龍神 青空(たつがみ そら)(クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート) 智が作成したTRPG「クトゥルフ神話TRPG」用のキャラクターシートです。
龍神 青空(たつがみ そら)の詳細
キャラクター情報 NPCでの使用可(使用前と後にコメントください)
TRPGの種別:
クトゥルフ神話TRPG
いいね! 0
キャラクター名:
龍神 青空(たつがみ そら)
♥ :
11 / 11
♥ :
16 / 16
外部URL:
メモ:
4.8(大切なもの:兄から貰ったエビ型ヘアピン)
DP+50
詳細A:
《プロフィール》
【職業】 大学生(警察官ベース) 【性別】 女 【年齢】 18→19(10/3生)
【出身】 【学校・学位】
【精神的な障害】
【SAN値】 現在 / 最大
75 / 98
【STR】 14 【APP】 18 【SAN】 80
【CON】 11 【SIZ】 11 【幸運】 80
【POW】 16 【INT】 15 【アイデア】 75
【DEX】 14 【EDU】 13 【知識】 65
【H P】 11 【M P】 16 【ダメージボーナス】 +1D4
【職業技能ポイント】 270
【個人的な興味による技能ポイント】 150
《戦闘技能》
☑回避 70% ☐マーシャルアーツ 1%
☐こぶし 57% ☐キック 25%
☐頭突き 10% ☐組み付き 25%
☐拳銃 20% ☐投擲 25%
☐マシンガン 15% ☐サブマシンガン 15%
☐ライフル 40% ☐ショットガン 30%
☑日本刀 75%
《探索技能》
☑目星 86% ☑聞き耳 85%
☐応急手当 30% ☐追跡 10%
☑隠れる 50% ☐忍び歩き 10%
☐隠す 25% ☐写真術 10%
☑図書館 77% ☐登攀 40%
☐鍵開け 1% ☐精神分析 1%
《行動技能》
☐水泳 25% ☐運転: 20%
☐電気修理 10% ☐操縦: 1%
☐跳躍 32% ☐ナビゲート 10%
☐機械修理 20% ☐製作: 5%
☐乗馬 5% ☐重機械操作 1%
☐変装 1%
《交渉技能》
☐母国語 65% ☐信用 15%
☐説得 15% ☑言いくるめ 71%
☐値切り 5%
《知識技能》
☐歴史 20% ☐クトゥルフ神話 1%
☐オカルト 5% ☐コンピューター 1%
☐経理 10% ☐電子工学 1%
☐天文学 7% ☐物理学 1%
☐化学 5% ☐考古学 1%
☑心理学 66% ☑法律 40%
☐人類学 1% ☐生物学 1%
☐薬学 1% ☐地質学 1%
☐博物学 10% ☐芸術:物の詰め込み 11%
☐医学 5% ☐芸術:お菓子作り 9%
詳細B:
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{武器}
キック 1D6+DB タッチ 1回 -
組み付き 特殊 タッチ 1回 -
こぶし 1D3+DB タッチ 1回 -
頭突き 1D4+DB タッチ 1回 -
{所持品}
スマートフォン、エビ型のヘアピン、ハンカチティッシュ、竹刀袋、応急手当セット
【現金】 【預金/借金】
{パーソナルデータ}
【高校3年生:警官(2015)ベース】
技能値:[EDU]×10+[STR]×10=130+140=270P
職業技能:言いくるめ、聞き耳、心理学、説得、追跡、目星、法律、日本刀
趣味技能:回避、図書館、隠れる、日本刀
【収入】 【個人資産】
【不動産】 【住所】
【家族&友人】
龍神 海斗(PL:エビフィレオさん)
…双子の兄。兄さん。この世でたった一人の大切な家族。
兄さんが隣に居てくれるのなら、後はもう、何もいらない。
【狂気の症状】
【負傷】
【傷跡など】
【後遺症】
『君に至る』
あなたたちはこれから、何度生まれ変わっても必ず一卵性の双子として生まれる。
【読んだクトゥルフ神話の魔導書】
【アーティファクト】
【学んだ呪術】
【遭遇した超自然の存在】
ティンダロスの猟犬
シャッガイからの昆虫
【探索者の履歴】
2021.06.19(GM:紫樹様)君に至る楽園 シナリオクリア
SAN-35/CON-1/聞き耳+1/こぶし+7/回避+1/日本刀+1
2021.06.20(GM:智)せせらぎの夢(KPC)
SAN+38/CoC+1/芸術:物の詰め込み+6/ライフル+14/目星+9/MP+3/日本刀+2/芸術:お菓子作り+4/化学+4/天文学+3/言いくるめ+1/成長P+10(回避+6/ライフル+1/天文学+1/日本刀+2)/CoC+1
2021.06.20(GM:智)コードレス・ゴースト(KPC)
SAN-4/跳躍+7/天文学+2/目星F+2/隠す+10/聞き耳+3/図書館+2/成長P+10
2022.03.26(GM:智)50億のハートビート(KPC)
SAN-7/心理学+1/成長P+10
2022.05.03(KPレス)ラストグラス Side-A シナリオクリア
SAN-5
2022.12.21(GM:エビフィレオ)午前2時のナイフとラーメン シナリオクリア
SAN+8/目星、聞き耳、心理学+1/言いくるめ+5
大学生になった。
2022.12.23(GM:エビフィレオ)インスタントマーメイド シナリオクリア
SAN+2/こぶし、隠れる、心理学+1/成長P+10
【設定】
幼少期は裕福な家庭で幸せに過ごしていたがクリスマスパーティの準備中に強盗が侵入、両親が死亡。青空は祖母と一緒にケーキを取りに行っていた。海斗は負傷するも親の遺体が庇うように覆われていた為無事だった。
両親が殺害されたのちに父方の祖父母に引き取られたが小学校低学年の時に他界。
その後、母方の祖父母に引き取られたが金にがめつく両親・祖父母の遺産を取り上げられ、碌な育て方をされずに小学生時代を過ごした、小学生高学年頃に児相へ通報され祖父母から引きはがされるも既に遺産を食いつぶされた後。
以降は施設で暮らすことになるも、なかなか馴染めずにいた。
中学生になってもそれは変わらず、施設育ちである事をバカにする連中も現れ、容姿も相まって奇異な視線で見られるようになる。挙句、守るべき立場である施設職員に金銭と将来を盾に関係をなし崩し的に持ってしまい、双子にとって楽園と呼べるものはどこにもなかった。
【プロフィール】
双子の兄を持つ高校三年生。一人称は「わたし」二人称は「きみ」「あなた」
兄の事は「兄さん」ごくたまに「にぃに」
この世でたった一人だけの家族である兄の事をとても大切に思っているが、あまり人前で其そぶりを見せない。恥ずかしいからである。
好きなものは兄と同じく海。理由は兄が好きだから+すべてを包み込み、過去を洗い流してくれそうな大きな存在に安堵するから。
また、嫌いなものは夜。暗くてそこに何が居るか分からず、大切なものをいつの間にか飲み込んでしまうかもしれないという恐怖がある為。兄は逆に夜が好き。
極度の甘党で甘いものなら何でも胃袋に入ってしまう。そんな好みから体重を気にする事もあるが、指摘されると怒る。怒るときはどこからともなく拍子木が鳴り響き背中から般若が顔をのぞかせる。
母方の祖父母に引き取られた後、虐待を一身に引き受けた兄に対して強い後悔と後ろめたさを感じている。過保護である理由もその延長と考えており、心配をかけさせないよう強がっている・・・が、兄にどう思われてるかは不明。
施設は上記の理由があるため、職員や大人に対して嫌悪感しか抱いていないが、表面上はうまく取り繕うようにしている。
将来は兄に楽をさせてやる事。警察官のトップに立って幼少期の強盗犯に復讐する事。
【キャラクター駒情報】
たつがみ そら(18)
【STR】 14 【APP】 18 【SAN】 80
【CON】 11 【SIZ】 11 【幸運】 80
【POW】 16 【INT】 15 【アイデア】 75
【DEX】 14 【EDU】 12 【知識】 60
【H P】 11 【M P】 16 【ダメージボーナス】 +1D4
心理学:65%/大切なもの(特徴表より)
持ち物
スマートフォン、エビ型のヘアピン、ハンカチティッシュ、竹刀袋、応急手当セット
小さいほうが強い
文系
苦手な強化は物理
ホラー耐性 65(ちょっとした怖がり)
絶叫耐性 35(ジェットコースター好き)
涙腺耐性 28(メンタルは強い)
辛さ耐性 95(極度の甘党)
リズム感 75(知識だけ)
酒の強さ 1d3→2(普通)
たこ焼き(ポン酢)が好き。
CCB<=({STR}*5) STR×5
CCB<=({CON}*5) CON×5
CCB<=({DEX}*5) DEX×5
CCB<=({APP}*5) APP×5
CCB<=({SIZ}*5) SIZ×5
CCB<=75 アイデア
CCB<=80 幸運
CCB<=60 知識
CCB<={SAN} SANチェック
CCB<=70 回避
CCB<=40 ライフル
CCB<=57 こぶし
CCB<=75 日本刀
CCB<=30 応急手当
CCB<=85 目星
CCB<=84 聞き耳
CCB<=77 図書館
CCB<=32 跳躍
CCB<=25 隠す
CCB<=50 隠れる
CCB<=66 言いくるめ
CCB<=60 日本語
CCB<=65 心理学
CCB<=40 法律
CCB<=05 化学
CCB<=07 天文学
CCB<=11 芸術:物の詰め込み
CCB<=09 芸術:お菓子作り
CCB<=01 CoC
@拍子木
詳細C:
(▼ ネタバレを含む内容を開く ▼)
【記憶】
14年前の12/24
クリスマスパーティの準備の為に近所のケーキ屋さんでケーキを買っている時、虫の知らせっていうのかな?ひどく嫌な予感を感じてすぐに家に帰りたくなった。
…悪い予感は的中する。家は出発する前と様変わりしていた。一面の赤、赤、赤。
パパとママは焦点のあっていない目でどこでもない何かを見ている。ひどい。なんでこんなことをするの…?にぃには?にぃにもひどい目にあってるの…?
視界が、頭がぐるぐる回り、気が付いたら兄の病室の隣で寝ていた。
にぃにが無事だという事を知って、パパとママがもういなくなってしまった事実を知って…私は泣いた。どうすればよいのかわからなかったから。行き所が無い感情を吐き出すように、ただただひたすらに泣いた。もしかしたらにぃにも泣いてたかも。ちっちゃいころだからよく覚えてないけれど。
その後はパパのおじいちゃんとおばあちゃんの家に住むことになった。
ある日、おじいちゃんとおばあちゃんに「どうして私のパパとママは死なないといけなかったの?」と聞いたことがある。その時は二人ともとても困った顔をして私を窘めてた。
私は正直納得していなかった。死なないといけない理由なんて、パパとママには無かったはずだ。
誰かが言っていた。生きとし生けるその一瞬一瞬、自身は常に選択しているつもりでも、その実既に決められた運命というレールに沿って進んでいるだけに過ぎない、って。
…そんなこと、間違ってる。もしも死なないといけないことが運命だとしたら、そんなもの私は認めない。認めてたまるものか。
8年前
良くしてくれたおじいちゃん、おばあちゃんが亡くなり身寄りが無くなった後、私たちを引き取ってくれるという人に会った。ママのおじいちゃんとおばあちゃんだ。…正直、今の今まで一度も会ってなかったけれど、どうして引き受けてくれたんだろう。兎も角、お世話になる人だから行儀よくしなくちゃ。にぃにもしっかりしないとね。
…
……
………
日常は、非日常へと変わった。今までの暮らしが嘘のように、私たちに遠慮のない暴力が降り注ぐ。あいつらは私たちの一挙一動が気に入らないらしく、視界に入っただけでも謂れのない理由でサンドバッグにされる。
酒が切れてむしゃくしゃしたから。ギャンブルで有り金をすべてスッてしまったから。近所で悪口を言われたから。おつかいで頼まれて買ってきた食べ物が不味かったから。そもそもお酒を買ってこれなかったから。…あいつらが寝ている間が、ただ私たちの安息の時間だった。
いつしか、にぃには私の為に進んで殴られに行った。…私を守るためだ。
私はそんなにぃにを見ていたくなくて、止めたくて…恐怖に竦んで動けなかった。ただただ殴られ続ける兄のうめき声や殴打音、骨の軋む音を聞いて隅っこで震えているだけだった。
少しだけホッとしている自分に無性に嫌気がさした。無力で、何もできない自分を呪った。
誰か助けて…誰でも良い。私たちを…にぃにをこの地獄から救って…!
気が付いたら私はあいつらに散々言い聞かせられた「決して中に入ってはいけない建物」…交番へ駆けこんでいた。
そこから先はあっという間だった。事情をしった警察は児相と協力し祖父母宅へ突入。にぃにの怪我と私たちの証言でこの地獄は終わりを迎えた。
その後のことはよく覚えてない。大人の人達に、私たちのような子がたくさんいる施設という所で新しく住むことになったと告げられても、実感がなかった。…こんな地獄のような所じゃなきゃ、どこでも良い。
5年前
施設に入って中学生になった頃。
過去の出来事と皆と違う容姿のせいで奇異の目で見られ、ろくに周りの人間と仲良くなれずに居た。…どうでも良い。兄さんさえ居てくれれば他は何もいらない。
…施設に入ってから、兄さんの呼び方でひと悶着あった。誰も肉親と呼べる相手が居ないであろうこの空間に、兄妹が入ってくることが珍しかったからかもしれない。はてまた、特別な名前で兄を呼ぶ姿に羨望の対象になったかもしれない。兎も角、兄さんの事を呼ぶたびに周りの奴等が絡んでくるのだ。良いご身分だな、とか。俺の事もそう呼んでくれよ、とか。
一度あまりに絡みが酷くて兄さんが取っ組み合い…いや、一方的に相手を蹂躙した事があった。
それが決定的になったようで、以降はずっと私たちは私たちだけで過ごすことになった。
…
……
ある日、施設の職員から声をかけられた。あの視線は今でも忘れられない。頭からつま先までねっとりと、まるで値踏みするかのように向けられたあの視線。怖気が走る。
足早に去ろうとした…刹那、先の揉め事について話したい事があるといわれた。
曰く、問題を起こした子には施設から出て行ってもらう事、何の後ろ盾がない状態で放り出されてしまい援助も受けれなくなってしまう事。…それは困る。
何とかしてもらおうと声を上げようとする私に、その職員はこう言った。
身内の不始末は、身内がしっかり片をつけなきゃだめだ、と。
幸い君はとても男受けが良い容姿をしているからね、と私の身体を撫でた。つまりは、揉め事を無かったことにする代わりに体を差し出せ、と言っているのだ。
…腐ってる。こんな状況じゃなきゃ、こいつの股座に一発いいものを浴びせてやる所だ。けれど、この条件を蹴ったら私のせいで兄さんが路頭に迷うことになる。…それだけは、嫌だ。
精一杯職員をにらみつけた後、私はその条件を呑んだ。
それから、再び地獄の日々が始まった。前とは違う地獄だ。けれど、苦しくはなかった。
あの頃、体を張って私の事を助けてくれた兄さんに、今度は私が助けることが出来るんだ。あの頃と比べたら、何も出来ずにただ毎日を生きていたころに比べたら、ずっとずっとマシだ。
…あれから、変わったことがある。お金に困らなくなった。援助という形をとっている為か、定期的に私にお金を送ってくれる。それから・・・よくクラスメイトに「綺麗になった」と言われるようになった。正直、そのあたりはよく分からない。
段々と行為そのものに対する忌避感が薄れ始めてから暫くして…兄さんに見つかった。
それから先は酷いものだった。その職員は一瞬でボロクズのようにされ、その足で兄さんは私に詰め寄ってきた。
私が何かを言う前に…抱きしめられた。
もう大丈夫、だとか。心配しなくていい、とか。そんな事を言われた気がする。
私はそんな優しく気遣ってくれる兄さんに…ひどく冷めた対応をしてしまった。
どうして台無しにしてしまったの?これが明るみに出てしまったら、私たちはこの施設を追われる事になるのに。一緒に暮らせなくなってしまうかもしれないのに。
私がされるがままになればお金も貰えて、ずっと安心して暮らせるのに。
…どうして?
溜まっていたものが堰を切ったかのようにあふれ出して、兄さんにあらん限りの感情をぶつけた。兄さんも負けじと私に対する思いをぶちまけた。…今思えば、これが初めての喧嘩と呼べるものだったのかもしれない。今までそんな事、出来る余裕なんてなかったから。
互いにぶちまけるものをすべてぶちまけ…すっきりしたのかも。結局は私の独りよがりで、勝手に抱え込んで…こうなった。
兄さんに相談すればよかったんだ。たった一人の家族なのに…バカだな。
二人で相談しあった結果、今までの状況をため込んでたであろう職員の情報を探し突き出すことで、不正を明るみにさせたことによって私たちへのお咎めは無く…けれど、違う施設へ引っ越すことになった。
…大丈夫。どれだけの事があっても、兄さんとなら一緒にやっていけるから。
4年前
今日は私たち二人の誕生日だ。
今はもうたった一人しかいない、私だけの大切な家族。
けれど、寂しくなんて何ともない。だって、片割れを支えることが出来るから。
二人のショートケーキをろうそくに刺して、小さな声で二人だけでお祝いをする。
「「ハッピー、バースデー」」
3年前
高校に無事入学する事が出来た。大切な私の兄さんも一緒だ。
考えたことがある。将来について。
世の中は、弱い人間が集中的にいじめられ、強い人間が一方的に得をするように出来ている。私たちは、弱い人間だ。だから虐げられる。何もかもを奪われる。
…だったら、私たちは強くなる。奪われる立場から、得をする立場になるんだ。
その為には今のままではダメだ。支えられるだけの自分ではダメだ。
強くならなくちゃ。賢くならなくちゃ。そのためには立ち止まってはいられない。…そうだよね、兄さん?
さしあたって、勉強と・・・自衛位は出来るようにしないとね。
君に至る楽園後
あの遊園地で起こった出来事は、もう忘れる事は無いだろう。
私の中で渦巻いていた兄さんへの負の感情も今ではもう完全に無くなってしまっている。
…思う必要が無くなったから。もう、一瞬たりとも私の事を忘れないって言ってくれたから。
それにしても、相変わらず兄さんは強かったな。力も…我を貫き通す想いも。全力で迎え撃ったのに、全然敵わなかった。このままじゃだめだ。もっと精進しないと!
えっ…怖くなかったかって?確かに…怖かったよ。けれど、それは兄さんに対してじゃなくって、このまま兄さんの提案を受け入れて、兄さんが居なくなってしまった世界にたった一人残される事が…私は何より怖かった。
結果的に私は倒れてしまったけど…私は兄さんを、信じてたから。
…ほら、折角の顔が台無しだよ?これからも、ずっとずっと一緒にいようね。世界でたった一人の、かけがえのない私の大切な「にぃに」
せせらぎの夢後
最近兄さんの顔色が悪い。そろそろ大学受験の勉強も勢いを増す頃。
急に兄さんが私と同じ大学へ受験すると言い出した。…最近の兄さんは昔と比べてかなり感情表現が豊かになった。それは良い事なんだけど…私にべったりな気がする。過保護が過ぎるというか。…良いんだけどね?けど、男友達とろくに話せなくなるのはちょっと困る。
そんなこんなで、勉強嫌いな兄さんにとって、私が受ける大学はちょっとレベルが高い。…私としても、兄さんと一緒に登校したい気持ちがあるから、頑張るなら精一杯サポートするけど、頭から煙を吹いている兄さんが心配でならない。体調面でも、勉強面でも。
そんな中、友人から疲れに良く効くと噂のお店を紹介された。早速兄さんと一緒に向かったけど…気が付いたら神社の境内の中。絶賛お祭り開催中というオマケ付き。
前にも似たような事があったけど…今度は記憶もしっかりあるし、悪意も感じられなかった。
不思議な感覚だったけれど、久しぶりの夏祭りにワクワクしない訳ではなかった。
結局のところ…兄さんと出ている屋台全部周り遊びつくしてしまった。
何だかんだ言って、こうやって肩の力を抜いて全力で遊んだのは久しぶりだった。心なしか隣に居る兄さんも表情が綻んで見えた。
…境内をくぐると、そこは訪れた店じゃなくって、寂れた神社の鳥居だった。なんだか化かされた気分だったけど、悪い気分じゃなかった。
今度は、ちゃんとお祭りに行くために浴衣も来ていきたいな。…来年が楽しみだ。
コードレス・ゴースト後
…不思議なことはたて続けに起こる。兄さんと一緒に展望台が有名な総合施設へ遊びに行った。最後に、展望台へ景色を眺めようとして…どうやらそこで私は落ちて…死んだ、らしい。記憶が定かではなかったけど、気が付いたら見知らぬところで、くしゃくしゃになった表情で私を心配する兄さんが居て…その兄さんから事情を聞かされたら、信じざるを得なかった。
何とかしないといけないと思い、進んでいくと…瀕死の生き物が血を流して倒れていた。
血…赤…死…転落…急激に私の中に明確な「死」の記憶が蘇って来る。痛くて怖くて、もうどうしようもないと思った瞬間…優しく兄さんが抱き留めてくれた。
動揺していた私の心が落ち着いて、兄さんにお礼を言おうとした時、兄さんの首筋にあざが出来ていた。私が搔きむしった所と全く一緒…でも、私にはその傷が無い。
そのことを兄さんに詰め寄ってもはぐらかされてしまった。…このままじゃ、私だけじゃなく兄さんも危ない。急いで私たちはどうにかする方法を模索し、螺旋階段を上へ上へと昇って行った。
途中、謎を解いたり危ない男との逃走劇を繰り返した後…遂に頂上へたどり着いた。
逃げ場が無い中、危ない男が遂に私たちの身動きを封じて生贄にしようとした最中…神?が現れた。そうして、私たちに選択を迫る。代価を差し出せ、と。
…私は、怒っていた。勝手に殺されて、勝手に生き返らされて、命を弄ばれて…そして、代価を差し出せと究極に身勝手なことを宣う。そもそも、そこの危ない男が変なことをしなければこんな事にはならなかったのに。代価?この出来事を起こした危ない男に払ってもらいなさいよ!!
…兄さんも思うところは同じだったようだ。神?にそう告げると、私たちは解放され、危ない男は…代価として連れていかれた。
朝日が昇った。ボロボロな兄さんはふらふらと、けれど私の無事を確認して安らかな表情で眠ってしまった。
…きっと、ここでこんなことをしていたら色んな人に怒られるんだろうなぁ。そんな先のことを考えながらも。
ずっと私の事を守ってくれた、大事な大事な兄さんの寝顔を見ながら寄り添った。
また助けられたね…ありがとう。にぃに。
マクロ:
マクロ名|実行コマンド
SANチェック|1d100<=#SAN SANチェック
応急手当|1d100<=#応急手当 応急手当
医学|1d100<=#医学 医学
回復量|1d3 回復量
精神分析|1d100<=#精神分析 精神分析
聞き耳|1d100<=#聞き耳 聞き耳
鍵開け|1d100<=#鍵開け 鍵開け
図書館|1d100<=#図書館 図書館
目星|1d100<=#目星 目星
言いくるめ|1d100<=#言いくるめ 言いくるめ
オカルト|1d100<=#オカルト オカルト
クトゥルフ神話|1d100<=#クトゥルフ神話 クトゥルフ神話
回避|1d100<=#回避 回避
マーシャルアーツ|1d100<=#マーシャルアーツ マーシャルアーツ
チャットパレットに切替
チャットパレット:
実行コマンド
1d100<={SAN} SANチェック
1d100<={応急手当} 応急手当
1d100<={医学} 医学
1d3 回復量
1d100<={精神分析} 精神分析
1d100<={聞き耳} 聞き耳
1d100<={鍵開け} 鍵開け
1d100<={図書館} 図書館
1d100<={目星} 目星
1d100<={言いくるめ} 言いくるめ
1d100<={オカルト} オカルト
1d100<={クトゥルフ神話} クトゥルフ神話
1d100<={回避} 回避
1d100<={マーシャルアーツ} マーシャルアーツ
//SAN=80
//応急手当=30
//医学=5
//精神分析=1
//聞き耳=85
//鍵開け=1
//図書館=77
//目星=86
//言いくるめ=71
//オカルト=5
//クトゥルフ神話=1
//回避=70
//マーシャルアーツ=1
マクロに切替
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転送:
オンセンルームに転送する
キャラクターID: 162396583211mochicken88
❓キャラクターシートの転送方法
データを出力する
本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
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