、当然そちらの感情が優先されるべきです。
例えば、このキャラクターである時、「怒り」が最前面に出たら、周囲から見てどう見えるでしょう。
あくまでも個人的な感想ですが、ある種の違和感というか、感情のリアルさというのが感じられるかなと思います。

「ふ、ふざけないで!」
「…本当に、…本当にそれで良かったの?そんなの、…そんなのって哀し過ぎるじゃない…」

これを心掛けるか掛けないかで、いざという時の言葉の重さが段違いになります。(当”者”比
もし宜しければ、「感情の優先度は言葉の優先度」、騙されたと思って試してみませんか…?




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