愛善院さんの日記 「能動的と受動的(主体性と協調性)」

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愛善院
愛善院日記
2020/08/04 21:01[web全体で公開]
😰 能動的と受動的(主体性と協調性)
「知の恥たる双子は、
黙すべきときに語り、語るべきときに黙す」
とかいう言葉がある。

言語の学問、
国語や英語の文法項目においては
自動詞と他動詞、とか、
能動態と受動態、とか、
いろんな名称をつけたりする。

今年4月には
「受動喫煙防止」を目的として
都内のほとんど全域でタバコが吸えなくなった。
これによって、私の手持ちのPCも
「それでも吸う」と言い張るやつと
「そろそろ止めどきか」と言うヤツとがでてきた。

さても、今回は、
ネット上の性格診断などででてくるときは
「主体性」と「協調性」などと呼ばれるものの実態。

前に私が書いた日記だと
「自分軸」と「他人軸」の話にも通じる。


主体性と協調性、どちらを優先すべきか、
という問題は

その時と、場所と、場合と、
によって使い分けするのが本来で、
これを身に付けないで大人になると
「空気読めない」とか軽口を叩かれることになる。

主体性だけで突き進む傍若無人も恐ろしいし
協調性だけで何も決めることのない自己はありえない。

主体性により
自分の能力や才能を活用すべき場面はあるし
協調性により
場の皆に気を配って全体で一丸となる場面もある。

TPOとは
time
place
occasions
の頭文字のはずであるが、

日本人(特に男性)の場合、
タイム、
プレイス、
オカーサン、
の頭文字である可能性がある。


自分軸、他人軸にしても
主体性、協調性にしても


おかーさんの顔色をうかがって
生きていかねばならないという少年期を過ごすと

たいがい、見事なまでに、
論理的に優先すべき方向とは逆のことを選ぶ。

(もっとも、論理的に正しいほうが
かならずしも最善とも限らないのが
人間社会ではあるが)

空気を読むとか察するとかいうのは、

言ってみたら
「おかーさん以外に
おかーさんを観察するように観察すべき他者」
を、数限りなく頭のなかに置いて整理し

かつ

その最大公約数から

自分のいまあるべき主体性と協調性のバランスを
決定するようなものである。


PCのキャラづけをするとき
主体性と協調性のバランスを、どうとるか。
主体性よりのキャラでも、
協調性よりのキャラでも、

ある事象に対してだけは逆の軸で!
というポイントがあったりすると深みが増す。

もしくは、本来の人間にはありえない
主体性まったくなし、なり
協調性まったくなし、なり
ということも、実はキャラであればできる。

そして、
「語るべきときに黙し、黙すべきときに語る」
主体性と協調性を、ことごとく逆にやるキャラも
作り出すことは可能である。




……もし、
ことごとく逆のことをやるキャラしかいない
あるいは、主体性と協調性のバランスが
さほど変わりがないキャラばかりであるとするならば

それは、それを作り出したPL側が
およそそういう性質しか持っていないことに他ならない。

キャラ紙を数枚みると
思いの外、その人間の偏りかたは出ているもので

相性というのか、
「この人とは卓を囲むべきではないな」
というのも、なんとなく見えてくる。
(もちろん逆に、
どんなキャラでくるかな、と楽しみになる人もいる)

ゆえに。
参加応募したときに
もしかしたらこちらもハジくことがあるかもしれないが

それはお互いに不快にならないための関門であって
あんまり気に病まないでいただきたいと願う。
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