😰 地下の遺物とは。 数回レポートをさぼってしまいましたが、その後もAD&Dセッションは継続しています。 城代親子から「信用はできても信頼がない。それ故に貴公らの実力を試したい」、ついては過去に探索を中断していたベルゲンブルク城の地下に広がる、アルファティア帝国が築き、そして放棄して行った地下迷宮を調査し、また回収に足る物があればそれらも回収せよ」との依頼を受けることになったのでした。 主な登場人物紹介 テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。 ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。 オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。 アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。 レオナール……………………………テオドールの従者の少年。 アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。アイルスとは幼馴染。 アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。 レナーテ・ベルヒマン………………アロイスの姪。実は男爵家に連なる血筋らしいが……。 老オットー曰く、かつて有志たちと調査に当たったことがあり、厄介な魔法で造られた守護者、つまりゴーレムが存在していたとの情報を得て、それぞれ対策を練ってのダンジョンアタックとなりました。 道中、アロイスの的確なアドバイスがあり各種トラップや地下モンスターたちを回避し、最下層に降りてみると、果たしてそこには石魔人(ストーンゴーレム)がいたのでした。用意していた呪文がことごとく効果が無く、またテオの剣もゴーレムに効き目が無いと知るや、ミンスは「こんなこともあろうかと」準備していた魔法の竿の効果によってゴーレムを無力化してしまったのでした。 そしてゴーレムが守っていた、旧支配者たちの膨大な遺物と摩訶不思議な魔法の馬車に訝しみつつもそれらを回収して城代たちに報告する一行。 一行の実力のほどを理解した城代親子は労を労うとともに彼らの実力を称え、それらの遺物の鑑定やレベルアップに掛かる費用は全額負担するだけでなく、遺物の内の金貨銀貨の半分の所得を認めたのでした。 一方、雪が解けたらレナーテと国外に逃亡するプランは実現性に乏しく、ベルゲンブルク城にかくまってもらうのが上策だと説得する一行についに根負けしたアロイスなのでした。 ……と言ったところで本日もお開き。 そもそもテオが命じられた≪アルベルトの宝剣≫とはなんなのか、それすらも杳として分かってきませんが、それでも御領内の誰を後継者にすべきかについてはパーティ一行でも意見が分かれるようです(みんなのアイドル、ヨストゴットを次期後継者にとの珍案もありましたが)。 なお、守護していたゴーレムの特殊能力はどうやら版によって異なるらしく、5eに慣れたPLからは「まさか!」との驚きもあったようです。また、とある呪文についても差異があり、しかしそれが深刻な事態になりかねない問題が発覚して、担当PCは大いに焦ったことでしょう。AD&D(以降のD&D系統)は似通ったルールシステムだけに、そのような些細な違いが悲喜こもごもを引き起こすことも多々あり、ルールの確認は大切だと改めて思った次第です。
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