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2025/05/23 14:20
😶 【雑記】息抜きにアイデア思考実験擬きもといアイデア整理法【色々】 最近もっぱらマイクラばかりしている…幼き頃に見ていたMODを入れてやってると時間が溶ける溶ける… どうも、初夏の火力じゃないほどの暑さに皆さまバテておりませんでしょうか?私はバテています。烏賊パスタです。 スタンド技能作るぞー!とやっていたり色々日記に書くだけでオンセンでは会場開いたりとかあまりしてないダメヒューマンですみません…身内卓の弊害やね…。身内で籠り始めたらいよいよコミュニケーションを必要とするゲームとして致命的になりますからね。広げていきたい、輪を。 で なーんか色々とアイデアを考えているとどうにも、部屋を片付けられない人の「どこから手を付ければいいんだ…」となるので息抜きがてらにアイデア思考実験とアイデアの整理方法を備忘録的に載せておきます。誰かの参考になればいいなと。興味持っていただけたらウレシイウレシイ。では早速本題に。 アイデア思考実験 1.はじめに まず、アイデア…といっても色々あると思います。ゲーム性のネタ、シナリオのネタあるいはキャラクター設定のネタ。思いついて生かそうにもどう生かせばいいのか?あるいはどこへ使ったらいいのか?「エンディングのシーンは決まってるけど、其処に至るまでの過程全然思いつかない」「書きたいシーンだけ書けた!」なんての…あるあるじゃないでしょうか? そうしたものをどうやって取り入れればいいのか。シナリオの構築に必要なアイデアの組み換え、方法、キャラクターに設定をつけたいけど、自分の創作性ばかりが反映されていまいち新しいキャラにならない。そうした問題に、アイデア思考実験という手法で触れていきたいと思います。 2.アイデアの解体とグループ化 では早速。アイデアを一つ思いついたとしましょう。その時、よくやるのがアイデアの解体とグループ化です。例えば、勇者が魔王を倒すシーンを思い付いたとします。これを一先ず解体すると「勇者」「魔王」といった具合に構成している要素を分解することができます。もっと解体できるだとか、勇者と魔王だからファンタジーでは?と思いそうですが、実はそうでもありません。勇者と魔王が居るからファンタジーと考えるとちょっとアイデアを生かしにくくなります。 ざっくり言えば世界観のジャンルにはあまり触れず、その人物や要素の解体にとどめることが大事なんですね。 お次にグルーピングもといグループ化です。上記の「勇者」「魔王」は登場人物のグループに属しますね。ここでもっとグループ化して「主人公グループ」と「悪役グループ」に属してもいいと思います。こういう風にざっくりと思いついたアイデアがどんな構成をしているのか、どこのグループに属しているのかを明確にしておくと、シナリオを作る時とかには生かしやすかったりしますね。パット見でそのキャラクターが敵か味方かわかりますから。『はじめに』のところでも話してますが、この手法は「エンディングシーンは決まってるけど、其処に至るまでの過程が全然思いつかない」時に有効です。シーンを構成しているキャラクターや場所を解体して、要素ごとにまとめてグループ化すると「味方に当たる人物」「味方が持っている力なり武器なりの情報」「敵に当たる人物」「敵が持っている武器なり能力なりの情報」「その場所の情報」と分けることができるのでね。 3.アイデアの懐疑 アイデアの解体とグループ化が終わると次のステップ。ズバリ、アイデアを疑います。よくやるやーつですね。これは本当に面白いのか?というものでもいいですが、もっと深くして「このアイデアは此処のグループに属しているがこちらではないか?」や「このキャラクターは炎を操るが、では水や雷だったらどうか?」という風に、アイデアの懐疑と否定と代替を考える作業です。これは考えるよりも文字にしたり視覚的にとらえやすくした方がいいと思います。 例えば「勇者は剣を使う」というアイデアを疑って「なぜ剣を使うのか?」否定するならば「勇者が剣を使えない方がいいのではないか?」代替は「勇者が斧や槍を使っていた場合は?」という風になります。否定から代替に移ることが多いんですが、コレは分けておくと後々助かります。というのもどこで何を否定したのかがわかりやすくなるんですね。 「勇者は剣を使う」否定「勇者は剣を使わない」代替「勇者は斧や槍を使う」否定「勇者は斧や槍を使わない」代替「勇者は…」みたいに否定、代替の順でどんどん進んでいくんですが、此処で否定する対象を変えたりするとまた別のルートに行ったりできます。勇者の話で言えば、勇者を否定したり、ようは配役のチェンジですね。 「勇者は剣を使う」勇者を否定。もう一人の登場人物の魔王に移行「魔王は剣を使う」否定「魔王は剣を使わない」代替「魔王は…」みたいな。 こうすることでキャラクターごとにアイデアを広げることができます。これは『はじめに』の「自分の創作性ばかりが反映されていまいち新しいキャラにならない」という問題に対する解決になります。自分で思いついたアイデアと逆のことを考えればいいですからね。逆といっても何をもって逆とするのかは自由ですが、大雑把なほどいいと思っています。細かい部分は後々決めればいいので、上の例で言うなら「勇者は近接武器を使う」否定「勇者は近接武器を使わない」代替「勇者は遠隔武器を使う」みたいな感じにざっくばらんに否定していくと思考を広げやすいです。 4.全体の把握 これが正直最も大事なものですね。キャラクターで言うなら、どの要素が埋まっていないか。シナリオで言うなら、どのシーンが埋まってないのか。そうした全体を把握すると何から手を付けるべきかが決めやすくなります。エンディングのシーンのみ決まっていて、他は全く決まってないのならエンディング直前から作り始める。キャラクターで名前と性別、年齢が決まっているが肝心のパーソナリティが決まってないなら外見を決定するというように、出来ているものに近いところから作るのがコツかなと思います。前者はともかく、後者はなぜ外見から決めるかというと、その方がキャラクターの動きと言葉を想像しやすいからですね。結構バカにならないものだと思っています。例えば三白眼のキャラだったら「目つきが悪いせいか浮いていた」とか「自分の目をコンプレックスに思っている」といったパーソナリティの設定に行きますし、実際に目付きが悪いことを指摘されて「そう…だね…」とショックを受ける、あるいは「あぁそうだけど悪い!?」みたいに逆切れ?したりってのがなんとなく想像できます。もっとざっくりすれば、目が悪い人で眼鏡をかけているなら、外見の印象で「知的キャラ」「頭脳キャラ」といった風にできるわけですからね。 5.2と3に戻る。 はい。これはもうシンプル、全体の把握で手を付けるべきものが決まり、多少のアイデアが出てきたらそれをまた、解体、グループ化して疑っていくというのを繰り返します。 6.まとめ とまぁこんな風に考えを巡らせていますが、正直これを脳内で完結するには疲労感がパなくなります。なので、パソコンや紙に一度書いてみる方がよかったりします。グループ化も紙に書いて丸で囲うとかすれば視覚的にわかりやすいですからね。2で話してた「世界観に関するものは触れない」というのは、ゲームとしてそもそも世界観が決まっていたり、世界観を固定してしまうとその世界観から外れたものを生かしにくいというのがあるので分けてるというものです。こんな感じでいろいろと考えています。良ければ参考にしてくださいな。 長文お読みいただきありがとうございます。アイデアを分解してグループ化しておくと、他のキャラやシナリオ作りの時にも生かしやすいですし、使ってないアイデア使おうとなるわけですからメモっておくと未来の自分が助かります。既存のキャラクターの設定を作る時も、キャラクターの要素を分解して、それぞれに否定と代替を加えていくとより深くキャラクターを作れるのではないかなと。虫嫌いなキャラクターがいるなら「なぜ嫌いなのか?」で過去が作れますし「虫が好きならどうなるか?」でその子の新しい一面が見れたり「虫でもどの虫が嫌いなのか?」で嫌いな虫を考えて「多足の虫が嫌いなら足が多いフナムシもダメでは?」といった風に広げたりできます。 ちょーっと手順は面倒くさいですがやってみると進展があるかも?なので是非やってみてくだせぇな!以上!よき創作ライフを!
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2025/05/23 14:20
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