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😰 最後に掴んだものは?(DX3rd『時喰い様』GM所感) ……駆け抜けました。過去一のカロリーだったと思います。 先々週土曜日、4週間に渡ったはがね GMのダブルクロス the 3rd edition シナリオ『時喰い様』が、エンディングを迎えました。 …えげつない時間オーバーをしてたので、実質6日くらいあった気がするな? このシナリオは、自分が今まで書いた中でもなかなか凄まじいもので、招待卓以外では絶対にやれない類のシナリオ。 冗談みたいな話だけど白昼夢の最中に思いついた普段では絶対に思いつけない絶望的な設定を、得意の大団円に持って行くためにじっくり時間をかけて演出するという、かなり情緒を揺るがすものになってのではないでしょうか。 また、PLもPCも精神的に厳しいシナリオだからこそ、それを乗り越えるバディの信頼が見たい…というはがね のバディシナリオ初挑戦作でもありました。 そんな『時喰い様』の第二陣目は、PLはお二人とも過去に複数回同卓がある、はがね シナリオの理解力に秀でたPL1と、ハードボイルドが似合うPL2で駆け抜けました。 ただ…PL1とはがね が時折化学反応を起こすのは重々承知だったのですが、今回はかなり爆発してしまいましたね…。 慣れないアドリブを全開で回した結果、割とシナリオブレイクを覚悟しかけた一幕も…。 当然、アドリブの化学反応によるエモもあったので納得こそしていますが、特にPL2には迷惑をかけたところもあったかもしれませんね……アドリブは用法用量を守って! 今回は、はがね の良いところ悪いところが全て出たセッションだったのではないかと思っています。 個人的にも、様々なことを考えさせられる4週間でした。 さて、そんなお二人のPCは… PC1は、呪われた子とでも言うべき業を背負った青年。ヒロインは唯一の日常の象徴でありながらお互い負い目を持つ関係、そして、余りにも深く依存した存在。…裏設定まで濃密に詰められたキャラクター像は圧巻で、その濃密さはキャラシに留まらず、シナリオ中でも彼の異常とも言える覚悟、ヒロインへの想いは遺憾なく発揮されました。トレーラーから陰鬱で、ヒロインを大事に思っているこのシナリオのPC1としてはGM冥利に尽きましたが、GMの想定を超えるほどのPCの覚悟の強さとPLの演出能力の高さは、GMがちょっと恐怖するほどでした。 PC2は、UGNの人員の調停を行う敏腕男性エージェント。PLとしても話した通り、戦闘描写のハードボイルドがやはり魅力でした。オープニングやミドル終盤で起った銃撃戦で、硝煙の匂いの似合う彼のRPは輝いていましたね!また、このシナリオはPC1がヒロインに一直線であるためPC2の立ち回りが難しいのですが、PL1とはがね が化学反応を起こしたのもあって、PLPCともにかなり悩んでいる様子でした。この暴走についてはGMとしてちょっと反省。ただ、そんな不安を全部吹き飛ばすほどに、最終日の最終決戦からの大団円へと引っ張っていくRPは圧巻でした。暗くなりがちなPC1をハッピーエンドに連れて行ったのは、彼の正義感故でしょう。 と、そんなわけで、GMの暴走とか、RPのし過ぎで時間超オーバーとか色々ありましたが、PLを揺さぶるつもりがGMもかなり感情を揺さぶられる印象的なセッションになりました。 改めて、最後まで付き合ってくれたPLのお二人に最大級の感謝を! では、またどこかの卓でお会いしましょう。
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