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😶 RPの楽しいコンピューターゲームのお話の2、wizardry五つの試練。 Elona民がたくさん居るみたいで大変うれしい。 さて、ある程度古い時代のゲーマーさんやら、レトロゲームお好きな方なら知らないはずのないタイトル Wizardryですが、今も毎月(場合によっては毎週)新作が発表され続けている事をご存知でしょうか? 今回はそんなWizardry五つの試練のお話。 まずはWizardryって何?っていう方向けの簡単な解説ですが 1981年に発表された3DダンジョンRPGの金字塔的作品で、家庭用コンピューターゲームとしての RPGの一つの流れを作った偉大なる作品の一つでしょう。 1987年にはファミコン移植され、多くの日本人がリルガミン世界に灰と青春を捧げました。 D&Dの流れを汲んだ正統派ファンタジーRPGの世界で、巨大迷宮を冒険者として探索するゲームです。 プリセットキャラクターも居ますが、自分で自由にキャラクターメイクができ 様々な職業の特性を組み合わせてダンジョンに挑戦する事ができます。 転職システムがあり、前職の特性をある程度引き継ぎながら新しい特性を得る事も出来て パーティーが強くなっていくたび、それぞれのキャラクター性も新たに見つけられるでしょう。 ですが、この世界のダンジョンには大量の悪意と理不尽がはびこっています。 盗賊が罠解除を失敗すると発動する罠の中には、一瞬で全滅してしまうレベルの凶悪なものもあり 場合によってはダンジョンの石壁の中にテレポートしてしまう事で、 その生涯をダンジョンの一部として過ごす事になるパーティーもいるかもしれません。 またダンジョンには難解なリドルもあり、解法を理解しないままに仕掛けを作動させると そのまま全員が灰と化す凶悪な罠もしかけられているときがあります。 ダンジョン深部には害悪としか言いようのないモンスターが跋扈しており 不幸にも不意打ちを食らったわずか1ターンで壊滅の憂き目に合う事も少なくないでしょう。 魔法も奇跡もあるファンタジーの世界ですから、死んでも生き返る事はあります。 ですがこの世界での蘇生呪文は最高レベルの僧侶呪文しかありません。 中盤でも一つ「ディ」という蘇生する事ができる呪文があるのですが、これは正しくは「死体を火葬する」呪文らしく それが失敗した時に、副作用として生き帰ってしまうというもので、成功率(失敗率?)は非常に低いです。 街にあるカント寺院という寺院に依頼すれば、最高の蘇生呪文を試みてもらう事ができますが まずそれには大量のお布施が必要になるでしょう。 そしてもちろん、蘇生は万能ではありません。確率で失敗します。 生者>死体>灰>ロストという感じで、死者の復活に失敗したら灰に、灰からの復活に失敗したらロストとなります。 ウチは子供の頃好きな子の名前つけた僧侶があっという間にロストした時は3日間悶えました。 さてさてそんな感じで現実的なシビアさのあるファンタジー世界に一度はまると抜け出せず シリーズをどんどん遊びたくなるものでしょう。 Windows版、FC版、SFC版、PS版なんかがあってシリーズは外伝を除くと8作目まであるんですが ウチがお勧めしたいのはWindows版の「五つの試練」という作品です。 これにはその名の通り、5つのシナリオが試練として同梱されているのですが 実はこの作品には「シナリオエディター」があり、ユーザーが独自にシナリオを作成して 公式掲示板で公開・ダウンロードして遊ぶことが出来るのです。 今でも毎月数本単位で新作が公開されており、まさに一生遊べるウィザードリーって感じです! さああなたも是非、冒険者に。そして凶悪なるダンジョンマスターに。 満足したのでここまで!おしまい!
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