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2021/09/25 20:23
😆 ストームブリンガー「悪魔の天秤」第十九回 ー けれども蛸は死ななかつた。彼が消えてしまつた後ですらも、尚ほ且つ永遠にそこに生きてゐた 萩原朔太郎 「死なない蛸」ー マグナマトンの有効な情報も打開策案も得られなかった冒険者達。 カバレスの日記にあった北の漁場に最近現れるという海の怪物退治に向かう。 エビに牽かせたボートに乗り向かうと、漁場の暗礁付近で舟がいきなり止まり揺れ出す! 舟が傾き、重装鎧着たウドルフォはよろめき海の中に落下しそうになるが、リリアがとっさに手を伸ばして彼をつかみ転落と溺死から救う。 船底に、ナニかがへばり付いて舟を転覆させようとしているようだ。 シギュンは舟を牽引するエビ2匹を操り、暗礁に船首を向ける。 シギュン「このまま船底と暗礁の岩場で挟んで削ぎ落としてやる!」 ウドルフォ(リリアに支えてもらいながら)「やり過ぎて、船底に穴空けるなよシギュン🎵」 耐えきれなくなったのか、船底にいた海魔が小舟の上に上がって来た。 それは巨大な蛸だった。そしてソレと船上で戦いがはじまる。 シギュンが召喚した炎の精霊とウドルフォの【混乱】の呪文により冒険者側が優位に押しまくるが、敵は撤退し逃げることを防げなかった。 だが、海の怪物の正体を知り再戦への意気あがる3人であった。 その後、補給と休養のためヒンタラムの集落に戻る。 法の女神官メメルに隠れ里エトムの現状を報告すると、彼らには我々の所に避難移住して貰えないか?交渉の場をもうけたい。との事。 翌日、メメルを伴いエトムの街ヘ。 交渉は、混沌軍襲来に怯えるエトム側のベスカイと 少しでもヒンタラムに人口(人手)を増やしたいメメルの利害が一致して、さっそくエトム住民はヒンタラムに疎開する事になった。 そうした間に、モントムの街の下を流れる川の地下水路に入り口があり、反混沌軍集団のアジトヘとも繋がっているらしい、という情報を得た冒険者達は4度めの魔都潜入を試みる。 川の上流から暗渠ヘの入り口脇の通路を潜り、慎重に進む。 一行の先頭を、先行偵察していたシギュンの姿がいきなり消える! 落とし穴に落ちたシギュンの前に、数体の人影ー 身体にいくつか野獣の部位がついていたり、歪んだ身体など混沌の諸相を得たものども ーが現れる。 急ぎ後方から合流した2人を含め冒険者達は、警戒しつつも彼らにあからさまな敵意も無く顔にも理性があるのを認め、攻撃は控え様子を伺う。 人影の中の1人、コウモリの羽を生やした女性 「…地上の混沌軍ではなさそうだね? 「我々は反混沌軍の抵抗勢力さ! 「私の名はビヨルナ、ここのリーダーだよ🎵」 シギュン「我らの敵の敵?…つまり、お仲間か❗️」(剣を鞘に戻す) 彼らとの出会いが、吉と出るか?凶と出るか? さぁて、次回も生き残れるかな?
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2021/09/25 20:23
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