鴉山 響一さんの日記 「マイナーシステムの募集のヒント」

鴉山 響一
鴉山 響一日記

2018/07/10 14:58

[web全体で公開]
😆 マイナーシステムの募集のヒント
いまや超ドマイナー、生きた化石状態のAD&D1eという、古いシステムを用いたキャンペーンをオンラインにて主宰して5年ほどが経過しました。AD&D1eというシステム、全国的に見てもオンセで遊んでいる人たちは0とは言い切れませんが実質的にはほぼ0と見て良いでしょう。非活性あるいは表面に浮上せず固定メンバーで遊んでいる人たちはいるでしょうけれど、それでも多くはなく、せいぜい30名もいるかいないか、なのではないかと思います。そんな状況ですが、私とオンラインを通じてAD&D1eを一緒に遊んでくれた方はトータルすると30名は超えています。その方たちには本当に感謝の念が絶えません。まAD&D1e以外にも、マイナーシステムでセッション話継続されている方々もこのオンセンSNS上で見受けられ、その情熱(いや執念と換言しても良いのでしょうが)には頭が下がります。

それに比べれば、いかなマイナータイトルのシステムであろうとも、日本語表記のルールが基準としてあり、ましてや絶版もしていないシステムなんていくらでも遊べるのではないかとは思うのですが、上位5位(CoC,、SW2.0、インセイン、DX3、シノビガミかD&D5e……でしょうか?)に食い込まないシステムでの募集はなかなか難しそうなのもたしかです。そこで、参加者募集について思うことを書いてみます。


・SNSでの情報発信はどんどんしよう!
 やはり情報が無ければそもそもやってみたいと言う動機に繋がることもないので、自分が推すシステムへの偏愛をできるだけぶちまけましょう。ただし、数回程度の投稿で反応が無かったからと言ってめげていてはいけません。FacebookなどのSNSでも(そう、このオンセンもSNSです)、あるいはYoutubeでも、よほどの幸運が無い限りそう簡単に注目を浴びることはないそうです。物の本によると、100本ほど投稿してようやく反応がじわじわと……らしいです。オンセンの日記やトピックス、リプレイ機能は活用すべきでしょうね。

・100の質問は充実させよう!
 ルール的な魅力も訴求する必要はありますが、そうは言ってもRPGは最終的には人対人のゲームです。「なにを遊ぶかよりも、誰と遊ぶか」が重要だと私なんかは常々思っています。その意味においても、「私はこーゆー人です」と人となりが分かるように努めた方が良いでしょう。質問に対して簡潔に書くだけではなく、それにまつわるエピソードなんかあったら書くといいかもしれません。誰も好き好んで地雷原の上でタップダンスしたいわけではないのです。

・リーサルウェポンは「雑談」!
 日記やトピックス、あるいは100の質問も一方向の情報に過ぎません。やはり何気ない会話から自分が推すシステムの紹介ができる機会は何と言っても雑談形式でしょう。巧みな話術を駆使して、システムへ誘ってみてください。実際のところ、これが一番効果的です。オンセンSNSにも雑談ルームはありますからどんどん活用すべきでしょうし、Discordでももしかしたらご縁があるかもしれませんよ。

・まずはGMとして主宰しよう!
 マイナーシステムにも拘らず、未経験状態からいきなりルールを購入してGMを主宰するからPlとして参加してくださいとまでご厚情をいただける方はまずいません。いるかもしれませんが、希望的観測だけでは自分が推したいシステムは遊べないと思った方が賢明です。座ったまま料理が出てくる幸福はすっぱり諦めましょう。「ホントはPLやりたいんだけどナ」という気持ちは良く分かりますが、まずは噛ませ犬もとい先鞭を垂れるべくGMとしてシステムの魅力を伝えましょう。

・持続可能な遊び方を模索しよう!
 もともと私はオフラインでずっと遊び続けていた古参ゲーマーなので、オンラインでもできる限りオフに近い環境で遊びたいという気持ちは今でもあります。しかしながら、現実的にはなかなかそれが許されない環境になってきているのも事実です。私の場合はテキストオンリー(同居家族の理解が得られないと声出しはなかなか難しい)、固定曜日の夜間23:00~24:30の90分x毎週、ただし参加者の都合によって一週お休みなどは柔軟に対応。という環境に落ち着いています。しかしそれが最適かと言うとやはり人それぞれ。大切なのは参加者全員が持続可能な遊び方を模索することです。一気呵成に長時間遊びたい! という気持ちも良ーくわかりますが、それを家人に咎められ……なんてケース、たぶん皆さん心当たりあるんじゃないでしょうか。

上記のような事柄は誰でもちょっと考えれば思いつくことでしょうし、特に目新しいことを言っているつもりもありません。「すでにやってるよ」という方も多いでしょう。しかしもし参加者募集について悩まれているのであればいくつか或いはすべてを試していただく価値はあるんじゃないかと思います。自分が心動かされたシステムを「これ、イイよね」と共感してくれる人が増えた瞬間の喜びは、代えがたいものですから。

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