藤双樹さんの日記 「少し救われた話」

藤双樹
藤双樹日記

2019/09/27 13:24

[web全体で公開]
😊 少し救われた話
文字通りに。

「創作活動を楽しいと言い切れるのは一握りの天才と、『楽しい部分しかしていない』やつらだけ」

とある動画でそんな言葉を聞きました。
投降者の動画がどれもこれも高クオリティで感銘を受けていた分、すっと心に入ってきました。

たぶん、ずっと負い目があったんだと思います。
本当にしんどくて苦しいのなら、投げ出してしまって楽しいことだけすればいい。ゲーム、アニメ、小説に動画etc、楽で楽しいものはこの世に溢れているのだから。
なのに創作活動から逃げきれず、かといってしんどいと感じている自分がいる。
ここでがんばらないといつがんばるの? 自分を素直に表現できるのはここだけなのに。
給料が発生しないし、相応の責任しかないことなのに、がんばっちゃってどうするの? 遊びならしっかり楽しまないと。

『楽しいことのはずなのに、すべてを楽しめずにしんどくて苦しい思いをしている自分』がダメなやつだと思っていたのです。

でも違いました。自分は一握りの天才じゃありません。だから、楽しい部分だけをやっているわけじゃない、それなりにちゃんと創作に向き合っているやつだったのです。自己肯定がひとつ増えた瞬間でした。
産みの苦しみ、といってしまえばそれまでですが、何年も一緒にい続けたこいつと、また少し違うベクトルで向き合うことができる気がした、そんな一幕でした。
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