くっきーさんの日記 「いろんなシステムで『ドラゴンを退治してください』とお願いしてみる」

	くっきー
	2017/06/13 00:41[web全体で公開]

😶 いろんなシステムで『ドラゴンを退治してください』とお願いしてみる
どうなるだろうか？適当に考えてみよう

・SW2.0
PC「ドラゴン？特徴は？」魔物知識判定を要求
PC「依頼料は…そのくらいか。よし、受けるか」
世界観においてドラゴンが存在しているので適正な依頼料を払うとスムーズに受けてくれる。工夫する必要は少ない。アリアンなどもほぼ同じ。

・ウタカゼ
PC「ドラゴンの退治？成程・・・村を襲われて困っているのですね」
PC「分かりました。お受けしましょう」
世界観においてドラゴンが存在しているがSW2.0と違い重要なのは人助けの部分。依頼料（そもそも受け取ってくれない）よりNPCが困っているほど依頼を受けてくれる。

・メタリックガーディアン
PC「ドラゴン・・・？怪獣が街で暴れているのか！？」
PC「いけない！街を守らないと！」
世界観においてドラゴンが存在していないものの、正体が奈落獣（巨大怪獣）やドラゴン型のメカならば理解が早い。ヒーロー物全般に言える事ですが、依頼を受ける理由や相手が何者なのかよりも「お前がやらなきゃ誰がやる！」を推し進めていく方が手っ取り早かったりする。

・CoC
PC「ドラゴン・・・？空想上の生物がどうかしたのですか？へ？討伐？」
PC「そんなのいる訳ないじゃん・・・見間違いじゃないの？コドモオオトカゲじゃないよね？」知識ロールを要求
PC「嘘を付いているようには見えないけど・・・」アイデアロールを要求
PC「例えば霧をスクリーンにして立体映像が投射されていたりするんじゃないかな？」
PC「じゃぁその投射装置を壊せばドラゴン退治したことにもなる・・・って事か」
世界観においてドラゴンが存在していない+探索者は一般人なので上記のシステムと違って自発的にドラゴンを退治しようとはならない。現代科学で納得できる範囲に落としこみ、危険度はない（と見せかける）事で動き回ってくれる。
果たして何故そのような立体投射装置が存在するのか？あるいは本当に立体投射装置なのか？謎が謎を呼ぶ展開を並べられるかがキーパーの見せ所。

・パラノイア
PC「ドラゴン・・・？物語に登場するような？」
UV「そうです。ドラゴンは有害であると親愛なるコンピュータは判断しました。よってドラゴンを見つけ出し、討伐するのが貴方達の任務となります」
PC「（何処にいるのかも分からないのかよ！むしろ本当にいるのかよ！）分かりました！必ず依頼を達成して見せます」
PC「（この依頼の達成はそもそも不可能だ。なんとかして隊長に責任を押し付ける方法を考えないと・・・）当然です！」
PC「（なにかの肉を買ってきてドラゴンの尻尾を作って討伐したことにするか・・・？その辺をばれないように工作を仕掛けねば・・・）」
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世界観に存在しない事を逆手にとって、無理難題を押し付けてあげましょう。PC側のアイデアを全て採用すればだれかが破綻するのでUV側でドラゴンの討伐の仕方なんて考えません。市民、貴方は幸福ですか？

・レレレ（イット・ケイム・フロム・ザ・レイト・レイト・レイトショウ）
PC「ドラゴン・・・えーっと、CGを使うのですか？それとも着ぐるみ？・・・これただのフィギュアじゃないか！」
PC「これ使って映画作るの！？無謀にも程があるでしょ！」頭を抱えながら
世界観にドラゴンは存在しませんが、レレレは劇中劇なのでB級怪獣映画に出演してもらいましょう。無理難題に立ち向かうのはパラノイアと同じですが、PVPではないしスタントを使ったりセットを降りたりある程度融通がきく。

・・・ドラゴンがいようがいるまいがゲームマスター達がシステムに合ったシナリオを作ればいける！という結論を出して寝よう。