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😶 【エモクロア】共感が創造する新しいきさらぎ駅――DL(GM)を終えて(ネタバレなし) シナリオの内容に触れることはありませんが、エモクロアTRPG『新約・きさらぎ駅』予定のある方はご注意ください。 ーーーーーーーーーーーーーー 昨日、オンセンさん経由としては初めて(真っ当なオンラインセッションというものの)ゲームマスターを経験させていただきました。 エモクロアTRPGというシステムは、ルールブックが無料で公開されているうえに、仕組みも単純でわかりやすい部類に入るかと思います。 ただ、やはりといいますか、DL(GMの呼称です)には一定の準備が求められますね。 何度かこちらの日記でも話させてもらっていますが、 エモクロアの魅力は、何といっても〈共鳴〉にあります。 キャラクターの感情と、ほかの何ものかの感情が、影響しあい、結果を紡いでいきます。 それが面白くもあり、難しくもあるようですね。 参加いただいたPLの方も、〈共鳴〉した後のPCの行動をどうしようか迷った、そうです。 普段のTRPGでは、PLは自分自身の感情と、作成したPCの感情とに折り合いをつけて遊んでいると思います。 そこへ、第三の感情が流れ込んできたとき、いよいよ訳が分からなくなってしまったようです。 確かに、そうかもしれません。 PL自身は〈スリル〉を求める性格だったとして、PCを〈理性〉のもとに行動できるような人物として設定したとします。 「俺だったら聞き耳なんてしないけど、こいつなら考えて行動しそうだよな」 こうした行動を繰り返すはずです。 エモクロアでは、さらに別の感情が〈共鳴〉し、 「俺とは違って、慎重に行動するはずだけど、今〈怒り〉と共鳴したんだよな...ということは今どんな状態なんだ?」 という一種小混乱状態に陥ってしまうのかもしれません。 ここをスムーズに補助していくのがDLとしての腕の見せ所なのでしょう。 私は、今回のセッションでは、共鳴判定に成功したPLの方を秘匿ボイスチャットに誘導して、 共鳴を受けた結果、どんなことを思ったのか、気づいたのかを伝えるようにしていました。 それは、その情報をDLから全員に一方的に伝えるよりも、 共有のために、一度PCの口を通してもらうことで、共鳴したPLのかたがより正確に状況を飲み込めるのではないかと考えたからです。 一部ではうまくいっていた手ごたえはありました。 ただし、十全ではありませんでしたね。 何といっても、時間がかかりすぎました。 『新約・きさらぎ駅』の想定プレイ時間は、シナリオによると1~2時間とあります。 今回のセッションタイムは、3時間少々でした。平均値からすると倍近くかかったのではないでしょうか。 もちろん、キャラクター作成からご一緒していましたので、その時間が長引いたというのもありました。 また、判定や描写もかなり丁寧に行っていました。 それらが合わさった結果の長丁場となりました。 DLとしては、なんでもかんでも詳細に行えばいいというものではないのだな、と痛感したしだいです。 今回、参加していただいた3名の方々には、楽しんでもらえたのでしょうか? DLサイドに立ってみると、やはりいろいろと気になりますね。 つたない進行となりましたが、PLのお三方にすこしでも魅力をお伝えできていれば幸いです。 ありがとうございました。 また、性懲りもなく、第二陣を募集しているところですので、 そちらでは少しでも改善できるように努めてまいりたいと思います。 最後に――エモクロア、最高! プレイシナリオ(敬称略) 『新約・きさらぎ駅』 作:まだら牛
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