どくさんの日記

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どく
どく日記

2016/10/03 00:54

[web全体で公開]
😶 身内セッションの雑な感想。
今朝方、急にクトゥルフ神話TRPGをやりたくなった。
友人に声をかけて人を集めてもらい、最終的にPLが3人集まった。
数名ほど都合が悪く参加できなかったが、今日のセッション内容を省みると、むしろ良かったと思う。
その感想をつらつらと。かなり長文。
――――――――――――――
自分がKPとしてオリジナルシナリオを回す形でセッション開始。
この時、参加者の1人が数か月前に経験済みのシナリオだったことが判明したのだが、
KPもPLも内容を覚えていなかったのでそのまま継続。

序盤は軽く探索。しかし、特に目的のない探索はプレイヤー達にとって難易度の高いものらしい。今後の課題にしよう。
KP側としては「もう少し情報渡した方が良かったか?」と思いつつも、PL達は最低限の情報を獲得してシナリオは進む。

中盤、イベントが進み再び探索へ。この時の探索が酷かった。(褒め言葉)
PCの1人が神話生物の姿を《目星》クリティカルではっきりと認識。
他のPC達にその姿を《母国語》でぼかして伝えようとするが、ファンブルで的確に伝えてしまい、他二人もSANチェック。
KPとしてはクリアしてもらいたいのだが、この時点でPL3人が生きて帰れるのか不安になる。
鍵の付いた扉を進むため、大型のペンチ(ボルトクリッパー)を使って錠を破壊することになり、
切断のためSTR10との対抗ロールをしたのだが、ここでプレイヤー2人がファンブルを出す。
ファンブルの結果、1人は転んだ拍子に道具の持ち手が腹にめり込み1d3のダメージを負う。
もう一人は勢いよく持ち上げたせいで道具が壁にぶつかり、持ち手が腹にめり込んでしまい1d3のダメージを負う。
しかし、こんなダイスの結果など霞むほど、この後も酷かった。(褒め言葉)
扉の先へ進めるようになったPL3人は、NPCからの奇襲を受ける。
実はこのNPC、パニック状態に陥った善良な青年だったのだが……
この時取ったPL3人の行動は、善良な青年を非協力的な青年へと変えてしまった。
PL1「部屋に飛び込んでカメラのフラッシュ焚きます。《写真術》で」→パニック状態が加速。
PL2「この写真が世に出たらどうなるか、と言った旨の内容で《説得》します」→それは《説得》ではなく《脅し》です。
PL3「《組み付き》してノックアウト攻撃します」→4回続け、NPCのHPは2まで減少。
その後PL達は《応急手当》で気絶させたNPCを目覚めさせる。
しかし目覚めたNPCの中で、PL達は印象最悪ド底辺の不審者になっていた。
今までに無い展開に、どうすればいいんだ、というかコイツら(PL達)どうしてくれようか、とKPは頭を悩ませる。

シナリオの終盤。不気味なオブジェクトに対し、PL3がアクションを起こす。
その結果、オブジェクトの悍ましい秘密を目撃しSANチェック。
PC3は「これ燃やそう」と決心し他のPCに協力を求めるが、他PCはこれを拒否。
「そんなわけがない」と否定するPC1に「じゃあこのオブジェクト持って〇〇に行って来いよ!」とPC3が告げる。
PC1「じゃあ行きます」。ウソだろ、マジかお前。
待て、PvPじゃないんだぞ!との声も空しく、SANチェックの犠牲者が増える。
なんで人間同士でSAN値の削り合いをしているんだ。

その後「やるなら自分一人でやってくれ」と言われたPC3は、一人でオブジェクトの破壊に赴くことに。
実はこのオブジェクト、破壊することを想定してちょっとしたギミックを仕掛けていた。
しかし当のPL、空っぽの浴槽にオブジェクトを放り込み、ライターで燃やすという行動に。
よしいいぞ、KPは大困惑だ。ちくしょうめ。
オブジェクトを燃やすと黒い液体が流れ、PCの足元に広がり不快感と腐臭によるSANチェックを与えるという仕掛けがあるのだが…浴槽の中なので、黒い液体が向かう先はPCの足元ではなく排水溝である。片っ端から流れていってしまった。
PL達は大爆笑。俺も爆笑。

その後はダイス目に恵まれ、無事3人はグッドエンドへ。
せっかくなのでエンディング中にもお遊びでダイスを振ってもらうことに。
結果、PL2がクリティカルを2連発。こんなところで全力を出すんじゃない!
エンディングも終わり、さぁワクワク報酬のお時間だ。さて、どれぐらい成長するかな?
その結果が報酬最大値だ。だから、こんな時ばかり全力を出すんじゃないよ!
でもおめでとう!クリアおめでとう!参加ありがとう!またよろしく!
――――――――――――――
自分が今までGM・KPをしてきた中で、一番酷い(褒め言葉)セッションだった気がする。
しかし、序盤は悩みつつ全体的には笑いが絶えない楽しいセッションだった。
身内にもっとGMやKPしてくれる人が増えることを願いながら、〆。
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