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2021/07/25 21:08
😶 【需要がありそうなので再掲】大事なのは「提案」「質問」「称賛」 TRPGを遊ぶ人には色んな人がいます。 男や女。小学生やジジババ。警察官だっているしフリーターもいます。 そりゃもう外国人だっています。 顔の見えないオンセなら宇宙人や幽霊だって遊んでてもおかしくない。 そんな多様な人間が集まってそれでもゲームが成立するのは、ひとえに「ゲームを楽しみたい」と言う共通目的があるからです。 ただ厄介なのは、この「ゲームを楽しむ」って内容自体が人によって違う、と言う点です。 それに関する日記は随分昔に書いたので、改めて話すつもりはありません。 「あ、この人面白いんだけどちょっと会わないな」 って思うのは「楽しみ方」のスタンスが違うんだ、って趣旨の日記でした。 そんな共通目的は同じでも、個々の目的が微妙に異なる人々が集まってセッションをする。 これって地味に難しい事なんじゃないかしらん? だから個人の楽しみを満たしつつ、卓全体が楽しくなるようにするには、ちょっとしたコツが必要です。 セッションで例えると、シナリオクリア(怪異を倒す)と言う共通目的と、個人ハンドアウト(行方不明のNPCを探す、怪異の正体を調べる)と言うのは微妙に違って微妙に重なっているって言うと分かりやすい? ……あ、分かりにくいですか、スミマセン。 今回はそのコツについてのお話です。 色々個人で持っているテクニックはあると思いますが、僕が鉄板だろ。と思っている3点を挙げてみようと思います。 1、提案 おそらくですね。 セッション中に卓全体にヒビが入る原因は、この提案がなされていないんじゃないかと僕は考えています。 まず、自分がどうしたいのか。 その意志を明確に打ち出す事で大体のトラブルは回避できるんじゃないかな? 例) ・キャラロールプレイする前に自分がどういう目的を持って、そんな発言をするのか。 (このPCはツンデレなので、今から君に対して生意気な発言をして後でフラグを回収しようと思います) ・このセッションをどういう方向に持って行きたいのか。 (このシナリオをこのまま進めるより、可能性的には厳しいんだけど、こうしたらスゴく面白い展開にならないかな?) ・シナリオ本筋とは関係ないけど時間を使って濃密なキャラロールをしたい。 (すまないみんな。俺に5分だけ時間をくれ。ヒロインとイチャイチャしてシナリオへのモチベーションを上げたいんだ) ・メタ発言をしてシナリオの謎についての考察を行いたい。 (今からメタ発言を交えて相談タイムにしたいんですが、皆さん良いでしょうか?) 「自分」が思う楽しみ方は「他人」が思ってる楽しみ方ではないのなら。 「僕はこの場面で、こうやって楽しみたいんだ」とまず卓全体に提案してしまう。 そうする事によって「楽しみ方の共有」が生まれます。 他人の楽しみ方が、自分の楽しみ方の本義ではなかったとしても、そこで「わかってあげる」事は出来ると思うんですよね。 だからって自分の楽しみを放棄する必要はないです。そこはギブアンドテイクで自分の楽しみ方も「わかってもらう」べく提案すれば良いと思うの。 それで合わないなら次から同卓は諦めろ(笑) 提案とは真逆なのが、「自分の行動をロールプレイの流れで最終決定する」行為ではないかな、と思います。 流れで決める……聞こえは良いですが、要は自分で決めれないってだけなので、答えの無い話に付き合わされる他参加者にとってはキッツイです。 下手すりゃただの脳内当てですからね。 自分のPCくらい自分で責任もって管理しようよ。他人にオールを任せるな、と「宙舟」でも歌われています。 そうは言っても。 ダイスによる神の采配。 皆の素晴らしいロール。 そんな素敵なキセキで心が動かされたのなら。 その時は心に従って遊べば良い。 2、質問 質問をすると言う行為はとても大事です。その応答によって相互理解が生まれます。 質問は初心者の唯一の武器で、熟練者の良き相棒です。 分からないものを分からないままノリで遊んだところで、その楽しさを最大限に享受できません。 また、コミュニケーションをする切っ掛けとして質問、特にセッション前の質問をGMは渇望しています。 度が過ぎて、初心者に質問をさせる為にわざと大事な説明を省くGMなんかもいたりします……やってみたけど、あんまり効果なかったね。 「聞く」と「答える」はTRPGの基本です。その代表が質問なのです。 ※余談※ 質問させる、という体裁をとらずに 「……以上がシノビガミの忍法データの読み方です。……実は、まだ説明してない部分が一ヶ所あります。それはどこでしょう?」 って感じのクイズ形式にして発話を促すのは良いかも、とコレを書いてる最中に思った。 ※余談終わり※ 【ここから先は熟練者向け】 ただ、質問にもデメリットがあります。 質疑応答で時間が過ぎると言うこと。 なんでもかんでも質問してセッションが停滞する、なんて事態は避けたいところです。 良く発生するのが、GMの説明の途中で「あれ?この説明はしないの?」という状況。 ・説明を後にするつもりだった ・今回使わないルールなので説明しなかった。 ・忘れてた と言う3つの状況が考えられます。 忘れていた場合は感謝されますが、そうじゃなかった場合、無駄な質問となりますね。システム未経験者に目一杯配慮して構成した説明の腰を折る形となっちゃいます。 また、厳密で嫌な表現をするなら、質問は「質問された人の、ひいては卓全体の時間」を奪います。 効果的な質問を投下する。 それが熟練者の技術、と言えるのではないでしょうか。 3、称賛 褒めると言う行為はとても難しいものです。 セッション後にオンセンの日記機能を使って楽しかった、素晴らしかった!と褒め称える。 素晴らしい! 楽しかったセッションの記録は遊んでいない僕達にも楽しかった想い出のお裾分けをしてくれます。 それをセッション中にもやって欲しいのです。 やってる? やってるなら最高です!! セッション後の日記は「記録」であり「記憶」ではありません。 良かった所をその場で褒める。それが更なる良いセッションへの燃料となります。 ヤンキー&ヨグ=ソトースはその点において非常に優秀なゲームで、ロールプレイに困ったらとりあえず「スゲェ」「パネェ」「ヤベェ」って言っておけば場が繋がります。 そう。 この三つの単語はすべて、他人を褒める言葉なのです!(笑) Y&Yのセッションが盛り上がるのはこの点にも要因があると僕は睨んでいます。 あれダメ、これダメって言われるよりも、これ凄い、あれ面白いって言われた方が楽しいでしょ? これが好きって言うんなら、じゃあこれも刺さるんじゃない? って次のアイデアも浮かびやすくなります。 褒めて褒められる事でセッションは加速していくのです。 【最後に】 また遊びたくなるプレイヤーってのを観察すると、この3点が上手いな、と感じる事が多いですね。 僕? 出来てる訳ないやん。(笑) 出来てる人間はそもそもこれが大事だと気づいてない、までありますww 出来る出来ないではなく、そうなれるように取り組んで行くかどうか、そんな話でさぁ。 「プレイングスタイルが違うので楽しくなかった」 なーんてグチるくらいなら 「プレイングスタイルが違う連中とも楽しく遊べたな。色んな卓が遊べるな!」 の方が良いと思うんだよなぁ、僕。 こう思うのにも理由があるんですが、この日記も随分長くなったので、また艦これのイベントが終わった頃に気が向いたら話しましょう。
2021/07/26 12:17
> 日記:【需要がありそうなので再掲】大事なのは「提案」「質問」「称賛」 うわー、わかるわー。 確かにkpをよくやるみとしては、称賛されると、嬉しいです。 質問をしてもらえると確かにありがたいですし、行動する前に、言ってくれるとありがたいです。 追伸 艦これイベント中まじ? やらなきゃ
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2021/07/25 21:08
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